根の治療で痛みが残るままコアを入れ、数ヶ月治療中断することに‥

相談者: toryaneさん (35歳:女性)
投稿日時:2011-07-15 00:18:57
1週間ほど前、6番の歯(奥歯から3つ目)の中の虫歯がひどいため、初めて神経を抜く治療を施されました。
神経を抜き、麻酔が切れた後、通常にしている場合は一切痛みはないのですが、食べ物を噛んだり、歯ブラシが歯にあたったりすると飛び上るような激痛が走ります。

1週間たち、根の治療を行っていただきました。
その際、仮詰めを取り除く際、歯が欠け、三方のみ残る状態となりました。
それについては虫歯によるもの、との説明を受けました。
根を削ったあと、消毒液の匂いがしましたので、殺菌治療が行われたものと思います。
その後口の中には、消毒薬の臭いがずっとしております。

次回、再度根の治療をする、とのことでした。
また、叩いて響くような痛みは、消毒を行ったことで、次回までに治るはず、治らなければ自分の治療がうまくいかなかったときだ、とおっしゃっていました。
ただ、私自身、数日でとれるような痛みであるという感覚がしないのが不安です。

また、こちらの事情で、次の根の治療の翌日に、痛みが残っていたとしても柱を立てるそうです。
こちらの事情というのは、数カ月、病院に通えない場所に行かなければならない、ということです。
そのため、仮封のままでは、歯が折れてしまう可能性があるので、とりあえず柱を立てて、詰め物をし、戻ってきてから被せものをする、ということだそうです。

さらに、虫歯が歯肉にまで入り込んでいるので、もし被せものをしても、その後ケアが出来なくなる可能性があるとのことで、骨を削り、歯を浮かせる外科手術もするとのことです。

ここからが質問ですが、根の治療が成功していない状態で柱を立て、数か月放置した場合、病巣に蓋をしてしまうイメージがありますが、症状は悪化しないでしょうか(この点はこちらの事情なので仕方ない、と言われればそれまでなのですが・・・)。
また、柱をとり詰め物をはずし、再度治療するというのはさほど難しいことではないのでしょうか。

また柱については、ファイバーを勧められています。

お忙しいところ恐縮ですが、ご回答いただけましたら幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-07-15 00:29:58
>ここからが質問ですが、根の治療が成功していない状態で柱を立て、数か月放置した場合、病巣に蓋をしてしまうイメージがありますが

その通りですが、抜髄後少し打診痛が出る事はあります。
それだけで根の治療が成功していないとは言えません。


>柱をとり詰め物をはずし、再度治療するというのはさほど難しいことではないのでしょうか。

柱(コア)を外すのは深さにもよりますが結構難儀する事があります。


>また柱については、ファイバーを勧められています。

コアにファイバーコアを入れれば(ファイバーコアは自費ですので)その後の治療は自費になります。

御参考になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: toryaneさん
返信日時:2011-07-15 01:08:28
さっそくのご回答ありがとうございました。

ファイバーの値段は聞き及んでおります。
ご指摘ありがとうございました。
今後いろいろと保険外治療をするとなると出費がかさみそうだと覚悟しております。

さて、この症状が、「打診痛」といういわば、抜髄にともなう一過性の症状ということであれば安心なのですが。
つまり、この打診痛は、細菌感染とは無縁で起こる現象という理解でよろしいでしょうか。

また、打診痛のある状態で柱を立てると相当痛みが生じるのではないかと思いますが、柱を立てる場合、通常は麻酔なしで行うのでしょうか。
その後、万一、根の治療が必要になる場合、柱を抜かずに治療するのは一般的に不可能でしょうか。
さすがに柱を立てずに数カ月放置することにも不安を感じますが、やり直しのリスクにも不安を感じます。

再度の質問となり恐縮ですが、ご回答いただければ幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-15 01:16:00
toryane 様

こんにちは。

根の治療が成功していない状態で柱を立て、数か月放置した場合、病巣に蓋をしてしまうイメージがありますが、症状は悪化しないでしょうか。

ご指摘の、叩いて響くような痛みの有無は確かに治療を進めていく上での判断基準の一つではありますが、ただそれだけで根の治療が成功しているか・いないかの確定的な判断基準にはなりません。
根の治療が成功したかどうかは主に、根の中にバイ菌が残っているか・いないかという点になりますので。


>柱をとり詰め物をはずし、再度治療するというのはさほど難しいことではないのでしょうか。

例えば、柱(土台)が根の深くまで入り込んでいる状態であれば、それだけ再治療時に除去するのに苦労しますので、あまり深くまで柱が入り込んでいないほうが再治療は容易です。
ですが柱が浅すぎると今度は被せ物自体の脱離の原因になります。
(治療もバランスが大事ということになります。)


>柱を立てる場合、通常は麻酔なしで行うのでしょうか。

神経を抜かれている歯ですので、通常は柱を立てる際には麻酔は行いません。

参考になりましたら幸いです。

お大事にして下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: toryaneさん
返信日時:2011-07-15 21:01:10
ご回答ありがとうございます。

担当していただいている先生から、炎症を起こしているといわれていたので、炎症と打診痛がイコールには思えなかったのですが、根の治療の成功、不成功に関わらず、痛みは伴う場合もあるというということで、多少治療に望みが持てました。

とはいえ相変わらず、食べ物は噛めず、たまにじくじくした痛みまででてきており、次回治療までに残念ながら痛みがひきそうにない様相です。

あとはもう、自分のコンディション次第なのでしょうね。
リミットがなければもう少し鷹揚でいられるのですが、いろいろご教示いただきましたおかげで少し気が楽になりました。

お忙しいところ、ありがとうございました。



タイトル 根の治療で痛みが残るままコアを入れ、数ヶ月治療中断することに‥
質問者 toryaneさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ファイバーコア(プラスチックとファイバーの芯の土台)
痛みがある状態での治療終了
回答者




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