[写真あり] 打撲し有髄歯のまま差し歯にした歯を根管治療したが痛む

相談者: T Tさん (22歳:男性)
投稿日時:2012-05-30 22:34:03
はじめまして、すいません。

1年前に左上の前歯をぶつけてしまい、まっぷたつに折れてしまいました。
神経ぎりぎりのところだったらしく、そのときの治療は神経を残してもらいました。
差し歯は7万円ぐらいの保険外でつくってもらいました。



しかし、ちょうど1カ月前に根のあたりが痛み、同じ歯医者にいったところ、根管治療が必要ということで、歯の裏から穴をあけ、4回ほどの通院で治療を終えました。
保険治療です。

しかし、3週間たったいまも、自発的な痛みはないものの、噛むと痛みがあり、違和感があります。

担当医は、もう治療も終え、根管充填したあとだからと言って、経過を見るしかないとおっしゃられ、3週間がたちました。
やや、症状は軽くなったかもしれませんが、完全に痛みがなくなることはありません。


そこで、違う歯科医を訪れたのですが、外部の歯根吸収がおこっているかもしれないといわれました。
その場合、抜くしかないといわれました。 

根の先の部分がうっすら、白くなっていた感じでした。
1年前に、保険外の差し歯にしたばっかりなので、今後どのようにしていったらいいのかわからなく、不安になりました。


どういった可能性があるのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-05-30 22:50:58
@ 感染根管根尖病巣
A 歯根破折
B 歯根膜炎

などが、考えられます。

根の治療は、治るまでに時間がかかります。

月単位で、経過観察をしましょう。


咬みあわせ・咬み癖による、負担過重も考えられます。
経過観察を兼ねて、チェックしてもらいましょう。
 

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-05-30 23:16:42
神経を取った(死んだ)歯は神経が生きている歯とくらべて微妙に感覚が違います。

なので、日常生活に困るほどでなければ、もう少し様子を見た方がいいと思いますよ。


歯根の外部吸収は、レントゲンではっきり写って来る場合もありますが、よく分からない場合も多いです。

違う歯科医院の先生は、そういう可能性もあるよとお話しただけじゃないでしょうか?
外部吸収は止める事ができず、抜歯になる可能性もあるのですが、症状として痛みが出る事はそんなにないと思います。


痛みがあって心配で他の先生に診てもらったようですが、色々聞いても不安が増すばっかりです。

神経を取る治療を終えてまだ3週間ですので、普通の歯と感覚は少し違うという事を認識し、元の先生に経過を診てもらった方がいいと思います。


どうしても、症状が取れない、日常生活に困る、また腫れて来たなどがあったら、担当医によく相談して下さい。

お大事に。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-05-31 00:47:06
川崎先生、岡先生
ありがとうございます。
岡先生、可能性としてあげられたと思います。


根管充填からまだ3週間ということでまだ様子をみたほうがよろしいということでしょうか?
どれくらい様子をみたほうがよろしいでしょうか?

歯の破折など、根管治療がうまくいってないのかと不安になってしまいました。
噛むと症状として現れる、違和感や痛みは気にせず、このまま様子を見て、余計に症状が悪くなり、抜歯になるなどのことは避けたいのですが…
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-05-31 00:58:37
許容ができるぐらいの違和感であれば、数ヶ月単位で様子を見たほうがいいのではないでしょうか?

外傷を受けた歯は、経過を見ることがとても重要だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-05-31 01:11:53
橋本先生
ありがとうございます。


早く原因をつきとめて、治療にうつったほうがいいと思ってしまいました。
差し歯をつけている友達などが、不便なく使えていたのでうらやましくおもえてしまいました。

CTなどを使って見ても、原因はわからないのでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-05-31 09:04:34
そうですね…。

激しい外傷により歯根の外部吸収が起こってしまう事があります。
(詳しいメカニズムは解っていないと思います)


>CTなどを使って見ても、原因はわからないのでしょうか?

解る場合と解らない場合があります。


基本的には諸先生方の書かれているように「数カ月単位での経過観察」をお勧めいたします。


どうしても「もっと現状をはっきり解りたい」と言う事であれば根管治療が得意な先生にCTを撮ってもらうと「もう少し詳しい話」が聞けるかもしれません。

もちろん、その結果「数カ月単位での経過観察」と言われる事も考えられます。


参考にされてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-05-31 10:11:37
櫻井先生
ありがとうございます。

差し歯にされているかたは、神経をとって以後、わたしみたいな症状が続く方は珍しいのでしょうか?
やはり、様子を見て、症状がよくなる可能性は高いのでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-05-31 10:33:20
>神経をとって以後、わたしみたいな症状が続く方は珍しいのでしょうか?

時々、痛みや違和感が長引く方はいらっしゃいます。



しかし、T Tさんの場合は一般的な

差し歯にされているかた

ではありませんよね。

「強烈な外傷」が原因で外部吸収が起きている可能性があると言われているのだとすれば、残念ながら治らない可能性も考え無くてはならないかもしれません。



>やはり、様子を見て、症状がよくなる可能性は高いのでしょうか?

何とも言えませんが、出来るだけ安静にして1か月、3か月、6か月と様子を見るのが普通だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-05-31 22:00:09
きょうCTをとっていただきました。
残念ながら、その差し歯に少しひびがはいっていました。

こんなにもろいんでしょうか?
やはり打ち付けたときの外部衝撃が強かったんでしょうか?


自発的に痛みはないのですが、どうしたらいいでしょうか?
やはり抜歯をしないといけないのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-06-01 00:24:39
いずれ、抜歯をしないといけないと思うのですが、このまま、あまり前歯を使わずに様子をみてよろしいのでしょうか?

抜歯以外の方法はなにかないのでしょうか?


おねがいします。
回答 回答6
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-01 00:53:52
根の外部吸収は炎症性の吸収と置換性の吸収に分かれます。


もし炎症性の骨吸収の場合早急な対策をしなければ歯を失うことになります。

置換性骨吸収の場合は年単位での吸収になります(ある意味外傷歯の運命)



>いずれ、抜歯をしないといけないと思うのですが、このまま、あまり前歯を使わずに様子をみてよろしいのでしょうか?

まずは外部吸収がどちらなのかを診断されてはどうでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-06-01 00:58:25
ありがとうございます

CTをとったあとには、外部吸収がおこっているとは言われませんでした。

ひびがあると言われたのですが、どうなのでしょうか??
回答 回答7
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-01 01:24:48
ヒビと外部吸収はまったく違います。

ヒビの場合は高確率で抜歯になります。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2012-06-01 07:31:44
T T さん、こんにちは。

CTを撮っていただいて、抜歯を勧められたのですね。


どうしても抜歯を回避出来たら・・・というお気持ちがお在りでしたら、他の歯科医院で、そのデータを診ていただくなりしてみてはいかがでしょう。

それで、保存の余地が無いようであれば、無意味に様子をみたりせず、潔く抜歯していただいてくださいね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-06-01 09:09:50
痛みがひどくなるまで、このままの状態で過ごそうとかんがえているのですが、すぐに抜歯したほうがよろしいということでしょうか?

担当の先生は 治らないけど、その歯を使いたいなら、それで様子見て、悪化したら、抜歯でもいいとおっしゃられていました。
回答 回答9
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-06-01 09:18:35
抜歯の適応の歯を無理に保存しても良い事は有りません。

本当に保存不可なら早期に抜歯した方が良いと思います。

回答 回答10
  • 回答者
回答日時:2012-06-01 09:49:59
そうですね。

次のステップ「抜歯するかしないか」だけを考えたら、担当の先生がおっしゃられるように「悪化したら、抜歯」でもいいと思います。

しかし、次の次のステップ「抜歯をした後、どのような形で歯を入れるか?」を考えると「悪化したら、抜歯」ではマズイ事があります。


特に両隣の歯を削りたくない(ブリッジにしたくない)=インプラントを考えるという事であれば、抜歯は早い方が良いです。

御存じのとおり、インプラントは骨にネジを埋め込む治療です。

しかし、破折により炎症が広がると骨が無くなってしまします。

一定以上、骨が無くなってしまうと「インプラントをしたい」と思っても「骨が無いからできません」と言う事態にもなります。
それでもインプラントにしたいという場合には「大幅な骨造成が必要」と言う事もあります。


また、インプラントにしてもブリッジにしても、骨が無くなってから作ろうとすると、審美的にはやや不利な作りになってしまう事も考えられます。



参考写真は破折により抜歯し、インプラント治療を希望された方です。
長い黄色のラインがもともとの骨のライン。
短い黄色のラインが吸収してしまった骨のライン。
つまり、紺色の矢印分、骨が無くなったことを意味します。

患者さんとディスカッションした結果、「大幅な骨造成はしたくない」「もともとのリップラインが低いので、普段はあまり見えない」と言う事で、骨造成は行わず、「長い差し歯」で対処する事になりました。
これが、ガミースマイルの方だと「笑った時、不自然に見える」事になっていたかも知れません。


参考にされてください。

画像1画像1

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-06-01 10:47:06
櫻井先生
ありがとうございます。

そのリスクがあると思うんですが、いまは炎症をおこしていないので、このままの状態で経過を観察します。


また骨も少し溶けていたようです。 根管治療をしてもらったので、落ち着くとおもうのですが。

この歯をつかわずに、なるべく悪化しないように心がけたいとおもいます。


この考えはまちがいでしょうか?
回答 回答11
  • 回答者
回答日時:2012-06-01 11:05:18
>この考えはまちがいでしょうか?

残念ながら僕は実際にT T さんのお口の中を拝見しておりませんし、主治医でもありません。

話し合いの結果「早く抜歯しましょう」と言うかもしれませんし、「経過観察をしましょう」と言うかも知れません。


担当の先生としっかりディスカッションして今後の治療計画を立てられてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-06-01 15:51:40
きょうCTを写メでとったやつを元の主治医に見せたところ、ひびはいってないんじゃないかと申され、再び根の治療をはじめてもらいました。


根菅充填の圧力がまだ抜けきっておらず、そういう状態になったのだろうとおっしゃられました。

なかなかむずかしいです。

CTの写真をあとで貼らせていただきます。
回答 回答12
  • 回答者
回答日時:2012-06-01 16:03:59
>CTの写真をあとで貼らせていただきます。

画像を貼っていただいても、診断はできませんからこれ以上のアドバイスは厳しいと思いますよ。^_^;


【必読】 相談者の注意事項


■ ネット相談でできないこと

診査・診断

医療法第20条『無診察診療の禁止』により、
インターネット上で診査・診断を行うことはできません。
これは、たとえこれまでの詳しい経過や写真・レントゲン等の資料から
ほぼ診断が可能だと思われる場合でも同様です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: T Tさん
返信日時:2012-06-01 16:18:35
櫻井先生

すいません。

CTでは、以前からの先生に破折まではわからないと言われたのですが…

では、今後の根管治療がうまくいき、痛みがなくなるかどうか 経過を観察してみます。

それとも、根管治療専門の方に見てもらったほうがよいのでしょうか?
回答 回答13
  • 回答者
回答日時:2012-06-01 17:06:48
どのようにしたら良いかと言う指示は難しいです。

もし、T T さんが不安であれば根管治療の得意な先生にサードオピニオンを求めるのも悪くは無いと思います。




タイトル [写真あり] 打撲し有髄歯のまま差し歯にした歯を根管治療したが痛む
質問者 T Tさん
地域 大阪
年齢 22歳
性別 男性
職業 大学生・短大生・専門学生
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
根管治療後の痛み
その他(写真あり)
根の病気(根尖病変・根尖病巣)
歯根破折
根の病気・異常その他
歯をぶつけた(歯の打撲・外傷)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい