顎関節症治療のため歯列矯正中。終了間際だが噛合せがおかしい
相談者:
猫吉さん (30歳:男性)
投稿日時:2011-07-16 22:15:07
昨年4月より顎関節症噛み合わせを専門に行う歯科医院にて、歯列矯正を行っています。
治療開始後1年3か月たった現在は、上顎右側奥歯は全て健全歯だったのが治療中、全て虫歯になり銀歯に変わり、上下の歯は全く噛み合わない状態で仮歯は接着してもすぐに外れてしまいます。
上顎右奥歯は上顎右側を極端に広げられた為に、歯と歯の間にカスが溜まりやすくなり全て虫歯になってしまったようです。
こういう状態なのに院長が言うには「もうすぐ治療は終了ですが。」との事です。
元々、別の歯科医院に通院していたのですが、某顎関節症サイトでこの専門医院の院長が私とほぼ同じ症例の患者を治したのを知り相談した所、
「俺に任せていれば完璧に治してやる」
と豪語するので、こちらの歯科医院に替わりました。
最初は
「前医は有名な咬合治療家だがおかしな事をやっている。
ここはこうだ!」
と前医の治療を批判し威勢よくやっていましたがよくなる処か悪くなり、最近、院長が助手に
「どうやっていいのか分からない。」
と言っているのを耳にしました。
どうも初診時でのこちらの説明を無視して別の症例だと思い込み、治療をし続け訳が分からなくなった為にそろそろ治療を打ち切ろうと考えてるように見受けられます。
ちゃんと私の顎関節症の原因、経過、治療法まで書いた資料も提出しているはずですがその資料の存在すら忘れているのか、信用していないのか希望していた治療内容と全く異なります。
某顎関節症サイトを信用し我慢して1年以上も通院した為に、現在は素人が見てもひどい咬合状態で、前医に見せたら
「酷過ぎる。信じられない。」
と言っておりました。
私も、信じられませんがこんな治療(?)で支払った治療費は100万円超です。
顎関節症噛み合わせ専門歯科医院とは普通この程度なのでしょうか?。
この医院は地域の歯科医師会にも加入しておりません。
こういう場合、後は弁護士に相談するしか無いのでしょうか?。
馬鹿な質問で申し訳ありませんがお答えして頂けるとありがたいです。
治療開始後1年3か月たった現在は、上顎右側奥歯は全て健全歯だったのが治療中、全て虫歯になり銀歯に変わり、上下の歯は全く噛み合わない状態で仮歯は接着してもすぐに外れてしまいます。
上顎右奥歯は上顎右側を極端に広げられた為に、歯と歯の間にカスが溜まりやすくなり全て虫歯になってしまったようです。
こういう状態なのに院長が言うには「もうすぐ治療は終了ですが。」との事です。
元々、別の歯科医院に通院していたのですが、某顎関節症サイトでこの専門医院の院長が私とほぼ同じ症例の患者を治したのを知り相談した所、
「俺に任せていれば完璧に治してやる」
と豪語するので、こちらの歯科医院に替わりました。
最初は
「前医は有名な咬合治療家だがおかしな事をやっている。
ここはこうだ!」
と前医の治療を批判し威勢よくやっていましたがよくなる処か悪くなり、最近、院長が助手に
「どうやっていいのか分からない。」
と言っているのを耳にしました。
どうも初診時でのこちらの説明を無視して別の症例だと思い込み、治療をし続け訳が分からなくなった為にそろそろ治療を打ち切ろうと考えてるように見受けられます。
ちゃんと私の顎関節症の原因、経過、治療法まで書いた資料も提出しているはずですがその資料の存在すら忘れているのか、信用していないのか希望していた治療内容と全く異なります。
某顎関節症サイトを信用し我慢して1年以上も通院した為に、現在は素人が見てもひどい咬合状態で、前医に見せたら
「酷過ぎる。信じられない。」
と言っておりました。
私も、信じられませんがこんな治療(?)で支払った治療費は100万円超です。
顎関節症噛み合わせ専門歯科医院とは普通この程度なのでしょうか?。
この医院は地域の歯科医師会にも加入しておりません。
こういう場合、後は弁護士に相談するしか無いのでしょうか?。
馬鹿な質問で申し訳ありませんがお答えして頂けるとありがたいです。
回答1
東京医科歯科大学顎関節治療部(文京区湯島)の西山です。
回答日時:2011-07-16 23:34:18
西山です。
元の状態や具体的な治療内容が分かりませんので、一般的な話をせせていただきます。
顎関節症の治療については保存的かつ可逆的な治療を行うべきという認識が世界的には受入れられています。
したがって、矯正治療や歯を削る、被せ物を入れるなどの治療は避けることが一般的です。
また、噛み合わせと顎関節症との関連についても、明確な根拠は示されていません。
弁護士への相談以前に、一般的な認識のある歯科医師に相談することをおすししめします
訴訟に関しては後からも対応できるのではないでしょうか。
元の状態や具体的な治療内容が分かりませんので、一般的な話をせせていただきます。
顎関節症の治療については保存的かつ可逆的な治療を行うべきという認識が世界的には受入れられています。
したがって、矯正治療や歯を削る、被せ物を入れるなどの治療は避けることが一般的です。
また、噛み合わせと顎関節症との関連についても、明確な根拠は示されていません。
弁護士への相談以前に、一般的な認識のある歯科医師に相談することをおすししめします
訴訟に関しては後からも対応できるのではないでしょうか。
回答2
天神デンタルクリニック(福岡市中央区)の児玉です。
回答日時:2011-07-17 00:26:29
私も西山先生の意見と同じです。
私見ですが、顎関節症の治療を真剣に取り組んでいる先生たちは矯正治療や歯を削る、被せ物を入れることを初めにはしないと思います。
私の場合ですが顎関節の症状をある程度解決してから、必要な場合のみ矯正治療や被せ物をしています。
ただその割合はそう多くありません。
ほとんどの場合、顎関節の治療のみで終わっています。
ちなみに被せ物のために歯を削ることはありますが、調整のためだけに歯を削ることはほとんどありません。
私見ですが、顎関節症の治療を真剣に取り組んでいる先生たちは矯正治療や歯を削る、被せ物を入れることを初めにはしないと思います。
私の場合ですが顎関節の症状をある程度解決してから、必要な場合のみ矯正治療や被せ物をしています。
ただその割合はそう多くありません。
ほとんどの場合、顎関節の治療のみで終わっています。
ちなみに被せ物のために歯を削ることはありますが、調整のためだけに歯を削ることはほとんどありません。
回答3
回答日時:2011-07-18 18:10:00
「顎関節症噛み合わせ専門歯科医院とは普通この程度なのでしょうか?。」
顎関節症噛み合せ専門歯科医院というのは、学会などの公的な認定を受けているわけではないと思います。
おそらくその先生が独自に公表しているだけだと思います。
他の先生もお書きのように現在では、顎関節症治療の第一選択に咬合治療や、矯正治療をすべきではないというコンセンサスがあります。
大学病院などでセカンドオピニオンをお聞きになって善後策を検討してください。
顎関節症噛み合せ専門歯科医院というのは、学会などの公的な認定を受けているわけではないと思います。
おそらくその先生が独自に公表しているだけだと思います。
他の先生もお書きのように現在では、顎関節症治療の第一選択に咬合治療や、矯正治療をすべきではないというコンセンサスがあります。
大学病院などでセカンドオピニオンをお聞きになって善後策を検討してください。
相談者からの返信
相談者:
猫吉さん
返信日時:2011-07-20 09:17:40
西山先生、児玉先生、伊藤先生コメントどうもありがとうございます。
参考にさせて頂きます。
参考にさせて頂きます。
タイトル | 顎関節症治療のため歯列矯正中。終了間際だが噛合せがおかしい |
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質問者 | 猫吉さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
噛み合わせ(咬合)治療 噛み合わせに関するトラブル 顎関節症 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。