右上7番の根の再治療 過剰根充のもれ

相談者: ひいらぎさん (47歳:女性)
投稿日時:2012-04-17 18:30:12
参考:過去のご相談
左上7番、根管治療中のチリチリした痛みは側枝があるのでは?
右上7番の根管治療中に、左下7番が痛いのは関連痛でしょうか?




2年ほど前、根の治療を行い、その後も痛みが時々あったので、かぶせものとかはしていない右上7番の歯でご相談させてください。

その歯を根充する際、最後に突き抜けるような痛みがあり、涙があふれるほどでした。


その後、痛みがまだ続くので、副鼻腔炎のせいではないかと言われて、耳鼻科でCTを、また、エンドの治療のみを行うところで歯のCTをとりました。

その際、根充した根の先に白い陰のようなものが映りました。
根充した際に根の部分に入っているものと同じような色調(モノトーンですが)でもれているかんじがしました。

エンドの医師も根充の薬剤が漏れているので、ここでまた、根の治療をしてももれてしまう可能性があり、治療はできない、経過観察をと言われました。
あとは、口腔外科で外科的に歯茎の側から穴があいた部分を縫うという手術になると言われました。



きょう、1年半ぶりくらいにその部分のレントゲンを撮ったところ、漏れている白い部分(副鼻腔内)は消えいていました。
(体内に吸収されたのかもしれません?)

根の部分で少し空洞ができているのがレントゲンからわかりました。

この部分を再度詰めて、型をかぶせた方がいいといわれましたが、
4つ質問させてください。


1,まだ、時々痛みがあるので、このままかぶせてしまっていいのでしょうか?

2,エンドの医師が言ったように、歯根膜の先から漏れ出しているとしたら、今度詰める根充剤ももれてしまう可能性があるのでしょうか?

3,根充剤は1年以上経っているので、歯の根の中で定着(固いものに変化?)していて、それ以上は動かないようになっているでしょうか?

4,口腔外科で歯茎から手術する場合、入院とかになるのでしょうか?
どのような行程かを教えていただければと思います。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-04-17 18:56:35
こんにちは、

>1,まだ、時々痛みがあるので、このままかぶせてしまっていいのでしょうか?

ちょっとこれはここでは「大丈夫」とは書けませんね^^;


>2,エンドの医師が言ったように、歯根膜の先から漏れ出しているとしたら、今度詰める根充剤ももれてしまう可能性があるのでしょうか?

可能性はありますが、専門医であれば根管充填方法は使い分けてなるべく薬が出ないような方法で治療はしてくれると思いますよ。


>3,根充剤は1年以上経っているので、歯の根の中で定着(固いものに変化?)していて、それ以上は動かないようになっているでしょうか?

根充剤の種類にもよりますが、1年ぐらいで極端に硬くなることはありません。
基本的には根管充填した時の形のままです。
(若干ガッタパチャーが痩せたり、減ったりすることはありますが)


>4,口腔外科歯茎から手術する場合、入院とかになるのでしょうか?どのような行程かを教えていただければと思います。

7番だと意図的再植術ではないでしょうか!?
http://www.youtube.com/watch?v=_BZsSUzOL4Q&feature=player_embedded


色々不安になると思いますが、心配し過ぎないようにしてくださいね^^

おだいじに

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-04-18 00:05:08
こんばんわ。カワサキです。

≫≫1, まだ、時々痛みがあるので、このままかぶせてしまっていいのでしょうか?

※ もう少し、経過観察(仮歯または仮止め)がいいと思います。


≫≫2, エンドの医師が言ったように、歯根膜の先から漏れ出しているとしたら、今度詰める根充剤ももれてしまう可能性があるのでしょうか?

※ あるかもしれません。
または、前回の根管充填の力の加え方が、強かったのかもしれません。


≫≫3, 根充剤は1年以上経っているので、歯の根の中で定着(固いものに変化?)していて、それ以上は動かないようになっているでしょうか?

※ なんとも回答しにくいですが、根管内で、動きにくい(安定している)可能性は強いと思います。


≫≫4, 口腔外科歯茎から手術する場合、入院とかになるのでしょうか?どのような行程かを教えていただければと思います。

※ 根尖切除術かもしれません。
外来で、日帰りの手術です。


ご参考までに。お大事になさって下さい。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ひいらぎさん
返信日時:2012-04-22 00:51:47
井野先生、ご回答ありがとうございました。

○痛みがある場合、やはり、かぶせてしまうのは早いようですね。

根管充填方法は使い分けてなるべく薬が出ないような方法で治療はしてくれる 可能性があるということですね。
わかりました。

根管充填材がそれはど固くなっていなくても、これ以上流出しないですめばいいということですが、やってみないとわからないかもしれないですね。

○手術の動画、詳しくありがとうございました。
すごい技術に驚きました。



川崎先生、ご回答ありがとうございました。

○やはり経過観察なのですね。
了解しました。

○確かにすごい力で充填された覚えがあります。
何度もやり直しをしているせいで、管が太くなってしまうせいというのも聞いたことがあります。

○1年以上経っているので、動きにくい可能性があるということですね。

○外来で日帰りの手術とのこと、少しホッとしました。

両先生、いろいろと詳しくお答えいただき、不安が少し軽減しました。
ありがとうございました。



タイトル 右上7番の根の再治療 過剰根充のもれ
質問者 ひいらぎさん
地域 非公開
年齢 47歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の治療法
根管治療の失敗・再治療
根管充填
意図的再植
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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