8歳。歯列矯正、急速拡大から緩徐拡大への装置変更に不安
相談者:
ハナさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-04-09 12:17:17
こんにちは。
8歳の娘のことで相談いたします。
<歯の状態>
上あごは1番2番と6番が永久歯で、そのほかは乳歯です。
左上Cは1年半前に抜けたまま、永久歯が生えておりません。
下あごは1番から4番、6番が永久歯で、そのほかは乳歯です。
上あご左上3番が生えてこないまま長く経つことと、2ミリほどのスペースしかないことが気になり矯正歯科を受診しました。
<検査で分かったこと>
・歯の大きさが大きく、スペースも狭いため、生えることができない上3番は左右ともに鼻の骨に届いてしまっている。
・上6番が通常よりも前に生えており(下の歯との本来のかみ合わせ位地よりも前である)、全体の生えるスペースが狭くなっている。
・上3番は歯茎の中で斜めに生えている。
左右の上2番の根元をそれぞれ押しているので、上2番はハの字になってしまっている。
・放置すると、上3番は生えてこない。
上2番の歯根吸収が進むなど、周囲の歯に悪影響がある。
<矯正歯科で行うこと>
・上は急速拡大装置(ラピッドイクスパンション)を付けて広げる。
・下は緩徐拡大装置(クワドヘリクス)を付けて広げる。
・予定では4ヵ月後に上下ともに装置をはずす。
場合によっては、下を早くはずす。
・その後ヘッドギア(?)で6番を後ろに下げる。(上下どちらのことなのか、現段階では把握できていません。記憶が曖昧になっています。後日医院で質問するつもりです。)
<相談>
急速拡大装置を付けて1週間後に、下の緩徐拡大装置を付けました。
緩徐拡大装置はへリックスが2つなので、バイヘリクスかと思います。
下の装置を付けて3日後に上の装置が外れました。
「プレートに変更します」との医師の言葉で、外れた2日後にプレート装置(緩徐拡大装置)を装着しました。
プレートが出来上がるまでは、急速拡大をつけたままにして過ごしました(数回ネジを逆戻し後に装着。プレートができるまでは、ネジ回しなし。)。
緩徐拡大のプレート装置は、取り外し式のものです。
歯磨きの時のみ取り外して、装置と歯を磨きます。
不安に思い医師に質問したところ、下記の回答を得ましたが、当初の予定を変更したことで不安がまだあります。
このまま緩徐拡大で過ごしてよいのか、ここでご相談させていただければと思います。
よろしくお願い致します。
・10日ほどとはいえ、急速拡大をつけていたので上あごは外れている。
・緩徐拡大に変更しても、当初の予定通りの効果が得られる。
・拡大装置の装着期間も当初の予定とほぼ同じである。
・歯磨きがしやすいので、こちらの方がよい。
8歳の娘のことで相談いたします。
<歯の状態>
上あごは1番2番と6番が永久歯で、そのほかは乳歯です。
左上Cは1年半前に抜けたまま、永久歯が生えておりません。
下あごは1番から4番、6番が永久歯で、そのほかは乳歯です。
上あご左上3番が生えてこないまま長く経つことと、2ミリほどのスペースしかないことが気になり矯正歯科を受診しました。
<検査で分かったこと>
・歯の大きさが大きく、スペースも狭いため、生えることができない上3番は左右ともに鼻の骨に届いてしまっている。
・上6番が通常よりも前に生えており(下の歯との本来のかみ合わせ位地よりも前である)、全体の生えるスペースが狭くなっている。
・上3番は歯茎の中で斜めに生えている。
左右の上2番の根元をそれぞれ押しているので、上2番はハの字になってしまっている。
・放置すると、上3番は生えてこない。
上2番の歯根吸収が進むなど、周囲の歯に悪影響がある。
<矯正歯科で行うこと>
・上は急速拡大装置(ラピッドイクスパンション)を付けて広げる。
・下は緩徐拡大装置(クワドヘリクス)を付けて広げる。
・予定では4ヵ月後に上下ともに装置をはずす。
場合によっては、下を早くはずす。
・その後ヘッドギア(?)で6番を後ろに下げる。(上下どちらのことなのか、現段階では把握できていません。記憶が曖昧になっています。後日医院で質問するつもりです。)
<相談>
急速拡大装置を付けて1週間後に、下の緩徐拡大装置を付けました。
緩徐拡大装置はへリックスが2つなので、バイヘリクスかと思います。
下の装置を付けて3日後に上の装置が外れました。
「プレートに変更します」との医師の言葉で、外れた2日後にプレート装置(緩徐拡大装置)を装着しました。
プレートが出来上がるまでは、急速拡大をつけたままにして過ごしました(数回ネジを逆戻し後に装着。プレートができるまでは、ネジ回しなし。)。
緩徐拡大のプレート装置は、取り外し式のものです。
歯磨きの時のみ取り外して、装置と歯を磨きます。
不安に思い医師に質問したところ、下記の回答を得ましたが、当初の予定を変更したことで不安がまだあります。
このまま緩徐拡大で過ごしてよいのか、ここでご相談させていただければと思います。
よろしくお願い致します。
・10日ほどとはいえ、急速拡大をつけていたので上あごは外れている。
・緩徐拡大に変更しても、当初の予定通りの効果が得られる。
・拡大装置の装着期間も当初の予定とほぼ同じである。
・歯磨きがしやすいので、こちらの方がよい。
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-04-09 12:38:50
ハナさまこんにちわ。
急速拡大装置が外れてしまって、床タイプの拡大床になったため不安を感じていらっしゃるようですね。
個人的には急速拡大は上顎骨そのものの幅径を大きくするものなので、床タイプの装置とは使用目的が違っていると理解しています。
したがって、主治医がどのような目的で急速拡大装置を使ったかによって、床装置が目的にかなうかどうか決まってくるように思います。
実際に拝見したわけではないので、適切かどうかについては判断いたしかねます。
主治医に納得できる説明をしていただくのが、いいように思います、参考になれば幸いです。
急速拡大装置が外れてしまって、床タイプの拡大床になったため不安を感じていらっしゃるようですね。
個人的には急速拡大は上顎骨そのものの幅径を大きくするものなので、床タイプの装置とは使用目的が違っていると理解しています。
したがって、主治医がどのような目的で急速拡大装置を使ったかによって、床装置が目的にかなうかどうか決まってくるように思います。
実際に拝見したわけではないので、適切かどうかについては判断いたしかねます。
主治医に納得できる説明をしていただくのが、いいように思います、参考になれば幸いです。
回答2
本郷壱岐坂矯正歯科(東京都文京区)の大原です。
回答日時:2011-04-09 12:59:29
拡大の意図はなんでしょう?
どうしても歯を抜きたくないと担当に伝えたのでしょうか?
それともなにがなんでも非抜歯で治療する矯正医なのか・・・
実際に拝見していませんのでなんともですが、ヘッドギアを使うとなれば、上顎の6番に対してもアプローチするという事ですので、相当スペースが足りないのではと思います。
私もできれば非抜歯で治療する事を第一と考えておりますが、どうしても全てのケースに対応するのは不可能です。
私は拡大装置を使いません。
ヘッドギアも・・・
それを使って非抜歯に持っていけるケースは、あとから全額治療しても非抜歯で治せます。
これから顎骨の成長も僅かながら見込めます。
それよりも怖いのは、散々拡大をして、結局、抜歯となると、いままで何をしてきたの?となってしまいます。
もし、抜歯という選択肢があるなら、もう一度相談されてはいかがでしょうか。
どうしても抜きたくないのであれば、信じて進めるしかないですね。
どうしても歯を抜きたくないと担当に伝えたのでしょうか?
それともなにがなんでも非抜歯で治療する矯正医なのか・・・
実際に拝見していませんのでなんともですが、ヘッドギアを使うとなれば、上顎の6番に対してもアプローチするという事ですので、相当スペースが足りないのではと思います。
私もできれば非抜歯で治療する事を第一と考えておりますが、どうしても全てのケースに対応するのは不可能です。
私は拡大装置を使いません。
ヘッドギアも・・・
それを使って非抜歯に持っていけるケースは、あとから全額治療しても非抜歯で治せます。
これから顎骨の成長も僅かながら見込めます。
それよりも怖いのは、散々拡大をして、結局、抜歯となると、いままで何をしてきたの?となってしまいます。
もし、抜歯という選択肢があるなら、もう一度相談されてはいかがでしょうか。
どうしても抜きたくないのであれば、信じて進めるしかないですね。
回答3
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-04-09 17:17:36
急速拡大法は、上顎正中口蓋縫合の開大を行いその後の仮骨により上顎骨そのものの拡大を期待する装置です。
比較的強い力で行うので、クワッドヘリックス、床装置では装置自体が耐えられないことがあり、普通はバンドを用いたスケルトンタイプ(セメント固定)を用いることが多いのです。
計算すると2週間に満たない10日間くらいですが、1日朝夕で2回拡大を行っていれば、相当の拡大量が得られているはずです。
そのまま固定装置としてしばらく装着していないとすぐに後戻りしてしまいます。
しかしながらクワッドヘリックス、床タイプにその後に切り替えて治療を続けることには何ら問題はないと思います。
私は、スケルトンタイプは使わずに、床タイプを初めから使うことをしています。
急速拡大法は2週間くらいで広げてしまおうということですので、能動的時間は短いのです。
年配の?守備範囲の広い先生として、好感が持てます。
比較的強い力で行うので、クワッドヘリックス、床装置では装置自体が耐えられないことがあり、普通はバンドを用いたスケルトンタイプ(セメント固定)を用いることが多いのです。
計算すると2週間に満たない10日間くらいですが、1日朝夕で2回拡大を行っていれば、相当の拡大量が得られているはずです。
そのまま固定装置としてしばらく装着していないとすぐに後戻りしてしまいます。
しかしながらクワッドヘリックス、床タイプにその後に切り替えて治療を続けることには何ら問題はないと思います。
私は、スケルトンタイプは使わずに、床タイプを初めから使うことをしています。
急速拡大法は2週間くらいで広げてしまおうということですので、能動的時間は短いのです。
年配の?守備範囲の広い先生として、好感が持てます。
回答4
回答日時:2011-04-09 19:28:52
急速拡大では、正中口蓋縫合を離開させて上顎骨のベースごと拡大しようとする装置です。
しかし実際面としては、縫合部の離開もおきますが、必ず歯の傾斜拡大も生じます。
そこで10日間の使用でもほぼ予定量の拡大ができたのかもしれませんし、予想以上に歯の傾斜量が多くなり、これ以上の傾斜は避けたかったのかもしれません。
ひょっとすると、残存乳歯がぐらぐらしてきたのかもしれません。
もちろんこれらの理由は想像です。
担当医の判断、治療方針に関しては大きな問題はないと思います。
ただ、予定以前に装置を変更したことの説明が不足しているように思われます。
もう一度疑問点を担当医に確認して、不安を解消してください。
私にはハナさんがお書き込みになったことがよく理解できました。
おそらく担当の先生が丁寧に説明してくださったのだと思います。
しかし実際面としては、縫合部の離開もおきますが、必ず歯の傾斜拡大も生じます。
そこで10日間の使用でもほぼ予定量の拡大ができたのかもしれませんし、予想以上に歯の傾斜量が多くなり、これ以上の傾斜は避けたかったのかもしれません。
ひょっとすると、残存乳歯がぐらぐらしてきたのかもしれません。
もちろんこれらの理由は想像です。
担当医の判断、治療方針に関しては大きな問題はないと思います。
ただ、予定以前に装置を変更したことの説明が不足しているように思われます。
もう一度疑問点を担当医に確認して、不安を解消してください。
私にはハナさんがお書き込みになったことがよく理解できました。
おそらく担当の先生が丁寧に説明してくださったのだと思います。
回答5
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-04-09 21:13:16
おそらく、私なら、もう少し急速拡大を続けるケースだったと推測しますが、使用する装置の差によって、上あごがはずれた(上の奥歯が下の奥歯より完全に外側となった?)ことより、担当の先生は案を練り直されたのではないでしょうか?
特に原案・修正案ともに大きな違和感は感じません。
(あと、私でしたら、この年齢でヘッドギアは使用しません)
特に原案・修正案ともに大きな違和感は感じません。
(あと、私でしたら、この年齢でヘッドギアは使用しません)
相談者からの返信
相談者:
ハナさん
返信日時:2011-04-11 15:19:10
お忙しい中、早々のお返事をありがとうございます。
周囲に相談して解決することでもなく、ネットで調べたりなど、このままでいいのかと不安でしたのでとても心強く思っております。参考にさせて頂きながら、的確な質問を担当医師にできればと考えております。
以下に補足説明と追加の質問をさせて頂きます。
ご意見を頂けましたら幸いです。
<補足説明>
1、このままだと上3番が生えてこないと診断されました。
スペースを作ることで上3番が生えるのならと、矯正を始めました。
2、上2番がハの字になっていることは、言われてみて「なるほど」と思いました。
3、その他の歯並びは、素人が見ると何ら問題が無いように整然と生えています。
4、抜歯については、医師から説明はなかったため「抜歯しなくてもよい(目的は達成できる)」との判断かと思います。
こちらからも抜歯についての質問や、希望を伝えたことはありません。
<質問>
1、先生方が掲示板でおっしゃっている「床タイプ」とは、緩徐拡大の今回のような取り外し式プレートのことでしょうか。
2、永久歯の生えるスペースを作ることが矯正の目的です。「スペースができれば上3番が生えてくる・切り開いての牽引は不要であろう」との担当医師の話でした。
急速拡大装置で一度「縫合の開大を行」っているので、途中から緩徐拡大の取り外し式プレートに変更しても、上記目的は達成されると思われますか。
3、松山先生のお返事に「床タイプを初めから使う」とあります。
この場合「縫合の開大」はされないと思うのですが、この場合でも永久歯の生えるスペースを作り、鼻まで届いた上3番を降ろしてくることが可能と思われますか。
4、藤森先生のお返事に「この年齢でヘッドギアは使用しません」とあります。
ヘッドギアを使わない理由をお聞かせください。
5、その他担当医師に確認した方がよいことがございましたら、お聞かせください。
周囲に相談して解決することでもなく、ネットで調べたりなど、このままでいいのかと不安でしたのでとても心強く思っております。参考にさせて頂きながら、的確な質問を担当医師にできればと考えております。
以下に補足説明と追加の質問をさせて頂きます。
ご意見を頂けましたら幸いです。
<補足説明>
1、このままだと上3番が生えてこないと診断されました。
スペースを作ることで上3番が生えるのならと、矯正を始めました。
2、上2番がハの字になっていることは、言われてみて「なるほど」と思いました。
3、その他の歯並びは、素人が見ると何ら問題が無いように整然と生えています。
4、抜歯については、医師から説明はなかったため「抜歯しなくてもよい(目的は達成できる)」との判断かと思います。
こちらからも抜歯についての質問や、希望を伝えたことはありません。
<質問>
1、先生方が掲示板でおっしゃっている「床タイプ」とは、緩徐拡大の今回のような取り外し式プレートのことでしょうか。
2、永久歯の生えるスペースを作ることが矯正の目的です。「スペースができれば上3番が生えてくる・切り開いての牽引は不要であろう」との担当医師の話でした。
急速拡大装置で一度「縫合の開大を行」っているので、途中から緩徐拡大の取り外し式プレートに変更しても、上記目的は達成されると思われますか。
3、松山先生のお返事に「床タイプを初めから使う」とあります。
この場合「縫合の開大」はされないと思うのですが、この場合でも永久歯の生えるスペースを作り、鼻まで届いた上3番を降ろしてくることが可能と思われますか。
4、藤森先生のお返事に「この年齢でヘッドギアは使用しません」とあります。
ヘッドギアを使わない理由をお聞かせください。
5、その他担当医師に確認した方がよいことがございましたら、お聞かせください。
回答6
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-04-11 15:29:08
4、上顎拡大によって、(ロックが解除されたように)下顎が前方に成長して、結果、上下顎の前後的位置関係が改善されることで、ヘッドギアが必要なくなるケースが多いように思います。
ヘッドギアの使用が誤りであるというわけではありません。
念のため。
ヘッドギアの使用が誤りであるというわけではありません。
念のため。
回答7
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-04-11 15:57:01
回答8
ひたちの矯正歯科医院(茨城県牛久市)の秋山です。
回答日時:2011-04-11 15:57:07
はじめまして、ハナ様。
私の見解もお伝えさせていただきます。
私は拡大装置を積極的に使用するような方針をあまり取りませんが、非抜歯治療を心がける手法として主治医の先生の治療の流れはさほど問題がないように思います。
質問に対してですが
>1、先生方が掲示板でおっしゃっている「床タイプ」とは、緩徐拡大の今回のような取り外し式プレートのことでしょうか。
床タイプの拡大装置とは、一般的に緩除拡大装置を指しますのでその通りだと思います。
>2、急速拡大装置で一度「縫合の開大を行」っているので、途中から緩徐拡大の取り外し式プレートに変更しても、上記目的は達成されると思われますか。
今回の急速拡大装置使用後に床タイプの拡大装置を使用する目的は、現在広げた位置での歯列の安定を図ることだと思います。
また、この床タイプの装置はもちろん歯列の拡大ができますので、それも視野に入れて使っているように思います。
結果、犬歯の萌出スペースを確保するという目的は十分に達成できるように思います。
>3、松山先生のお返事に「床タイプを初めから使う」とあります。
>この場合「縫合の開大」はされないと思うのですが、この場合でも永久歯の生えるスペースを作り、鼻まで届いた上3番を降ろしてくることが可能と思われますか。
鼻まで届いた犬歯というのは年齢的に萌出の時期ではなく、単純に他の歯より低位にあるというだけの現象ですので、時期がきましたら隙間がなくても犬歯はおりてきます。
ただ隙間があるとそこに降りてきますので、比較的良い位置に出てくるのではないでしょうか。
主治医はそれを期待しているのだと思います。
ハナ様はすべてを主治医に任せるのではなく、ご自分でも一生懸命に理解しようとされていますね。
積極的に治療に参加しようとする姿勢は非常に良い事だと思います。
ご不安もあると思いますが、その姿勢は崩さずにがんばって治療を成功させてあげてください。
私の見解もお伝えさせていただきます。
私は拡大装置を積極的に使用するような方針をあまり取りませんが、非抜歯治療を心がける手法として主治医の先生の治療の流れはさほど問題がないように思います。
質問に対してですが
>1、先生方が掲示板でおっしゃっている「床タイプ」とは、緩徐拡大の今回のような取り外し式プレートのことでしょうか。
床タイプの拡大装置とは、一般的に緩除拡大装置を指しますのでその通りだと思います。
>2、急速拡大装置で一度「縫合の開大を行」っているので、途中から緩徐拡大の取り外し式プレートに変更しても、上記目的は達成されると思われますか。
今回の急速拡大装置使用後に床タイプの拡大装置を使用する目的は、現在広げた位置での歯列の安定を図ることだと思います。
また、この床タイプの装置はもちろん歯列の拡大ができますので、それも視野に入れて使っているように思います。
結果、犬歯の萌出スペースを確保するという目的は十分に達成できるように思います。
>3、松山先生のお返事に「床タイプを初めから使う」とあります。
>この場合「縫合の開大」はされないと思うのですが、この場合でも永久歯の生えるスペースを作り、鼻まで届いた上3番を降ろしてくることが可能と思われますか。
鼻まで届いた犬歯というのは年齢的に萌出の時期ではなく、単純に他の歯より低位にあるというだけの現象ですので、時期がきましたら隙間がなくても犬歯はおりてきます。
ただ隙間があるとそこに降りてきますので、比較的良い位置に出てくるのではないでしょうか。
主治医はそれを期待しているのだと思います。
ハナ様はすべてを主治医に任せるのではなく、ご自分でも一生懸命に理解しようとされていますね。
積極的に治療に参加しようとする姿勢は非常に良い事だと思います。
ご不安もあると思いますが、その姿勢は崩さずにがんばって治療を成功させてあげてください。
相談者からの返信
相談者:
ハナさん
返信日時:2011-04-11 16:24:52
藤森先生
お返事ありがとうございました。
下顎が前方に成長するケースがあることについて、参考になりました。
松山先生
お返事ありがとうございました。
先生のおっしゃる「床タイプ」とは、緩徐拡大装置(今回のような取り外し式プレートもその1つ)のことでしょうか。
緩徐拡大装置では上顎接合部分を開けないと担当医師から説明を受けましたので、そのように理解しておりました。
そのため、接合部を開かずに永久歯の生えるスペースを作り、鼻まで届いた上3番を降ろしてくることが可能なのかと思った次第です。
質問の仕方が拙く申し訳ありません。
認識間違いがありましたら、教えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
お返事ありがとうございました。
下顎が前方に成長するケースがあることについて、参考になりました。
松山先生
お返事ありがとうございました。
先生のおっしゃる「床タイプ」とは、緩徐拡大装置(今回のような取り外し式プレートもその1つ)のことでしょうか。
緩徐拡大装置では上顎接合部分を開けないと担当医師から説明を受けましたので、そのように理解しておりました。
そのため、接合部を開かずに永久歯の生えるスペースを作り、鼻まで届いた上3番を降ろしてくることが可能なのかと思った次第です。
質問の仕方が拙く申し訳ありません。
認識間違いがありましたら、教えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
相談者からの返信
相談者:
ハナさん
返信日時:2011-04-11 16:51:43
秋山先生
お返事ありがとうございました。
「今回の急速拡大装置使用後に床タイプの拡大装置を使用する目的は、現在広げた位置での歯列の安定を図ることだと思います。
また、この床タイプの装置はもちろん歯列の拡大ができますので、それも視野に入れて使っているように思います。
結果、犬歯の萌出スペースを確保するという目的は十分に達成できるように思います。」
→現在も拡大途中で、3日に一度ネジを回しています。
ネジを回す期間は長くなるが、装着期間は同じと説明を受けました。
スペース確保の目的が達成できるとのこと、ホッとします。
「鼻まで届いた犬歯というのは年齢的に萌出の時期ではなく、単純に他の歯より低位にあるというだけの現象ですので、時期がきましたら隙間がなくても犬歯はおりてきます。
ただ隙間があるとそこに降りてきますので、比較的良い位置に出てくるのではないでしょうか。」
→犬歯は生える場所が無く、どんどん上に(鼻側に)伸びていると説明を受けました。
鼻の骨に届いている状況だそうです。
上に伸びると、下に伸びる力が無くなるともおっしゃっていました。
「すべてを主治医に任せるのではなく、ご自分でも一生懸命に理解しようとされていますね。積極的に治療に参加しようとする姿勢は非常に良い事だと思います。
ご不安もあると思いますが、その姿勢は崩さずにがんばって治療を成功させてあげてください。」
→ありがとうございます。
涙が出そうになりました。
矯正による不自由さを乗り越えようとしている娘を見ていると、方針に間違いがないかを確認・理解していくことが、親のできる協力かと思っています。
<ご意見を下さる先生方へ>
分かりやすく端的に伝えようとするあまり、質問が失礼な文章になっているのではと心配しています。
先生方のご意見に対して、批判の意図は毛頭ありませんのでご容赦いただければ幸いです。
お返事ありがとうございました。
「今回の急速拡大装置使用後に床タイプの拡大装置を使用する目的は、現在広げた位置での歯列の安定を図ることだと思います。
また、この床タイプの装置はもちろん歯列の拡大ができますので、それも視野に入れて使っているように思います。
結果、犬歯の萌出スペースを確保するという目的は十分に達成できるように思います。」
→現在も拡大途中で、3日に一度ネジを回しています。
ネジを回す期間は長くなるが、装着期間は同じと説明を受けました。
スペース確保の目的が達成できるとのこと、ホッとします。
「鼻まで届いた犬歯というのは年齢的に萌出の時期ではなく、単純に他の歯より低位にあるというだけの現象ですので、時期がきましたら隙間がなくても犬歯はおりてきます。
ただ隙間があるとそこに降りてきますので、比較的良い位置に出てくるのではないでしょうか。」
→犬歯は生える場所が無く、どんどん上に(鼻側に)伸びていると説明を受けました。
鼻の骨に届いている状況だそうです。
上に伸びると、下に伸びる力が無くなるともおっしゃっていました。
「すべてを主治医に任せるのではなく、ご自分でも一生懸命に理解しようとされていますね。積極的に治療に参加しようとする姿勢は非常に良い事だと思います。
ご不安もあると思いますが、その姿勢は崩さずにがんばって治療を成功させてあげてください。」
→ありがとうございます。
涙が出そうになりました。
矯正による不自由さを乗り越えようとしている娘を見ていると、方針に間違いがないかを確認・理解していくことが、親のできる協力かと思っています。
<ご意見を下さる先生方へ>
分かりやすく端的に伝えようとするあまり、質問が失礼な文章になっているのではと心配しています。
先生方のご意見に対して、批判の意図は毛頭ありませんのでご容赦いただければ幸いです。
タイトル | 8歳。歯列矯正、急速拡大から緩徐拡大への装置変更に不安 |
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質問者 | ハナさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 35歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正の治療法 小児矯正(子供の矯正) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。