仮歯で歯茎の状態を見てから型取りするのは丁寧な治療なのか?

相談者: わんこんさん (32歳:女性)
投稿日時:2012-03-29 22:04:33
参考:過去のご相談
左上7番・噛みあう左下親知らずの同時に痛みが出てる



またご意見をお聞きしたいのでよろしくお願いたします。

現在、右上6番抜髄した根っこの治療が終わり、歯の土台作り開始前で仮歯を入れた所です。


先生が、

歯茎の状態を見て型どりをする」

と言われました。
その歯は、自費クラウンメタルボンド)を被せる予定です。
今までの抜髄歯は、保険の銀のクラウンをしているのですが、仮歯の状態はなしで、わりかし早く土台→クラウンを入れられて数回で治療が終わっていたイメージがあります。
 
今回のように仮歯の状態で何週間か様子を見て、歯茎の状態を見て型どりをする。といわれる先生は初めてです。

また、他のメタルボンドを入れている個所をオールセラミックに変更したいと思っているのですが、それも同じように、仮歯をして歯茎の状態を見てから型どりする。という風にその先生はおしゃっていました。

別の歯医者は、

セラミックに変更するだけなら2回で終わるよ」

と言う所もあります。




現在のホテツ作業の傾向として、

@仮歯を詰めて歯茎が健康な状態になってから型どりをする。
というのは、通常なのでしょうか?というか、丁寧な作業として見ていいのでしょうか?


A先生と相談した上でメタルボンドクラウンを被せる予定なのですが、メタルボンドであれば、感染根幹となり再治療が必要になった場合、「歯が割れやすくなるので、コアはファイバーコアポスト?が良い」と聴いたことがあります。

コアはどれが一番いいのかが分からないので教えていただきたいと
思います。
 


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-03-29 22:38:13
こんばんは。

>@について

丁寧な作業として見ていいですよ^^
歯肉のこと以外にも細かいメリットが色々あるので、場合にもよりますけど仮歯もなかなか軽視出来ないステップです。



あと保険治療の場合は、奥歯の仮歯は保険点数がつかないので、無料サービスになってしまいます。
ある意味怖い状況です。

少なくとも時間はかけたくないですね。
(隣在歯の傾斜や移動が起きて噛み合わせが変わったり、清掃性が悪くなって将来のトラブルを引き起こす自体にも繋がるので)



>Aについて

歯の割れやすさは残存歯質の量が一番影響すると思います。
コアはケースバイケースと考えていいと思いますよ。

それよりも、せっかく仮歯を入れるのなら3〜6カ月程度仮歯で過ごせば、レントゲン上で今回の根管治療が成功していたか失敗していたかおよそ検討がつきますので、成功が確認出来てからメタルボンドを入れられれば安心出来ると思います。



うまくいくといいですね。

お大事にどうぞ。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-03-29 23:00:52
こんばんわ。カワサキです。

≫≫@ について……。

※ 渡辺先生も、言われている通り、とても丁寧な治療方法だと思います。



≫≫A について……。

※ メタルコア;硬いので、強度はあるが、その分、根に負担がきやすい。根破折の原因になりやすい。
※ ファイバーコア;弾力性があり、象牙質に近い硬さ。根に負担がかかりにくい。

残っている歯質の量・状態にもよりますが、個人的には、ファイバーコアが、お勧めです。


ご参考までに。うまくいくといいですね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-03-30 08:19:20
おはようございます。


>@仮歯を詰めて歯茎が健康な状態になってから型どりをする。
>というのは、通常なのでしょうか?というか、丁寧な作業として見ていいのでしょうか?

僕も同じ意見ですね。 

セラミックの歯の場合は歯茎との調和も非常に大事ですので、プロビといいまして、仮の歯を入れて様子をみてそれから型どりに入ります。 

丁寧でいいのではないでしょうか。




>別の歯医者は、
>「セラミックに変更するだけなら2回で終わるよ」
>と言う所もあります。

ケースバイケースですが、そのようなこともあるかもですが、当院ではそのような回数では無理ですね(>_<)



>A

に関しては渡辺先生 川崎先生が書いてくれていますので、参考にどうぞ。

回数少ないほうがいいですが、場合によってはかかることもありますので、いいようにしてくれていると思われたらどうですか(^'^)

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-03-30 08:56:30
ご相談ありがとうございます。

とても丁寧で、将来の備えをしていただいているのではないかと思われます。


>今までの抜髄歯は、保険の銀のクラウンをしているのですが、仮歯の状態はなしで、わりかし早く土台→クラウンを入れられて数回で治療が終わっていたイメージがあります。
 

これからは、保険の治療の目的を確認した方が良いと思います。
よく聞く巷の保険治療の目的は、早い・安い・簡単・目先が楽、という話です。

これは将来、くり返しや入れ歯のリスクも、早く来ることがあり、ことわざの楽すれば苦あり、なのかもしれません。



>別の歯医者は、
>「セラミックに変更するだけなら2回で終わるよ」
>と言う所もあります。


保険の傾向と似ている先生かも知れません。
その上でお金だけ高いのかもしれません。



> @仮歯を詰めて歯茎が健康な状態になってから型どりをする。
>というのは、通常なのでしょうか?というか、丁寧な作業として見ていいのでしょうか?


もし、長持ちさせる治療計画があれば、することがたくさんあり、また将来の見通しを立てる期間が必要になります。




> A感染根幹となり再治療が必要になった場合、「歯が割れやすくなるので、コアはファイバーコアポスト?が良い」と聴いたことがあります。


そのようなことはありません。
正しい診断と、正しい治療であれば、メタルコアが優れている場合が少なくありません。

その比較の話の根拠は、正しいデータが元になっていないこともあるからです。
ご担当の先生にお確かめください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-03-30 12:08:30
>別の歯医者は、
>「セラミックに変更するだけなら2回で終わるよ」

とありますが、この場合 型をとる以外、何の問題もなく色合わせ かみ合わせ にも何の問題もなければ・・・
ということと思います。

実際には そのようにうまく運ばないことも多いでしょうね。


お大事になさってください。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-03-30 13:28:16
>@:保険であれ、自費の冠であれ歯肉が健康的な状態になってから作製した方が良いと思います。
>作製した後に歯と冠の移行部が歯肉縁上に露出してしまうことも考えられます。
>審美的によろしくありません。

 一応保険上のルールでも歯周疾患が落ち着いてから補綴物を作るようにと言われています。

仮歯を入れて歯肉の様子を見るのは至極妥当なことで、仮歯は最終補綴物の形態を参考にするだけでなく、入れたことによって歯肉にどの様な作用を及ぼすか(咬合、軸面の形態等)を確認します。
なので、この先生はより慎重に自費治療を進めているものと推察されます。


安易に自費治療を進めていき、補綴物を装着して年数が経過した後歯肉の退縮等が起きたらたいへんなので、起きないようにするための心配りではないかと思います。




タイトル 仮歯で歯茎の状態を見てから型取りするのは丁寧な治療なのか?
質問者 わんこんさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 仮歯に関する質問・トラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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