歯列矯正の「バンド装着」とは?

相談者: ひめひめさん (33歳:女性)
投稿日時:2012-01-30 21:17:17
参考:過去のご相談
歯列矯正を始めたら頬がこけてきました



いつもお世話になっております。
今月より歯科矯正を開始しました。

こちらでの相談は、私の矯正ライフの支えになっております!
本当に感謝しております!!


ところで、曖昧なタイトルで申し訳ありませんが、矯正での「バンド装着」についていくつか教えていただきたいです。

現在、上顎の左右6番にバンド装着しております。

ブラケットよりもバンドの周辺が掃除しにくく、虫歯歯肉の腫れがとても心配です。

ネットで色々とみてみると、「バンド」を装着せず、ブラケットのみで矯正する方法もあると知りました(間違っていたらごめんなさい!!)。

とても魅力的なのですが、適応できる歯並びなどがあるのでしょうか?
そもそも、「バンド」はどういった役目があるのですか?(初歩すぎていたらすみません…探したのですがわからなかったので…)

できればバンドを装着せずに矯正をしたいのですが、これは患者側から希望が言えるものなのでしょうか?

下顎はこれから抜歯などの準備がはじまるので、希望を言っても構わないようなことであれば主治医に相談したいのですが。

よろしくお願いします!!!


回答 回答1
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-01-30 21:20:51
ヘッド・ギアの装着は、予定されていますか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひめひめさん
返信日時:2012-01-30 21:43:20
藤森先生、こんばんは。
お世話になります。

ヘッド・ギアの装着ということは、カウンセリング時では一切聞いていません。

よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-01-30 21:59:50
簡単に言うと、細いワイヤーだけではなく、他の補助的な装置を取り付ける予定であれば(ヘッド・ギアもそうですが)、DBSだけでは支えきれないために、多くは第一大臼歯ですが、バンドにして、強固に補助的装置の支え部分を(多くはチューブ)を取り付けるためです。

回答 回答3
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-01-31 09:36:27
ブラケット、チューブをダイレクトに接着するよりも、それらが溶接されたバンドを装着するほうが、維持力は強固です。

そのため、舌側に加強固定装置を装着する場合や、ヘッドギアを併用する場合、さらに大きな歯冠補綴物が装着されている場合には今でも多用されています。

細心の注意をして製作すれば、清掃性の問題はほとんどありません。
しっかりセメント合着されていれば、カリエスリスクはダイレクトボンドよりも軽減します。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-01-31 11:53:04
矯正治療といっても、担当医ごとに、使用材料、使用テクニックは様々です。

したがって、バンドの使用頻度も担当医によって、大きな差があります。

私は、バンドをあまり使用しませんが、ほとんどの患者さんに適用する矯正医も大勢います。

諸先生がご指摘していますが、バンドにはダイレクトボンドより優れている特徴が多く存在します。もちろん不利な特徴もあります。

なお、清掃性を心配されていますが、バンドのデメリットとして清掃性が問題とされることは、少ないと思います。(ただし、適合精度に問題がある場合には、問題となる場合もありますが、多くの場合には丁寧に製作すれば問題となりません。)

バンドのデメリットは、

@ バンドを入れる前のセパレーション(歯と歯の間に隙間を空けるために3〜4日ほどゴムを入れる)中に痛みが強い。

A バンドスペース(バンドの厚み)を閉鎖してから治療終了するためには、治療終盤で、バンドからダイレクトボンドに置き換える手間が必要

などが代表的だと思います。

もしバンドをあまり使用しない矯正治療を希望ということであれば、担当医に希望を伝えてみても良いと思いますが、普段バンドを多用している先生の場合には、日常とは異なる治療手順となり、最終的な治療の質が低下するというリスクも考えられます。

もし、あまりこだわりがないのであれば、担当医の得意とする治療手順をお願いした方が無難だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひめひめさん
返信日時:2012-01-31 22:22:44
松山先生、伊藤先生、堀内先生、ご回答いただき、本当にありがとうございます!!!

「バンド」の必要性が十分わかりました!
清掃性もそれほど問題ないということで、ホッとしました!

必要性やメリットがわかると、何だか昨日まで嫌な感じだった口のの中も「納得!」とバンドを受け入れたようです♪
不思議ですね。

それほどデメリットがないようであれば、堀内先生のおっしゃるように担当医の先生の得意とする治療にお任せしたいと思います。

伊藤先生や堀内先生のおっしゃる「細心の注意をして製作」とか「適合精度」等に問題のある場合は、口の中に入れている者でもわかるものでしょうか?(臭いとかあるのですか?)

私の場合、歯科衛生士さんが製作し装着もしましたが、先生が確認をしてくださったようには感じませんでした。

何しろ、もともと酷い叢生のため、部分的に重度の歯周病が起こっていたため、予後に備えて開始した矯正なので、バンド部分を磨けないことによって、バンドを外すと同時に歯も抜けてしまうのではないかと心配しております。

できるかぎり歯間ブラシやタフト、矯正用歯ブラシで清掃はしていますが…。

なにか参考になるようなことがありましたらお教えください。
よろしくお願いします!!
回答 回答5
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-02-01 09:41:48
アンカレッジロスなどに十分配慮してもらえるとおもいますから、安心感があります。




タイトル 歯列矯正の「バンド装着」とは?
質問者 ひめひめさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正の治療法
回答者




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