何度も剥がれるラミネートベニア。オールセラミッククラウンを勧められた

相談者: はやみんさん (37歳:女性)
投稿日時:2011-04-10 16:52:47
15年ほど前に、黄ばんだ前歯を白くするために、上の前歯6本をラミネートベニアにしました。

歯並び矯正で直していたため、ラミネートベニアを選択した理由は、「歯を白くするため」だけです。

今ならばホワイトニングで十分白くすることができる範囲でしたが、その頃はまだホワイトニングが厚生省の許可を得ていなかったため、歯を白くする選択肢はラミネートベニアしかなかったものと記憶しています。


…でも、ラミネートベニアがちょくちょく剥がれます。

運よくベニア全体が剥がれてくれると、それを貼り直すだけで済むのですが、ベニアが割れてしまうと、もう一度作り直すので、その都度1枚ごとに10万円以上かかります。


この経費が死ぬまで続くと思うと、気が重くなります。
最初に

「ベニアがちょくちょく剥がれたり欠けたりしますよ」

と言われていれば、選択していなかったと思います。



今日は日曜なのに前歯のベニアが欠けてしまい、15年前からかかりつけの渋谷歯科医が日曜休業なので、このままでは明日仕事に行けないと思い、日曜も診療している家の近所の歯科医に駆け込みました。

基本的にラミネートベニアはとても技術の要る治療法なので、行きずりの歯科医に頼むつもりはなかったのですが、診療メニューにインプラントが並んでいたので、「もしかしてラミネートベニアもやってるかな?」と思って聞いてみました。

すると、

「ラミネートベニアは剥がれやすくて難しいので、当院では基本的にオールセラミッククラウンをお勧めしています。
ただ、強い希望があればラミネートベニアも処置します」

との返事でした。


私が、

「オールセラミッククラウンだとラミネートベニアより健康な歯を大きく削るのが不安」

と伝えると、

「ラミネートベニアが剥がれるたびに、もう一度歯の表面を削り直してベニアを貼り直してるから、そういうことを繰り返すと結局歯を削る量が増える。
それにオールセラミッククラウンでは歯の裏側はあまり削らない」

と返答され、何度も剥がれるラミネートベニアで何度も歯の表面を削っているより、一度だけオールセラミッククラウンで削った方がマシ…という印象を受けました。



結局、やはり行きずりの歯科医でラミネートベニアやオールセラミッククラウンをする気にはなれなかったので、当座の処置として、保険治療のプラスチックで欠けた前歯を充填してもらいました。

このプラスチックを外すためにまた歯の表面を削ることになるやもしれませんが、とにかく前歯が欠けたままでは明日仕事に行けないので、選択の余地はなく。



先生方にお尋ねしたいのは、何度も剥がれるラミネートベニアを貼り直しているより、オールセラミッククラウンにした方が、「歯を削る量が少なくて済むということがありうるのか」という点と、「オールセラミッククラウンの方が欠けたり割れたりしにくいのか」という点です。

また、今回は当座の処置として欠けた部分をプラスチックで充填してもらいましたが、次回同じようなことが起こった場合、他に何かもっと歯への負担が少ない選択肢があるのでしょうか?


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-04-10 20:35:49
こんにちは、

>この経費が死ぬまで続くと思うと、気が重くなります。

ですね^^;
ただ一度削った歯は再生のサイクルに入ってしまい、その都度治療が必要になります。



>最初に「ベニアがちょくちょく剥がれたり欠けたりしますよ」と言われていれば、選択していなかったと思います。

患者さんが綺麗にしたいなどの希望で来院されている審美歯科などでは、あまり言わないのではないでしょうか!?


おっしゃるように15年前のホワイトニングがない時代でしたら、削って治すことが審美でした。

リスク面の話はある程度あった方が個人的にはいいと思います。

ただ、私は脅すように「削らない方がいい」と言うので殆ど仕事が成立しないです^^;
(話だけで終わってしまうことも多々・・・)



>何度も剥がれるラミネートベニアを貼り直しているより、オールセラミッククラウンにした方が、「歯を削る量が少なくて済むということがありうるのか」という点と、「オールセラミッククラウンの方が欠けたり割れたりしにくいのか」という点です。

これは分りませんね。
個人的には今回のように部分的に欠けたらレジンでリペアした方がいいように思います。


先生毎に考え方は色々なので、まず担当の先生になるべく削りたくないということを伝え治療選択をしてもらえばいいと思いますよ^^


おだいじに
 
 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-04-10 23:12:38
こんばんは。

過ぎたことを考えても仕方がないので、客観的に回答しますが、ちょくちょく外れるラミネートベニアをされた先生に、今後もラミネートベニアをお願いすればおそらく同じ結果になるでしょうね。

私はラミネートベニアに安心感は今のところとても持てないので、セラミッククラウンかもしくはレジンでの処置しか勧めません。

高額な費用を頂いてラミネートベニアをされる先生だったら、少なくとも短期間でのトラブルに関しては何らかの保証をされる方が(お互いに)良さそうに思います。


ちょくちょく外れる+保証もして頂けない、ということでしたら、これ以上同じ先生に同じ方法を期待するのだけは選択肢から外された方が良いのではないかな・・と思いますね。



となれば必然的に

オールセラミッククラウン(かかりつけor転医して)
・レジン治療(かかりつけor転医して)
・転医して違う先生にラミネートベニア

の3択(5択?)になりますね。

もう少し絞るとしたら、個人的には井野先生と同じく、レジンに期待したいところです。
上手な先生が良いレジンを使えば、今は相当綺麗に、しかも結構長持ちしますよ。


でもかみ合わせの状態や部位によってはレジンが不向きですぐにダメになるかも知れませんので、その場合はやはりオールセラミッククラウンか、もしくは都内でしたらラミネートベニアの達人も探せば見つかるかも知れません。

直接拝見せずに想像で色々書いてますので、参考までにして下さいね。


お大事にどうぞ。

回答 回答3
  • 回答者
当サイト登録医としてふさわしくないと判断したため、ご退会頂きました。(不正請求による保険医登録取り消し、H26.12.10)
回答日時:2011-04-11 18:50:27
>先生方にお尋ねしたいのは、何度も剥がれるラミネートベニアを貼り直しているより、オールセラミッククラウンにした方が、「歯を削る量が少なくて済むということがありうるのか」という点と、「オールセラミッククラウンの方が欠けたり割れたりしにくいのか」という点です。

個人的には、かなりの症例数行いましたがはがれたことはないです。しかし15年という経過はみてません。


歯の先の部分に関しましては素材としてはほぼ同じセラミックの可能性が高いです。
同じかみ合わせなら環境は同じで欠けるのも変わりがないと思うのですが、セラミックの厚みは異なることが多いと思います。

セラミックを使うものはセメントの接着操作が重要となります。
一度取れたラミネートべニアエナメル質内でほとんど形成できていれば大丈夫ですが、なんども形成してますと中々エナメル質は残っていないのではないでしょうか。



>また、今回は当座の処置として欠けた部分をプラスチックで充填してもらいましたが、次回同じようなことが起こった場合、他に何かもっと歯への負担が少ない選択肢があるのでしょうか?


ダイレクトボンディングも一つかと思いますが、歯の状態によりけりです。




タイトル 何度も剥がれるラミネートベニア。オールセラミッククラウンを勧められた
質問者 はやみんさん
地域 埼玉
年齢 37歳
性別 女性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
審美歯科治療(人工の歯)
ラミネートベニア
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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