C1状態の虫歯を削って治療されたことに不信
相談者:
kenken679さん (34歳:男性)
投稿日時:2012-03-10 15:07:06
こんにちは。
質問をお願いします。
先日、銀歯が外れたのでかぶせる為に治療に行きました。
引越しをしていた為、始めていく自宅近くの歯医者さんへ行ったのですが、虫歯があると指摘され現在治療をしています。
ただ、色々と不信感が生まれてしまったので、治療内容・対応が適切であったかお教え下さい。
当方の状態をお話しますと、約10年間は虫歯の治療は無く(痛みも無し)、銀歯が外れた時(数年に一度)に通うといった状態でした。
銀歯を入れる際にC1の虫歯は指摘されていましたが、治療も特にせず(治療も勧められず)、また悪化もしていないので現在まで痛みもありませんでした。
@虫歯の状態がC1であるにも関わらず、C1である説明無く治療(削られた)した。
後日銀歯を入れる予定。
歯を削った帰りに「治療管理」なる書類をもらいましたが、削った歯がC1だと、その時に分かりました。
(C1である事の事前説明なし)。
また、その書類も、通院して5回目の帰り際にもらいました。
先生の説明だと、虫歯が歯と歯の間にあるとの事だったので、それが治療を必要とした理由かもしれません。
ただ、C1ですし、虫歯による痛みも無かったため、本当に治療が必要だったか疑問です(治療中に結構出血しました。先生の説明だとカスが溜まって炎症していたとの事)。
Aそもそも銀歯が外れて行っただけなのに、虫歯治療を勧められた。
上記の書類を見ると虫歯はC1とC2のみで痛みが無い状態でした。
そもそも虫歯治療が必要だったか疑問です。
現在親知らず2本(C1/C2)と上記@右上4(C1)を治療、更に他の親知らず(C1)を治療する事を勧められていますが、治療を進めるべきか悩んでおります。
また、C1は要観察歯で基本的に治療しないものだと思い込んでおりました(ここは私の落ち度ですね)が、最近はする流れになっているのでしょうか?
よろしくお願いします。
質問をお願いします。
先日、銀歯が外れたのでかぶせる為に治療に行きました。
引越しをしていた為、始めていく自宅近くの歯医者さんへ行ったのですが、虫歯があると指摘され現在治療をしています。
ただ、色々と不信感が生まれてしまったので、治療内容・対応が適切であったかお教え下さい。
当方の状態をお話しますと、約10年間は虫歯の治療は無く(痛みも無し)、銀歯が外れた時(数年に一度)に通うといった状態でした。
銀歯を入れる際にC1の虫歯は指摘されていましたが、治療も特にせず(治療も勧められず)、また悪化もしていないので現在まで痛みもありませんでした。
@虫歯の状態がC1であるにも関わらず、C1である説明無く治療(削られた)した。
後日銀歯を入れる予定。
歯を削った帰りに「治療管理」なる書類をもらいましたが、削った歯がC1だと、その時に分かりました。
(C1である事の事前説明なし)。
また、その書類も、通院して5回目の帰り際にもらいました。
先生の説明だと、虫歯が歯と歯の間にあるとの事だったので、それが治療を必要とした理由かもしれません。
ただ、C1ですし、虫歯による痛みも無かったため、本当に治療が必要だったか疑問です(治療中に結構出血しました。先生の説明だとカスが溜まって炎症していたとの事)。
Aそもそも銀歯が外れて行っただけなのに、虫歯治療を勧められた。
上記の書類を見ると虫歯はC1とC2のみで痛みが無い状態でした。
そもそも虫歯治療が必要だったか疑問です。
現在親知らず2本(C1/C2)と上記@右上4(C1)を治療、更に他の親知らず(C1)を治療する事を勧められていますが、治療を進めるべきか悩んでおります。
また、C1は要観察歯で基本的に治療しないものだと思い込んでおりました(ここは私の落ち度ですね)が、最近はする流れになっているのでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-03-10 15:17:34
回答2
湯浅です。
回答日時:2012-03-11 03:30:38
言葉尻を取るようで、申し訳ないのですが、
世界的な流れでみますと、「C1は要観察歯」という概念自体が、問題があります。
また、kenken679さんがおもわれている、「C1は要観察歯で基本的に治療しないもの」ということだけですむことではありません。
すると、kenken679さんが思われている前提が違っていることになりますので、質問も変わるかもしれません。
それこそ、教科書一冊になるので、詳しくは書きません。
ここからは、かなり、難しい話になるのですが、
ICDAS International Caries Detection and Assessment System
・http://icdas-jhcda.blogspot.com/
という概念があります。
また、活動性カリエスと非活動性カリエスという概念もあります。
欠損がある、ない(磨けるかどうかにも関わる)という概念もあります。
そして、治療(介入)に対して、非手術的(保存的、、削らないことがほとんど))と手術的という概念もあります。
そして、非手術的の中に、フッ素塗布とかブラッシングとか食事コントロールがあります。
これらをすべて考えながら、その虫歯を、非手術的(保存的)な介入のみで治療するのかを考えます。
観察のみで大丈夫かどうかも、リスク判定を適格に行って、しっかりと歯科医院で、すべての歯を経過観察をするという意味での観察であり、決して、一本の歯を「様子をみてください」ではすみません。
そして、「C1は要観察歯」にもどると、この歯チャンの説明にも、
C1はエナメル質に限局した虫歯で、象牙質までは進行していない最も軽度の虫歯です。
初期う蝕(初期虫歯)とも呼ばれます。
最近の歯科治療ではC1の虫歯は削らず、予防をしっかりと行うことによってこれ以上虫歯が進行するのを防ぐというのが一般的です。
とありますが、これは日本の考えで考えると、決して間違いではないのですが、もっと、総合的に考えないといけないと言うことです。
そもそも、C1は、う窩という、実際は、エナメル質の欠損があるのがほとんどだと思います。
定義的に正しいかは、あまり日本のC1という概念の勉強をしてないので知りません。
・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E8%9D%95
でも、進行としか書いてありませんので、もしかしたら、欠損のありなしの概念がないのかも。
すると、歯と歯の間にある場合、削るのがほとんどです(上に述べたように、総合的に削らない治療を選択することもある)。
そもそも、最初にC1と思われていた時は、C0とC1の間のような、C1で茶色い変化をしていただけのエナメル質だったのが、進行して、いわゆるC1で欠損ありになっていた可能性は高いと思います。
すると、kenken679さんがイメージしている、欠損なしのC1の説明でなく、従来からのC1で欠損ありの説明、「虫歯だから削って詰めます」だけであった可能性は高いと思います。
しかも、「カスが溜まって」ということならば、さらに削らなければならなかった可能性が高いです。
それならば、説明は、本邦では、一般的だったということになります。
実際は、みたわけでないので、何とも言えないのですが。
また、Aそもそも銀歯が外れて行っただけなのに、虫歯治療を勧められた。とのことで否定的に書かれていますが、虫歯があるのに虫歯治療(非手術的治療も含める)を薦めなかったら、歯科医師として失格ですよね。
やっと、質問に進みますね。
>現在親知らず2本(C1/C2)と上記@右上4(C1)を治療、更に他の親知らず(C1)を治療する事を勧められていますが、治療を進めるべきか悩んでおります。
不信感があるようなので、他院も検討した方が良いと思いますが、まずは、現在の医院で、C1について、極力削りたくないことを話して、どうすればよいか相談してください。
そのためには、診察や検査だけの日や、説明だけの日があるかもしれませんが、決して、治療されなかったと思わないでくださいね。
また、親知らずについては、抜歯が良いかもしれません。
これに関してはたくさんのスレッドがあるので参考にしてください。
>また、C1は要観察歯で基本的に治療しないものだと思い込んでおりました(ここは私の落ち度ですね)が、最近はする流れになっているのでしょうか?
上記のことをすべて考えるのが基本ですが、この文章のみで考えると、最近はC1を治療する流れになっているかということならば、そんなことはありません、という回答です。
しかし、そもそも、欠損を伴っていたのかどうかということと、「C1は要観察歯で基本的に治療しない」という概念が正しいかどうかということは上に書いた通りです。
世界的な流れでみますと、「C1は要観察歯」という概念自体が、問題があります。
また、kenken679さんがおもわれている、「C1は要観察歯で基本的に治療しないもの」ということだけですむことではありません。
すると、kenken679さんが思われている前提が違っていることになりますので、質問も変わるかもしれません。
それこそ、教科書一冊になるので、詳しくは書きません。
ここからは、かなり、難しい話になるのですが、
ICDAS International Caries Detection and Assessment System
・http://icdas-jhcda.blogspot.com/
という概念があります。
また、活動性カリエスと非活動性カリエスという概念もあります。
欠損がある、ない(磨けるかどうかにも関わる)という概念もあります。
そして、治療(介入)に対して、非手術的(保存的、、削らないことがほとんど))と手術的という概念もあります。
そして、非手術的の中に、フッ素塗布とかブラッシングとか食事コントロールがあります。
これらをすべて考えながら、その虫歯を、非手術的(保存的)な介入のみで治療するのかを考えます。
観察のみで大丈夫かどうかも、リスク判定を適格に行って、しっかりと歯科医院で、すべての歯を経過観察をするという意味での観察であり、決して、一本の歯を「様子をみてください」ではすみません。
そして、「C1は要観察歯」にもどると、この歯チャンの説明にも、
C1はエナメル質に限局した虫歯で、象牙質までは進行していない最も軽度の虫歯です。
初期う蝕(初期虫歯)とも呼ばれます。
最近の歯科治療ではC1の虫歯は削らず、予防をしっかりと行うことによってこれ以上虫歯が進行するのを防ぐというのが一般的です。
とありますが、これは日本の考えで考えると、決して間違いではないのですが、もっと、総合的に考えないといけないと言うことです。
そもそも、C1は、う窩という、実際は、エナメル質の欠損があるのがほとんどだと思います。
定義的に正しいかは、あまり日本のC1という概念の勉強をしてないので知りません。
・http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%86%E8%9D%95
でも、進行としか書いてありませんので、もしかしたら、欠損のありなしの概念がないのかも。
すると、歯と歯の間にある場合、削るのがほとんどです(上に述べたように、総合的に削らない治療を選択することもある)。
そもそも、最初にC1と思われていた時は、C0とC1の間のような、C1で茶色い変化をしていただけのエナメル質だったのが、進行して、いわゆるC1で欠損ありになっていた可能性は高いと思います。
すると、kenken679さんがイメージしている、欠損なしのC1の説明でなく、従来からのC1で欠損ありの説明、「虫歯だから削って詰めます」だけであった可能性は高いと思います。
しかも、「カスが溜まって」ということならば、さらに削らなければならなかった可能性が高いです。
それならば、説明は、本邦では、一般的だったということになります。
実際は、みたわけでないので、何とも言えないのですが。
また、Aそもそも銀歯が外れて行っただけなのに、虫歯治療を勧められた。とのことで否定的に書かれていますが、虫歯があるのに虫歯治療(非手術的治療も含める)を薦めなかったら、歯科医師として失格ですよね。
やっと、質問に進みますね。
>現在親知らず2本(C1/C2)と上記@右上4(C1)を治療、更に他の親知らず(C1)を治療する事を勧められていますが、治療を進めるべきか悩んでおります。
不信感があるようなので、他院も検討した方が良いと思いますが、まずは、現在の医院で、C1について、極力削りたくないことを話して、どうすればよいか相談してください。
そのためには、診察や検査だけの日や、説明だけの日があるかもしれませんが、決して、治療されなかったと思わないでくださいね。
また、親知らずについては、抜歯が良いかもしれません。
これに関してはたくさんのスレッドがあるので参考にしてください。
>また、C1は要観察歯で基本的に治療しないものだと思い込んでおりました(ここは私の落ち度ですね)が、最近はする流れになっているのでしょうか?
上記のことをすべて考えるのが基本ですが、この文章のみで考えると、最近はC1を治療する流れになっているかということならば、そんなことはありません、という回答です。
しかし、そもそも、欠損を伴っていたのかどうかということと、「C1は要観察歯で基本的に治療しない」という概念が正しいかどうかということは上に書いた通りです。
相談者からの返信
相談者:
kenken679さん
返信日時:2012-03-15 11:40:13
ご回答頂きありがとうございました。
とても分かり易かったです。
治療に関しては恐らく適切だったと思いますが、事前の説明が無かった為、愚痴っぽくなってしまいました。
申し訳ありません。
とても分かり易かったです。
治療に関しては恐らく適切だったと思いますが、事前の説明が無かった為、愚痴っぽくなってしまいました。
申し訳ありません。
タイトル | C1状態の虫歯を削って治療されたことに不信 |
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質問者 | kenken679さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。