カリカリしないスケーリングもあるのですか。SRPとの違いは?

相談者: さわこさん (42歳:女性)
投稿日時:2011-06-23 01:54:46
先日治療の為、初めての歯科医院を受診したところ、歯周病の検査を勧められ、お願いしました。

4〜5年前に他の医院で検査してもらった時は、歯周ポケット3〜4mmで、かなり出血もあったのですが、時間をかけて歯磨きをするようになった成果か、今回は2〜3mmで出血・ぐらつきも無く、良い状態との事でした。
そして、さらに良くする為に歯の掃除をするので、その為に4回通院するように言われました。

4回かけてスケーリングをしてもらうのかと思っていましたが、その日にもらった明細を見ると、スケーリング全顎分(64点+38点×5)が算定されていました。
当日していただいた事は、機械で歯を一周磨いただけ(と感じました)で時間も5分足らずでした。
機械的歯面清掃加算も算定されています。

私のイメージではスケーリングはもっと時間をかけてカリカリしてもらうものと思っていましたし、歯の裏側の着色汚れもそのままなので、本当にスケーリングしてくれたのか疑問です。
それとも私が今までスケーリングと思っていたのは、SRPの方でしょうか。

また、本当にスケーリングが終了している場合、4回に分けて行う「お掃除」がSRPということになるのかと思うのですが、歯茎の状態が良くてもそういった処置は必要なのでしょうか。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-06-23 06:36:22
さわこさまおはようございます。

歯医者へ行って明細を受け取った所、ご自身がイメージしていたスケーリングと違っていたので不思議に感じていらっしゃるようですね。

実際に担当したわけではないのでよくわかりません。
担当の歯科医あるいは歯科衛生士に尋ねてみればはっきりすると思います。

ちなみに我が社ではいきなりスケーリングはしません。
先ず歯磨きの練習をして、問題がなくなればはじめてそこで歯石が付着している場合だけスケーリングを行います。

歯磨きが不十分なうちにスケーリングをしたところで、したその日から歯石が付き始めると思いませんか。

ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さわこさん
返信日時:2011-06-29 00:57:16
山田先生、ご回答いただきありがとうございます。

HP拝見しました。
以前、歯科歯茎をマッサージするよう指導されていたのですが、あまり歯茎を磨くのもいけないんですね。

せっかくスケーリングしてもらうのですから、綺麗な状態を維持する為にも歯磨きがんばろうと思います。

そういえば今回の受診では歯磨き指導ありませんでした。
それも珍しいなと思ったんですが・・。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-06-29 04:30:14
おはようございます。

むし歯歯周病はマクロで見れば生活習慣病です。
生活習慣の中に原因が潜んでいます。

生活習慣の見直しがなければ解決はできないと思います。
基本は歯磨きと食事ということになります。

その上で歯石の付着があれば、歯磨き技術の上達を待ってスケーリングするのが良いと考えています。

まず歯磨き練習を優先すべきでしょう、参考になさってください。

歯肉のマッサージですが全く必要はありません。
意識して歯ブラシでやってしまうといろいろな弊害が起きるでしょう。

オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=212

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-06-29 09:02:07
ブラッシング指導のタイミングはその歯科歯科によって変わると思います。

処置内容のスケーリングSRPの差は患者さんには分かりにくいとはおもいます。

歯肉の中に隠れた歯石は探ってみなければ分からない場合もあると思います。
取れた歯石を見せて貰ってはいかがでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さわこさん
返信日時:2011-06-30 23:53:07
山田先生、柴田先生、ご回答ありがとうございます。

歯磨き指導のタイミングは歯医者さんによって色々なのですね。

今回、今のところ指導が無いのは、検査の結果が良かったから今のままで大丈夫なんだとポジティブに解釈していたのですが、山田先生のHPの毛先磨きをやってみたところ、奥歯の方がなかなかイメージどおりに出来ず・・自信喪失ぎみです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-07-01 04:56:54
おはようございます。

歯磨き技術の習得のコツは一番簡単なところを1ケ所だけからはじめることです。

簡単なところが磨けないのに難しいところなど磨けるはずはありません。
また1ケ所が磨けないのに2ヶ所磨けるはずもありません。

たとえば上顎の1番の唇面から練習を始めてみる、ここが完璧に磨けるようになるまでひたすら練習をしてみると歯肉に変化が出てくるでしょう。
この変化を見逃さないためにも写真での記録が必要です。

そのころには歯ブラシの使い方も上達しているので、2ヶ所目のところはかなり簡単に磨けるようになっています。

このような方法で取り組むのがいいと思います。
先ず簡単なところ1ケ所からが大原則です。

いきなり奥歯からというのは、よほど力量のある指導者がついていないと無理だと思います、先ず簡単なところから始めてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: さわこさん
返信日時:2011-07-06 23:38:20
山田先生、何度もアドバイスいただき、本当にありがとうございます。

前歯の磨きやすいところから出来るようになっていけばいいと分かり、気が楽になりました。
気長に練習します。

歯科の受診の方ですが、2回目の歯周検査の後、SRPがありました。
柴田先生のおっしゃったように、取れた歯石も見せていただきました。

超音波スケーリングなどもしていただいて、やっぱり初日のはスケーリングではなかった気がする・・とは思ったのですが、今回表面もポケットの中も両方していただいたので、結果的には同じことですよね。



タイトル カリカリしないスケーリングもあるのですか。SRPとの違いは?
質問者 さわこさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯周病(歯槽膿漏)治療
スケーリング(歯石取り)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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