左上6,7番抜歯後インプラントのために、対合する6,7番の神経を抜く?

相談者: 瀬戸内海さん (47歳:女性)
投稿日時:2011-09-30 18:58:17
はじめて質問致します。
最近このサイトを知り、充実した内容でとてもありがたく感謝しております。
これまで、認識不足で歯のことをおろそかにしていたので、このサイトを見て歯磨き方法などを改善しているところです。

私の悩み…歯について御教示下さい。

左上6番7番を約1年半前に抜歯しました。
それ以前は約7年くらい5、6、7番とブリッジをしていました。
ブリッジをしている時は、この部分が虫歯になったり歯茎が腫れたりと問題が多かったので、抜歯して、自分としては非常に快適に感じています。

しかし、主治医の先生から、2本抜歯のあとをこのままにしておくのは具合が悪いと言われ、義歯インプラントを勧められています。

自分としては、義歯にはしたくありません。

インプラントの場合、CTスキャンを撮って解析しなければ詳しい治療方針はたてられないが、左下6番7番がかなりのびてきており、インプラントを植える場合高さが不足するので、左下6番7番(現在インレー)をだいぶ削らなければならない。
(場合によっては歯茎を切る手術も必要となる)
その場合、神経もとらなければならないだろう。

…と先生から説明を受けました。

そこで疑問なのですが、神経をぬくと、結局左下6番7番も虫歯などになってだめになってしまうのではと考えるのですが、どうなのでしょうか?

そこまでして、左上6番7番をインプラントにする必要があるのか…
わからなくて悩んでいます。
放置は、だめなのでしょうか?
このサイトで7番のみ欠損の場合 放置もありうるという回答も見られたのですが、6番は重要な歯だそうで、、、、、

現在の私の他の歯の状況については、
右上右下とも5、6、7番インレー。
右上7番は、先日の定期検診で歯が欠けていると言われてインレーをやりかえました。

左上―6、7番欠損 5番クラウン
左下―5、6、7番インレー
親知らずは、抜歯しました。

今ある歯は、全て神経あります。

今、CT撮影は終わり、解析をまっているところなのですが、非常に悩んでおります。
どうぞ、よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-09-30 19:11:38
実際に拝見しないと何とも言えませんが、確かに下顎67があるのに上顎67欠損で放置と言う選択肢は僕としてはあまりお勧めはしませんね(全体のバランスを考える必要はありますが)。


確かに咬み合わせる歯をインプラントのために削り、神経を取ると言うのは本末転倒のような気もします。


しかし、このまま上顎6番7番を放置する事で手前の(上下)5番が過重負担になり、咬合性外傷や破折のリスクにさらされるくらいなら、6番7番でしっかり咬ませて5番以前の歯を守る事も考える必要があるかもしれません。


「デメリットの無い治療は無い」と思いますので、どこでメリットとデメリットのバランスを取るか、担当の先生と良く相談されてみてください。

助言 助言1
助言者: 雅史さん
助言日時:2011-09-30 20:37:30
歯医者さんではないですが。。。

私もインプラントをしたのですが、施術いただいた先生の、症例集の中に以下のものがありました。

「歯がなくなってからしばらく放置していたため上顎の歯が伸びすぎて入れ歯もしにくい状態になっています。矯正治療で上顎の歯をもとの位置にもどすことも考えましたが、このままインプラントをして欲しいという希望に答えることになりました。」

という説明文とともに、背の低いインプラントの上部構造をつけた口腔内写真がはってありました。


瀬戸内海さんとは、インプラントをいれるのが上下逆ですが、同じことがいえるのではないでしょうか。

つまり
・下6,7番を矯正でもとの位置にもどす
・上6,7番のインプラントに付ける上部構造を背の低いものとする


ご参考までに
回答 回答2
  • 回答者
フリーランス歯科衛生士のJUNCOです。
回答日時:2011-10-01 00:16:36
瀬戸内海さま

はじめまして。 ここで回答させていただいております、歯科衛生士のJUNCOともうします。


担当の先生によっても、色々治療のオプションはあるかと思われますが、もし担当の先生が、矯正で歯を動かすという治療方法を提案された場合、(圧下と思いますが)その押し下げる歯が、歯周病に罹患していないかどうかは重要ポイントと思います。

歯周病に罹患:例えば、、歯肉からの出血、分岐部(根の股の部分)まで進行、プラークの付着、歯周ポケットの存在 等 により、歯周病が進行しやすくなることも考えられるので、よく先生とご相談され治療方針をお決めになられた方が安全と思われます。



*歯科衛生士としましては、歯周病があるままでの治療はお勧め出来ません。

回答 回答3
  • 回答者
フリーランス歯科衛生士のJUNCOです。
回答日時:2011-10-01 00:45:52
瀬戸内海様

続けて歯科衛生士JUNCO です。

瀬戸内海さんは、

>主治医の先生から、2本抜歯のあとをこのままにしておくのは具合が悪いと言われ、義歯インプラントを勧められています。
>自分としては、義歯にはしたくありません。

と考えておられ、更に歯の神経を取ってまでインプラントにするのも、、、
とご心配しておられるのですね、

先ほどのコメントにも書かせていただきましたが、診断や治療方針は担当医が決定するので、歯科医師によりそこは異なります。

ですが、瀬戸内海さんが今後どのような治療をお受けになられたとしても、やはりお手入れ次第では、再び悪くなる恐れもございます。


ブリッジをしている時は、この部分が虫歯になったり歯茎が腫れたりと問題が多かったので、抜歯して、自分としては非常に快適に感じています。

以前にも、かぶせ物をかぶせていた時代に、虫歯になったり歯肉が腫れたりと、問題を抱えていらっしゃったようです。

今度こそ、また再び悪くしないようにお手入れも重視してくれる歯科医院がどうかも必須条件のように思います。


神経をぬくと、結局左下6番7番も虫歯などになってだめになってしまうのではと考えるのですが、どうなのでしょうか?


これに関しましては、1つは瀬戸内海さんのお手入れ状況にもよります。
今は、ブラッシングを頑張っていらっしゃいますから、引き続きブラッシングを歯科衛生士とともに取り組んでみられると、良い治療結果となるのではないかと思います。

ただ、文面以上のことはやはりわかりかねますので、歯科衛生士としての意見という事でご参考までになさって下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 瀬戸内海さん
返信日時:2011-10-01 08:28:49
みなさま。早速の回答をありがとうございます。

67番を放置すると、自分の感覚ではわからないけれど、5番に相当負担がかかるのですね。
5番より前の歯に問題がおこる可能性があるとすれば、67番の神経をぬくのも仕方ないと納得できます。

主治医の先生の言葉では

「左下6番がそうとうのびているので、このままでインプラントを左上にしても、ペラペラな歯しか入らない。とれるかもしれないし、せっかくのインプラントも意味がなくなる」

というほど、左下がのびているようでした…。


奥歯を下げる矯正というのもあるのですね。

9/26に歯石をとって検査してもらったところ歯周病や出血はないということでしたが、ブラッシング難しいです。
歯垢染出し液で
染めると、ブラッシングしたあとでも必ずどこかが染まっています。そして、染まった部分というのは本当に磨きにくい!

しかし、最近どこが染まりやすいかわかってきたところです。
回答 回答4
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2011-10-01 09:41:16
同じような質問が過去にされているのですがもう一度。

抜歯してから1年半ですから、下顎の歯は個人差があるとはいえそれほど挺出していないはずです。
しかしながら下顎偏位により咬合高径の低下も考えられます。

このような時は私がとる方法は、インプラント施術後クラウンレジン仮歯にして少し高めにすることにより対合歯圧下、下顎偏位の調整をします。
レジンの仮歯にレジンを少しずつ足して行き調整します。


矯正大臼歯の圧下は事実上不可能に近いくらい大変です。

私の方法では特別な装置を必要とせずシンプルではありますが、時間はかかります。


いずれにしても他院でのインプラントを見る機会が多くなりましたが、多くは咬みあわせに疑問を感じることが多いものです。

よくよく相談なさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 瀬戸内海さん
返信日時:2011-10-01 12:47:06
タイヨウさま、雅史さま、JUNCOさま、松山さま

回答をありがとうございました。

松山先生に教えて頂いた方法は、シンプルでとても魅力的に思います。

この掲示板で、多様な視点をもつことができました。
自分としても、頭の整理、可能性の整理ができました。

CT解析のときに、教えて頂いた視点をもとに、主治医の先生に色々伺ってみようと思います。

ありがとうございました。



タイトル 左上6,7番抜歯後インプラントのために、対合する6,7番の神経を抜く?
質問者 瀬戸内海さん
地域 非公開
年齢 47歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラント治療法
インプラントその他
噛み合わせ(咬合)その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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