20年前に抜髄し詰め物をしていた7番の歯が欠けて銀歯を薦められた

相談者: タナカサンさん (33歳:男性)
投稿日時:2011-11-08 13:21:10
初めて質問致します。

20年前に、神経を抜いて銀の詰め物をしていた7番の詰め物際の歯が、2ミリほど欠けてしまいました。

受診したところ歯ぎしりの癖もあることから負担が大きく、縦に割れてしまう恐れがあり、銀のクラウンにしたらどうかと勧められました。

このまま銀の詰め物を再度詰めておく選択肢もあり、その場合は2回の通院で3千円程度の負担、銀のクラウンにする場合は3回の通院で6千円程度の負担、とのご説明をいただきました。

どちらでも構わないが、縦に割れた場合抜歯になってしまうため、銀のクラウンの方が望ましいとのご説明でした。

非常に丁寧にご説明いただき、信頼できる印象ではありますが、現在残っている歯を削りたくないとの気持ちが強く不安です。

また当然のように抜歯は避けたいとの思いです。

過去の質問を拝見し、ケースバイケースであることは承知しておりますが、ご見解をうかがえないかと思い投稿させて頂きました。

何卒よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-11-08 13:29:28
そうですね正にケースバイケースですね。

臨床では実際に診察して決めると思います。


主治医から、それぞれのメリットデメリットも説明を受けているみたいですね。
後は御自身の希望を押す場合は、そのデメリット(抜歯になるかも知れない)を含めて受け入れるしか有りません。

ただブラキシズムが有るなら、その対策もされた方が良いですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タナカサンさん
返信日時:2011-11-09 09:34:32
細見先生

お忙しいところご回答いただきありがとうございます。

主治医の先生から

抜髄した歯は通常クラウンにする」
「なぜ詰め物にしてあるのか不思議」

とのお話があったのですが、今まで数人の先生に診ていただいておりますが初めて言われたので、不安を感じております。

まだ決心がつきませんが、次回診療までの1週間考えてみようと思います。

ブラキシズムの件は仕方が無いのかと思っていましたが、対策方法についても相談してみたいと思います。

ありがとうございました。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-11-09 13:51:31
こんにちは、

教科書的に言えば、神経を取った歯は被せると言う流れになっています。
ですから、特別おかしなことを言っている訳ではないんですよ^^;

たぶん神経を取った年齢がまだお若く、その時の先生が何とか健康な歯を多く残してあげようと思いしてくれた処置だと思いますよ。

私も神経を取ったら被せる治療と言うのは少し疑問があり、ケースにもよりますが、神経を除去しても詰めれれば詰め物だけで終わってしまっています。

どちらの先生の治療が良いかはここでは分りませんので、気になりましたら担当の先生に話してみてください。


おだいじに 

回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2011-11-09 14:14:47
担当の先生は、説明もしっかりとされていて好感を持てます。

只、細見先生が書かれたように、「ブラキシズムの対策」は考えられた方がよいのではないでしょうか。
タイヨウ先生の過去回答など役立ちそうに思いますよ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タナカサンさん
返信日時:2011-11-09 15:31:12
井野先生

お忙しいところ、ご回答いただきありがとうございます。

今まで特に問題なく、今回も2ミリ程度欠けただけという認識でしたので、突然クラウンの話が出て動揺してしまいました。

現在60代の母が、30年ほど前に被せの処置をしていたのですが、取れて再度被せてを数回繰り返しているうちに、もう被せるのは無理との診断を受け、抜歯のうえ入れ歯インプラントかの選択で悩んでいる最中ということもあって、クラウンにも不安がありました。

とりあえず今は詰め物にしておいて、数年後にクラウンという選択でも大丈夫か主治医の先生にお伺いしたところ

「構わないが、その間に縦に割れてしまうリスクも理解して欲しい」

とのお話でした。

クラウンへの不安もお伝えしたところ

「現状では被せが何度も取れて抜歯に至る可能性よりも、縦に割れてしまう可能性のほうが確率的に高い」

とのご見解でした。

一生のことなので悩んでしまいます。

井野先生のご回答を拝見し少し安心致しました。

ありがとうございました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-11-09 15:32:41
こんにちは。

>現在残っている歯を削りたくないとの気持ちが強く不安です。

と言われる方多いのですが、その理由は

抜歯は避けたいとの思いです。

・・だと思います。

言葉を変えると、

「歯を削らないこと」が目的なのか、「歯を長持ちさせること」が目的なのか、と言うことです。



歯を出来るだけ削らないこと=歯を長持ちさせること、であれば話は単純なのですが、今回のケースの様にそうでもなさそう・・ということはたくさんあります。

必要なら、必要な分だけはきっちり削る、ということも歯を長持ちさせる為には必要なことだと思いますよ。



それで今回は、銀の詰め物を入れていたところ壊れてきた、と言う経緯ですよね?

神経の有無とは別に、これはすなわち設計ミス、強度不足だったことの証明になると思います。(あくまで結果論ですが)

ですので、「歯はやっぱり出来るだけ削りたくないなー」と思うのももっともなのですが、そういった情の部分を別にして考えるなら、銀歯で被せる方が強度は当然上がりますし、「歯を長持ちさせること」にも繋がるのではないかと思いますよ。



・・ただ実際に拝見してみないと、ケースバイケースではありますが・・。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タナカサンさん
返信日時:2011-11-09 15:41:29
藤森先生

お忙しいところ、ご回答いただきありがとうございます。

引越しのため初めて診ていただいた先生でしたので、失礼ながらお話を信頼していいのか不安でした。

初診はレントゲン撮影と、今後の治療方針のご説明をいただき処置はせずに、45分ほどで終了しました。
意に沿わない治療はしないとおっしゃってくださっており、いつまでも不安がってばかりもいられません。

主治医の先生から、ブラキシズムにより負担がかかっているとのお話もありましたので、ブラキシズム対策を行えば詰め物でも対応可能かどうか、次回相談させていただこうかと思います。

過去の掲示板を拝見して、自分なりにブラキシズムの勉強もしてみます。

貴重なご意見をいただきありがとうございました。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: タナカサンさん
返信日時:2011-11-10 11:27:21
渡辺先生

お忙しいところ、ご回答いただきありがとうございます。

出来るだけ「歯を長持ちさせたい」との思いです。

確かに銀の詰め物を入れていたら壊れてきたので、また銀の詰め物をしてもまた壊れて・・・結局抜歯になってしまう可能性が高そうですね。

一時的な感情にとらわれずに、冷静に先を見越した判断をしたいと思います。

不安な気持ちをご理解くださりそれだけで安心致しました。

ありがとうございました。



タイトル 20年前に抜髄し詰め物をしていた7番の歯が欠けて銀歯を薦められた
質問者 タナカサンさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯が割れた・折れた・欠けた
保険のインレー(銀・金属)
歯軋り(歯ぎしり)
詰め物、インレーが割れた・欠けた
回答者




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