1歳0カ月で虫歯。治療、サホロイド塗布、断乳か・・判断できません

相談者: hemuさん (26歳:女性)
投稿日時:2012-01-20 01:31:41
初めて質問します。


現在1歳0ヶ月の子どもがおります。

11ヶ月のときに歯科を受診したところ、上のA2本(上の前歯2本です、使い方合っていますか?)がむし歯でした。

その歯科ではサホロイドを勧められたのですが、歯が黒くなるのが可哀想で申し訳なくて、他に何か方法はないものかと他の歯科医院小児歯科専門)で診ていただいたところ、フッ素を塗布して様子を見ましょうとのことでした。
次の診察は4ヶ月後です。


むし歯にしてしまったのは親の至らなさで、きちんと歯磨きせず、ご飯やおやつをだらだら食いさせてしていたからだと思っています。

ですので現在は、おやつはあげずに食後にキシリトールタブレットを食べさせ、フッ素入り歯磨きジェル、レノビーゴMIペーストで食後の歯磨きを徹底しています。
歯磨きでむし歯が止まらないのは承知していますが、少しでも何とかしたいと必死です。

母乳は昼夜問わず頻繁にあげています。
飲んだ後は歯磨きしていません。


生活改善後1ヶ月経ちましたが、目で見てわかるほど歯が熔けています。

もう胸が押しつぶされそうで、急ぎ小児歯科を受診したところ、

「かけてるだけですよ、大丈夫」

と言われました。
もうどうしたら良いのかわかりません。

母乳でむし歯になる例もあるとのことで、それならば断乳するしかありませんが、自然卒乳に強い思い入れがあり、断乳は最終手段だと考えております。
(夜間のみ断乳するのは効果がありませんか?)


@治療する
Aサホロイドを塗る
B断乳して様子を見る
C現状維持
Dセカンドオピニオンに行く


上記のどれを選択するか決めかねております。

乱文で申し訳ありません。
どうか、よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-01-20 02:53:47
hemuさまこんばんわ。

1歳でむし歯を作ってしまって後悔なさっているようですね、おそらく最初のお子様ではないでしょうか。

育児に失敗は付き物です、そんなにくよくよすることはありません、まだ1歳ですから十分間に合います。

18歳までが子育てだとすると、まだまだこれから長い間お子さんと付き合わなければなりません、今ならまだたいしたことではありませんからこれくらいのことで落ち込まないでください。


先ず母乳以外で、今までに飲み物も含めて食べさせたものを思い出してください、ポカリなどのスポーツ飲料はありませんでしたか、100%ジュースはどうでしょう、もしそのような飲料があったのなら原因のひとつですからまずやめてみましょう、飲み物はお茶か牛乳にしましょう。

それからお菓子を与えてはいませんでしたか、特に甘いお菓子はむし歯の原因です、与えていらっしゃったのなら3歳までは絶対与えないようにしましょう。

これだけでむし歯の進行はほとんど止まります、それから味付けは自然の薄味にしてお砂糖や醤油、塩をできるだけ減らしてください。

そうすればキシリトールガムなど必要ではありません、キシリトールには甘みがあります、もしかすると甘党になるかもしれません。

一旦甘党になってしまえば一生甘党です、一生むし歯のリスクを抱えて生きていくことになります、これではあまりにもお子さんがかわいそうです。

とりあえず3歳まではお菓子を与えない育児に軌道修正しましょうそうすればまだ1歳ですから、甘党にはならないと思います、これでむし歯の進行は止まります。

やがて永久歯になれば、きれいな歯に生え変わります、そうなれば永久歯むし歯ゼロが実現します、是非実行なさってください。

どうしてこのような子育てを勧めているかというと、何もむし歯ゼロを目指しているからではありません、もっと大切な味覚形成をしたいからです。

味覚形成とは3歳までに食べ馴れたものがうまい味としてインプットされます、ところが甘い味というのは無条件においしい味で味としてはもっとも強烈なおいしい味です。

3歳までにこの味を覚えて食べ続けると味覚形成に失敗してしまうからです、セロリやニンジン、トマト、菊菜やしいたけの味は食べなれないとおいしいとは感じません、つまり味覚形成をしている時期に甘いお菓子を覚えてしまうと味覚形成がうまくいかないことが多くなって来るからです、そして偏食が始まります。

したがって何でも好き嫌いなくパクパク食べる味覚に育てるためには、3歳までお菓子を与えない事が必要になってくるのです。

そのような育児をなさると、おまけでむし歯ゼロがついてきます、お子さんは残念ながらむし歯を作ってしまわれたようですがまだ1歳なので今からでも十分間に合います、がんばってください。

コツはお母さん一人でがんばるのではなくご主人にも理解してもらって協力してもらうことです、難物はジジババです。

おそらくお菓子をあげたくて仕方がないと思います、ジジババにも理解してもらって協力をお願いしてください、ご主人のご両親にはご主人からお話してもらうとカドが立たないと思います。

お母さんのご両親にはお母さんからお話してみてください、決してきつく言わないでやさしく伝えて理解してもらうことが大切です、何もむし歯を作ろうとしてお菓子を与えているわけではありませんから。


母乳ですがむし歯の原因にはならないのでご安心ください、hemuさまが考えていらっしゃるように自然卒乳で大丈夫です。


>@治療する

おそらくできないと思います、緊急性がないのに嫌がる子供を押さえつけて治療してはいけません。

したがって個人的にはお勧めいたしかねます、治療より生活改善です、これができなければまたむし歯を作ってしまうでしょう。


>Aサホロイドを塗る

色さえ気にならなければお勧めいたします。


>B断乳して様子を見る

必要ありません。


>C現状維持

フッ素歯磨きキシリトールは、お菓子さえ与えなければ必要ありません、おそらく歯磨きは嫌がると思います、嫌がるのを押さえつけて磨いてはいけません、緊急性がないのに嫌がる子供を押さえつけて治療するのと同じです、歯磨きが嫌いな子供さんになります。


>Dセカンドオピニオンに行く

???

参考になさってください、少し肩の力を抜いて育児楽しんでください、お大事になさいませ。

お勧めの本があるので興味があればお買い求めください。

むし歯ができてしまったら 医歯薬出版 黒岩勝著 2205円
http://www.ishiyaku.co.jp/search/details.aspx?bookcode=408741

子育てと砂糖に関する我々の考え方 http://www.yamadashika.jp/prevent10.html
むしばを作らない子育て http://www.yamadashika.jp/prevent.html#01
むし歯ができてしまいました http://yamadashika.jugem.jp/?eid=1287
乳歯にむし歯がたくさんあって治すのに苦労したお子さんの現在http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2320

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-01-20 09:47:46
むし歯の進行がどの程度なのか、症状はあるのかなどが分からないのですぐに治療が必要かどうかは判断できないのですが、仮に緊急の処置の必要がないものとしてお答えします。

むし歯発見後かなり生活スタイルを改善されたようですので、断乳の必要はないと思います。


山田先生は

>フッ素歯磨きキシリトールはお菓子さえ与えなければ必要ありません、おそらく歯磨きは嫌がると思います、嫌がるのを押さえつけて磨いてはいけません、緊急性がないのに嫌がる子供を押さえつけて治療するのと同じです、歯磨きが嫌いな子供さんになります。

と書かれていますが、私はフッ素と歯みがきは必要ないとは思いません。

毎食後でなくても構わないので、一日1回は歯をきれいにしてあげましょう(寝る前が最も効果的です)。
その際に大切なのは、

・一生懸命磨くことにこだわらず、歯みがきを親子のスキンシップの時間と考えること
・お子さんにとって苦痛のない歯みがきを心がけること

です。
そうすれば、お子さんも次第に歯みがきに慣れてくれることでしょう。

母乳や歯みがきに関しては、「小児科と小児歯科の保健検討委員会」という組織が見解を出していますので参考になさってください。

母乳とむし歯−現在の考え方|日本小児歯科学会 http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_03.html#pro03

子どもの歯みがき|日本小児歯科学会 http://www.jspd.or.jp/contents/main/proposal/index03_07.html#pro07

サホライドについては、やらないよりはやった方がむし歯の進行は遅らせられますが、着色の問題があるので無理には行わなくても良いと考えます。

あと少し気になったのですが、

>ですので現在は、おやつはあげずに

「おやつ」(「お菓子」ではなく)をあげずに3食だけだと、お腹がすきませんか?
年齢的に3度の食事だけでは、必要な栄養を取り切れない可能性もあるので、補食としての間食はあっても構わないと思います。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-01-20 10:59:33
お子さんの歯に虫歯を作ってしまい、反省し、生活習慣を改めたが、現在も虫歯進行中ということですね。
実際に診察しないと虫歯の程度がわかりませんので、推測で回答してみます。

@治療する

1歳になったばかりですと、十分な治療は困難だと思います。
治療の必要性が理解が出来ず、じっとしておけない子供を押さえつけて(抑制具を使用することもあります)治療する緊急性があるかないかは、担当の歯科医の判断にお任せしましょう。
虫歯の進行状況を確認してもらうために、定期的に受診されることをお勧めします。

Aサホロイドを塗る

虫歯の進行をとめてくれるありがたいお薬です。
黒く着色してしまうのが難点です。

B断乳して様子を見る

卒乳の時期に関しては、様々な考え方があります。
断乳=虫歯の進行が止まる とは、限らない場合もあります。

ただ、授乳を昼夜問わず、頻繁に上げなくてはいけない原因は何でしょう?
お腹がすいているのか?
甘えているのか?
脳への刺激がほしいのか?
生活のリズムができていないのか?喉が渇いているのか?

なにか工夫の余地はないでしょうか?

親子ともどもストレスが少なくなるように毎日、発見と工夫を楽しんでもらえればよいのですが。。

C現状維持

生活様式が著しく改善されたようですから、このまま様子を見られてはいかがでしょう。

山田先生のご指摘のように、キシリトールタブレットは虫歯予防効果が認められていますが、食育の面からはあまり感心できませんね。
3才までの脳の回路の形成は爆発的な勢いで進みます。
甘い=幸せ=当たり前に、陥らないように、機会を限定して使用してみてはいかがでしょうか?


堀先生のご回答のように、この年齢ではおやつは必要です。
3度の食事+補食 

だいたいの時間を決めることとダラダラ与えないことと、内容を工夫してください。(お茶やお水以外の飲み物もおやつに含んで考えましょう)

子育ては親育てです。

日本小児歯科学会のホームページは内容が充実しています。
表書きをしっかり読んでみて下さい。

Cセカンドオピニオン???

現在の歯科医院では不満ですか?

信頼できるかかりつけ歯科医院を早く見つけて、継続的な経過観察と指導をうけて下さい。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-01-20 13:04:47
>生活改善後1ヶ月経ちましたが、目で見てわかるほど歯が熔けています。

これが事実だとすると、私ならおそらく治療を勧めます。(むし歯が進行し歯が欠けたという前提です)
治療自体は普通にできます。
何ら問題はありません。

1歳0ヶ月で歯が欠けるほど虫歯が進行するというのは、そうとうむし歯になりやすい子だと言えますので、のんびりしていると神経までむし歯が進んでしまう可能性すらあります。

たとえば6歳臼歯が同様の(むし歯が進んで歯が欠けた)状況であった場合は、ほとんどの先生が即座に治療すると思いますが、低年齢の乳幼児で同じような対応をとらないのは単に治療が困難であることが原因のようです。

つまり治療しない方が良いというわけではなく、(その先生には)できないということです。

山田先生やDr.ふなちゃん先生も書かれているように、年齢的には、どこの歯科医院でも治療が可能というわけではありませんが、hemuさんの都道府県であれば治療可能な歯科医院は探せば必ず見つかります。

治療を勧めないのは、その担当医が(自分が治療を行った場合は)予後が余り良くないと考えているに、他ならないわけですから、そういった歯科医院で治療をされるのはあまり得策ではないと思います。

というわけで転院された方が良いのかもしれません。


あと、断乳については(むし歯がかなり進行しているという前提で)私なら断乳をすすめますが、むし歯を進行させない方を取るのか、断乳しない方を取るのか、hemuさんの価値観しだいかと思います。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-01-20 17:14:44
母乳に関して言えば、あなたの食べた栄養が母乳を介して摂取されます。

特に糖質を多く摂られるようですと、そのまま糖質が子供に行きますので、虫歯になりやすくなる可能性は充分にあります。
虫歯だけでなく、未発達な膵臓も疲弊するでしょう。

なるべく糖質を抑え、タンパク質を豊富に含んだ食事をされれば、断乳する必要はないと思います。

治療に関しては、他の先生の意見を参考になさって下さい。




タイトル 1歳0カ月で虫歯。治療、サホロイド塗布、断乳か・・判断できません
質問者 hemuさん
地域 非公開
年齢 26歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
歯磨きに関する疑問
乳歯の虫歯(むし歯)
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




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