歯列矯正後、歯根が短いことへの対処

相談者: kaoiさん (33歳:女性)
投稿日時:2012-07-19 23:38:02
前歯レントゲン撮ったところ、前歯の歯根が短いことがわかりました。

歯列矯正をしており、歯列矯正が終了して約6年が経ちます。
歯根が短いことへの対処として、3つ教えていただきたいことがあります。

一つ目、矯正中や矯正終了後に歯根の長さは確認しないものなのでしょうか。

今回、歯列矯正で通っていた歯科ではなく他の治療にて、別の歯科にかかったため、歯根が短いことが分かりました。

私の場合、矯正を始める前のレントゲンでは歯根は問題がありませんでした。(歯根が短くなったのは矯正よるものだと思います)


二つ目、矯正中や矯正終了後に何らの対処(注意)をしていれば、歯根が短くなることが防げたのでしょうか。

矯正を行った歯科に歯根が短いことを伝えたところ、歯根が短くなったのは、最近のことではないかと言われました。

矯正終了後にも歯根が短くなることがあるのでしょうか。
併せて教えていただきたく思います。


三つ目、歯根が短くなった歯は他の歯と連結して、支えるという方法以外何かありますか。


あと、一点、気になることがあったので、追加で質問させていただきます。

矯正を行った歯科で、歯の連結の相談をした際、レントゲンで確認する様子がありませんでした。



『歯根が短いようなので、連結を考えています』

医師

『では、連結しましょう』

みたいなやり取りで、いわば、私の自己申告だけです。

矯正して、患者本人が歯根が短いって言っているから、このような場合、確認しないものなのでしょうか。
他の病院ではどのようにされているのか知りたいです。

以上よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-07-20 11:46:50
こんにちは、

矯正終了後にも歯根が短くなることがあるのでしょうか。

矯正治療の際に起ってしまう合併症の1つですね。
このことは、矯正前に説明があった方がよかったと思います。

たまに矯正治療中のセカンドオピニオンを、何故か矯正をしていない私が受けるのですが、悩みは歯肉退縮による歯根の露出、ブラックトライアングル歯根吸収が多い気がします。
全て合併症でどれだけ矯正医が気を付けていても起ってしまうことはお話します。

矯正後の歯根吸収を、なんとかしてくれと言われることもありますが、何もしていません^^;
短くなったものを、今の医学では元に戻すことは残念ながら出来ませんので。。。

極端に揺れが大きな歯などは固定の話をしますが、スーパボンドやレジンなどの削らずくっ付ける方法から行っています。

削って連結した方が確実で、外れることなないのですが、もし連結した1本が問題を起こした場合、治療するのが大変になるので私はなるべく低侵襲なものから試しています。

たまに外れることはありますが、またスーパーボンドやレジンを希望する人が多いですね。


急がなくてもいいと思うので先生とよく話し合ってみてください。

おだいじに

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-07-20 12:36:00
現在、明らかな動揺などが認められないのでしたら、あえて連結固定せずに、そのままにされる方が望ましい場合も考えられます。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-07-20 14:39:23
kaoi様

早速ですが回答させて頂きます。


>一つ目、矯正中や矯正終了後に歯根の長さは確認しないものなのでしょうか。

通常、治療前、治療後、保定中の3回は撮影すると思います。


>二つ目、矯正中や矯正終了後に何らの対処(注意)をしていれば、歯根が短くなることが防げたのでしょうか。

ケースにもよると思います。
歯に力をかけて歯根を歯槽骨(歯を支えている骨)の中で移動しますので、偶発的に生じてしまうことはあると思います。(私も含めて)術者は注意をしながら動かしていますが、それを防ぐ事が出来ない場合もあります。


>矯正終了後にも歯根が短くなることがあるのでしょうか。

可能性としてはあり得ると思います。
ただそれを断定するには資料が必要になると思います。


>三つ目、歯根が短くなった歯は他の歯と連結して、支えるという方法以外何かありますか。

歯根吸収の程度や噛み合わせの状態によりますが、連結が以外の対処法は、そのまま様子をみることぐらいしか無いように思います。


>矯正して、患者本人が歯根が短いって言っているから、このような場合、確認しないものなのでしょうか。

私であれば確認をしますが、患者さんがそうして欲しいと言っており、その処置が明らかに妥当だと判断した場合は、あえて撮影を行わない事もあり得るのかもしれません。

よく先生と話し合って、納得いく治療をお受け下さい。

回答 回答4
  • 回答者
伊藤矯正歯科クリニック(名古屋市中区)の伊藤です。



※2013年9月14日までは伊藤和明先生、それ以降は伊藤雅大先生がご回答されています。
回答日時:2012-07-20 17:24:11
歯根吸収に関しては、私ども矯正歯科医が最も注意する事のひとつです。

絶対に歯根吸収がおきないという事はできません。

そのため定期的なレントゲン画像などで確認します。
もし現在吸収が進行している最中と判断されれば、ワイヤーを一時除去して、進行が停止する事を確認します。
安定してきたと思われてから再度歯を動かし始めます。

ただ現実には、矯正後に撮ったレントゲンで始めて確認することもあります。

歯根吸収を起こすとおもわれる原因は、もともとの歯根形態、変則的な力などが考えられますが、絶対ではありません。
矯正していなくても、歯根が吸収していることはたまに見られます。

そのため、矯正前に歯根の形態の確認、治療中は過大な矯正力を避ける、ジグリングフォース(揺さぶりの力)を避ける、咬合干渉をなるべく作らない、異常方向への舌圧に注意する事などに留意しています。


矯正中におきた歯根吸収は、咬合の問題がなければその後に進行する事は少ないようです。
運がいい場合には、歯根が再び少し長くなって来る事もあります。


レントゲンでは(特にパノラマレントゲンでは)、前歯が唇側傾斜していると歯根が短く見えます。
CTでしたら確実に確認できます。


私でしたら、現実問題として、過大な咬合力が加わっていなくて、動揺がそれほどなければ、連結しないで定期的に確認したいと思います。

動揺が強いようでしたら、一定期間連結固定して、安定したら連結を除去します。

担当の先生に確認して見てください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: kaoiさん
返信日時:2012-07-22 20:30:06
井野先生、藤森先生、秋山先生、伊藤先生、いろいろ教えていただきありがとうございます。

気を付けていても歯根吸収は起きてしまうのですね。

歯根吸収で短くなった歯根は元に戻らないと知って、暗い気持ちでいたのですが、先生方のお話を伺って疑問に思っていたことがわかりスッキリしました。

今後どのようにするのがベストが担当医と話し合ってみます。
 
ありがとうございました。



タイトル 歯列矯正後、歯根が短いことへの対処
質問者 kaoiさん
地域 非公開
年齢 33歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正のトラブル
歯医者への不信感
根の病気・異常その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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