[写真あり] インプラントの被せ物(クラウン)の仕上がりについて

相談者: palさん (46歳:男性)
投稿日時:2011-12-08 12:20:11
初めて質問させていただきます。

左下6番の抜歯を余儀なくされ、悩んだ末にインプラントを選択しました。

クラウンジルコニアのものですが、私の想像では最初、レジン仮歯を作り、それを自分の歯と思えるくらいのぴったりした形に成型してから、それと同じ形のジルコニアの作成をするものと思っておりましたが、仮歯の高さを合わせた後すぐに本歯の型取りに入り、出来上がってきたものは、ものすごく違和感のあるものになってしまってます。

具体的には、先ず色が合っていません。

歯が歯茎に届いてなく浮いたような感じになってます。

歯の下のほう(歯茎に近い根っこ側)が細くなっていて、7番との隙間が大きく、何を食べてもその隙間やくぼみに入り込んでしまいます。

とにかく色よりも隙間の違和感が大きいです。

先生にその事を告げると、

「こんなもんです。」

との回答でした。

インターネットでインプラント体験者のコメントなどでは、どれが自分の歯かインプラントか解らないくらいの仕上がり等の書き込みを目にしますが、私の場合はとてもそうは感じられません。

現在は仮のセメントでの状態ですが、このまま、本付けしてしまうのが不安です。

日数経過とともに、色が染まって合ってくるのでしょうか?

そして、歯茎が歯まで上がってきて、隙間が無くなったりするのでしょうか?

何より本当にこんなものなのでしょうか?

口の内部側から撮った画像を添付いたしますので、お教え下さい。

よろしくお願いいたします。

画像1画像1


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-12-08 12:56:59
はじめまして。カワサキです。

実際に、診ていないので、はっきりと答えにくいですが……


『こんなものじゃない』と思います。


@ 色が、明るすぎ(白すぎ)ます。
日数経過でも、ここまであっていないと、なじまないです。

A 歯茎に、届いていないのも、問題です。
マージンがあっていないのでしょう。
歯茎が盛り上がることはないです。

B 歯と歯の間については、まあ、こんなものでして、多少の慣れは、必要です。


本着けは、しない方がいいです。

担当の先生に相談して、作り直してもらうのが、よいと思います。


ご参考までに……うまく、解決するといいですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: palさん
返信日時:2011-12-09 14:16:22
川崎先生 早々の回答ありがとうございます。

歯茎との隙間については、くっつきすぎてると雑菌の温床になって逆によくない。みたいな話をされていました。(直接話をする事は少なく、ほとんどの会話は衛生士さんを仲介する形でのやり取りになってます。)

そういった考え方もあるのでしょうか?

先生によって正しい解答が複数あるとしたら、高額な作り物を安易に作り替えてくださいとは言い辛い心情がありまして・・

そしてもし作り替えるとしたら、今度は失敗したくないので安価で何度も成型直しが簡単な仮歯で、きっちり合ったものを作ってから、その形をモデルに本歯の作成を、と思っていますがこういった考え方で合ってますでしょうか?

マイクロスコープとかを使っている歯科医ではなく、肉眼ですので精密さを求めるとすれば、時間をかけて少しずつきっちりと合わせたいとの思いがあります。

度々の質問ですみませんがよろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2011-12-09 14:34:35
pal さん、今日は


歯茎との隙間については、くっつきすぎてると雑菌の温床になって逆によくない。みたいな話をされていました。(直接話をする事は少なくほとんどの会話は衛生士さんを仲介する形でのやり取りになってます。)
>そういった考え方もあるのでしょうか?

私もこの考え方に賛成します。
私なら、palさんがおかかりの先生と同じように、大きくあけて作ります。

以前は、見た目や使い心地を考え、隙間を小さくしていましたが、今年の初めゴロから方針を転換しました。
今まで治療した患者さんも、冠を外して形態を修正しています。


>そしてもし作り替えるとしたら、今度は失敗したくないので、安価で何度も成型直しが簡単な仮歯できっちり合ったものを作ってから、その形をモデルに本歯の作成を、と思っていますがこういった考え方で合ってますでしょうか?

仮歯を含めた治療費なのか、仮歯の料金は別なのか、それぞれの歯科医院で料金体系は違いますが、私の所では、安価と言っても数万円の費用をいただいています。


マイクロスコープとかを使っている歯科医ではなく、肉眼ですので精密さを求めるとすれば、時間をかけて少しずつきっちりと合わせたいとの思いがあります。

私の所もマイクロスコープはありますが、インプラント上部構造の適合に、マイクロスコープを使用することはありません。
(上部構造の仕上がりの確認には使いますが)



色についてですが、おそらく強度の問題でジルコニア単体で作製されているようにみえます。
ジルコニア単体ですと白くみえます。
最近はジルコニアに着色することもできる製品もできてきていますが、やはり白っぽく色を合わせることは不可能です。

色を合わせたい時には、ジルコニアの上に陶材を築成します。
色はきれいにあわせられますが、ジルコニア単体よりもやや弱くなってしまいます。
(私の所では、料金も、ジルコニア単体と陶材を築成する場合では料金は異なります)

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-12-09 18:14:58
ご相談ありがとうございます。


>日数経過とともに色が染まって合ってくるのでしょうか?


ジルコニアの色が変わることはありません。
ずっとそのままです。

周りの歯の色は変わってくることがあります。
しかし、自然に変わるときは暗い色になっていきます。



>そして、歯茎が歯まで上がってきて隙間が無くなったりするのでしょうか?


歯周病の予防やアフターケアを受けていると、僅かにそうなることもあります。
しかしお写真のスキマはそれで埋まってしまう小ささには見えません。



>何より本当にこんなものなのでしょうか?


それもあり得ます。
小牧先生のお話のように、清掃性を考えて、長期的に問題を予防したい場合はこれに近い形にすることがあります。

根元の色の違いも、かぶせ物があっていないのではないかもしれません。
単に、かぶせ物とその下のインプラントととのつなぎ目が見えているだけかもしれません。
それならば予防的にそう設計することもあり得ます。


なお色については、かぶせ物の上下グラデーションがついているようにも見えることから、ジルコニアの上に陶材を築成している可能性があります。

その場合はかなり自由にいろの調整ができます。

今の色はきれいな白色です。
これは良くある色です。

ただとなりの色はかなり濃い色です。
それと調和させるには、特殊な色のガイドを使わないと合わないこともあります。
そうすれば全体がきれいに見えます。

ただ、そこまで調和させることは、それほど良くあることではありません。




タイトル [写真あり] インプラントの被せ物(クラウン)の仕上がりについて
質問者 palさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ インプラントに関するトラブル
歯医者への不信感
その他(写真あり)
クラウンの変色・着色・色の問題
クラウン(被せ物)の隙間・適合
回答者




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