7才。6才臼歯の抜髄やその後の処置が不適切だったのではないかと不信
相談者:
はななさん (42歳:女性)
投稿日時:2011-08-29 01:55:43
6才で生えかけの6番の神経の上部を削りレジン充填しました。
5ヶ月後、7才。
夜、鎮痛剤服用しても1時間置きに悲鳴をあげる程の激痛と頭痛と微熱。
1日目。朝、歯科院長に説明無いまま神経を抜かれていました。
夕方、鎮痛剤効かず再来したのですが、「綿をとったり触ると痛みが増す」と何もせず帰宅。
夜、鎮痛剤服用しても痛みで泣き叫び、眠れず、頭痛と微熱の他、顔面が腫れ、しびれもでてくる。
2日目。朝、副院長が治療。
痛み軽減。
翌日、歯科休診なので、他の歯科か、小児科もある大学病院などを紹介して欲しいと言うと、
「その必要は無い、もっと症状が出て来たら小児科へ」
と言われる。
夕方、熱が上がり、電話で副院長から
「小児科で点滴して」
といわれる。
結果、3日間小児科で点滴、4日目にしてやっと歯科院長からきちんとした説明がありました。
歯茎からばい菌が入った歯髄炎と。
小児科では全ての不調は歯からきていると言われましたが、歯科院長は風邪などからきているのではと疑い、1日目の夜、眠れなかったのも考えにくい様子。
院内の壁には賞状が飾られ、院長は口腔外科、インプラント。親であるらしい副院長は小児歯科専門医のものでした。
そして副院長は週に1度か2度の勤務と知りました。
他に数名の医師がやってきますが、毎日顔ぶれは違うようです。
根管治療にルーペなどの使用はしていません。
抜歯にはならないで欲しいと願う毎日です。
***質問です***
5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが、1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか。
1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか。
また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
治療中親が横についていても良く、スタップを含め病院の評判は悪くありませんが、技術面に関し不安で転移すべきかどうか迷っています。
長くなってしまいましたが、どうかよろしくお願い致します。
5ヶ月後、7才。
夜、鎮痛剤服用しても1時間置きに悲鳴をあげる程の激痛と頭痛と微熱。
1日目。朝、歯科院長に説明無いまま神経を抜かれていました。
夕方、鎮痛剤効かず再来したのですが、「綿をとったり触ると痛みが増す」と何もせず帰宅。
夜、鎮痛剤服用しても痛みで泣き叫び、眠れず、頭痛と微熱の他、顔面が腫れ、しびれもでてくる。
2日目。朝、副院長が治療。
痛み軽減。
翌日、歯科休診なので、他の歯科か、小児科もある大学病院などを紹介して欲しいと言うと、
「その必要は無い、もっと症状が出て来たら小児科へ」
と言われる。
夕方、熱が上がり、電話で副院長から
「小児科で点滴して」
といわれる。
結果、3日間小児科で点滴、4日目にしてやっと歯科院長からきちんとした説明がありました。
歯茎からばい菌が入った歯髄炎と。
小児科では全ての不調は歯からきていると言われましたが、歯科院長は風邪などからきているのではと疑い、1日目の夜、眠れなかったのも考えにくい様子。
院内の壁には賞状が飾られ、院長は口腔外科、インプラント。親であるらしい副院長は小児歯科専門医のものでした。
そして副院長は週に1度か2度の勤務と知りました。
他に数名の医師がやってきますが、毎日顔ぶれは違うようです。
根管治療にルーペなどの使用はしていません。
抜歯にはならないで欲しいと願う毎日です。
***質問です***
5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが、1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか。
1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか。
また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
治療中親が横についていても良く、スタップを含め病院の評判は悪くありませんが、技術面に関し不安で転移すべきかどうか迷っています。
長くなってしまいましたが、どうかよろしくお願い致します。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-08-29 02:35:36
>6才で生えかけの6番の神経の上部を削りレジン充填しました
>5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが
6才でレジン充填したということは残念ながら虫歯だったのでしょうか?
低年齢での虫歯の発生は保護者の責任範囲内であることが多いように思います。
また生えかけの歯の治療は多少難易度が上がると思います。
>1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
残念ながら無理だと思います。
>今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか
症状からほぼ無理なような気がします。
>1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか
何とも言えないと思います。
歯根の完成度、抜髄時の歯髄からの出血等情報が少ないので。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか
文面からすると院長は口腔外科系の先生かもしれませんね。
だからといって副院長の方がいいとは言えないので。
>5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが
6才でレジン充填したということは残念ながら虫歯だったのでしょうか?
低年齢での虫歯の発生は保護者の責任範囲内であることが多いように思います。
また生えかけの歯の治療は多少難易度が上がると思います。
>1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
残念ながら無理だと思います。
>今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか
症状からほぼ無理なような気がします。
>1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか
何とも言えないと思います。
歯根の完成度、抜髄時の歯髄からの出血等情報が少ないので。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか
文面からすると院長は口腔外科系の先生かもしれませんね。
だからといって副院長の方がいいとは言えないので。
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2011-08-29 05:21:09
はななさまおはようございます。
お子様の6歳臼歯がレジン充填のあと歯髄炎になってしまって、抜髄を余儀なくされたようですね、その後の処置を含め対応に疑問を感じて投稿なさったようですね、お気持ちよくわかります。
>5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが、1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
なんともいえません、しかしレジン充填をなさったDrなら原因が判っているかもしれません。
>今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか。
実際に診察したわけではないので判りかねます、しかし5ヶ月経過するまで症状がなかったわけですから積極的な歯髄保存処置ができたかもしれません。
>1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか。
実際に診察したわけではないので断定はできませんが、個人的には何らかの鎮痛処置を行うと思います。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
判りかねます、しかし腕がよくて親切なDrなら任せてもいいように思います。
参考になれば幸いです。
歯髄保存療法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=211
お子様の6歳臼歯がレジン充填のあと歯髄炎になってしまって、抜髄を余儀なくされたようですね、その後の処置を含め対応に疑問を感じて投稿なさったようですね、お気持ちよくわかります。
>5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが、1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
なんともいえません、しかしレジン充填をなさったDrなら原因が判っているかもしれません。
>今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか。
実際に診察したわけではないので判りかねます、しかし5ヶ月経過するまで症状がなかったわけですから積極的な歯髄保存処置ができたかもしれません。
>1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか。
実際に診察したわけではないので断定はできませんが、個人的には何らかの鎮痛処置を行うと思います。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
判りかねます、しかし腕がよくて親切なDrなら任せてもいいように思います。
参考になれば幸いです。
歯髄保存療法
http://yamadashika.jugem.jp/?cid=211
回答3
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-08-29 11:51:49
>・・(レジン充填の)・・5ヶ月後、7才。
>夜、鎮痛剤服用しても1時間置きに悲鳴をあげる程の激痛と頭痛と微熱。
>3日間小児科で点滴
>歯茎からばい菌が入った歯髄炎
>小児科は全ての不調は歯からきていると言われましたが、歯科風邪などからきているのではと疑い、
もし予後に不安がお有りでしたら、大学病院口腔外科などを受診され、上記経過をお話されたら良いと思います。
文面より、疑われるものはありますが、やはり実際に診ていただかないと診断出来ませんから・・。
神経を抜く必要があったかどうかは、この場では出来ません。
もし仮に、レジン充填の際の虫歯があまり深いものでなかったとしたら、担当の先生も相当熟考の上で決断なさったものとお察しします。
今後の事ですが、もし私でしたら、まず出来るだけ6番を保存させておきます。
そして20歳前後になって親知らずが認められたら、その6番を抜歯して、その場所に親知らずを移植してくることを考えます。
他にも幾つか案はあろうかと思われますので、よく相談なさってください。
>夜、鎮痛剤服用しても1時間置きに悲鳴をあげる程の激痛と頭痛と微熱。
>3日間小児科で点滴
>歯茎からばい菌が入った歯髄炎
>小児科は全ての不調は歯からきていると言われましたが、歯科風邪などからきているのではと疑い、
もし予後に不安がお有りでしたら、大学病院口腔外科などを受診され、上記経過をお話されたら良いと思います。
文面より、疑われるものはありますが、やはり実際に診ていただかないと診断出来ませんから・・。
神経を抜く必要があったかどうかは、この場では出来ません。
もし仮に、レジン充填の際の虫歯があまり深いものでなかったとしたら、担当の先生も相当熟考の上で決断なさったものとお察しします。
今後の事ですが、もし私でしたら、まず出来るだけ6番を保存させておきます。
そして20歳前後になって親知らずが認められたら、その6番を抜歯して、その場所に親知らずを移植してくることを考えます。
他にも幾つか案はあろうかと思われますので、よく相談なさってください。
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-08-29 19:01:47
過去10年間のうちのデータですが。
6歳の患児約1000人、そのうち下顎第1大臼歯のむし歯の治療に麻酔が必要だった患児約70名、さらにそのうち経過不良にて抜髄となった患児0でした。
今まで25年間でも、6歳の子の第1大臼歯の抜髄は記憶にありません。
6歳ですと、麻酔を必要とするほど大きな永久歯の虫歯自体が稀です。
はななさんのお子さんの場合、非常に稀なケースだったのかもしれませんし、そうでなかったのかもしれません。
6歳の患児約1000人、そのうち下顎第1大臼歯のむし歯の治療に麻酔が必要だった患児約70名、さらにそのうち経過不良にて抜髄となった患児0でした。
今まで25年間でも、6歳の子の第1大臼歯の抜髄は記憶にありません。
6歳ですと、麻酔を必要とするほど大きな永久歯の虫歯自体が稀です。
はななさんのお子さんの場合、非常に稀なケースだったのかもしれませんし、そうでなかったのかもしれません。
回答5
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2011-08-29 20:07:22
ご相談ありがとうございます。
>5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが、1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
必ずしも無理ではないと思いますが、すぎたことよりこれからに全力を挙げたほうが良いと思います。
>今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか。
私ならばその年齢ならば、ぜひともそう努力したと思いますが、極めて難し状況だったのかもしれません。
>1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか。
お口の状況がわかりませんから、ここで判断はできません。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
とても微妙な治療とも言えますから、その二つの点は心配と言えなくはありません。
>治療中親が横についていても良く、スタップを含め病院の評判は悪くありませんが、技術面に関し不安で転移すべきかどうか迷っています。
これから大事なことはその歯を失わないようにすることです。
私もぜひ大学病院で相談することを強くお勧めいたします。
>5ヶ月前のレジン充填が不十分だったのではと思ってしまうのですが、1日目にとったレントゲンで確認する事は無理なのでしょうか。
必ずしも無理ではないと思いますが、すぎたことよりこれからに全力を挙げたほうが良いと思います。
>今さらですが、神経は抜かずにすむ方法はなかったのでしょうか。
私ならばその年齢ならば、ぜひともそう努力したと思いますが、極めて難し状況だったのかもしれません。
>1日目の夕方、何もせずに帰宅したのは良かったのでしょうか。
お口の状況がわかりませんから、ここで判断はできません。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
とても微妙な治療とも言えますから、その二つの点は心配と言えなくはありません。
>治療中親が横についていても良く、スタップを含め病院の評判は悪くありませんが、技術面に関し不安で転移すべきかどうか迷っています。
これから大事なことはその歯を失わないようにすることです。
私もぜひ大学病院で相談することを強くお勧めいたします。
回答6
誠安・瑞石牙医診所(台湾)の王です。
回答日時:2011-08-29 22:14:53
こんばんは。
海外からのコメントになります。
内容を拝読致しました。
確かに親御さんにとってはご心配なことと思います。
過ぎたことを今更掘り返しても何もなりませんが、せめてこの歯がここまで来た経緯について、もう一つだけお尋ねしても宜しいでしょうか?
>6才で生えかけの6番の神経の上部を削りレジン充填しました。
虫歯があったのですか?
確かに6番の歯は、生えてくる時期が自己管理の難しい六歳頃であるに加えて、奥歯なので磨きにくく、また生えたての歯は深い溝がくっきりしていますから、虫歯に成りやすいという問題を抱えているのは事実です。
でも、森川先生もご指摘しておられますが、個人的にも、生えたての時期に「6番の神経の上部」まで治療した事はなく、また小児歯科部門でその様な症例を聞くことも稀です。
(全くないのではありませんよ。非常に少ないということです。)
でも、確かに、6番の生える途中の段階では歯の半分が歯肉に隠れている(歯肉弁で被っている)ことがあり、このような場合ですと、歯肉弁の下は磨きにくく、プラークが溝に残りやすくなります。
このような状態で虫歯?になられたのかどうかは分かりませんが、個人的な臨床経験で、「生えたての歯」で、神経近くまで進行した虫歯というのはあまり見たことがありません。
ある程度、歯冠が生えてきた8歳以降〜のお子さんでしたらありますが。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
歯は目で見える歯冠という頭の部分と、目で見えない歯肉の下にある歯根という部分に分れています。(←もっと複雑なんですが、分かり易くするために大まかに分けました。)
現在7歳というわけですから、一般的に6番の歯根はある程度の長さまで成長しているかと思います。
ただ、歯根の先にある、神経や血管の入り口である根尖という部分は、まだ閉鎖されていないことが多く、一口に「根管治療」と言いましても、こういった根尖が閉鎖されていない若年者の歯の根管治療は、より多くの点での配慮が必要不可欠になると言えます。
(一般的に根尖が閉鎖するのは、正常であれば、生えてから3年程かかると云われております。)
なので、こういった若年者の根管治療に必要な配慮が出来るのかどうか、その知識があるのかどうかということについては、その先生を存じ上げていない以上、個人的には「分かりません。」としかお答え出来ないのです・・・・。
今回のご質問の内容のほとんどが、実際に診ていない、完全な今までの経緯が分からない私たち回答医には、回答の仕様がないものばかりで、何かお手伝いが出来ればと思いながらも、限界を感じております。
ですから、こちらで書かれたコメントを整理し参考になさった上で、もう一度担当の先生に、6番の根の状態や治療方針を確認なされてみるのが良いのではないかと思います。
それでも、ご不安が強いのであれば、先生方が言われていますように、大学病院の根管治療科でご相談されてみて下さい。
大変かと思いますが、お子さんの歯が一日も早く治られることお祈り致します。
では、お大事になされて下さい。
海外からのコメントになります。
内容を拝読致しました。
確かに親御さんにとってはご心配なことと思います。
過ぎたことを今更掘り返しても何もなりませんが、せめてこの歯がここまで来た経緯について、もう一つだけお尋ねしても宜しいでしょうか?
>6才で生えかけの6番の神経の上部を削りレジン充填しました。
虫歯があったのですか?
確かに6番の歯は、生えてくる時期が自己管理の難しい六歳頃であるに加えて、奥歯なので磨きにくく、また生えたての歯は深い溝がくっきりしていますから、虫歯に成りやすいという問題を抱えているのは事実です。
でも、森川先生もご指摘しておられますが、個人的にも、生えたての時期に「6番の神経の上部」まで治療した事はなく、また小児歯科部門でその様な症例を聞くことも稀です。
(全くないのではありませんよ。非常に少ないということです。)
でも、確かに、6番の生える途中の段階では歯の半分が歯肉に隠れている(歯肉弁で被っている)ことがあり、このような場合ですと、歯肉弁の下は磨きにくく、プラークが溝に残りやすくなります。
このような状態で虫歯?になられたのかどうかは分かりませんが、個人的な臨床経験で、「生えたての歯」で、神経近くまで進行した虫歯というのはあまり見たことがありません。
ある程度、歯冠が生えてきた8歳以降〜のお子さんでしたらありますが。
>また、生え始めた6才臼歯の根管治療を、いつも混雑しているとはいえ小児歯科専門医ではない院長に任せて大丈夫なのでしょうか。
歯は目で見える歯冠という頭の部分と、目で見えない歯肉の下にある歯根という部分に分れています。(←もっと複雑なんですが、分かり易くするために大まかに分けました。)
現在7歳というわけですから、一般的に6番の歯根はある程度の長さまで成長しているかと思います。
ただ、歯根の先にある、神経や血管の入り口である根尖という部分は、まだ閉鎖されていないことが多く、一口に「根管治療」と言いましても、こういった根尖が閉鎖されていない若年者の歯の根管治療は、より多くの点での配慮が必要不可欠になると言えます。
(一般的に根尖が閉鎖するのは、正常であれば、生えてから3年程かかると云われております。)
なので、こういった若年者の根管治療に必要な配慮が出来るのかどうか、その知識があるのかどうかということについては、その先生を存じ上げていない以上、個人的には「分かりません。」としかお答え出来ないのです・・・・。
今回のご質問の内容のほとんどが、実際に診ていない、完全な今までの経緯が分からない私たち回答医には、回答の仕様がないものばかりで、何かお手伝いが出来ればと思いながらも、限界を感じております。
ですから、こちらで書かれたコメントを整理し参考になさった上で、もう一度担当の先生に、6番の根の状態や治療方針を確認なされてみるのが良いのではないかと思います。
それでも、ご不安が強いのであれば、先生方が言われていますように、大学病院の根管治療科でご相談されてみて下さい。
大変かと思いますが、お子さんの歯が一日も早く治られることお祈り致します。
では、お大事になされて下さい。
相談者からの返信
相談者:
はななさん
返信日時:2011-08-30 01:07:55
多くの先生たちのご意見、とても参考になりました。
感謝しております。
6才の頃、定期検診に行ったところ、6番が「虫歯」で、神経を削りました。
その6番だけ、他の歯より若干茶色く、「弱い歯」と言われました。
確かに虫歯を確認しましたが、本人はそれまで痛みを訴えた事はありませんでした。
「虫歯は親の責任」…その時もとてもショックで悔やみました。
この約1週間で、様々な体の症状が消え、学校に行けるようになった時は体の力が抜けて涙が出そうになりましたが、今も目に見えない毎日の治療に不信感と不安を感じています。
大学病院は紹介状がないと敷居が高いのと、また、どんな先生か分からないので迷っていましたが、決心つきました。
一度相談してみようと思います。
ありがとうございました。
*****また一つ抗生剤について質問させて下さい
1日目にメイアクト1包50mgを1日3包で4日分処方。
2日目に同じ物を1日4包でまた4日分処方。
2日目夜から3日間生理食塩液100mlを点滴。
歯医者から点滴した夜は抗生剤を服用せず、飲みきって下さいと言われました。
量といい大雑把な感じがしますが、普通の処方なのでしょうか。
よろしくお願い致します。
感謝しております。
6才の頃、定期検診に行ったところ、6番が「虫歯」で、神経を削りました。
その6番だけ、他の歯より若干茶色く、「弱い歯」と言われました。
確かに虫歯を確認しましたが、本人はそれまで痛みを訴えた事はありませんでした。
「虫歯は親の責任」…その時もとてもショックで悔やみました。
この約1週間で、様々な体の症状が消え、学校に行けるようになった時は体の力が抜けて涙が出そうになりましたが、今も目に見えない毎日の治療に不信感と不安を感じています。
大学病院は紹介状がないと敷居が高いのと、また、どんな先生か分からないので迷っていましたが、決心つきました。
一度相談してみようと思います。
ありがとうございました。
*****また一つ抗生剤について質問させて下さい
1日目にメイアクト1包50mgを1日3包で4日分処方。
2日目に同じ物を1日4包でまた4日分処方。
2日目夜から3日間生理食塩液100mlを点滴。
歯医者から点滴した夜は抗生剤を服用せず、飲みきって下さいと言われました。
量といい大雑把な感じがしますが、普通の処方なのでしょうか。
よろしくお願い致します。
回答7
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2011-08-30 18:25:48
>「虫歯は親の責任」…その時もとてもショックで悔やみました。
確かに、そういった発言をされる歯科医師もおりますが、私はその意見に賛同できません。
むし歯を完全に防ぐ方法が存在し、かつその方法が一般的に広まっていなければ、そう言えるはずがありませんので。
それに、他の歯より若干茶色く、「弱い歯」 と担当医に言われたのであればそれは先天的なものですから、なおさらはななさんの責任ではありませんよ。
あと、抗生剤に関しては効果が弱いと判断した場合は増量することはあります。
ただ、一気に倍量投与することはあっても、1日3回を1日4回にすることはあまりないように思います。
確かに、そういった発言をされる歯科医師もおりますが、私はその意見に賛同できません。
むし歯を完全に防ぐ方法が存在し、かつその方法が一般的に広まっていなければ、そう言えるはずがありませんので。
それに、他の歯より若干茶色く、「弱い歯」 と担当医に言われたのであればそれは先天的なものですから、なおさらはななさんの責任ではありませんよ。
あと、抗生剤に関しては効果が弱いと判断した場合は増量することはあります。
ただ、一気に倍量投与することはあっても、1日3回を1日4回にすることはあまりないように思います。
相談者からの返信
相談者:
はななさん
返信日時:2011-08-31 23:48:29
森川先生、 再度にわたりご回答いただきありがとうございます。
抗生剤の件、勉強になりました。
また、親として自信を無くし弱くなったいた時分、泣けてきました。
柴田先生、山田先生、藤森先生、さがら先生、王先生、森川先生、
貴重なご回答いただき、迷って悩んでいたのが整理つきました。
歯の大切さを改めて痛感し、親として、今後出来る限りの事をしていきたいと心を強くしました。
本当に本当にありがとうございました。
抗生剤の件、勉強になりました。
また、親として自信を無くし弱くなったいた時分、泣けてきました。
柴田先生、山田先生、藤森先生、さがら先生、王先生、森川先生、
貴重なご回答いただき、迷って悩んでいたのが整理つきました。
歯の大切さを改めて痛感し、親として、今後出来る限りの事をしていきたいと心を強くしました。
本当に本当にありがとうございました。
タイトル | 7才。6才臼歯の抜髄やその後の処置が不適切だったのではないかと不信 |
---|---|
質問者 | はななさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 根管治療に関するトラブル 根管治療その他 小児歯科治療 歯医者への不満・グチ |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。