根の治療の後ハイブリッドセラミック希望だが通院先で取り扱いがない

相談者: レイニーさん (45歳:女性)
投稿日時:2011-04-02 21:14:53
しみるところがあり、歯医者に行った際に、他の悪いところもあれば、そこも治療をお願いしました。
(長年歯医者さんに行っていなかったため。)

上の歯の右4番の歯(第1小臼歯)の

・銀色のかぶせが歯に合っていないこと、
レントゲンでかぶせの中が虫歯になっている 

ことがわかり、かぶせをはずして治療をすることになった。
現在、根の治療中。

笑うと見える歯なので、保険の銀色の歯でなくて、白い歯を希望。
しかし、保険の白い歯は耐久性に問題があるし、変色するので、白い歯にするなら、そこの歯医者では

オールセラミック
メタルボンド

の2つの中から選んでくださいと言われた。

ネットでいろんなところを見ていると、今は、ハイブリッドセラミックというのもある。
オールセラミック、メタルボンドはいいと思うがかなり高いし、今は経済的に余裕がないので、できればハイブリッドセラミックにしたいと思うが、今の歯医者ではお取り扱いがない。

こういう場合、ハイブリッドセラミックを扱っている歯医者さんを探して、そちらに転院するということは可能ですか?

また、転院するリスクとかありますか?

あと、ハイブリッドセラミックは歯ぎしりのきつい人でも大丈夫ですか?

回答よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-04-03 01:04:49
こんにちは。

他の医院に変わることは可能だと思います。

転院すると根の治療が少し長引く可能性がありますが、リスクというほどのものはないと思います。

歯ぎしりがきついとどのようなかぶせ物であったとしても壊れたり外れたりすることがそれなりにあります。
ハイブリッドセラミックも然りです。

ところで、保険適応の白い歯でレジンジャケットクラウンというものもあります。
これならば1万円以内でかぶせ物を作ることができます。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-03 05:59:49
おはようございます。

ご質問拝見させていただきました。



>こういう場合、ハイブリッドセラミックを扱っている歯医者さんを探して、そちらに転院するということは可能ですか?

全然可能だと思いますよ。 
どこにいこうが個人の自由ですからね 

一番いいのは、行こうかなと思ってる病院に扱っているかどうか聞かれる方がいいと思いますよ。
(^−^)」




>あと、ハイブリッドセラミックは歯ぎしりのきつい人でも
大丈夫ですか?

なにを持って大丈夫ということにもよると思うのですが、壊れないかということになりますと、個人的にはハイブリッドの方がかけやすいかなと思っています。 
でもぼくも良くつかっているのですがね(^^ゞ

でも、歯ぎしりがあるのであれば、いれた後に予防するためにマウスガードを入れられることお勧めしていることが多いですね。。


しかし、人工物ですので欠けるときには、どれでも欠けることがありますのでね。


歯ぎしりの件については、主治医の先生に言われて治療を受けられてくださいね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-04-04 10:52:07
お二人の先生の書かれている通り、転院は可能です。

ただ、ハイブリッドセラミックスは「接着」が命ですから、扱いに慣れた先生を探される必要があると思います。



>あと、ハイブリッドセラミック歯ぎしりのきつい人でも大丈夫ですか?

そうですね。

僕は特殊な考え方なのかもしれませんが…


何を持って「大丈夫」と言うかですが、おそらく、多くの患者さん、多くの歯科医は「入れた歯が長持ちする」のがいい事だと思われているのではないでしょうか。

それはそれでもちろん、良い事なのですが、僕はそれ以上に「天然の歯」「歯周組織」「顎関節」が大丈夫である事が大前提で、「人工物は二の次」と考えています。


北野先生の書かれている通り、歯軋りの強い人にハイブリッドセラミックスを入れると欠けやすいのは事実です。
(適切な調整がされていれば普通の咬合力で欠ける事はありません)

なので、歯軋り(ブラキシズム)のコントロールは必須になります。

逆にブラキシズムのコントロールができていない人にとってはハイブリッドセラミックスが欠ける事によって「天然の歯」「歯周組織」「顎関節」が守られると考えています。
(自動車の衝突安全ボディーと同じ考え方です)


ブラキシズムのコントロールができていない人に硬い銀歯などを入れているとその力の負担は「天然の歯」「歯周組織」「顎関節」にかかると思います。

これはこれで危険な事ではないかと…。


ただし、ハイブリッドセラミックスの物性も「長期間安定している」とは言い難いものがあります(新素材なので10年以上のデータは無いと思いますが…)。

なので、5〜10年くらい使ってもらい、その間にブラキシズムのコントロールをしてもらう(もちろんプラークコントロールも)。
コントロールができるようになったらオールセラミックスメタルボンドに作り替えて行くのが安心できる方法なのではないか…と言うのが今の僕のスタンスです。

まあ、私見の塊ですので、聞き流されてください…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイニーさん
返信日時:2011-04-05 21:27:53
樋口先生、北野先生、タイヨウ先生

お忙しいところ、ご意見をいただき、本当にありがとうございました。
大変参考になりました。


転院可能なこと、そしてハイブリッドセラミックをいれるにしても、
メタルボンドオールセラミックを入れるにしても私の場合は、歯ぎしりかみ合わせのコントロールをきちんとしないといけないんだということがよくわかりました。

私は、舌の両側の側面にいつも歯型が付いていて、これどうにかしないとねとこの前、歯医者さんで言われました。
ちなみに、いまかかっている歯医者さんでは治療が全部終わってから、マウスピースを作りましょうと言われました。
治療の途中で、口を大きく開けすぎて(奥歯の治療で)、顎が外れたことが2度あります。
すぐに戻してもらいましたが。


どの歯医者さんにかかるにしても、その辺りのことも相談してみたいと思います。

ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-04-05 21:34:31
>私は、舌の両側の側面にいつも歯型が付いていて、>これどうにかしないとねとこの前、歯医者さんで言われました。

立派なブラキサーですね…。^_^;

ブラキシズムの改善には「意識改革」と「自己暗示」が有効です。
参考にされてください。


⇒参考:歯ぎしり

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: レイニーさん
返信日時:2011-04-08 15:55:56
タイヨウ先生

再度のアドバイスありがとうございました。
まずは、自分でできる部分で、歯ぎしり食いしばり改善をしていきたいと思います。

あと、歯医者さん探しがんばります。

先生方、ありがとうございました。



タイトル 根の治療の後ハイブリッドセラミック希望だが通院先で取り扱いがない
質問者 レイニーさん
地域 非公開
年齢 45歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
ハイブリッドセラミッククラウン
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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