歯科レントゲン撮影の被曝量について
相談者:
Tさん (37歳:男性)
投稿日時:2011-12-11 03:55:46
レントゲンの被曝量についての質問です。
よろしくお願いします。
歯科のレントゲンは、歯に何か加えて1週回ってパノラマ写真をとるレントゲンと、ピンポイントに1つの歯の写真をとるレントゲンがあります。
どちらも被曝量を減らすため、防護服をきさせてくれるのですがどの程度の被曝量があるのでしょうか。
それこそ、パノラマ写真は年間10枚くらいまでは大丈夫なのでしょうか。
1本ずつピンポイントで撮影する場合、28枚のレントゲンを撮影することになります。
これらの撮影による被曝量がどれくらいのものなのか不明ですが、一般的に1年間に撮影してよい限度というのはどれくらいの枚数なのでしょうか。
昨今、被曝量についての意識がたかまっており、歯科のレントゲンの被曝量について感心があります。
それともねこの程度であれば、まったく問題ないレベルなんでしょうか。
いくつかの歯科に通院すると、結構写真をとることになるので心配があります。
よろしくお願いします。
歯科のレントゲンは、歯に何か加えて1週回ってパノラマ写真をとるレントゲンと、ピンポイントに1つの歯の写真をとるレントゲンがあります。
どちらも被曝量を減らすため、防護服をきさせてくれるのですがどの程度の被曝量があるのでしょうか。
それこそ、パノラマ写真は年間10枚くらいまでは大丈夫なのでしょうか。
1本ずつピンポイントで撮影する場合、28枚のレントゲンを撮影することになります。
これらの撮影による被曝量がどれくらいのものなのか不明ですが、一般的に1年間に撮影してよい限度というのはどれくらいの枚数なのでしょうか。
昨今、被曝量についての意識がたかまっており、歯科のレントゲンの被曝量について感心があります。
それともねこの程度であれば、まったく問題ないレベルなんでしょうか。
いくつかの歯科に通院すると、結構写真をとることになるので心配があります。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2011-12-11 08:52:58
放射線被ばくの問題は気になりますよね。
ほとんどの方はCT1回分にもならない量だと思います。
すみません、今電車の中で細かい資料がないものですから。
私が気になるのは
>いくつかの歯科に通院すると、結構写真をとることになるので心配があります。
このいくつかの歯科医院に通院する理由の方ですね。
あまり転院をくりかえなさいほうがいいと思います。
ほとんどの方はCT1回分にもならない量だと思います。
すみません、今電車の中で細かい資料がないものですから。
私が気になるのは
>いくつかの歯科に通院すると、結構写真をとることになるので心配があります。
このいくつかの歯科医院に通院する理由の方ですね。
あまり転院をくりかえなさいほうがいいと思います。
回答2
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-12-11 09:19:21
デンタル(ピンポイントで撮る方)の被曝量は0.02mSv程度です。
日本における一般生活で浴びる放射線量は、1.5mSvと言われています。
デジタルレントゲンになると、その5分の1から10分の1になると言われています。
理論的には、妊婦の方でも全く問題にならない量です。
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/030080.html
日本における一般生活で浴びる放射線量は、1.5mSvと言われています。
デジタルレントゲンになると、その5分の1から10分の1になると言われています。
理論的には、妊婦の方でも全く問題にならない量です。
http://www.rada.or.jp/database/home4/normal/ht-docs/member/synopsis/030080.html
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2011-12-12 18:59:36
一応、東京都歯科医師会が出しているポスターには…
口腔内撮影(デンタル)1枚 0.01mSv
歯科用パノラマ撮影 1回 0.03mSv
歯科用CT撮影 1回 0.1mSv
とされております。
(機械の種類によって多少数値は異なります)
日本人の自然放射線量(年間)は平均で1.5mSvです。
(世界平均で2.4mSv)
100mSv以下では特異的な癌の発生は無いとされています。
放射線医学にはALARA アララの原則「as low as reasonably achievable」(合理的に達成可能な方法で被ばくを最小限に抑える)と言うものがあります。
また、「有効な被曝で無ければならない」と言う考えがあります。
つまり、レントゲンを撮る事で虫歯が発見された(発見されなかった)、歯周病の進行がわかった(進行していた、進行していなかった)など、患者さんにとって有効な被曝である必要があります。
CTは被曝量が多いとされていますが、通常のレントゲンでは得られない情報を得る事が出来ると言う事も事実です。
不必要に放射線を浴びる事は避けなければなりませんが、被曝を恐れて必要な情報が得られないと言う事は、不利益となる事もあります。
口腔内撮影(デンタル)1枚 0.01mSv
歯科用パノラマ撮影 1回 0.03mSv
歯科用CT撮影 1回 0.1mSv
とされております。
(機械の種類によって多少数値は異なります)
日本人の自然放射線量(年間)は平均で1.5mSvです。
(世界平均で2.4mSv)
100mSv以下では特異的な癌の発生は無いとされています。
放射線医学にはALARA アララの原則「as low as reasonably achievable」(合理的に達成可能な方法で被ばくを最小限に抑える)と言うものがあります。
また、「有効な被曝で無ければならない」と言う考えがあります。
つまり、レントゲンを撮る事で虫歯が発見された(発見されなかった)、歯周病の進行がわかった(進行していた、進行していなかった)など、患者さんにとって有効な被曝である必要があります。
CTは被曝量が多いとされていますが、通常のレントゲンでは得られない情報を得る事が出来ると言う事も事実です。
不必要に放射線を浴びる事は避けなければなりませんが、被曝を恐れて必要な情報が得られないと言う事は、不利益となる事もあります。
相談者からの返信
相談者:
Tさん
返信日時:2011-12-12 20:04:08
回答くださりありがとうございました。
参考になりました。
今後もわからないことがあったら教えてください。
参考になりました。
今後もわからないことがあったら教えてください。
タイトル | 歯科レントゲン撮影の被曝量について |
---|---|
質問者 | Tさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | レントゲン写真 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。