質問質問

[写真あり] 隣接面の虫歯治療。レジンとインレーどちらの方法がよいのか

  • 質問者:ポテトさん
  • 投稿日時:2011-02-16 18:55:07
⇒参考:過去のご相談
「虫歯治療中、削って薬を詰めた状態のまま放置しているので心配」



歯と歯の間に虫歯があり(奥歯 上です)、正確にいうと、その歯は、歯の真ん中あたりにも虫歯があり、一つの歯が 2箇所虫歯になっている状態でした。

進行ぐあいは 中程度(神経まではいっていないが、軽い虫歯ではないような状態) 
 
 
その歯の治療にあたって、いままで 通っていた歯医者を家の都合で 変えることになりました。

いままでの 歯医者の先生には この治療は レジンは無理。  
インレーでの治療です。
といわれていました。


しかし、先日、新しい 歯科のほうに行ったらインレーかレジン、どちらでもよいです。
といわれ、レジンでやってもらうことにしました。


削って、つめてで、トータルわずか15分ー20分くらい
一瞬で 治療完了しました。



以前の歯医者では 、下の歯(歯と歯の間の虫歯(奥歯、下))を金属のインレーで治療しましたし、奥歯で、歯と歯の虫歯ではレジンは 絶対できない!と言われていました。

  
先生方は、どちらの先生の意見が正しいと思いますか?
 
レジンは1回で終わりますし、安いし患者としてはラクです。

でも、以前の歯医者さんは、歯間のレジン治療は良くない。 
と言っていたのが気にかかります。

やはり 歯と歯の間の虫歯なのに レジンでやってしまったことは デメリットがあるのでしょうか?
 

インレーだと たくさん歯を削るし、金属はイヤだなぁ という気持ちが先行して、レジンを選びました。
しかし 金属での治療のほうが よかったのでしょうか?

先生方の意見を知りたいです。


質問者 ポテトさん
地域 非公開
年齢 29歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ
回答者

回答回答1

>先生方は、どちらの先生の意見が正しいと思いますか?

どちらも正解だと思います。

簡単に言えば

以前の先生は「レジンよりインレーが得意」。
今回の先生は「インレーよりレジンが得意」。

という事ではないでしょうか。

回答回答2

状況にもよるので、何とも言いようがありませんが、レジンでも問題ないと思います。

ただ、レジンは技術的に難しく、上手な人がやるならレジンも、金属も同程度。

レジン充填が下手な人がやれば、金属のものの方が、良い。

と、個人的には思っています。

ただ、レジン充填がうまいかどうか??
は、一般の方には、わからないと思います

回答回答3

何でどう治療するかは、術者の技量も含めての総合判断です。

同じ患者さんの、虫歯の状態だけ見れば同じような深さ、場所であっても、その時点での総合判断で使用材料も変わります。

また同じ虫歯を100人の歯科医が治療したら100通りの治療になります。


>先生方は、どちらの先生の意見が正しいと思いますか?

5年後・10年後・20年後・死亡時にその歯がどのようになっているかで答えが出ます・・・出ないかも。



ご参考まで・・・

回答回答4

以前の状況と、今回の状況が違うということもあるでしょうし、
得意不得意も確かにありますから、ね。


健康な歯質が多く残せていたのであれば、レジンで良かったんじゃないでしょうか。
(↑レジン好きの個人的な意見です)

レジンで治療しちゃったんですから、良かったと思っていた方が幸せですよ (^^)

回答回答5

諸先生方のご回答に強く共感し感心しております。

治療の順番として、レジン充填を先に行ったことで、もし破折など生じた場合でも、程度にもよるでしょうがインレーに出来る可能性も多く残っているかもしれませんしね。

インレーが得意な先生でも歯質を出来るだけ残したいとの思いでレジン充填を選択する先生もいるかもしれませんね。



せっかく歯質を残すというメリット 
色合いも歯に近いというメリット

で治療されたのですから、破折などのデメリットが生じないように定期的なチェックをされていただけるとよいでしょうね。

お大事になさってください。

回答回答6

こんにちは。

中山先生がおっしゃる様に、

レジンは技術的に難しく、上手な人がやるならレジンも、金属も同程度。

レジン充填が下手な人がやれば、金属のものの方が、良い。

と、私も思います。



それで別の側面からも考えてみます。

今回の場合、どちらも保険診療の話ですよね?

であれば、インレーの場合だと2回の受診で診療報酬(医院に入ってくるお金の総額)は約8千円で、型取りに関わる材料費や技工士さんに支払う技術料や金属代を差し引くと実質5千円ぐらい?だと思います。
人件費の高い歯科医師の拘束時間はレジン充填の場合よりも通常短いですね。

これがレジン充填となれば1回の受診で診療報酬が約4千円ぐらいで、材料代を差し引けば実質3千円ぐらい?だと思います。

となれば、医院の状況によって様々ですが、一回あたりのチェアータイム(診療時間)が10〜15分以内であれば、どちらでも採算的にはほぼ問題ないのかなと判断できます。
(これで合っているか分かりませんが・・)



>レジンは1回で終わりますし、安いし患者としてはラクです。

これはごもっともですが、



>削って、つめてで、トータルわずか15分ー20分くらい
>一瞬で治療完了しました。

これが治療の質として考えた時に良いことなのかどうか、個人的にはかなり迷えますね・・^^;

もしも採算性まで考えた上で自分が患者の立場だったとしたら、自分だけが特別に赤字でまで良い治療をして貰えるとも思えませんし、中山先生の理論から考えてもインレーの方がまだ安心かなぁという気がしないでもないです。



参考までに当院でのレジン充填(自費診療で、インレーをレジンに交換)の症例を貼っておきますが、これで120分ぐらい歯科医師(私)がつきっきりでかかっています。

下手だから余計に遅いのかも知れませんが、きちんとした治療をしようと思うと、これぐらいの時間をかけないと自分の場合は安心出来ないですね。

(最近このケースをブログにも使ったのですが、予定外に大きいむし歯が見つかる場合もあります ⇒参考:http://ameblo.jp/noahdental/entry-10773661770.html

もちろん前歯なんかでそれなりに妥協して行えば15分ぐらいでもレジン充填自体は出来ますから、簡単な部位なら比較的大丈夫だとも思いますけど、

奥歯隣接面はとにかく難しい
  →時間がかかる
    →採算が取れないからあわてる・・・

という側面も、否定は出来ない様に思います。

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返信相談者からの返信1

  • 返信日時:2011-02-17 12:19:10
タイヨウ先生

得意、不得意があるのですね!
以前の先生はレジンを好意的にしていなかった感じはありました。


中山大蔵先生

>ただ、レジンは技術的に難しく、上手な人がやるならレジンも、金属も同程度。
>ただ、レジン充填がうまいかどうか??は、一般の方には、わからないと思います

そうなんですね! 
今回の先生が レジンが上手だったのかは私もわかりません。 

レジンがかけたり、取れたり、したら、下手だったという事なのでしょうか??


杉原成良先生

先生方には それぞれの治療方針があるので、どれが正しい、という事は無いのですね。 
ありがとうございました!


吉岡秀樹先生

歯を多くの残すことは、私も大事だと思うので、今回の選択肢は正しかったと思います。
 私もレジンのほうが好きです


水澤仁 先生

もし、レジンが破損などなったら、インレーに出来ると聞いて安心いたしました。
定期健診は 行いたいです。
定期検査、というと 2ヶ月おきくらいでよいでしょうか?



渡辺徹也先生

>当院でのレジン充填(自費診療で、インレーをレジンに交換)の症例を貼っておきますが、これで120分ぐらい歯科医師(私)がつきっきりでかかっています

という先生の 話を聞いて ぞっとしました。。。

治療は 削ってから詰めるまでのトータル時間で20分くらいだったので、かなり早いですよね
しかも奥歯の接し面となると高度な技術が必要なのですね。

やはり、保険内でのレジンでは時間も精密さも限界があって破損、脱落のリスクは高い、という事でしょうか?

もし、そうなってしまった場合、破損の隙間からバイキンが入って 新たな虫歯が出来たりするのでしょうか?

回答回答7

レジンがかけたり、取れたりしたら、下手だったという事なのでしょうか??


難しい判断ですね。

レジンはもともとは脆い材質ですから、欠けたり割れたりする事はあります。

診療室でどんなにキッチリ咬み合わせの調整を行ってもポテトさんのお食事をする時の癖やブラキシズムなどを100%再現する事は不可能です。

ですので、仮にしっかりと「接着操作がされている」「咬み合わせの調整もされている」にもかかわらず割れてしまったり取れてしまったりする場合にはポテトさん自身の「咬み癖」を疑う必要があるかもしれません。

また、そこまで配慮してレジン充填をしたにもかかわらず取れてしまうような場合には、残念ながらそこはレジン修復が適応では無かった可能性があります。

ですので、一般の患者さんが「あの先生はレジンが下手だ!」と判断する事は不可能だと思います。

唯一、患者さん自身が術者の上手い下手を判断出来る材料としては「フロスが引っかかる」「自然に咬め合わせる事が出来ない」などの自覚症状が出た時だけではないでしょうか。

回答回答8

>破損、脱落のリスクは高い、という事でしょうか?

ノア先生じゃないですが・・・


できるだけ削らずに、という治療の仕方になりがちなのでムシ歯軟化象牙質)が、”見えにくい、器具の取り回しが難しくなる”ために取り残されてしまう可能性があるという点がひとつ。
インレーであっても取り残されているケースはありますが・・・)

歯質が多く残っていれば”引っ掛かり”があるので、ポコッと脱落する可能性は低いのですが、うまく接着操作ができているか・・・

バリがないように、スキマがないように詰められているか・・・

特に隣接面を含む場合は、隣の歯との接触強さ(コンタクトの強さと言います)や、形態を作り上げていくのに工夫が必要です。

”キレイに治そう”と思ったら、色以上に形態に気を配る必要がありますし・・・
(この点は保険診療ではあまり考慮されない点なのですが・・・)


この辺りに「技術の差」が出やすいと思います。


ただ、今回はノア先生が提示されたように「銀歯レジンに」という程、厄介なものではないようには思えます。
(実際はどうなのか分からないので、なんとも言えませんが・・・)

「今回銀歯にしていて、後からレジンにする」よりは良かったんじゃないかな、と思います。


>保険内でのレジンでは時間も精密さも限界があって

使う材料による差は、ほとんどないと思って良いと思います。

どれだけ時間をかけられるか、、、というのはあるとは思いますが、
それは処置の仕方によって、長くも短くもなります。

あと、健全歯質の残存量、ムシ歯の深さ・・・などなど。


厄介な「銀歯をレジンに」とは条件が違いますから (^^)

回答回答9

>ただ、今回はノア先生が提示されたように「銀歯レジンに」という程、厄介なものではないようには思えます。
>(実際はどうなのか分からないので、なんとも言えませんが・・・)

まさに、このとおりです。


その歯を見た歯科医師にしか治療方法は立案できないですし、その歯をみた歯科医師がどの治療法を得意とするのか? 
それによって方法も時間も大きく変わってしまいます


P.S 渡辺先生のレジンは非常に上手な症例です。
   これをベンチマークはしないでくださいね。

回答回答10

タカタ先生がおっしゃるように、回答6の渡辺先生の症例

非常に上手な症例です。

これ基準にしないでくださいね^^;




ホント、巧い!!^^


 

回答回答11

  • 回答者
  • 回答者:細見歯科医院の細見です。
  • 回答日時:2011-02-25 09:06:31
解決後ですが誤解があってはいけないので。


>先生の 話を聞いて ぞっとしました。。。

確かに時間をじっくりかければ完成度は上がります。
ただし人それぞれです。

20分で完成度の高い物をつくれるDrもいると思います。
(術者の考えも当然あります)
だから20分ではだめだと言う事ではありません。


渡辺先生の症例には遠く及びませんが、25分位だったと思いますが処置した物を張っておきます。
私見ですが機能的には問題ないと思っています。

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