転院の繰返し、歯医者さんが通う歯医者さん

相談者: リングさん (33歳:女性)
投稿日時:2011-06-24 17:47:42
先生方こんにちわ。

初めて投稿させて頂きます。よろしくお願いいたします。


私の住む地域には、本当にたくさんの歯科医院があって治療が必要の際にはどこに行けばよいかわからないくらいです。

(何故か美容室と歯医者とメガネやが多い町なのです)



最近、歯の治療をお願いしたく、近所に新しくできた歯科医院に行きました。
その先生はとても若く、27歳で院長先生(開業)されたとのことでした。

結果的に私とは相性が会わない先生でしたので(治療やかぶせ物の選択肢がないのと、自由診療インレーの値段がその素材に対して相場よりだいぶ高く、私には分不相応でした。)転院しました。




次に行った歯科医院は、たくさんの医者がいる大きな歯科医院でした。

そこでの処置では、前回の先生が行った虫歯治療(大きい虫歯でしたが神経は残して仮詰めしていました。)を見て頂きましたが、あまりよろしくない処置(虫歯がまだ残っていて、全てセメントのみでふたをしていた)でしたので、あけてみてダメなら神経の処置をするとのことで処置が始まりました。


結局神経の抜髄を行うことになったのですが、

『抜髄を行う際には滅菌が大事。
機械を使いながらおこないますので、他の歯科医は手探りで行い問題が多いですがうちは大丈夫」

との言葉を信用し処置が行われました。


しかし処置はラバーダムの使用もなく顕微鏡の使用もありませんでした。
機械というのは、神経の管に何かを差込み「ピー」と言うようなものでしたが私には何かはわかりません。

リスクを減らすことを考えて、自由診療でやっていただくことも考えていたのですが、残念です。
ちゃんと聞かないとだめですね。
反省。


数年後の腫れなどの可能性を聞くと

『100%再発などの炎症はないです』

とのお答えだったのですが・・・少しそのお答えに不安になりつつ帰宅。


施術後から、正露丸のような味や香りが口いっぱいに広がって、いくらうがいしてもとれず3日間続いたところで、もしやなかの薬品がもれているのでは?と思い不安になってまた転院しました。



そして、今通っている歯科医院なのですが・・・ここの歯科医院は保険診療なのにラバーダムやマイクロスコープを使用しての治療を1時間もかけて診療してくださいます。

仮詰めの際にも液が漏れないように欠損した部分に囲いを作ってから、ストッピングではなくセメントで蓋をしてくれました。


前の歯医者さんは、ストッピングを使用していたため中の薬品がもれていたそうです。
(ちなみに左上奥5番です)



こういして、相性の良い、私にとって信用できる歯科医院に出会うことができました。

(3週間の間にあった出来事です)



長々とすみません。
質問内容は、私のように歯科医院ジプシーはたくさんいると思います。
中には相性の良くない先生にあたり、取り返しの付かないことになってしまう方もいるようです。


先生方ももちろん歯の治療はすると思いますが、専門家だけに他人に任せることへの不安は強いと思います。

なので、慎重に自分の口をゆだねる先生を吟味すると思うのですが、その基準はなんでしょうか?


また、はじめていく歯科医院ではこういうことを聞くと良い!
こういう歯医者さんは遠慮したほうが良い!
こんな歯医者さんはおススメ!

など、患者自身が自己防衛できるようなことがったらお教えください。



私は、後のトラブルは、患者にも責任があると思っています。
聞けばいいのに不安なまま、あいまいなまま施術に了承してしまった今回の私のようなかんじですね。

ただ、多くの患者は聞き方が下手で、不安な事を思うように口に出せないものだと思います。


そんな人でも、最低これだけは確認しなきゃ!ッてポイント是非ご教授ください。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-06-24 18:03:25
>慎重に自分の口をゆだねる先生を吟味すると思うのですが、その基準はなんでしょうか?

まず我々はプロですから一般の方とは選び方が違うと思います。
実際にその先生の症例を診せて頂ければ大体自分の好みに合うかは判ります。

実際に良い歯医者さんの条件は様々です、リングさんにとって良い先生でも他の方にとっても良い先生とは限りません。

人の価値観は様々です、その価値観によって良い歯医者かどうかは決まります。



>また、はじめていく歯科医院ではこういうことを聞くと良い!
>こういう歯医者さんは遠慮したほうが良い!
>こんな歯医者さんはおススメ!

当サイトのマッチングシステムを使ってみてはどうでしょう。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-06-24 18:19:26
歯医者さんが通う歯医者さん

時に見学させていただく(実際はかなり邪魔になっているかも)審美歯科で有名なM先生のところなどは、歯科大学時代の同級生が遠くからでも治療を受けに来られてましたね。

技術も然る事ながら、やはり性格や自分自身との相性は大きいのではないでしょうか。
上手くても嫌いな奴のところへは行きませんから。


そして、その歯科医院の空間内で居ることが楽しい(少なくとも苦痛でない)ことではないでしょうか?

私もM歯科医院で居るのは楽しいのですが、某歯科医院の見学は何故か楽しくないのです。
フィーリングなのでしょうね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 11:04:12
>慎重に自分の口をゆだねる先生を吟味すると思うのですが、その基準はなんでしょうか?

そうですね…。

お二人の先生方の書かれているように一般の方とは基準が違うでしょうね。

様々な学会や講演会で行われる症例発表を見るとその先生の治療レベルが解ります。
そして、懇親会などでその先生と親睦を深め、相性の良い先生であれば治療をお願いするかもしれません。

最終的には「技術」と「人柄」でしょうか。



>はじめていく歯科医院ではこういうことを聞くと良い!
>こういう歯医者さんは遠慮したほうが良い!
>こんな歯医者さんはおススメ!

>最低これだけは確認しなきゃ!ッてポイント是非ご教授ください。

(以下、私見たっぷりですが)一般の方であれば…


1 HPをチェックします

今の時代、やはりHPなどで情報発信しているかどうかは重要だと思います。
医療広告に制限がある以上、歯科医院を知るにはインターネットが唯一の情報源だと思います。
(しかし、口コミサイトなどの情報は正しくない事もありますので、鵜呑みにはしてはいけません)
     ↓
歯科医院口コミサイトの裏



院長紹介では略歴や得意分野なども知る事が出来ると思います。
ポリシーやフィロソフィー等が書かれている事もあります。

論文や本を執筆されていたり、学会や講演などを多くされていると言うのもポイントになるかもしれませんね。

逆にそう言った学術では無く、往診に出られていたり、地域の歯科保健活動に積極的な先生であればホームドクターとして長くかかりたい場合には良いかもしれません。

趣味の事が書いてあったりすると参考になるかもしれません。

バリバリのスポーツマンで体育会系の雰囲気だったりするかもしれません。
ゴルフや釣り、サーフィンなど、もしかしたら自分と同じ趣味だったりすれば先生とのコミュニケーションのネタにもなるかもしれませんね。

審美治療に力を入れている先生は「カメラ好き(マニア?)」の傾向にあるように思います。

女医さんだったりするとフラワーアレンジメントやアロマ等、癒しの空間を提供してくれているかもしれませんしね。


また、院長先生以外に勤務医がいるのか?スタッフはどうか?などもチェックします。

勤務医の先生はそれこそホヤホヤの研修医から院長の右腕となってバリバリに診療に臨まれている先生までいます。

スタッフ紹介のページが充実していたりすると、スタッフに気をかけていると言うか、スタッフ教育に熱心だったり、それだけ長く勤務しているスタッフが多かったりします。
(入れ替わりの激しい医院さんなどではスタッフ紹介が充実していない傾向にあるように感じます)


設備紹介もチェックしますね。

最新治療に長けている医院さんでは歯科用CTがあったり、マイクロスコープがあったり。
レーザーを使っていたり、オゾン治療器があったり。
感染予防にお金をかけている所なども良いかもしれません。
(感染予防にかかるコストは天井知らずです)

逆に少し古い雰囲気であっても清潔感があれば丁寧に使われているかもしれません。


治療の流れや自費の料金表があっても良いかもしれませんね。

ただし、治療費が法外に安かったりした場合には「?」です。
値段だけで医院を決めるのは非常に危険だと思います。

また、トップページに「インプラント年間○○○本!安心の実績!!」などを掲げている医院は要注意かもしれません。

院長紹介や医院紹介のページにさりげなく実績が表示されているのは良いと思いますが、明らかに「インプラントがウリです!」を誇張しているような所は、「インプラントありき」の治療計画に走りがち…と言う話しを聞きます。




あ〜。
HPの話しだけで読むのも嫌になるほどの長文になってしまいました。

続きも書きましょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 14:45:30
僕は単に同級生とか、少し年上の先生とかに頼みます。

別に基準を決めてはいません。
持ちつ持たれつそんな感じです。


幸い、簡単な処置で今まで来ていますので、口腔外科がらみ、補綴処置を受けたことはありません。

参考にしてと言いたいですが、成らないですよね。


結局は今まで話したり、考え方を知っているのでそのあたりで判断していると言えばいいのでしょうか。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 15:30:42
ポイントは相性と周りの評判。
これが一番なのでは。

余談ですが、以前に私の親知らずが割れて、自己診断で「抜歯」としたのですが、後輩の口腔外科医に電話したら、

「他はなんでもいうこと聞きますから、それだけはカンベンしてください。
麻酔の仕方からなにから緊張しますよって!」

と断られました。
とんでもない後輩です。


なので、私と縁が切れると、その他大勢の人とも縁が切れてしまう、
「トモダチの少ない」歯科医師に頼みました。

やはり気を使ったのでしょうか、何でもない智歯の抜歯なのに超大げさな麻酔と量。
おかげで抜歯したとも8時間効きっぱなし。

こんな苦労もありますのです(余談でした)。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 15:43:39
私は、医局の後輩に治療をお願いしています。


大学で教えてきた何人かの後輩のうち

・一番自分に近い治療を行う

人間にお願いしてます。


自分で教えたんですから文句は言えません。
自分と同じ手法なんですから否定もできません。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 20:48:09
1,知り合いの中で探します。
自分と同じぐらいの腕で多少文句を言える少し後輩ですね。


2,先輩の所へ行けば文句は言え無いです。


3,先日同級生が高速使って40分ぐらいの所からやってきました。一番気が楽です。


4,当然1とは反対の立場ですが先輩が来たら緊張すると思います。
幸い(?)誰も来ていません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リングさん
返信日時:2011-06-26 00:30:20
細見先生
藤森先生
タイヨウ先生
田部先生
大野先生
桜田先生
柴田先生

返信ありがとうございます。


私の職業は、自営業の技術職です。
練習や勉強会に積極的に参加し、常に自分を高めよう、そして常にプロフェッショナルでいようと心がけています。

それと同時に自分に過信することなく、クライアントの声にも十分かたむけよう。
(やはり、どうしても技術的に承れないともたくさんありますけど)

そうすることで、自分のスキルも上がる。
このスキルは自分の自己満足ではなく、あくまでクライアントのためのスキルなんですよね。

そう思って10数年自分を高めてきました。

それでも、全てのクライアントに満足して頂くことは難しく、自分の元から去ってしまう方もいらっしゃいます。

これは、相性であり自分の未熟さなんだと日々痛感しています。


クライアントは、その分野では素人ですが、もっとも的確に感想を言ってくれる存在です。その分野に長くいると、時として盲目になることもしばしばですので、こういったことを気づかせてくれるクライアントは大事にしたいと思います。


私も、技術職ですのでその分野のことで、他の人間に任せることには慎重になります。

やはり、過去の実績や業界内の評判で判断すると思います。

ですので、逆に悪いうわさを聞くことも多々あり、そういった方に自分のことをお任せすることはないと思います。

しかし、クライアントはそのような事情はまったくわかりませんので、紹介者がいない場合には、派手に宣伝していたりテレビに出たとか雑誌に良く出ているとか口コミサイトで評判がいいとか、そういったことで判断するしかありません。



私は、ここ2年は歯科医院に行くことを怠っていた、かなり歯科について疎い人間です。
威張れたことでは到底ないのですが、、、

正直、歯科医の先生が手を抜いたり、必要以上に経営に重点を置いた方針での処置をするなどと思っても見ませんでした。
(語弊があったらすみません。
時間に追われて技術に妥協するといったほうがただしいでしょうか?)


そういった先生や病院を、患者は好みません。

患者が最終的に求めているのは、優しい先生でも自分に都合の良い先生でもなく、結局は患者の病状の改善・完治をしてくれる先生で、真摯に治療に取り組んでくれる先生なんですよね。


そういったことが、素人にもわかるミシュランのような格付け本なんかがあるといいんですが、、、、

わたしなら、そういった本や資料があるなら、上位に行きたい!!って、燃えるんですけど。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2011-06-26 01:09:50
こんにちは。

ミシュランのように料理屋であれば覆面調査員が実際に食べにいくるのでしょうが。
歯の治療の場合にはそのような調査はとても不可能でしょう。
そのような本は作りようがないと思います。


私の同級生であっても近くの歯科医であっても、腕のよしあしは全くわかりません。
知識の量はある程度推し量ることができますが。

長く歯を治してもらったことがないのですが、治療を受けるとなると運試しの状態になってしまうと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リングさん
返信日時:2011-06-26 02:04:50
樋口先生 返信ありがとうございます。


ミシュランのように覆面で調査員がその歯医者にかかるということは、自分のを犠牲にするということですよね。

樋口先生が言うように、とてもじゃないですが、無理な話です。


ということは、歯科医師が患者さんの歯を診るということは、後戻りのできない毎回毎回が真剣勝負(大げさでしょうか?)なんだと思います。

まさか、かかりつけが見つかるまで自分の歯を試しに歯科医の技量や施術の姿勢を測るわけにも行きませんから難しいです。
(私は、自分の歯を犠牲にした形でかかりつけにできる歯科医院を探してしまいましたが。。。)


本職の歯科医の先生が自分の治療が運試しとなると、患者にとっては大博打になってしまいますね。



困りました。
気軽に歯医者にもかかれなくなりそうです。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2011-06-27 11:12:53
>素人にもわかるミシュランのような格付け本なんかがあるといいんですが、、、、


一応、こんなのが現在進行形で開催されています。

http://www.icou-dental.jp/D1GP/


実情は解りませんが、このD1GPの残念な点は


1 歯科医師の治療技術は評価されない(できない)

あくまでも歯科医院(スタッフ)に対する顧客満足度、つまり、アメニティの充実や接遇の良さが評価の対象のようです。


2 エントリー制(8万円)

つまり、全ての歯科医院が対象と言うわけではない。


3 覆面調査

って…。

ウチ、保険医療機関では無いので「誰でもウェルカム」では無いですから、最初からエントリーの受理すらされないでしょうね…。


まあ「医院の活性化には繋がるのかな?」と言う感じはします。




なので、僕はD1GPで上位に入った医院だからと言って「自分が受診したい」とは思いませんね。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2011-06-27 11:28:48
覆面調査員は保険使っちゃダメでしょ(^-^;
国費なんですから。。。
もしやるなら自費の予防とかに限定しないと。

芸能とか外食とかだったらランキングもいいと思いますが、医療にランキングはそぐわないかなと思う次第です。
(頭固いかな?)


医院の活性化に繋がるというよい面もあるにはあると思いますが、商売っ気が強すぎるようにも見えますし。。。
医療としてはマイナス面の方が大きいかも。

かかった広告費を最後に払うのは患者さんですからね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: リングさん
返信日時:2011-07-01 22:39:56
タイヨウ先生
田尾先生

お返事ありがとうございます


ミシュランという言葉を出してしまった私がいけないのですが、こういった調査が覆面である理由はないと思っています。

普段きちんとできてない人間が、調査員が来たときだけきちんとやることなど、ほぼ無理でしょうから、堂々と調査しても問題ないと思います。


先生方が考える指針表と、私が考える指針表が少し意味が違うようです。


>>医院の活性化に繋がるというよい面もあるにはあると思いますが、商売っ気が強すぎるようにも見えますし。。。
>>医療としてはマイナス面の方が大きいかも。




このご意見も、理解できますがこの考えは医師や病院主体の考え方が強いように思います。



こういった調査が、広告目的であってはいけないのは当然ですし、お金を払って上位に君臨しても、患者はそんな指針表など信用しません。そのようなものがまかり通るなら、それは「やらせ」と言うやつですよね?

やらせができない環境下でおこなわれなければ意味がありません。
そして、結果として技術が伴いのでしょうが、それ以外にも医師としての真摯さを見極める指針であってほしいと願います。


患者は、過剰なサービスや先生や受付の愛想を重視しているのではなく、治療に対して真摯である先生を求めています。


保険だからこの程度の治療しかしません
保険だからたくさん患者を診なきゃ儲からない。
とにかくたくさん患者の処置をする。
保険だから安全性より効率の良さを重要視する。


このような医者は良い医者でしょうか?


少なくとも私は、このような医者にかかりたいと思いません。


保険がネックになっているのであれば、自由診療専門医院にすればよいでしょうし、そういった治療方針に納得した患者だけが通うわけですから、心置きなく自分の方針を貫けるでしょう。



しかし、多くの患者は保険での診療を基本に考えます。

保険制度を利用せざるを得ない者も多くいます。

そういった人間は、保険制度と言う足かせにとらわれて、時として質の低い医療を受けざるを得ないのでしょうか?
(保険治療でも、なるべく質の高い医療を行う医者もたくさんいると思いますが、多くないように感じます)



考え方はそれぞれですが、保険の治療と言うものは技術を制限するものであってはいけないと思います。




例えば、技術面とは異なりますが、ほとんどの歯科医院で、神経の治療をするのにラバーダムを使用しないのは、その代金を患者に請求できないからですよね。
(以前は10点でしたっけ?)

しかし、ラバーダムを使用するのと使用しないのでは予後の経過には大きな差があると聞きます。
(それだけが全てではないと思いますが、可能性の問題として)

大学の授業ではラバーダムを使用するのが基本と教わっていても、実際には経営上の理由で使用しないのは、「適切な医療」とはいえないきがします。それは「適切な経営」です
ラバーダムを使用するのは保険適用では法律的にできない。。。ということは、ないはずですよね。

ボランティアでやっているわけではないのですから、どこかでシビアにならなければならないのは仕方がないこととは思いますが、せめて患者にリスクの説明をすべきかと思います。


神経の治療は難しいといいつつ、適切な環境を整えないまま、いとも簡単に処置をする先生を目の当たりにすると、本当に怖くなります。




>>かかった広告費を最後に払うのは患者さんですからね。

考え方は人それぞれですので理解できるのですが、こうも堂々おっしゃられると少し悲しくなりました。

私も商売している身ですが、(特に技術職の場合には)私の持論で広告費を価格に上乗せするよな職人はいい仕事が出来ない人間だと思っています。

広告は来店(来院)のきっかけでしかないのではないでしょうか?
自分が好きで乗せた広告費用ですから。
そのようなものを患者に押し付けるよりも、長く付きあえるように信頼関係を結び、真摯に治療して紹介者(口コミ)を増やしたほうがよっぽど良い方法ですよね。

きれいごとですかね?



申し訳ありません。
質問した内容とはだいぶずれてしまいました。


回答いただいた先生ありがとうございました。
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2011-07-01 23:21:53
>D1GP

(笑)
http://eedental.fine.to/eeblog/2011/03/d-1.html


>広告目的であってはいけないのは当然ですし

医療本=広告に近い物が多いですよ。

先日も医療特集に掲載させてください。
掲載料は70万です。

などメールも来ますし。


>ほとんどの歯科医院で、神経の治療をするのにラバーダムを使用しないのは、その代金を患者に請求できないからですよね。

してもしなくても関係ないと考えるからです。

私は自費でしか治療していませんが、根管治療には99.9%ラバーダムはします。
ただし、レジン治療においては10%ぐらいしかラバーダムをしません。

レジンにおいてはラバーあり・ないで臨床上問題が出ないと判断しているからです。

必要であれば、1枚50円のラバーダムを何枚使ってもいいと考えますが、必要ないと判断すれば使いません。



このサイトでラバーダムのこととJ−Openのことがよく出てきます。
このサイトの多くの先生は良くないとしますが、教科書には載っていますし、今もそれが大学では教えられています。






患者さんのニーズも色々で、リングさんのように色々説明してほしいと言う患者さんもいれば、説明はいいからとっとと治療してくれ。

歯科治療で何回も通院なんて出来ないからとっとと抜いてくれ、
・技術云々の前に優しい先生がよいと言う方、
入れ歯が得意な先生がいい、
・先生と趣味の話が合うから、
・若い可愛い衛生士がたくさんいる歯科医院がよいなど

患者さん個々に求められるものが違うのですから、こと医療においては基準が多すぎます。


例えば、「見本と寸分違わぬものを作ってください」
など尺度がきっちりしているものなら順位付けもクリアーに出ます。

また医療は不確定要素が色々あり、完璧な手技・術式で治療を終えても失敗に終わったり、後で大きな痛みが出ることもあります。

手技は完璧なのに失敗になる。。。



>きれいごとですかね?

ん〜、どうなんでしょうかね^^;
そもそも公務員とは違い、潰れたらおしまいですからね。

 

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2011-07-02 11:19:30
>少なくとも私は、このような医者にかかりたいと思いません。

そうですね。
僕もかかりたいとは思いません。



自由診療専門医院にすればよいでしょうし、

なので、僕も井野先生も保険医療機関を辞退してしまったわけですが…。



保険の治療と言うものは技術を制限するものであってはいけないと思います。

その通りだと思います。

しかし、国がそれをどう考えているのか…。


何年か前の選挙の時、歯科医で立候補された方が

 医科ではこの4年で20の新技術が保険医導入されました。
 歯科ではこの20年で4つの新技術しか導入されませんでした。

とおっしゃられていました。
それが現実なのです。

どうやら我々歯科医は政治力が無いようです。


海外では保険と言う縛りがありませんし、医療は日進月歩で進化します。

とある、外国人の先生が講演で

 「なぜ、日本のメーカーの製品で素晴らしいものがこんなにあるのに、
  あなたたち日本人歯科医は使わないのだ?」

とおっしゃられた事もあります。

現実に毎日患者さんと向き合っている僕は矛盾を感じずにはいられませんでしたので、保険医療機関を辞退すると言う結論に達しました。



>きれいごとですかね?

どうなんでしょうね。
「医療」「経営」の前に「モラル」と言う問題もあると思います。

この「モラル」は「見える形」にしにくいですし、歯科界全体と言うよりも歯科医師個人個人の問題ですからね。



最初のご質問に戻りますが、ご自身でも書かれているように

>やはり、過去の実績や業界内の評判で判断する

しか無いのが現状だと思います。

回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2011-07-02 20:35:58
>ミシュランのように覆面で調査員がその歯医者にかかるということは、自分のを犠牲にするということですよね。

ミシュランって最初っから超有名料理店しか審査してませんよね。
おそらく。

どうせ平均以下のランク付けなんていらないでしょ?

有名な先生だけであれば”自分を犠牲に”といった感覚ではないと思いますけどね。



>どうやら我々歯科医は政治力が無いようです。

確かにお金がなくて政治団体に入れない歯科医師がホントに多くなってしまってますよね。
組織としての団結力がものすごく低下してます。
自分の生活で精一杯な状態じゃ〜ね。


ただ根本的な理由は毎度お決まりの財源がないことなんですよ。

歯科の点数が異常に低いのだって、自費診療とあわせて歯科医院経営の帳尻が合うように作られたのが始まりですからね。
いろいろな自費保険に導入するなら、他の診療点数もまともな点数に上げなければ(歯科医にしてみれば)話にならないんですが、このご時世ではねぇ〜。




タイトル 転院の繰返し、歯医者さんが通う歯医者さん
質問者 リングさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯医者への不満・グチ
歯医者さんの探し方・見つけ方
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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