虫歯を見落としてしまい歯科衛生士として仕事に自信を失っています

相談者: ぱんぱんださん (24歳:女性)
投稿日時:2011-07-24 17:09:18
歯科衛生士をしています。

先日定期検診で担当した患者さんが、健診後1週間もしない間に再来院されました。

右下56の隣接面カリエスで痛みがあるとの事でした。
健診時にはどこか気になっていたり、痛みがあったりもしないと言われたので、いつもの様にエアーをかけてひと通りチェックしました。

その時には虫歯を発見できず、定期検診に対する不信感を患者さんに与えてしまいました。
今回のことが少しトラウマになり、健診の患者さんを診るのが怖くなりました。

どうすれば虫歯の見逃しをなくすことができますか??

うちの歯科医院は一応ドクターに最後チェックしてもらうのですが、虫歯を衛生士が発見したときのみ詳しく見るのですが、衛生士が虫歯ゼロと判断した時のチェックはチェアーも倒さず、ミラーでサッと見るだけです。
(ドクターは時間ギリギリでまわしているので・・・)

あと、患者さんへの不信感を少しでも和らげ、うちの歯科医院へ通い続けてもらうには、今回のことをどのように説明すれば良いでしょうか??


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-07-24 17:16:20
私も見落としの経験はあります。
まずは謝罪でしょうね。

ただ見落としたおかげで処置方針がそんなに変わらないことは伝えるべきではないかと思います。

1週間で劇的に進行して自発痛が出るようになるわけではないと思います。
1週間前に治療しても同じ結果だったと思います。

虫歯のチェックに与えられる時間によってある程度見落としが変化すると思います。
ゆっくり時間があればいいのですが、なかなか難しいかもしれませんね。

中途半端な回答でごめんなさい。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぱんぱんださん
返信日時:2011-07-24 17:25:59
すばやい回答ありがとうございます。

定期検診に与えられた時間もギリギリでやっているので、クリーニング後のカリエス再チェックがしっかり出来ないのが現状です。

今回のことをきちんと謝罪して、今後このようなことのないように努める事を患者さんに伝えて理解してもらいます。

それでも無理な場合は、担当から外してもらうようにドクターに言います。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-07-24 18:47:40
こんにちは。

衛生士さん段階での隣接面カリエスのチェックについてはフロスが有効ではないでしょうか。

細めの(バトラー等)フロスであれば、ささくれたり、切れたりするので発見しやすくなります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-07-24 18:49:26
こんにちは。

責任感があって、いいですね(^^)



健診(というより、予防目的のメインテナンスですよね?)を担当するということは、実は非常に責任が重いです。

色々な考え方はあるかも知れませんが、担当衛生士むし歯やその他口腔の危険信号を可能な限り発見して、的確に患者さんや歯科医師に知らせる責任があると思います。

とは言え最終的に法的な責任を持つのは院長なので必要以上に構えることもありませんが、患者さんにとってそんなことは関係ありませんので、出来る限りの精一杯の仕事はしましょうね。



むし歯の発見については、これは誰がどの様に行ったとしても大変に難しいことです。
ですのでメインテナンス中の患者さんであっても、たいていはどこかに見落としている様な、小さいむし歯があるはずだとお伝えして、お互いにそのつもりで接していくのが良いと思います。

私は、患者さんに「むし歯はありません」と言い切ることはありませんし、その様に自信を持てるケースもなかなかありません。



メインテナンスの目的は、理想的には「何も起こさないこと」ですが、何か起きてしまったり、見落としていたものを発見してしまうことはあります。

今回のむし歯がどの程度のものであったかは分かりませんが、もしもぱんぱんださんが注意していれば1週間前に発見出来ていたものだったとしたら、今後同じ事を繰り返さない様に何か改善していくべきでしょう。

ある意味治療よりも大変なことを任されているという自覚は持つべきだと思います。



むし歯の発見率を高めるために、どうしても時間が足りないと感じるのなら、時間を作る努力をしましょう。

クリーニングの時間を短縮化するとか、もし保険でしていて(ほんとはダメなんですけど)採算の問題で時間が作れないのなら自費で行なえる様に医院に働きかけるとか、それが無理と言われれば何を改善すれば出来る様になるか考えて、実行に移すとか、そういうこともメインテナンスを担当する者の責任のうちだと思います。



あと、担当する衛生士には、むし歯や歯周病のリスクを細かく正確に判断出来る知識が必要です。

これには本当に時間を費やすことになりますが、同じチェアータイムでも知識のあるなしで見える世界が全く異なってきます。



あとは、問診をしっかり行う、(リスクの高い部位を)明るく照らす、エアーをしっかりかける、ルーペなどで拡大してよく見る、ミラーを2重に写らないものに変えるなど、基本をしっかりおさえましょう。

ルーペなんかは慣れも必要ですけど、今はCiなんかで1万円ぐらいで購入出来るので、一個ぐらい自分で買っておいたらいいと思いますよ。



今が衛生士としてジャンプアップできるタイミングだと思いますから、ぜひ頑張って下さいね、応援しています(^^)

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぱんぱんださん
返信日時:2011-07-24 19:31:17
池原先生、回答ありがとうございました。

健診の際はエアーでの確認後、フロスでの再チェックをしていきたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぱんぱんださん
返信日時:2011-07-24 19:46:16
渡辺先生、回答ありがとうごさいました。
応援していただき感謝いたします。

今後同じ失敗を繰り返さないように工夫をして、安心して通って頂けるように工夫していきます。

今回のことをきっかけに、1年に一度患者さんの同意が得られればパノラマ撮影をすることになりました。

患者さんに「虫歯はありますか?」と聞かれたとき、「虫歯はありません。」とは言わずに「大丈夫だと思います。」と少しアバウトな表現をしています。

この言葉が適切かどうかはわかりませんが。

時間のせいにせずペース配分を考え、ミスのないように心掛けます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-07-24 21:33:25
衛生士さんや助手さんがここに相談する前向きな姿勢はとても大事だと思います。

パノラマもコンタクト部分が重なって写るとカリエスの発見が難しくなりますので咬翼法が発見しやすいかもしれません。

がんばって下さいとしか言えないんですけど。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-07-24 22:21:11
>今回のことをきっかけに、1年に一度患者さんの同意が得られればパノラマ撮影をすることになりました。


初期のカリエスを観察するなら、パノラマではなく、規格的なバイトウイングですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぱんぱんださん
返信日時:2011-07-25 07:57:07
柴田先生、小牧先生ありがとうございました。

院長に咬翼法をすすめます。

パノラマ撮影は院長の意見なので。



タイトル 虫歯を見落としてしまい歯科衛生士として仕事に自信を失っています
質問者 ぱんぱんださん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯その他
衛生士関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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