臼歯の挺出で出っ歯の矯正予定だが後戻りが心配
相談者:
すまっぴさん (49歳:女性)
投稿日時:2012-06-11 18:34:33
参考:過去のご相談
出っ歯の歯列矯正で臼歯を挺出することについて
以前臼歯の挺出について質問させていただきました。
早々に解決済みのボタンを押してしまったのですが、やはりもう一度質問させてくだい。
経緯は以下のとおりです。
10年前に歯周病で左上6番7番を失いました。
まだ30代だったので、入れ歯がどうしても嫌で
「そんなに嫌なら入れなくてもよい」
と言ってくれた歯医者に8年間通いコツコツとプラークコントロールに励むうちに、もともとの出っ歯気味が、さらにひどくなってしまいました。
フレアアウトしたのだと思います。
あわてていろいろな歯医者を探すうちに、2010年10月にある歯周病・インプラントクリニックで、矯正担当医である今の主治医に出会いました。
治療開始時の方針は、
「右上4番(犬歯の後ろ)抜歯、左上は矯正用インプラントを固定源に歯を後ろに押す。
下顎前歯は1本抜歯し3本にして圧下。
左上欠損部は延長ブリッジ、もしくはインプラントが入ればインプラント。
保定をきっちりすれば後戻りはない」
と言われ、治療を開始しました。
大学病院の矯正科で1ミリも下がらないと言われたり、わらをもすがる思いで始めた治療ですが、期間が思いの他長引くなど、正直、紆余曲折ありました。
そして、今何より心配しているのは、かさ上げの方針が下顎前歯の圧下から臼歯部の挺出に変更になった点です。
主治医に臼歯の挺出では後戻りが心配だと、何度か伝えていますが、
「骨が形成されるから大丈夫」
「2ミリほどだから大丈夫」
「歯周病が悪化しなければ後戻りはない」
「下前歯に圧下の力も加わっている」
などと言われましたが、やはり???のままです。
臼歯の挺出は簡単だが後戻りが非常に起きやすいとこのサイトおよび別のサイトでも目にしたこともありますし、圧下には非常に大きな力が必要とも知りました。
下顎は前歯一本抜歯後、臼歯部からゴムをかけています。
なるほどその結果、斜め前に倒れていた下顎前歯が直立し、幾分後ろに下がった気がしますが、圧下の力が加わっているとは正直あまり思えません。
上の前歯をうまく引き込めたとしても、挺出した臼歯が後戻りしてしまえば、また口径のかさがさがり、下顎前歯が上顎前歯にあたって、結局また出っ歯になってしまうのではと非常に心配しています。
そこで質問です。
1)臼歯の挺出は多くて2ミリ程度の予定。
おそらく1本2本ではなく、臼歯部全体になると思います。
後戻りの可能性は高いですか?
2)圧下が無理であれば、下顎前歯上部を1ミリ、2ミリ削ることは得策ですか?
3)下顎臼歯部をクラウンでかさ上げというとは、無謀ですか?
7本はクラウン(左上7番は欠損のままの予定)になることは承知ですが、この方が確実と素人には思えます。
治療期間1年9カ月あまりが経過してようやく理解できたのは、欠損歯を放置したことによるかみ合わせの低下がすべての原因だったということです。
ですから何よりも、高さの回復が重要なのに、素人感覚としては実に心もとない矯正による臼歯部挺出で、本当に後戻りしないのか不安です(毎日食事しながら、これだけいろんなものを食べるのだから、矯正の嵩上げでは絶対下がってしまうと思ってしまいます)。
私の懸念は主治医に2度ほど伝えていますので、これ以上の質問は極論、「先生を信用するかどうか」ということになってしまいそうです。
私の分からぬこともすべて把握した上での主治医の専門家としての方針か、本来はクラウンによるかさ上げが無難だか、矯正医だから矯正なのか私には判断できません。
このままでは歯を2本抜いてまでの矯正が意味なく終わってしまうのでは、後戻りしたら抜歯部分だけが目立ちひどいことになるのではないか等、心配がつきません。
私の取り越し苦労なのか、無理もない心配なのか?
転院も難しいだろうから、主治医の「歯周病が悪化しなれば、後戻りはない」を信じるしかないのかもしれません。
保定期間もあるし、定期健診もあるだろうから、あれこれ心配せずに主治医の方針に任せるべきなのか、でもやはり得心できない部分もあり、毎日堂々巡りの状態です。
諸先生のご意見お聞かせください。
出っ歯の歯列矯正で臼歯を挺出することについて
以前臼歯の挺出について質問させていただきました。
早々に解決済みのボタンを押してしまったのですが、やはりもう一度質問させてくだい。
経緯は以下のとおりです。
10年前に歯周病で左上6番7番を失いました。
まだ30代だったので、入れ歯がどうしても嫌で
「そんなに嫌なら入れなくてもよい」
と言ってくれた歯医者に8年間通いコツコツとプラークコントロールに励むうちに、もともとの出っ歯気味が、さらにひどくなってしまいました。
フレアアウトしたのだと思います。
あわてていろいろな歯医者を探すうちに、2010年10月にある歯周病・インプラントクリニックで、矯正担当医である今の主治医に出会いました。
治療開始時の方針は、
「右上4番(犬歯の後ろ)抜歯、左上は矯正用インプラントを固定源に歯を後ろに押す。
下顎前歯は1本抜歯し3本にして圧下。
左上欠損部は延長ブリッジ、もしくはインプラントが入ればインプラント。
保定をきっちりすれば後戻りはない」
と言われ、治療を開始しました。
大学病院の矯正科で1ミリも下がらないと言われたり、わらをもすがる思いで始めた治療ですが、期間が思いの他長引くなど、正直、紆余曲折ありました。
そして、今何より心配しているのは、かさ上げの方針が下顎前歯の圧下から臼歯部の挺出に変更になった点です。
主治医に臼歯の挺出では後戻りが心配だと、何度か伝えていますが、
「骨が形成されるから大丈夫」
「2ミリほどだから大丈夫」
「歯周病が悪化しなければ後戻りはない」
「下前歯に圧下の力も加わっている」
などと言われましたが、やはり???のままです。
臼歯の挺出は簡単だが後戻りが非常に起きやすいとこのサイトおよび別のサイトでも目にしたこともありますし、圧下には非常に大きな力が必要とも知りました。
下顎は前歯一本抜歯後、臼歯部からゴムをかけています。
なるほどその結果、斜め前に倒れていた下顎前歯が直立し、幾分後ろに下がった気がしますが、圧下の力が加わっているとは正直あまり思えません。
上の前歯をうまく引き込めたとしても、挺出した臼歯が後戻りしてしまえば、また口径のかさがさがり、下顎前歯が上顎前歯にあたって、結局また出っ歯になってしまうのではと非常に心配しています。
そこで質問です。
1)臼歯の挺出は多くて2ミリ程度の予定。
おそらく1本2本ではなく、臼歯部全体になると思います。
後戻りの可能性は高いですか?
2)圧下が無理であれば、下顎前歯上部を1ミリ、2ミリ削ることは得策ですか?
3)下顎臼歯部をクラウンでかさ上げというとは、無謀ですか?
7本はクラウン(左上7番は欠損のままの予定)になることは承知ですが、この方が確実と素人には思えます。
治療期間1年9カ月あまりが経過してようやく理解できたのは、欠損歯を放置したことによるかみ合わせの低下がすべての原因だったということです。
ですから何よりも、高さの回復が重要なのに、素人感覚としては実に心もとない矯正による臼歯部挺出で、本当に後戻りしないのか不安です(毎日食事しながら、これだけいろんなものを食べるのだから、矯正の嵩上げでは絶対下がってしまうと思ってしまいます)。
私の懸念は主治医に2度ほど伝えていますので、これ以上の質問は極論、「先生を信用するかどうか」ということになってしまいそうです。
私の分からぬこともすべて把握した上での主治医の専門家としての方針か、本来はクラウンによるかさ上げが無難だか、矯正医だから矯正なのか私には判断できません。
このままでは歯を2本抜いてまでの矯正が意味なく終わってしまうのでは、後戻りしたら抜歯部分だけが目立ちひどいことになるのではないか等、心配がつきません。
私の取り越し苦労なのか、無理もない心配なのか?
転院も難しいだろうから、主治医の「歯周病が悪化しなれば、後戻りはない」を信じるしかないのかもしれません。
保定期間もあるし、定期健診もあるだろうから、あれこれ心配せずに主治医の方針に任せるべきなのか、でもやはり得心できない部分もあり、毎日堂々巡りの状態です。
諸先生のご意見お聞かせください。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2012-06-11 19:04:48
一般的なことがすべてあなたに当てはまるかどうかは、診断したものにしかわからないというのが、回答です。
やり方はいろいろあるし、最終目標の立て方もいろいろあります。
臨床の回答は一つではありません。
担当医とよく話し合って最善を尽くしてもらい、納得できる治療を受け、それを維持していくように時に指導、時に調整してもらいながら健康を維持していければそれが一番よいのではないでしょうか?
>転院も難しいだろうから、主治医の「歯周病が悪化しなれば、後戻りはない」を信じるしかないのかもしれません。保定期間もあるし、定期健診もあるだろうから、あれこれ心配せずに主治医の方針に任せるべきなのか
→ある程度はお任せできないといけないでしょうね。
>でもやはり得心できない部分もあり、毎日堂々巡りの状態です。
→堂々めぐりしてしまうのは、経過が長く、治療方針が途中から変更になったからでしょうか?
セカンドオピニオンを受けられ、転医を選択肢に入れられるか、先生に再度今後の見通しを(期間も含めて)お聞きして信じるか。
どちらかになりそうですね。
診断していないのに、これ以上のコメントは難しいように思います。(主治医と相反する意見を聞かれたら、ますます迷路に入ってしまうのでは?)
やり方はいろいろあるし、最終目標の立て方もいろいろあります。
臨床の回答は一つではありません。
担当医とよく話し合って最善を尽くしてもらい、納得できる治療を受け、それを維持していくように時に指導、時に調整してもらいながら健康を維持していければそれが一番よいのではないでしょうか?
>転院も難しいだろうから、主治医の「歯周病が悪化しなれば、後戻りはない」を信じるしかないのかもしれません。保定期間もあるし、定期健診もあるだろうから、あれこれ心配せずに主治医の方針に任せるべきなのか
→ある程度はお任せできないといけないでしょうね。
>でもやはり得心できない部分もあり、毎日堂々巡りの状態です。
→堂々めぐりしてしまうのは、経過が長く、治療方針が途中から変更になったからでしょうか?
セカンドオピニオンを受けられ、転医を選択肢に入れられるか、先生に再度今後の見通しを(期間も含めて)お聞きして信じるか。
どちらかになりそうですね。
診断していないのに、これ以上のコメントは難しいように思います。(主治医と相反する意見を聞かれたら、ますます迷路に入ってしまうのでは?)
相談者からの返信
相談者:
すまっぴさん
返信日時:2012-06-11 19:39:32
ふなちゃん先生
さっそくのご回答ありがとうございます。
そうですね。主治医ともう一度よく話してみます。
堂々巡りしてしまうのは、治療期間が延期になり、思いがけないことがおこったり、治療方針が当初の方針と微妙に変わったように私には思えたからです。
少しずつ不安になり、不安がまた不安を呼ぶといった状態でしょうか。
生体反応ですから、延期になったり、当初の予測と異なることが出てくるの仕方ないことと承知しています。
経験豊富でよく勉強されてきた先生ですし、決して無責任な先生ではないので、最善を尽くしてくれると思います。
ありがとうございました。
さっそくのご回答ありがとうございます。
そうですね。主治医ともう一度よく話してみます。
堂々巡りしてしまうのは、治療期間が延期になり、思いがけないことがおこったり、治療方針が当初の方針と微妙に変わったように私には思えたからです。
少しずつ不安になり、不安がまた不安を呼ぶといった状態でしょうか。
生体反応ですから、延期になったり、当初の予測と異なることが出てくるの仕方ないことと承知しています。
経験豊富でよく勉強されてきた先生ですし、決して無責任な先生ではないので、最善を尽くしてくれると思います。
ありがとうございました。
タイトル | 臼歯の挺出で出っ歯の矯正予定だが後戻りが心配 |
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質問者 | すまっぴさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
矯正で抜いた・抜く予定 歯列矯正(矯正歯科)その他 矯正後の歯の後戻り |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。