[写真あり] 1歳6カ月、家庭でのフッ素使用について

相談者: ここまさん (40歳:女性)
投稿日時:2011-06-18 16:33:51
先日、子供の一歳半歯科検診に行ってきました。
ちょっと迷ってしまったので、教えてください。

検診では、虫歯なし、口腔内清掃状態良好でした。

まだ、歯磨き粉は使用した事がないのですが、先生にCheck-Up foamと言う歯磨き剤をすすめられて購入しました。

それにはフッ化ナトリウム950ppmFと記載されているのですが、以前、保健センターで、まだうがいできない子は、500ppmの歯磨き剤を使いましょう、と習いました。

うちの子は、まだうがいができないので500ppmの方が良いのでしょうか?

500ppmの方が良い場合、保健センターでは市販の

「Doこどもハミガキ(サンスター)」

「ぷちキッズ(ピジョン)」

「こどもハミガキ アンパンマン(ライオン)」

*すべて500ppm

をすすめられたのですが、これを購入すれば良いでしょうか?
その場合の一日の使用量、回数を教えてください。


それからCheck-Up foamでも良い場合も、一日の使用量、回数を
教えてください。


よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-06-18 17:12:20
ここまさまこんにちわ。

子どものむし歯予防は食べ物でします、つまり3歳まではお菓子を与えない育児です。

お菓子の味を知らなければ、決してほしがるようなことはありません。

そしてこのようにして育てると味覚形成がうまく出来ます、つまりなんでも好き嫌いなく食べる味覚に育ちます。

フッ素なんて気休めにしかなりません、お金の無駄になります。

どうしてもというなら、薬局で局方のフッ化ナトリウムを買ってきて薄めて使えばただ同然ですよ。

むし歯を作らない子育て  http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01


画像1 0歳から食を中心とした生活習慣に留意して子育てした子ども達の口腔内細菌について 

画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ここまさん
返信日時:2011-06-22 21:04:20
山田先生、早速のご回答をありがとうございます。

私も虫歯や、味覚形成のため、食事、おやつには気を付けています。
でも、なかなか周囲まで理解してもらうのは難しく、お友達の子にお菓子をもらってしまったり、など、日々、悪戦苦闘な感じです。

もういいかな、と思ってしまいそうになったりもしますが山田先生のHPを拝見させていただき、やはり頑張ろうと思い直しています。

フッ素については、もう購入してしまったので、製造元のお客様相談室に電話してみたら、使用可との事なのでCheck-Up foamを使う事にしようと思います。

歯科医院と、保健センターで指導が違うのでまだ、若干心配ではあるのですが・・・
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-06-22 23:27:40
また始まっちゃいましたか山田先生。

これ止められるの田尾先生だけなんですよね・・・


あと、「歯科相談を検索」のところで、{フッ素、山田、森川}で検索すると大量に出てきますので、時間があるときにでも読んでみてください。(何度も何度も同じことを書くのは疲れましたので。)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-06-23 00:43:54
それはそれは森川様におきましては、御迷惑をおかけしておりますことを、この場を借りてお詫びい申し上げます。

しかしこれは事実ですので、田尾大先生でも止められません。

この次の日曜日、即ち6月26日に神戸の元町の農業会館で2時から5時までこの手の講演会があります。

この問題を理解するため、是非御聴講をお勧めいたします、尚交通費については誠に恐縮ではございますがご自身で御負担願います。

時間的には千葉からでも、おそらく日帰りが可能だと思います、一度御検討なさって下さい。

もしよろしければ、ここまさまも是非御参加を検討なさってください。

兵庫県保険医協会  078-393-1801

歯科定例研究会 歯科臨床における食事指導の可能性を求めて 歯周病治療や齲蝕治療を効果的にするために
日 時 6月26日(日)14時〜17時
会 場 県農業会館11階大ホール
講 師 横浜市・丸森歯科医院
 院長 丸森 英史先生
 歯科衛生士 丸森 郁美氏
対 象 歯科医師・歯科衛生士
参加費 無料
定 員 200人(事前申込順)
お問い合わせ 電話078-393−1809 岡林まで


兵庫県保険医協会 http://www.hhk.jp/gyouji/

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-06-23 09:32:19
おっさんたちの議論は置いておいて、一応、ここまさんへの回答をしておきます。


>製造元のお客様相談室に電話してみたら、使用可との事なので
Check-Up foamを使う事にしようと思います。

そうですね。
それで良いと思います。

歯科衛生士のためのフッ化物応用の全て(クインテッセンス)」に吐き出しが出来ない乳児にチェックアップフォームを使う場合の図表が載っていましたので、参考にされてください。

画像1画像1

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-06-23 12:52:04
>しかしこれは事実ですので、田尾大先生でも止めれれません。

事実ではありません。


>子どものむし歯予防は食べ物でします、つまり3歳まではお菓子を与えない育児です。

むし歯予防は、食べ物だけでできたという信頼できる報告はありません。
この文章は正しいとは言えません。(この件について山田先生が根拠を示したことは一度もありません。)


>お菓子の味を知らなければ、決してほしがるようなことはありません。

戦後のことを想像していただければ誰でもすぐわかると思いますが、明らかに間違いです。(これも山田先生が根拠を示したことは一度もありません。)


>そしてこのようにして育てると味覚形成がうまく出来ます、つまりなんでも好き嫌いなく食べる味覚に育ちます。

根拠がまったく示されていないので、正しいとはとても言えません。


フッ素なんて気休めにしかなりません、お金の無駄になります。

フッ化物のむし歯予防に対する有効性に関する信頼できる報告は、多数あります。
ですので、この文章は間違いです。


>どうしてもというなら、薬局で局方のフッ化ナトリウムを買ってきて薄めて使えばただ同然ですよ。

フッ化ナトリウムは多量に服用すると、死に至る可能性のある薬品です。
医師、歯科医師、薬剤師の指示なしに、自分で医薬品として利用することは絶対におやめください。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-06-23 14:19:15
>子どものむし歯予防は食べ物でします、つまり3歳まではお菓子を与えない育児です。
>お菓子の味を知らなければ、決してほしがるようなことはありません。
>そしてこのようにして育てると、味覚形成がうまく出来ます、つまりなんでも好き嫌いなく食べる味覚に育ちます。

恥ずかしながら、うちの息子は3歳6ヶ月まで甘いものをいっさい与えず、食事は薄味で野菜や魚を中心にかなり気を使って育てましたが、現在大学生で、甘いもの我好きで、好き嫌いもあります。



>しかしこれは事実ですので田尾大先生でも止めれれません。

多くの開業医の症例は、うまく行った症例だけを取り上げることが多いのです。

すべての患者さんの数年後、数十年後の状態を見ることは、本の一部のか確か見ることはできません。

多くの場合、うまく行かなかった方は、他の歯科医院にかかることが多く、自分の歯科医院に戻ってくるような方はほとんどがうまく行っている方ばかりなので、このような”事実”が出来上がってしまうのです。

つまりこの良い結果を得られた人は本の一握りにすぎません。

私の息子は、いやでも私が状況を観察することができますので、”残念ながら”うまく行かなかった報告もできるのです。



もう一つ付け加えれば、予防に熱心で子供たちのカリエスフリーのかなり高い割合を発表している医院の多くは、来院する患者さんもが予防に熱心な母親につれられて来ますので、それだけでカリエスリスクは低くなります。

来院患者さんの多くが、もともととカリエスリスクが低い患者さんが集まることになるので、結果としてカリエスフリーのお子さんが増えることになります。


また、カリエスリスクの高い患者さんが来院したとしても、カリエスリスクの低い患者さんよりより厳しい予防プログラムとなり、来院が途絶えてしまうことも多くあります。

そこでさらにカリエスリスクの低い子だけの集団が出来上がり、徹底的な予防をしなくても(ちょっと言い過ぎかもしれませんが、何をしても、しなくても)カリエスフリーの確率が高くなります。


途中で脱落してしまう患者さんや、もともと予防に興味のない患者さんの予防に成功して初めて意味をなしてくるように思います。


私の医院も”予防に成功した歯科医院”の一軒だと思っていますが、客観的に見てみれば、上記のような状況であることに気がつきました。



もう一つ付け加えれば、山田先生の意見は特殊な意見です。

特殊な意見ほど、一般的な意見と違うことを強調するため、より極端な資料を提示して来ます。
そして、そのことに心酔する人はより自分が正しいことを強く主張するため、”なんとなく”信頼性が高いように思えて来ます。

新興宗教のようなものですね。

まずは、一般的に正しいと言われる意見を信じられたほうがよいように思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ここまさん
返信日時:2011-06-23 22:18:44
森川先生、山田先生、タイヨウ先生、小牧先生
ご回答をありがとうございます。

こちらにご相談させていただいて、本当に良かったと思っております。
おかげさまで今回ご相談させていただいた件は、解決できました。(過去の記事も全部読みました)

先生方に、親切で詳しく、真剣にお答えいただいた事に深く、感謝しております。

先生方からいただいた貴重なご意見を無駄にしないように、最善を尽くして頑張りたいと思います。

子供の口腔内の健康を保つ事が、今回ご回答いただいた先生方への恩返しとなれれば、幸いです。

本当にありがとうございました。
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-06-24 00:02:09
こんばんわ。


>現在大学生で、甘いもの我好きで、好き嫌いもあります。

お気の毒様。


>多くの開業医の症例は、うまく行った症例だけを取り上げることが多いのです。

そうかもしれませんが糞と一緒にしないで下さい、お願いいたします。


>つまりこの良い結果を得られた人は本の一握りにすぎません。

勉強不足ですね。
誤字脱字が多すぎます、みっともないと思いませんか。


>もともと予防に興味のない患者さんの予防に成功して、初めて意味をなしてくるように思います。

したがって歯科保健教育が益々重要になってくるのです。


>上記のような状況であることに気がつきました。

それはそれは良かったですね、しかしもう少し重要なことに気づかれればもっと良かったように思います。


>もう一つ付け加えれば、山田先生の意見は特殊な意見です。

少数意見であることに異論はありませんが、決して特殊な意見ではありません、勉強不足も甚だしい!! 

教わったのが中垣じゃ仕方がないですね。


>新興宗教のようなものですね。

フッ素塗布教よりはずっとましですよ。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-06-24 02:40:06
森川フッ素大先生がいつもうるさいので、文献を貼り付けておきます、探せば幾らでもあります、いいたかないけどあんたの目は節穴ですか。


行動の変容をめざした
これからの歯科保健指導 医歯薬出版 6,500円 丸森賢二・石井直美 編著 

http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=454810

何とか奥様にお願いして買ってもらってください、そして神戸にいらしてください、是非ご尊顔を拝見したいと思います。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-06-24 10:23:19
ここまさん、解決済みに追加してごめんなさい。

過去の記事をお読みいただいたならよくお分かりだと思いますが、フッ化物だけが大切だと言っているわけではありません。


フッ化物を否定して、食事だけに固執するのではなく、歯磨き、食事、フッ化物のバランスのとれた予防が大切です。

念のため。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-06-24 12:18:02
解決後ですが僕も気になったので・・・

予防に「これをすれば100%虫歯歯周病にならない!」という魔法の方法はありませんので、様々な方面から少しでも虫歯や歯周病になる確率を下げるためにアプローチが必要だと思います。


その中に食事やフッ素も含まれるのですが、様々な研究から現在世界中でもっとも虫歯予防効果が証明されているのがフッ素です。(正確にはフッ化物

予防効果は20%くらいと言われているので、フッ素で虫歯を完全に予防することはできないのですが、逆に「20%程度は予防できる!」と自信を持って言えるのはフッ素くらいしかありません。

その他の方法に関しては、先生の個人的な経験やある特定のグループによる研究、権威者の意見など、何を信じるか(重要視するか)によって、歯科医師間でも解釈が変わってくるようなところがあります。
(そのあたりは、ここまさんはもうご理解されていると思いますが)

時には考え方の違う先生同士で今回のようにぶつかってしまう事もありますが、臨床医というものは何かを信じて、日々の臨床を行っていかなくてはなりません。


僕自身は小牧先生に近い考え方ですが、山田先生の考え方も決して間違えているとは思いません。

長年の経験というものは、非常に価値のあるものだと思っていますし、突きつめると「行動変容」がもっとも重要なことだと思います。

ただ、他の先生の意見も、もう少し尊重して頂けるといいのになぁ〜とは思いますが・・・^^;

エビデンス重視だからといって、何もフッ素が最重要!と考えているわけではありませんし、経験の無い僕みたいな人間からすれば、こんなに素晴らしい先人の知恵を利用しない手はありませんから。


ま、これは歯科医師側の事情ですので、患者さん側においてはこのように様々な考え方の先生がいるということを理解して頂いた上で、自分に合った信頼の出来る先生に指導をして頂くというのが目指すべきところかな〜と思います。

解決後にいろいろと書いてしまい、申し訳ありませんでした。




タイトル [写真あり] 1歳6カ月、家庭でのフッ素使用について
質問者 ここまさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
フッ素
その他(写真あり)
子供の虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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