親知らず抜歯後の隙間に菌が入り7番周囲の骨に炎症!抜歯?

相談者: NKWさん (44歳:女性)
投稿日時:2011-02-19 23:46:56
初めてご相談させていただきます。
宜しくお願いします。


数ヶ月前から右下7番周囲に少し痛みが。
そしたら昨日歯医者さんタイトル通りの診断がありました。

昨日は膿を出して薬を注入してもらい、抗生物質も5日分処方されました。


右下親知らずを抜いたのは10年以上前です。
2002年に撮った写真をみると確かに7番後ろに黒く隙間があります。
(でも数ヶ月前まではなんともなかったです。)

昨日の写真ではその黒い部分が広がっており、7番の後ろ側から下までぐるりと黒くなっているのが見えます。


Docからは

「7番周囲の骨を治療するには残念ながら抜歯しかない。」

といわれました。
炎症が治まり7番を残してもまた繰り返す可能性大だとも。



どうにか抜歯を回避できないものでしょうか?

もし抜歯しか選択肢がないのなら、その後はインプラントを入れるべきでしょうか?


Docは

「7番は機能上は無くてもよいのだけど、欠損のままだと上の7番が下がってくるのでよくないです。
抜歯後の状況がよければインプラントがお勧め。」

といっています。

ほかにAlternativeはないのでしょうか?


ご意見をおまちいたしております。どうか宜しくお願いいたします。
NKW


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-02-20 00:01:28
親知らずを抜いたのは10年以上前と言う事なので、今回の事とは別個に考えなければならないと思います。


>どうにか抜歯を回避できないものでしょうか?

今の主治医の判断が抜歯ということなので、どうしても保存をと思われるのならセカンドオピニオンを受けるのがいいと思います。



>もし抜歯しか選択肢がないのなら、その後はインプラントを入れるべきでしょうか?

保存できないかどうかを判断してからでも遅くは無いと思いますが、インプラントをするかどうかは別にして上の7番が下がってこないような処置は必要かもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-02-20 00:48:47
>昨日の写真ではその黒い部分が広がっており、7番の後ろ側から下までぐるりと黒くなっているのが見えます。

この表現からはその歯を残すのは難しいと思われます。
細見先生と同じくセカンドオピニオンを受ける考え方もあります。


インプラントに関しては術前のレントゲンでおおよその診断はつけられそうです。
インプラントができそうで、多少なりとも希望があるならできるだけ骨を保存する処置ができないか聞いてみてはいかがでしょうか。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-02-20 03:11:05
NKWさまこんばんわ。

10年位前に親知らずを抜歯して、7番の遠心にから下まで骨の吸収が起きているようですね。


実際に診察したわけではないので推測にはなりますが、親知らずの抜歯は関係なさそうに思います。

おそらく重症の歯周病のような気が致します、もし歯周病なら歯磨きで治せるかもしれません、指導者がいればそれなりの技術を身につけることは出来るのですが、もしそのあてが無いのならご自身でやってみるしかありません、がんばってみる価値はあるように思います。


歯周病を歯磨きで治す 
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=108

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: NKWさん
返信日時:2011-02-20 18:10:21
細見先生、柴田先生そして山田先生、貴重なご回答ご意見をありがとうございました。

抜歯の覚悟はできていますが、やはりセカンドオピニオンを聞いてみてから決めようと思います。

また同時に山田先生の言われる歯磨きも実践してみます。



インプラントに関して:

Docいわく

「7番抜歯して病変部を削った後、骨を増築する(?)マテリアルを入れて、約10ヶ月は回復待ち要。」

だそうです。
仮にインプラントを入れたとして、今回のような歯周病(骨の炎症?)が再発するとどうなるのでしょうか?


本題から少しずれますが・・:
ちなみに、一年前の転職が原因のストレスから(だと信じてます)歯軋りがひどくなりました。

それが原因で痛みが出始めたような気がするのですが、歯軋りで骨の炎症が起こるのでしょうか??

そうだとしたらそれを防ぐ方法はあるのでしょうか?



今後のご参考に是非ご意見をお聞かせ下さいませ。
宜しくお願いいたします。
NKW
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-02-20 18:17:02
こんばんわ。

個人的には歯軋りで骨の炎症は起こらないように思います、それより負担過重の方が炎症の原因になると思います。

この場合は状況にもよりますが基本的には咬合調整をすることになると思います。


いわゆる力が原因の歯周病と考えてください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-02-21 09:59:18
>そうだとしたらそれを防ぐ方法はあるのでしょうか?

ブラキシズムですね。
参考にされてください。

歯軋りの原因、治療・対策など



ただ、山田先生も書かれている通り、歯軋りが原因で骨の炎症が起こる事は無いと思います。



「いわゆる力が原因の歯周病と考えてください。 」

この表現はちょっと誤解を生むような…。^_^;

ブラキシズムは歯周病の原因にはなりませんよ。
しかし、ブラキシズムは様々な病気の悪化を加速させてしまう因子ではあります。

もともと軽度の歯周病がある所にブラキシズムによる力が加わり、中等度から重度に加速させてしまう…とお考えください。


なので、歯科医院では「ナイトガードを作る」「咬合調整をする」と言う事になるのですが、ブラキシズムの根本的な解決は参考ページにも書かせていただきましたが「意識改革」と「自己暗示」です。

1週間「何もしていない時に奥歯が触れていないか(これをTeeth Contacting Habitと言います)」を確認し、奥歯が触れていたら離すように意識してみてください。




タイトル 親知らず抜歯後の隙間に菌が入り7番周囲の骨に炎症!抜歯?
質問者 NKWさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:7番(第二大臼歯)
歯周病(歯槽膿漏)治療
その他(歯科治療関連)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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