舌側矯正中、舌の痛みの対処法

相談者: ぴあさん (23歳:女性)
投稿日時:2011-03-09 00:44:15
はじめまして。
私は歯科衛生士をしておりますが、上顎前突に加えて開咬というコンプレックスをずっともっていました。

念願叶って昨年12月から舌側矯正を始めました。
矯正関係の本を読み、ブラッシング・発音や装置の違和感も分かってはいたので問題なく今日まできました。


問題は舌の痛みの対処法です。

私は舌が大きいのか歯が動くたびに口内炎が舌にできやすいです。
特に上顎6番のバンド部に舌が当たって傷ができ、ひどいときは食事をするのも苦痛になるほど舌に痛みを感じるときがあります。


現在は舌根部に傷ができており、対処法といえば専用のワックスを装置につけることくらいなのですが、最近ではユーティリティワックスを使っています。

専用のワックスよりも装置に入り込みやすいのでなかなか取れにくく気に入っていましたが、食事をすると毎回のごとく気づいたらなくなっています。
おそらく飲み込んでいるのだと・・・


ユーティリティワックスは熱でも溶けやすいし、口腔内で使うのは好ましくないのでしょうか?
体に害がないのか気になったので投稿致しました。


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-03-09 08:47:40
ユーティリティワックスを飲み込んでも少量ならまったく問題ないと思いますが、頻回になると少なくともいい影響はないでしょうね。

もし可能なら、その部分に暫間的に即時重合レジンなどでカバーしてもいいかもしれません。
ただ治療上不可能なこともあります。


そのほか矯正用ワックスの改良品(?)として「ギシグー」という商品もあります。
これは簡単に言えばシリコン印象材のヘビーボディのようなものです。
(短期的使用歯科矯正用粘膜保護材)


ひょっとすると痛みの原因になっている部分を丸めて研磨すると、よくなるかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-09 09:46:16
こんにちは。

デュラシールなど歯科レジン系仮封材が取り外しなどの操作性も良く、日常では取れにくくていいと思いますよ。

ウチではそうして概ね良好に対応できてます。


だいたい、どこの医院でもありますし(^^)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-03-09 12:17:30
こんにちは 岡下矯正歯科の岡下です。

上記の2名の先生がおっしゃっていらっしゃるのとほぼ同じです。


うちでは、まずはユーティリティーワックスをお渡ししていますが、チェアサイドで不快感を訴える患者さんには、その場で可能な範囲をデュラシールでカバーします。


ユーティリティーは基本的に体に害はないでしょうが、3食毎回となると気にはなりますよね。

特定の部位が舌に引っかかるということでしょうから、ピンポイントでのカバーをおすすめします。


リンガルの大臼歯用のブラケットタイプは何なんでしょう?
特にフックの部位やウイングのエッジが気になる部位でしょうから担当医にここっ!と指定して、仮封材系の材料でカバーしてもらえばずっと楽になりますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぴあさん
返信日時:2011-03-10 02:19:09
先生方、回答ありがとうございます。

舌に当たって痛いのは、バンドに溶接されたチューブのところです。
勉強不足で名称があっているか分かりませんが、ウェルダブルタイプチューブでないかと・・・。
(先生に確認してみます。)

そもそもこのチューブは今のところ機能をはたしてませんので、タービンで削ってもらえないものかな・・・と思ったりしていますが。


ギシグーは調べてみます。
ヘビーボディということは、けっこう固くなるのでしょうか?

デュラシールという手があったのですね!
早速やってもらおうかなと思ってます。
少し元気なくしてましたが、対処法が分かってうれしいです。


先生方、ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2011-03-10 07:57:07
ギシグーは松風矯正課で取り扱っている商品です。

ダブルシリンジで、患者さんが取り外しする製品です。
それほど固くはありません。




タイトル 舌側矯正中、舌の痛みの対処法
質問者 ぴあさん
地域 非公開
年齢 23歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
舌側矯正(裏側の矯正)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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