上前歯のセラミッククラウンにヒビ。耐久性重視なら素材を何に?

相談者: Ryochinさん (25歳:男性)
投稿日時:2011-08-09 22:18:25
上の前歯の1番2本がオールセラミック差し歯が入っていますが、半年以上前に左の1番の裏に下の歯とぶつかりU字型にヒビが入ってしまいました。

差し歯は作ってから4年目ですがヒビがは入ったのは2度目です。
割れないかどうか心配です。


また、その歯を作り変えるつもりなのですが、次はどの素材にするかを悩んでいます。

何度もヒビが入ったのでもう割れたりするのは嫌なので、耐久性重視で審美性は2番目で考えています。
今はメタルボンド保険の差し歯かで迷っています。



どうしたら良いかアドバイスよろしくおねがいします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-08-09 22:24:58
Ryochinさん

せっかく入れたセラミックが割れると残念ですね。


>どうしたら良いかアドバイスよろしくおねがいします

まず割れた原因を特定することが重要だと思います。

もちろん素材も大きな要因ではありますが、噛合せ・ブラキシズム・生活習慣・趣味などでも割れることはあります。

担当医とよく相談してください。


ご参考まで・・・

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-08-09 22:54:59
ご相談ありがとうございます。

杉原先生のお考えに同感です。
できれば原因を突き止めましょう。


耐久性重視の考えは間違いではありませんが、メタルボンドオールセラミックより強いことなどありません。

保険差し歯がそれらより強いことなどさらにありません。
むしろ、耐久性というよりも、歯を守る効果が小さくなり、そうなるとはそのものを失う危険が出てきます。

ヒビ程度の内に原因対策を考えていただきましょう。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-08-09 23:32:21
こんばんわ


御質問拝見させていただきました。

そうですね。。

杉原先生の意見のなぜわれたかですね・・・


個人的には、オールセラミックよりも場合によってはメタルボンドのほうが耐久性はあると思っていますが、単なるオールセラミックだったのでしょうかね。


かみ合わせがあたるところが、金属のほうが強いので確かにメタルボンドや保険の歯という案がありますが、かみ合わせによっては歯の根っこが割れたり、セラミックの部分が欠けてしまうこともあります。 



今回は、まずなぜ割れたのか原因を追究していくことが大事かなと思いました。 
かみ合わせによっては、素材を耐久性重視にもっていくことも必要になりますからね。

かみ合わせ等大丈夫であればオールセラミックでも全然われないこことがおおいですよ。



一度、先生とよく相談されてみてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Ryochinさん
返信日時:2011-08-10 00:44:51
返信ありがとうございます。

下の歯は保険差し歯ブリッジで七年使用してますが、何もなくです。
しかし、上の前歯の裏が下の前歯にあたりやすいこともあります。

メタルボンドにして裏に銀にしたら、良いのかなとも考えてますが、どうなのかなと悩み中です。


先生にはジルコニアでつくり直しましょうと言われましたが、正直不安ですが。
質問が多くなりすみません。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-08-10 08:53:01
年間に数百本のジルコニアメタルボンド、その他オールセラミックを装着していますが、この5年で割れてしまったケースはゼロ。一部かけたケースが2〜3本程度です。

なぜ割れないか? 気になりますよね。

そもそも、セラミック系の補綴物は二層構造になっております。
歯に接する部分にはキャップ状のコーピングと言われるものがかぶせてあり、その表層にポーセレンを”焼付け”てあります。

コーピングの部分はガラスセラミックスやジルコニア、金属など様々です。


割れるのは殆どの場合が内部のコーピングではなく外装のセラミックです。

つまり、「メタルボンドだから割れない!」 や、 「オールセラミックだから割れやすい!!」「ジルコニアは割れない!!」

とは言い切れません。むしろ関係ないくらいです


(補足:ジルコニアの場合、外装セラミックを焼き付けるときの昇温にかける時間や、特に徐冷にかける時間設定を間違えると割れやすいですが・・・)


では、なぜ割れるのか?
理由としては

●外装セラミックが薄い
咬合調整の問題
●形成・印象が下手
●コーピングの形態の設計
●焼付の問題

などがあります。


特に多くの場合上から2つ、セラミックの厚みと咬合調整の問題が大きなウエイトを占めております。

技工所で他所の歯科医院の割れた補綴物を見ると・・・殆どの場合で形成量が不足しており、非常に薄い補綴物になっております。
その結果、強度が足りなくなり割れております。


また、人間のかみ合わせは日々変化しますし、歯自体も磨耗します。
天然歯の摩耗スピードと金属・セラミックの摩耗スピードはそれぞれ異なりますから、補綴物を装着した日から後は検診などの度にかみ合わせをチェック・調整することが必要になります。


我々の医院では3ヶ月ごとに噛み合わせのチェック、過度の圧が加わっていないかチェックし、調整をするようにしております。

そのような対策を取ることで割れることは殆どの場合で防げます。
父の代から35年以上経過を見ておりますが、装着後20年以上の患者でも割れる率は0.5%以下です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Ryochinさん
返信日時:2011-08-10 14:30:37
各先生方ご回答ありがとうございます。

差し歯が割れてしまう要因は様々あるのですね。



何度も何度も申し訳ないのですが、最後に質問させて下さい。

噛み合わせは深いと言われています。
前歯の裏歯が当たりやすいです。

その部分を金属にする事で噛み合わせが深くても割れる事はなくなるのでしょうか?
また、事情があり11月まで作り変えに行けないのですが、ヒビから割れたりはしないでしょうか?


毎日割れないか不安で苦しい思いをしています。
また、歯医者さんに行って相談して決めようとすると緊張して流されて決めてしまいそうなので、事前に自分の中である程度どれにするかを決めていきたいです。


色んな事を聞いてしまって申し訳ありませんがよろしくおねがいします。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2011-08-12 11:19:43
前歯の裏歯が当たりやすいです。
>その部分を金属にする事で噛み合わせが深くても割れる事はなくなるのでしょうか?

僕はディープバイトで前歯の裏に十分な厚みが確保できないような場合には、金属で当てるようにしています。



>11月まで作り変えに行けないのですが、ヒビから割れたりはしないでしょうか?

これは何とも言えません…。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Ryochinさん
返信日時:2011-08-12 22:17:19
ご回答してくださった先生方ありがとうございました!

教えていただいた事を参考にして歯医者さんに行きたいと思います。



タイトル 上前歯のセラミッククラウンにヒビ。耐久性重視なら素材を何に?
質問者 Ryochinさん
地域 宮城
年齢 25歳
性別 男性
職業 公務員
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
クラウンが割れた・壊れた・欠けた
過蓋咬合(かみ合わせが深い)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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