下6番をヘミセクションし遠心根が残った。保険で7番とブリッジできる?

相談者: なみねこさん (46歳:女性)
投稿日時:2012-05-07 22:41:53
⇒参考:過去のご相談
「左下6番ヘミセッション後に7番とブリッジ予定、30万の金歯を使うべき?」



現在通っている歯医者さんで、ヘミセッション後、5番よりの半分が残っていれば、半分の6番と、7番で保険ブリッジが出来たが、私の場合、奥歯側7番よりの半分しか残っていないので、6,7でのブリッジは保険では出来ないと言われました。

土台と、クラウンを金にした、自費のブリッジなら出来ると言われています。
(30万)

7番は、既に神経の無いクラウンの歯ですが、5番が健康な歯の為、出来れば削りたくないと考えております。

どうして、自費では出来て、保険では出来ないのでしょうか?

教えて頂けるとうれしいです。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-05-07 23:13:29
6EFのブリッジなら保険給付可能です。

多分主治医の先生の勘違いだと思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 08:51:51
右下の5番が健全歯のため。 
と摘要をいれれば、細見先生の回答が合っていると思いますよ。

もう一度担当の先生に確認されてはいかがでしょうか?

適合やかみ合わせの問題も考慮して、材質にこだわりを持っている先生なのかもしれませんね。

お大事になさってください。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 10:39:27
延長ポンティックは特殊な場合しか認められていません。

6番の近心根の延長ポンティクは保険給付外になります。


保険でのブリッジとなると、566が給付の対象となります。

また、考え方を変えれば、6番の遠心根だけ、冠をかぶせて、近心根のスペースをそのまま開けておくことも、保険給付の対象になりますので、検討されてはいかがでしょうか。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 11:10:19
ちょっと調べてみましたが、適用があれば6EFはOKのようですが、どのような適用があれば認められるのか?は分かりません。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 12:28:03
>適用があれば6EFはOKのようですが、どのような適用があれば認められるのか?は分かりません。


県によって扱いがかわるかもしれませんが、全国共通の「青本」では、延長が認められるのは、1)7番欠損で対合歯の提出を予防するために、小さなポンティックを入れるのと、2)隣在歯の関係から、第二切歯小臼歯1本の延長ポンティクのみです。


国の基準では認められていないのですが、県によっては認められるところも有るのかもしれません。



>どうして、自費では出来て、保険では出来ないのでしょうか?

自費ならば、医学的に妥当であれば、どのような治療も認められます。
保険では、医学的妥当性に加え、保険給付内の処置しか認められていません。

残念ながら、医学的妥当性があっても、保険給付が認められていない治療法はいくつも有ります。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 13:58:33
もう一つ、厚労省からの通知が有りました。

それによれば、667の延長ブリッジは、5番が、さらに前方のブリッジ支台歯となっているか、5番にメタルボンド冠が装着されている場合は、保険給付と出来るとなっています。


なみねこさんの場合のように、5番が健康な肌から削りたくないという理由では、保険給付にならないようです。

回答 回答7
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-05-08 14:35:42
保険給付にハードルが高そうですね。

上記書き込みは訂正させていただきます。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 14:38:59
5番が健全歯との摘要でも無理のようですね。

間違いを訂正いたします。

回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 17:52:03
ヘミセクションした歯に対する延長ブリッジは力学的な問題から避けた方が良いでしょう。

>どうして、自費では出来て、保険では出来ないのでしょうか?

 本来力学的にやらない方が良いとされている症例に対して保険給付されないから自費でできるという発想は個人的には「???」という感じです。
理論的には保険の縛りがないから自費でやれるといえます。
ですが、力のバランスがとれず弱いと思われるのに、あえて自費の補綴をする必要があるのでしょうか?
なんと無くどぶにお金を捨てるような物のように思われます。

参考にしてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なみねこさん
返信日時:2012-05-08 22:40:57
細見先生
水澤先生
小牧先生
中山先生
田部先生

お忙しいなか、ご回答ありがとうございました。

保険の適用もそうですが、半分の6と7でのブリッジ自体に問題があるのですね。

このサイトでも、ヘミセッションの歯の寿命は短いとのご回答が多いですね。
では、ヘミセションをした歯は、どのように使っていらっしゃるのでしょうか?

567のブリッジの際に、6がまったく無いのと、半分でも残っているのでは、強度が違うということでしょうか?
回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2012-05-08 23:25:42
欠損部分が半分になりますので、単純に考えても負荷は半分以下になると思います。

支える歯も増えますのでそれぞれの歯にかかる負担も少なくなると思います。

但し分割した6番の築造が若干難しくはなるように思います。

回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2012-05-09 08:42:31
分割した歯の残存歯質の量、それと周囲組織の支持によると思います。
歯槽骨が根っこの高い位置で支持されているのなら、それなりに動揺を防いでくれる事を期待できますが、近遠心で骨の付き具合が違うと予後はあまり良くないと思います。

口腔清掃状況が良好な方はヘミセクションブリッジにしても、うまくコントロールできると思います。
ですが、通常の歯の形態と異なり歯と歯の間が狭く清掃道具が入れにくくなるので難易度が上がります。

そこを考慮するとすべての患者さんにヘミセクションを適用できるとは思えません。
患者さんに取っては患歯を抜歯する事が長い目で見ると得になることもあります。

回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2012-05-09 09:06:24
>では、ヘミセションをした歯は、どのように使っていらっしゃるのでしょうか?

んんん…。

実は僕も田部先生と同じで「すべての患者さんにヘミセクションを適用できる」とは思っていません。

やはり、過重負担、プラークコントロールが難しくなるからです。

それがクリアできたと言う事を前提に、僕がヘミセクションを行う条件としては

 1 6番遠心根抜歯で設計がE6Fとなるパターン
 2 すでに7番が治療済み
 3 インプラントが出来ない(受け入れられない)

場合でしょうか。


とは言うものの、なみねこさんの担当の先生は何とか6EFでの設計を考えていらっしゃるわけですから、上手く出来る秘訣がおありなのかもしれません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: なみねこさん
返信日時:2012-05-10 13:23:12
柴田先生
田部先生
櫻井先生

お忙しいところ、ご返答ありがとうございました。
せっかく残した歯ですが、状態もあまりよくない様なので、担当の先生とよく話し張ってみます。



タイトル 下6番をヘミセクションし遠心根が残った。保険で7番とブリッジできる?
質問者 なみねこさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ ブリッジ治療法
ブリッジその他
ヘミセクション(トライセクション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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