TCH(歯列接触癖)は治すべき?今、問題なければ治さなくてよい?

相談者: ゆみかさん (41歳:女性)
投稿日時:2012-02-16 16:04:33
参考:過去のご相談
歯列矯正でのスペース作りは抜歯か、ストリッピングか



いつもお世話になっております。

質問させてください。

いつもリラックスしている時には、奥歯の上下を軽く当てていましたが、このサイトを見ると意識して離す方がいいと載っていました。

意識して離すのですが、癖で長続きせずにいます。
かと言って、軽くいつもの当てていると脳へ指令のように「今、当てているから離さないと!!」といった具合でどちらにもつかずでいます。

主治医に聞いたら「なるがままでどちらでもいいよ」と言われました。

私は、この際、どちらにした方がよいのでしょうか?
教えてください。

よろしくお願いします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-02-16 16:20:36
唇閉じて、歯を離してに、気持ちを切り替えるのはいかがでしょうか。

あまりにもこだわるのは、それ自体がストレスになってしまいますら。

かみしめていないから、まっ、いいかくらいでいてください。

自分で気が付いていない、結果的に歯がしょっちゅうくっついてしまう癖も、ありますから、そうこだわらなくてもよいと思います。

深層心理的に、どこかには、しまってあるというくらいでよいと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-02-16 16:30:37
>意識して離すのですが、癖で長続きせずにいます。

意識して離すのではなく、普段は意識せずにリマインダー(付箋やシールなど)が目に入った時だけ脱力して、歯の接触を離すようにします。

それを癖にしてしまいます。
すると意識しないでも「歯が接触すると離す癖」になります。


ご参考まで・・・

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-02-16 16:59:09
>私は、この際、どちらにした方がよいのでしょうか?

お二人の先生方の書かれている通りだと思うのですが、TCHに関してはかなり新しい考え方ですし、試行錯誤、模索しながらの治療になると思います。

できればTCHを気にして治療されている歯科医を見つけられれば良いのですが…。


あと、杉原先生も書かれているますが、「ずっと意識して離しておく事」よりも、「触れたらその都度(反射的に)離す」と言うイメージでいてもらった方が良いですよ。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-02-16 17:54:12
歯と歯をくっつけること自体は誰にでもできることですから、その「歯を接触させること」は、まったくゼロにする必要はないと思います。

ただ、程度の問題であまりに接触時間が長いと(自分のキャパを越えてしまうと)、問題を起こしてくる人がいるようです。


例えば、「正座」をどれだけの時間できるか・・・。

短い時間であれば、さほど問題は起きませんが、自分のキャパを越えてくると、足が痺れてしまってフツーに歩くことすらキツくなったりしますよね。


問題が起きない程度(自分のキャパの範囲内)であれば良いんじゃないかな、と思っています。

「意識しちゃうとかえって・・・」ということもあるので、変に意識しすぎない方が良さそうです。


ちなみに歯の治療中は「気になっちゃって、咬み合わせを探ってしまう」ということもあるようです。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-02-16 18:58:13
諸先生かたの、言われる通りだと思います。

≫≫ 「なるがままでどちらでもいいよ」と言われました。
≫私は、この際、どちらにした方がよいのでしょうか?

※ あまり、気にしすぎも、逆にストレスとなります。
杉原先生も書かれている通り、時々、意識する程度が、『なるがまま』で、いいのかもしれません。

あくまでも、『癖』ですので、そのままはよくないですが、徐々に、時間をかけて、修正・改善すればいいと思います。
 

回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-02-17 10:18:09
顎顔面部の好ましくない症状の前段階として、高頻度でTCHが認められ、それを是正することで症状も改善するケースが非常に多いと言われています。

現在、特に自覚症状が全く無いと思われていても、TCHを是正されると、一段と体調が良くなり、「以前は何ともないと思っていたけど・・」と考えられるかもしれませんね。

一方、「では、何故TCHは起こるのか?本当に、只の全く意味の無い悪癖でしかないのか?」といった疑問は残ります。

風邪を引いた時の、鼻水・咳のようなものではないのかといった事は考えていきたいと思います。

只、現地点ではTCH是正によって得られるものの方が、失うもの(仮にあったとしても)よりも、何倍も何倍も何倍も大きいと考えています。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-02-17 11:57:40
ゆみか さん、こんにちは。

ご自身のお口の健康について随分とご関心がおありなのですね。
TCHという言葉が世に出て来てから、あまり間がありません。
学会や、講演会でも用いられるようになったのは、最近になってからのことのように思います。
もしかすると、主治医の先生もご存知なかったかもしれませんね。

実は、私も自宅に、リマインダー(付箋やシールなど)を貼り、どのくらいリマインダーが目に付くか〜目に付いた際に歯の接触を離すことが出来るのかを、試しています。

癖って、治すのが難しいですよね。


>TCHは治すべきか?
>今問題なければ治さなくてよいのか?

今は問題が無くても、お口に関する様々なトラブル予防のために、折角のチャンスですから、一度はトライなさってみてはいかがでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆみかさん
返信日時:2012-02-18 18:13:39
先生方、アドバイス大変参考になりました。

本当にありがとうございました。
普通はやはり歯と歯は接触しないのが普通なのですね・・・
努力して離すようにトライしてみます。

いつの間にか、それがふつうになってくれるとうれしいです。

癖って治すのが本当に難しいです。

先生方のおかげで、前向きに取り組めそうです。

ありがとうございました!



タイトル TCH(歯列接触癖)は治すべき?今、問題なければ治さなくてよい?
質問者 ゆみかさん
地域 非公開
年齢 41歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ
回答者




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