右上6番の被せ物、保険内か保険外ゴールドかで悩んでいる

相談者: えみいさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-04-07 14:22:34
よろしくお願いします。

右上6番の虫歯を削って仮の詰め物をしている状態です(神経はあります)。


被せ物について、歯科医の先生から保険外のゴールドを勧められました。
理由は、私は前歯が噛みあわさっていないため奥歯への負担が強く、その負担を軽減するにはゴールドのほうがよいとのことです。


奥なので見た目も気になりませんし、保険内の治療を考えていたのですが、

「保険内の素材はあまりお勧めできない」

とおっしゃるので、

「保険内で…」

と言い切れる自信もなく、悩んでいます。


歯は一生ものなのでかけるべきお金はかけたいと思いますが、今がそうなのかがよくわかりません。

ちなみに就寝時には、奥歯の負担を軽減するマウスピースをつけています(今の歯科でつくりました)。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 15:45:15
えみいさん、こんにちは

私も虫歯の治療の場合、ゴールドはとても良い材料だと思います。

理由としてはゴールドは柔らかいので、歯との境目の封鎖性が良いことがあげられます。

そのため虫歯になりにくい材質として好まれています。


保険の金銀パラジウム合金は硬く、咬むことによって形が変わると言うことはほとんどありません。



ただ、人それぞれ価値観と言うものは違います。

もし、できればよい材料で詰めたいと言うことであればゴールドは
良いと思いますが、そこまでに価値が見出せないと言うことであれば無理してゴールドにすることはないと思います。



参考にしてください。

お大事にしてください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 16:13:16
保険医さんが

保険内の素材はあまりお勧めできない」

と言うのはいかがなものかと…。


>歯は一生ものなのでかけるべきお金はかけたいと思いますが、今がそうなのかがよくわかりません。

僕にも解りません。

ただ、畑田先生の書かれているようにゴールド系の歯科用金属と保険で使われる金属(金銀パラジウム合金)で比べれば、ゴールド系の方が物性的には優れていると思います。


参考

『1960年頃、戦後の厳しい経済情勢下のわが国の歯科界では、低廉な「銅亜鉛合金」を代用金属として保険適用にも採用しようとする動きがでてきた。

金属の腐食の点から見ると、きわめて過酷な環境の口腔内に使用する金属は、化学的、生物学的に安定した金、ないしは貴金属合金でなければならない。

日本補綴歯科医学会は銅亜鉛合金が歯科用として採用されることを阻止する為に、「歯科用金属企画委員会」を設置し、歯科用合金の規格とテスト法ならびに各種合金の評価を行った。

こうした学会の活動によって、銅亜鉛合金の歯科臨床への導入は避けることができた。


また同委員会は、歯科用合金としては金合金を使用するのが本筋で、総医療費や日本の経済力から見て、代用合金の使用もやむをえないが、その際でも、金銀パラジウム合金をもって代用金属の許容限界とし、しかもできるだけ早い時期に金合金に移行すべきであることを、委員会報告書で発表した。』

「GPの為の金属アレルギー臨床」井上昌幸監修より

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-04-07 18:52:40
こんにちは

>歯は一生ものなのでかけるべきお金はかけたいと思いますが、今がそうなのかがよくわかりません。

畑田先生・タイヨウ先生がおっしゃるとおり、保険で使われる金属よりはゴールド系の金属のほうが材質的には優れているとは思います。

そのためゴールド系で歯を作ったほうがいいとは思いますが、人それぞれどこまでのものを求めるかという価値観がありますのでネットでの判断は難しいと思います。


例えになっているかどうか自信はないですが
「どちらも牛丼ですが、吉○家の牛丼と浅草○半の牛丼どちらにしますか?」
といった感じでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: えみいさん
返信日時:2011-04-08 14:29:59
先生方、ありがとうございました。

おかげで「歯の治療で自分が望むことは何か」という基本に立ち戻れました。

こんな風にすぐにお返事いただけて、本当に嬉しかったです。
ありがとうございます。



タイトル 右上6番の被せ物、保険内か保険外ゴールドかで悩んでいる
質問者 えみいさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のクラウン(奥歯:銀歯)
ゴールドクラウン(金の被せ物)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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