クラウン仮着け中に折れた左上1番。抜歯以外の治療法 (米国)

相談者: 月と太陽さん (44歳:女性)
投稿日時:2011-09-01 03:14:30
はじめまして、よろしくお願いいたします。

2週間前から、左上顎1番の治療(私が中学生の頃虫歯抜髄をしたため変色していた歯なのですが)今回被せることになりました。


でも歯がもろくなっていた為なのか、(今回の治療の仕方は、自分の歯をポスト代わりに使って土台を作る治療)をしたため3日ほど前本当のクラウンを被せた仮付けをして様子を見ていたところ、自分の歯のポストから食事の際に折れてしまいました。

見事に歯が抜けたように見える状態で・・・。



昨日、Drに見てもらい新しい仮歯を作ってもらい付け直してもらったものの・・・。

Drいわく

レントゲンを見て、根っこはしっかりしていますが、前歯ですので歯を抜いてインプラントにするか、両側2本を削ってブリッジにするかいずれかを選択するように」

と言われました。


でも私としては、根っこがしっかりしているのに抜歯をしてインプラントなどにするのは嫌なのですが・・・これはこちらのやり方なのか・・・。

勿論前歯なので数年すると歯茎が痩せてきて隙間が開くブリッジはもっと嫌なのですが・・・。


金のポストを立ててクラウンを作り直すといった治療はできないものなのか・・・質問しましたが、状態(根っこ)がよいと言いながらインプラントを薦めます。

もし、日本の医学的に違いがあればお教えいただきたく思います。


こんな事なら、変色なんか気にせずそのまま自分の歯にしておけば良かったのにと後悔しています。

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-09-01 05:13:28
月と太陽さまおはようございます。

歯根だけになってしまったため抜歯を勧められているようですね、歯根がしっかりしているのならエクストルージョンをしてファイバーコアをたてればおそらく問題なく残せるような気が致します。

やってもらえるかどうかは歯科医の技術になるのでなんとも言えませんが・・・・、歯根は10mmもあれば十分残せると考えています。




>これはこちらのやり方なのか・・・。

こちらのやり方なのか主治医のやり方なのかなんともいえませんが、個人的にはしっかりした歯根を抜歯するのは違和感を覚えます。



>日本の医学的に違いがあればお教えいただきたく思います。

医療の社会的要因の違いによって方法論は違っては来るのですが主として経済面だと考えています。

参考になれば幸いです。


歯根の外部吸収 
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2154

外傷による歯の破折 
http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1546

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-09-01 08:18:41
ご相談ありがとうございます。


>金のポストを立ててクラウンを作り直すといった治療はできないものなのか・・・

根がしっかりしていればできるはずです。




>質問しましたが、状態(根っこ)がよいと言いながらインプラントを薦めます。


どこの国であるかは関係なく、歯科医療とは歯科医師一人一人が自由に判断します。
しかし、医療である以上は医学的根拠が基本になり、その上での自由裁量権があると考えるほうが科学的です。

したがってそれを外れているように思える時は、そのおすすめはその先生の単なる好みだといえます。
その好みに合えばお任せで良いでしょうし、そうでなければその先生と医療について議論するか、ご担当を変えるしかありません。




>もし、日本の医学的に違いがあればお教えいただきたく思います。


日本に関わらず、医学的に言えば天然の歯に勝る人工物はありません。

もし歯科医院差し歯やインプラントという物質を買い物に行くのであれば、それでもかまいませんが、医療を受けにいくのであれば現代の医療の限界を知り、自然の力を知った上で最善の医療効果を考えることが後悔を減らずことを頭のすみに入れておかなければなりません。



現実的なことを言えば、まるで木の切り株みたいに削られてしまった歯へ差し歯を作ることは、意外に微妙な治療となります。
器用さも必要になります。

その結果、すぐ取れたり、痛くなったりすれば、医院の評判を落とすことや、訴訟になりますから、ひたすら頑丈な人工物へと流してしまう傾向も世の中には見られます。



>こんな事なら、変色なんか気にせずそのまま自分の歯にしておけば良かったのにと後悔しています。

ご明察の通り、お口の状況はわかりませんが、私ならばホワイトニングをして、全体は削らずにきれいにできないかどうかよくよく調べたと思います。


なお、現状となっても場合によっては、まだ残せることもあります。
ただ歯科治療とは、同じ差し歯を作っているようでも歯科医師ごとに削りかたなどなど一人一人全く違い、結果はピンキリです。
削りかたによってはもう無理となってしまうこともあります。

したがって、まだ間に合うかどうかは不明ですが、よしんば一生使えない状態であっても、延命できれば意味があることもあります。

全く別の考えの歯科医師に、セカンドオピニオンをお受けになると良いかもしれません。



今回のことから一つ学習されたかもしれませんが、人が歯を失う原因はいくつかあります。

ムシ歯などの病気もいろいろあり原因ですが、意外に皆様ご存じないでしょうが、歯医者に削られるからあっという間に歯が無くなる、これは小さくない原因と、今回の経験から肝に銘じられると良いかもしれません。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-09-01 08:54:25
おはようございます。


ご質問拝見させていただきました。


治してすぐにおれるとは・・・残念です(>_<)


さて今の根っこの状態や折れ方によっては、もう一度土台を立ててかぶせることができる場合があります。

ただ、根っこの状態によることご了承くださいね。



個人的にですが、国によってはすぐに抜いてインプラントブリッジにとする国があるな〜と 個人的には思っています。

日本では残そうとするが、海外では抜いて…という例がありますね


その辺は、考えかたが違うので例えば、3〜4年しか使えなさそうであれば抜いてインプラントやブリッジのほうが予後がいいのではと えられてる先生もおられますのでね。


今一度、納得がいかないのであればセカンドオピニオンを求められてみてはいかがでしょうか。。


何とか使おうとしてくれる先生もいるかもですよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 月と太陽さん
返信日時:2011-09-01 12:28:32
山田先生 さがら先生 北野先生
早々の回答のお返事ありがとうございました。


主人とも相談していましたが、やはりこちら(USA)ではごく普通どの様な病気の場合でもセカンドオピニオンに診て頂く事があるためその様にいたします。


やはり自分の歯(健康な歯根)が残っていて使えるのに抜歯と言うのはどうにも納得いかなかったので(以前私も歯科医に勤めていましたが、そのDrは最後の最後まであきらめず、歯根を残したり抜髄しないようにと治療されていたので・・・あきらめが悪いのかもしれませんが・・・)。

今回、3人の先生方のご意見を伺えて本当に良かったと思っております。



私の為にお時間を頂きありがとうございました。



タイトル クラウン仮着け中に折れた左上1番。抜歯以外の治療法 (米国)
質問者 月と太陽さん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:1番(中切歯)
歯が割れた・折れた・欠けた
クラウン(差し歯・被せ)その他
アメリカ(米国)
エクストルージョン(歯根廷出)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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