e-maxについてと、被せ物が外れたらもう治療できない歯について

相談者: みれいさん (44歳:女性)
投稿日時:2011-03-04 22:08:20
参考:過去のご相談
犬歯をブリッジの支台歯にしたことを後悔。長く歯を持たせたい
他2件


2回目の投稿です。
宜しくお願いします。


最近、セラミックを、院内にあるミリングマシンで削りクラウンを作るというものを宣伝している医院があります。
e.maxというのでしょうか?

審美性・耐久性に優れていると言いますが、実際どうなんでしょう?
歯科技工士さんの手によって作るものに比べて優れているのでしょうか?



それから、現在の被せ物が外れたら、もう治療は出来ないのでその時はもう抜歯といわれている歯があります。
自分の歯がもう殆どないそうです。

これは外れてしまうまで使っていても問題ないものなのでしょうか?

問題あるとしたら、レントゲンで分りますか?
自費メインの先生は今抜歯してブリッジ(勿論自費で)なりインプラントなりしたらどうかと言います。
保険メインの先生は使えるところまで使いましょうと言います。

どちらも正しいと言われればそれまでですが、素人としてはとても迷うところです。


お力を貸してください。
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-03-04 23:22:15
審美性・耐久性に優れていると言いますが、実際どうなんでしょう?

審美面で見れば、所詮セラミックブロックを削り出すため厳密な色合わせあは難しいと考えています。

耐久に関しては、硬さはありますが、セラミックは歯との接着で強度が増すものも多く、必ずしも修復物の硬さだけが耐久性を決めるわけではないと考えてますので一概には言えないのではないでしょうか。



>これは外れてしまうまで使っていても問題ないものなのでしょうか?
>問題あるとしたら、レントゲンで分りますか?

実際拝見してませんので何が原因かはわかりませんが、残存する歯が少ないのであればルートトランクが長ければエクストルージョン歯冠長延長などで対応は可能な場合もありますが、そのほかの抜歯となる原因があれば抜歯理由の説明の上抜歯も仕方ないと思います。



自費メインの先生は今抜歯してブリッジ(勿論自費で)なりインプラントなりしたらどうかと言います。
保険メインの先生は使えるところまで使いましょうと言います。

抜歯の歯が、骨吸収を伴う場合、延命処置することで骨吸収があまりにも進行してしまい、その後の処置が大変な処置になることにもなります。

特にインプラントに関しましては骨吸収は難しいケースを作り出すことになります。

抜歯時期というのは、後の処置をよく考えて行うのが適切かとおもいます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-03-05 13:58:28
こんにちは。

私も服部先生のお書きになっている、

抜歯時期というのは、後の処置をよく考えて行うのが適切かとおもいます。

これに同じです。


今その歯が本当に抜歯が必要かどうかの判断はこの場では出来ませんが、「抜歯」という選択肢が出現した時点で我々歯科医師が考えるのは、「いかに歯を温存するか」という事ではなく、「いかにその周囲の骨を保存できるのか」という点です。

その歯を温存する事で周囲骨をも守れる場合もありますが、その逆に無理な歯の温存処置をする事で周囲の骨の欠損が進んでしまう事も多く、こういった場合にはやはり、見た目上は問題なさそうで痛みが全く無くとも抜歯をおすすめせねばならない場合も多々あります。


なので、今この時期に抜歯しましょうといっているわけではありませんが、、、

今一度その歯を温存した場合には、今後次のステップとして行われるであろう治療の妨げになったりはしないのか等をお聞きになってみて、将来的な展望を立てる必要があるように感じます。




E−maxは削り出しで作るものとそうでないものがあります。
その他にも沢山の種類のシステムがあります。

ただし、どれが一番頑丈かというような選択肢は無く適材適所であり、どのタイプがそのケースに向いているのかという選択なので、一概にこれだとダメという風には決め付けない方がよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みれいさん
返信日時:2011-03-05 23:08:17
服部先生、田中先生、ご返答有難うございます。


e.max・・・ちょっと考えます。
というより、残しても問題ない歯なのか、先生方のいうとおり、即抜歯の必要がある歯なのか主治医と相談します。
なのでこれは解決・・・かな。



それから、以前にも質問し、いまだにまだ迷っているのですが・・・
1月に保険で右下3番6番を支台にした3456のブリッジを作ってもらい、仮着け状態のままなのですが、これをこのまま本着けにするか、自費でやり直すか、という迷いです。

初めに迷い始めた理由は、かみ合わせが悪い(欠損している歯2本が支台の歯よりも低くてがっちり噛めた気がしなかった)と思っていたのですが、色々調べてみると、欠損している歯には負担がかかりすぎないように低くしているのではないかという意見もちらほら・・・

そこで質問しても宜しいでしょうか?何度もすみません。


質問1
通常3456のブリッジは欠損しているダミーの部分を支台に比べてやや低めに作られているものですか?


質問2
このブリッジを他の医院で自費でやり直す場合、仮着けを外した後、3番と6番の歯は再度削りますか?
削らないでいきなり型取りする方法はありませんか?

できればもう削りたくないのです。
削る位ならこのまま保険で作ったブリッジを大事に使おうかとも考えています。

この場合保険で作ったものということで、いつ駄目になるか数年間ビクビクするのかな。
それもちょっとストレス。。。

自費の場合は耐久性いいんですよね。
二次的な虫歯もなりにくいと聞きました。
本当ですかね?

私は耐久性・二次的虫歯、それが優先順位で、審美性は二の次です。
一応女ですけど。。。



質問3
実は右上6番も保険の銀歯で仮着けです。
これも少々噛みあわせがよくない気がします。
歯の全体ががっちり噛める感じでなくて、後ろ半分だけ低いのか、細かいものが噛めません。

もし、これも他院で作り直すとやはり削りますか?
それとも全く同じ保険の銀歯にすれば削らずにいきなり型取りをして頂けますか?

保険の銀歯なら削らないというのなら、また同じ銀歯で今度はきちっと噛みあうものを作ってもらいたいですl


本来仮着けしてしてくれた医院に噛みあわせが悪いと相談するべきなのでしょうが、実はブリッジも右上の6番も1回型取りで出来上がったものが全く噛みあわなく、あきらかに医院側のミスという事でやり直しになったんです。
2回もそういうことが続くとこの先が不安になります。

技工士さんの腕が悪いのか先生の腕が悪いのか、私には分りませんが、なんせ保険ですからね。
あまりあれこれ質問してお時間を取らせるわけにはいきません。
こちらもある程度妥協が必要と言いますか。。。


なので、こういう場で先生方の助言を頂ける事に感謝しております。
しかもボランティアですよね勿論・・・
大変だと思います。
なんせ短時間にこの投稿数ですから・・・

そんな先生方に申し訳ない気持ちもありますので、私も早く解決したいと思っているのです。

ズバリ!!
このまま保険で作ったものを本着けにして使えるまで使うか、再度削ってまで自費で新しい良いものに変えるか、先生方のご意見を今一度聞かせて頂けたら助かります。

ちなみにケアは万全・・・だと思っております(今は)。

そろそろこの悩み解決したいんで。。。
どうか宜しくお願い致します。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: みれいさん
返信日時:2011-03-05 23:22:04
すみません追記です

この仮着けの歯ですが、仮着けのままでも取れなければいいのでしょうか?

それとも本着けにしなければいけない理由がありますか?
例えば接着があまいのでプラークが侵入しやすいとか。。。

一度本着けしてしまうと、外すときにかなりのダメージがありますよね。。。

仮着けのままで問題なければもう少し検討する時間も設けられるかな・・・とおもいまして。


何度も投稿申し訳ございません。
宜しくお願いします。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-03-06 01:50:01
ダミーだけ低くする事はあまりありません。
きちんと通法通り咬合を与えるべきだと私の場合は考えています。


ブリッジを外し、別の種類の補綴物にする場合は、その被せる物の種類や材質によって削る形が違うため、再度修正程度ですが削る可能性は大きいと思います。

逆に削らずに無理をしようとすれば、セラミックハイブリッド等の厚みが確保できず、きちんとした形に作れなかったり色合いが合わなかったり咬合がうまく与えられなかったりと不具合の方が多くなってしまう可能性があります。


右上6番の銀歯であろうと、左のブリッジであろうと今の形で問題無ければそのまま型取りでもよいでしょう。

しかし経験的に何かしらの問題を抱えてやり直しをする場合において、形態修正をせずに大丈夫であると思われたケースはごくわずかです。


歯を新たに削りたくないという意味は理解しておりますが、無茶をすればそのために予後を犠牲にしてしまう場合のほうが多いかも知れません。




仮着けが何でされているのかは判りませんし、どの程度の適合なのかも判りませんので断定は出来ません。

もし精度もよく咬合も妥当であれば、仮着のまま長期間過ごしていただく場合も多くあります。


なので今現在が仮着で問題が出ていなければ、お考えをまとめる時間くらいはあるようにも思います。


ただこういった場合には、治療がいったん一区切りした後も、ご自身のケアだけでは気がつかない不具合などが生じた場合に早期に解決できるよう、期間を空けた定期健診というよりも、1〜2ヶ月毎程度の比較的短いスパンで管理を歯科医院側でさせていただいております。


しかしこれも歯科医師一人一人で考え方も違うと思われるので、これが全てではないでしょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-03-07 17:44:17
全く今の質問とは違うと思いますが、一番最初の話に関してです。

俗に、e-maxといえば、キャスタブルセラミックスというたぐいのもので、

>院内にあるミリングマシンで削りクラウンを作る

というものではありません。


多分、名称で言えば、「セレック」というものになろうかと想像します。

そのセレックという機械はセラミックのブロックを院内の機械で削り出すという点で、かなりおもしろいもので、適合精度もセレックACという新しい機種になって、かなりの向上が見られます。


さて、セラミックブロックですが、このブロックを各社が出していて、その中に、e-maxブロックというものも存在します。
しかしながら、先ほども言いましたように、一般的にe-maxと言ってこれを指すことはまず無いでしょうね。


最近では、ブロック自体が3層構造をしており、かなり天然歯に近いものも出来るようになっています。

では、どの程度かと言えば、下手な技工士が作るより美しく。
上手な人が作るよりは劣ると言う程度まで来ていると思います。

(適合は、人が作る方が上だと思います。
キレイな印象があればですが)


院内に技工士さんがいれば、色つけなどを施し、セレックでもかなりものもは出来るようになっています。




タイトル e-maxについてと、被せ物が外れたらもう治療できない歯について
質問者 みれいさん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウン(差し歯・被せ)その他
ブリッジ治療法
ブリッジその他
材料・機材関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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