[写真あり] 奥歯のクラウンの交換と同時に土台も交換するべき?(米国)

相談者: aobaさん (31歳:女性)
投稿日時:2011-10-01 05:59:10
参考:過去のご相談
費用の都合で、前歯の連結冠を1歯ずつ時間をおいて治療したい(米国)



アメリカで、奥歯前歯2本のクラウンを交換することになりました。
今の歯医者さんの説明では、上記全ての歯の土台も交換する必要があるとのことです。

前歯2本のうち1本は根の治療をしたので、土台も交換は当然なのですが、以前行っていた歯医者さんの見積もりでは、もう1つの前歯と奥歯についてはクラウンの交換のみで、土台の見積もりは入っていませんでした。

クラウンを外して見てから交換の必要があるといわれるなら納得なのですが、クラウンを外す前の段階で新しいBuild upは必ず必要と言われました。
通常判断の基準は何なのでしょうか?

今回入れるクラウンは白いもので、奥歯の素材は分かりませんが、前歯はメタルボンドになる予定です。

クラウンが日本の保険適用外のものをいれるので、コアについても、アメリカで通常使われている素材(日本では保険適用外のものかと推測します)を使用したほうがよいという配慮でしょうか?

ちなみに現在入っているクラウンは、奥歯は6年前、前歯は17,8年前に入れたものです。

よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-10-01 07:24:35
aobaさん、こんにちは。

アメリカ歯科事情は詳しくないので回答が適切でないかもしれません、と前置きしておきます。

そもそも奥歯前歯2本のクラウンの交換の理由は何でしょうか?
1本は根管治療後ということですね。

普通は、土台をはずすかどうかは、冠をはずしてみて判断するものだとは思いますが、先生によっては支台歯形成にこだわりがあり、他人が形成した支台歯には冠を作りたくない、ということかもしれませんし、材料が銀合金や金銀パラジウム合金はアメリカではあまり好ましくないとされているので、金合金かなにかで作った方がよいと思われているのかもしれません。

安い医療費ではないと思いますので、十分納得されてから治療を進めていただくのがよろしいかと思います。

ご参考になれば幸いです。
お大事になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: aobaさん
返信日時:2011-10-01 07:42:25
松本先生

前歯は、古くなって少し色が変わってしまっているためと言われました。

歯茎も下がっているので、差し歯との境目が目立ちます。
また、なかの金属が理由と見られる黒いラインもあります。

たとえ差し歯を貴金属のメタルボンドにしても、土台が前のままだと、この着色がまた起きてしまいますか?

そして、前歯2本はつながっていますので、それも理由かもしれません。

奥歯クラウンが歯茎にあたっているためです。
写真を見せてもらったところ、歯茎が赤くなっていました。
レントゲンも添付します。

画像1画像1
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-10-04 08:29:34
ご相談ありがとうございます。

まえばについては、以前のご相談を診ると特に今困っているわけではなさそうですから、ゆっくり考えて決めて良いと思います。

前歯をやり直す理由の一つに根元の問題があったそうですが、奥歯レントゲンで診ても歯周病がとても進行していますから、まずその治療をすることが先決だと思います。

その上で将来のために治療し直すのであれば、いくつかハードルを越えていかねばなりません。

まず土台の治療には根の中を削らなければなりませんが、それはヒビが入るリスクを伴います。

神経をとった跡の穴をどのように補強するかはいろいろ考え方があります。

巷では金属の土台と入れると割れやすく、ファイバー・コアが割れにくいと言われていますが、そのように材料だけで決まる簡単なことではありません。

材料によって割れる基準とはなりません。
治療内容が大事です。

したがいまして、将来のため、一生歯を残すためには慎重に治療を吟味する必要があります。
単なる審美的な理由であれば、あまり考える必要もないかもしれませんし、巷ではそういった拙速な治療がよく行われています。
ただ抜歯につながり後悔している方が多くいらっしゃるようですから、本当に今治療するべきかよく検討することも必要かもしれません。

将来の見通しもお尋ねになって検討されてはいかがでしょうか。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-10-04 08:37:53
aobaさん
おはようございます、かな?

クラウンを交換することになり、歯の土台も交換する必要がある」

に関してですが、「※〔写真あり〕マイクロもラバーも無い根管治療に不満 (アメリカ)前歯部のレントゲンを見せていただいた限りは、アメリカで呼ぶ7番と8番の冠をやりかえるのでしょうか?

もしも、そうであれば、

「8番は根の治療をしたので土台も交換は当然」

と考えて良いかもしれません。
(歯が十分残っている時は、それを利用して土台を作る事もあります)

7番は冠を外さないとわからないのですが、土台が短いようにも思います。
被せる場合に、土台が短くて、後で外れてくることを私なら心配しますね。

もちろん、実際に診るとそうでもないこともありますが、一応前歯部のレントゲンではそういうイメージを持ちました。

奥歯は30番でしょうか?

レントゲンだけですので、想像が難しいですが、歯肉に悪そうな状態に見えます。

この歯は今現在は、奥の方が削られていませんので、大きな分厚いインレーあるいはアンレーと呼べると思いますが、そうすると金属を取った際に、被せる土台の部分が薄くなります。

ですので、土台をしっかり作って、その上に冠が取れないようにする方法が普通に用いられますので、土台を作り直したいという気持ちが歯科医には働くと思いますよ。(クラウンにするかどうかは別として)


「通常判断の基準は何なのでしょうか?」

土台の長さとか、維持力、クラウンの材質等で変わる事もあります。


ご質問ですが、奥歯に関しては、歯肉は下がっていませんか?

非常にブラッシングが難しい環境になっていて、ここをしっかりと管理していくことが最も重要です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: aobaさん
返信日時:2011-10-04 08:56:38
さがら先生

ありがとうございます。

奥歯はディープクリーニングの他に、クラウンを交換する必要があるといわれ、とりあえずクラウンの治療を始めました。

Deep cleaningは来年行う予定で、現在仮歯で今週クラウンを入れに通院します。
治療前(クラウンを外す前)に土台について質問したのですが、土台を新しくしなかったらどこにクラウンはめるのと言われ、それ以上聞けませんでした。

古い土台をそのまま使えず、新しいクラウンを入れる時は必ず土台も新しくしないといけないのかと思った次第です。

ところが、こちらでそうではないということを学ばせて頂き、土台交換の基準はなんなのかと疑問に持ち始めました。

もう土台はかえられてしまったと思うのですが、患者の歯を思ってその判断をしたのか、もしくはより利益をとるために歯のことを考えず土台も交換したのか どちらに近いのでしょうか。

直接そんなことは先生に聞けませんので、こちらでアドバイス頂けたらとても助かります。

あと前歯のクラウンの交換が残っているのですが、既に根管治療がすんでしまっているので、万一問題があったときのためにできれば同じ歯科でお世話になるしかないのですが、他にも麻酔の後にあごがあかなくなり、のどのリンパ節が痛くなったりしたこともあり転院も考えています。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: aobaさん
返信日時:2011-10-04 09:45:53
宮下先生

おはようございます。

まさに伺いたかったことをそのまま答えて頂き、本当にありがとうございます。

奥歯は30番です。
宮下先生の説明を読みなるほどと感嘆しました。

今回クラウンを外さずレントゲンを見ただけで7番、30番についても土台をやりなおす見積もりを出されたことと、前の歯医者さんでは8番のみ土台交換の見積もりが入っていたので不信感を抱いていました。

担当医が宮下先生のように考えての行動かどうかは分かりませんが、宮下先生がそのように仰るのであれば結果オーライということで納得できそうです。

ちなみに日本では保険治療の材料、今回の被せ物は白いものです。
それにあわせて、土台の材料もかえる必要があると判断されたのかもしれません。。


歯肉は下がっていないのですが、今回クラウン(大きなインレーだったと今になって気がつきました・・・ただ仮歯はクラウンの形だったので、実物もクラウンをいれることになるのだと思います)を交換する原因になったのは、クラウンが大きすぎて歯茎にあたっているとのことでした。

歯茎にあたる部分の形が、スムーズではないとも言っていた気がします。
それで歯茎のラインが30番のところだけ赤くなっていました。

その時は自覚症状がなかったのですが、現在は仮止めの材料が内側部分の歯茎にあたり腫れてしまったのか歯を磨くとそこだけ痛いです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-10-07 22:01:31
aoba さん
こんばんは

歯肉は下がっていないのです」

そうですか。
下がっているのであれば、ブラッシングしやすいのですが、下がっていないとなると、歯肉が痛いのは当然なのです。
ですから、このご質問をしました。


「現在は仮止めの材料が、内側部分の歯茎にあたり腫れてしまったのか歯を磨くとそこだけ痛いです」

やはり、最初に治療した時の虫歯があまりに深く、隣の歯はそうではないので、そのギャップが大きいですから、ブラッシングしにくいので、歯肉が炎症を起こしやすいのです。

少し良くなるのに時間がかかるかもしれませんね。
気長に、丁寧にブラッシングに取り組まれてください。




タイトル [写真あり] 奥歯のクラウンの交換と同時に土台も交換するべき?(米国)
質問者 aobaさん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ クラウンの作り直し・再治療
歯医者への不信感
その他(写真あり)
アメリカ(米国)
土台(コア)の除去・交換
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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