日本での根管治療(保険)の治療費について(アメリカ)

相談者: なかひさん (42歳:女性)
投稿日時:2010-11-04 20:06:38
参考:他のご相談
再根管治療を勧めらたが帰国までの1ヵ月半をもたせたい(アメリカ)

ハワイ在住です。

根管治療を医師に勧められています。
こちらでは保険で効かず、一本に1500ドルかかります。
これは根管治療のみでその後の治療も含めると2000ドルです。(20万ほど)Counsultationでも150ドルです。

現在二本治療の必要があります。共に再根管治療です。
治療費だけで考えると本当に苦しいところです。

来月4カ月ほど一時帰国するので、その間に日本で根管治療をすることも考慮したいと思っています。
こちらではEndodonticsの治療になりますから、治療費で比べられないことであるとは思いますが、参考までに教えてください。

日本で根管治療をすると保険は効くのでしょうか?
効くとするといかほどなのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-11-04 20:17:15
こんにちは、部位はどこでしょうか!?

>日本で根管治療をすると保険は効くのでしょうか?

保険に加入していれば効きますよ。


>効くとするといかほどなのでしょうか?

中段に書いてあります。

参考⇒根管治療

奥歯の根管治療で、大体3000〜4000円ぐらいではないでしょうか。

日本では抜髄(初めて神経を取る)処置より、感染根管(再治療)の方が治療費は安くなります。

やり直しの治療の方が数倍手間暇かかるのですが・・・
世界的に見ても珍しい治療費です^^;


おだいじに
 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-11-04 20:21:26
保険診療は可能です。
歯の種類により治療費が変わります。

上部構造(前装冠やメタルクラウン)を含めて、1万円前後/本です。
一般的な歯周病治療を行うと、1万円から2万円ぐらいが目安です。

日本でもいわゆる有名な先生に治療をお願いすれば、結構かかるはずです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なかひさん
返信日時:2010-11-04 20:43:05
井野先生

部位は左下19と20です。
19の方は抜歯も勧められていますが、20は根管治療を宣告されました。

日本の国民健康保険は今も入っています。
ハワイで以前に根管治療をした時は、一回ですべて終わりました。
そして値段は上記したとおりでした。

またお話しを聞くというのも、日本の歯医者さんのそれと違って5分もしないぐらいで150ドルという感じです。
専門知識をいただくということで理解していましたが、覚悟を決めないと通院出来ません(笑)

海外に10年暮らして、日本の歯科治療費を見ると口があいてしまいます。
本当に世界的に見て珍しい。。。。

数日前から痛みがあって薬を飲んでいます。
でも、1ヶ月半なんとか痛み止めで我慢しようかな。。。と思ってしまいます。



柴田先生

保険診療が可能であると分かりました。
有名な先生がたにお願いすると治療費がかかるというのは、保険外診療になるからかと理解しました。

2本の歯を根管治療しなくてはならないことは決まっているので、こちらでするか、1カ月半待つか悩みます。

もちろん、正直費用がここまでいかなければ痛みもあるのですから、すぐ治療を受けたいと思います。
でも医療の進んだアメリカでも、保険の制度がここまでちがうと二の足を踏んでしまう在米日本人は、きっと私だけではないと思います。。。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-11-05 00:40:45
多分この相談室のどこかに書いてありますが、アメリカから歯痛のため名古屋に里帰りをした私の患者さんがいます。
理由は治療費です。
飛行機代を払っても日本の方が安いからです。

>海外に10年暮らして日本の歯科治療費を見ると、口があいてしまいます。本当に世界的に見て珍しい。。。。

フィリピンに行って根の治療を受けて下さい。
日本より高額ですから。
一体私を含めて日本の歯科医は、何を黙っているんでしょうね?


19は左下6番で20は左下5番でしょうか?
抜歯するなら先に抜歯された方がいい場合もありますね。
ブリッジにするなら、抜歯した場所の歯肉の形ができるだけ安定してからのほうが好きです。

私が聞く所そちらでは、結構抜歯が選択されるそうですね。
日本だと保存でもアメリカだと抜歯かもしれないと。


痛み止めが効いている間はいいのですが、そこがちょっと心配です。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-11-05 05:46:46
オヤマ歯科東京)の小山と申します。

根管治療アメリカでは保険が利かず高額で、日本では保険が利いて安いということは、井野先生、柴田先生がご指摘の通りです。

日本で、根管治療が保険診療で受けられ、ご自身の負担が少ないことはたいへんよいことです。

しかし、アメリカと日本で根管治療の医療費があまりにも違っていることがご理解いただけたと思います。

そのために、日本では、本来根管治療の際に最低限必要とされるラバーダム装着がほとんどされていないのが現状です。
また、治療された歯が再び治療しなければならないケースが日本では諸外国に比べて、きわめて多いことも事実です。

現在の保険診療では、根管治療を一定のレベル以上で患者様に提供することがきわめて困難になっていることを、実感しているのは私一人ではないと思います。

アメリカで受診されるか日本で受診されるかを決める上で、御参考までになれば幸いです。

お大事になさいませ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なかひさん
返信日時:2010-11-05 08:57:34
小山先生

大変参考になるご意見をありがとうございます。

今日、スペシャリストのCounsultationを受けてきました。
色々と聞きたいことをメモなどして備えていました。
今の状況などを聞いてきました。

一般歯科医では左下6番は抜歯と言われたのですが、今日の先生は日系の先生で抜歯しないでRe treatmentできれいにしてみましょうと言ってくださいました。

1年後にきちんとレントゲン取って、それでないと成功かどうかは言えませんが、抜歯&インプラントはオプションとして悪くは無いけれど、きれいに出来るのではないかと思うということでした。

左6番がきれいにいったら、5番の必要は今は無いと言われ、お二人の先生のおっしゃることが違うので少し困りました。

今日すぐにでも取り掛かれるけれどと言われましたが、一度家に帰り、考えてなるべく早目に電話しますと伝えました。

最初の質問は、?レントゲンで見ると5番の横も(6番の方から確かに黒いものが素人目で見えるのに、本当に6番だけで様子を見て大丈夫なのでしょうか?)

今日のスペシャリストの日系の先生がくださったアイディアは、根管治療は日本の保険治療だと十分な機械が揃えられない状況なので、やはりハワイですることが望ましい、そしてそのあときちんとテンポラリーのフィリングをしておくので、かぶせものは日本保険のものでもきちんとしていると思うということでした。

なんとなく、こちらで耳にする事と自然と重なった内容となった感じでした。

保険で根管治療をラバーダム、マクロスコープをしてくださるところなんて探せないんじゃないかなと思っています。(500円で松坂牛を食べるようなものとどこかで見ました)


質問?は、このスペシャリストの先生の下さったアイディア根管治療は、ハワイで受けて、1ヶ月半後に日本に戻った時にかぶせものをするというアイディアは可能でしょうか?

ご意見くださると感謝です。

海外にいて、日本の歯科医の先生がたのご意見をいただけて本当に感謝です。(アメリカだったらこれだって十分料金を取られます〜笑)

日本の保険は「良いことばかり!」と無知にも思っていましたが、自分が直面した根管治療一つとっても色々な局面があり、御苦労なさっている先生方がおられることもはじめて知りました。
回答 回答5
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-11-05 09:49:17
>日本の保険治療だと充分な機械が揃えられない状況なので

大阪の田舎の某先生のように、こだわりを持って頑張っている人もいますが、それを国内すべての保険医に求めるのは酷な気がします。


小山先生の回答4に同意する歯科医は、少なくはないように思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2010-11-05 09:58:11
国民健康保険の加入しておられるならば、海外で治療を受けられてもその一部が保険で支払われる場合がありますので、下記のサイトを参考にしてみたらどうでしょうか

http://www.add7.net/newyork/hoken.htm
 
確かに日本の保険制度に置ける歯科の治療費は安すぎますが、でもそんな中でもしっかりと治療をされている先生もたくさん居られると思います。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2010-11-05 09:59:10
>?レントゲンで見ると、5番の横も(6番の方から確かに黒いものが素人目で見えるのに、本当に6番だけで様子を見て大丈夫なのでしょうか?)

ごめんなさい。
レントゲンを見ていないので何とも言えません。
それと、ネットでは「大丈夫かどうか?」の診断は行えませんので、担当の先生に直接お尋ねください。


根管治療ハワイで受けて、1ヶ月半後に日本に戻った時にかぶせものをする

可能だと思いますよ。

ただ、担当の先生が「1年後にきちんとレントゲン取ってそれでないと成功かどうかは言えませんが」とおっしゃられているように、日本でクラウンを入れても、1年後には壊さなければいけないと言う可能性も否定できません。

「きちんとテンポラリーのフィリングをしておく」と言う事で、しばらく様子を見られてもよろしいかもしれませんよ。

回答 回答8
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2010-11-05 11:17:46
根管治療後に予後不安な場合は、高額な修復治療に入る前に、テンポラリー(仮歯)で様子をみるのが正論なのですが、米国でテンポラリーを作って貰うと日本の保険修復治療(銀歯)よりも高額になってしまうといったおかしな現象が起こりえます。

もし、かぶせ物の適合が悪いと、そこから細菌が入りこみ、根管治療の予後をも悪くする可能性がありますので、お気をつけください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なかひさん
返信日時:2010-11-05 16:57:59
井野先生、柴田先生、小山先生、尾崎先生、タイヨウ先生、藤森先生 アドバイス、ご意見また参考になる情報をありがとうございました!

とても助けられました。
明日電話してこちらで再根管治療を受けるアポを取ろうと思います。

自分だけでは、不安や疑問やどうしようと思うことばかりでしたが、ここにきてじっくり考え、納得して治療を受けることが出来る気持ちになったので、本当に良かったと思っています。

またよろしくお願いします!



タイトル 日本での根管治療(保険)の治療費について(アメリカ)
質問者 なかひさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療費・費用
アメリカ(米国)
治療費・費用
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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