2歳児。虫歯治療後に神経が死に根管治療後も排膿が続き心配

相談者: もりけんさん (35歳:女性)
投稿日時:2012-07-23 18:19:23
こん2歳の子供のことで相談させてください。
長文で誠に申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。

経緯を説明させていただきます。


5/30

フッ素塗布に行くが、上A2本と上下D4本虫歯と言われる。
Dは虫歯になりかけの為2本だけフッ素を塗り、固める治療。
泣かずにじっと治療する。


6/4

残りD2本を上記と同じ治療。
今回も泣かずにじっと治療。
次回前歯を進行止めを塗るか、削っての治療をするか考えておくように言われる。


6/7

前歯を削っての治療を依頼。
いつもと同様、泣かずに診察台に寝る。
レントゲン撮らず、麻酔をして前歯の間と端を削り詰めた。
最後形を整えるところで初めて泣く。

翌日から前歯をよく触っていて気になる様子。



6/26
前歯の歯茎がポコンと腫れる。
受診。
レントゲン撮影
撮影した写真は見せてもらえず。

「虫歯が深かったようだね、神経が死んじゃったから抜きます。」

と言って歯の裏から穴を開けて神経を抜く作業。

この日から泣くので念の為私が子供を抑えての治療。
ただ、泣いているだけで動いたりはしない。
洗浄してセメントで塞ぐ。
ケフラールを4日飲み、膿が前歯から出たりして腫れは落ち着いてくる。


7/2 根管治療


7/13 根管治療

だいぶきれいになったから次回で終わりになると思います、
永久歯には影響は全くありませんと言われる。


7/19

もうきれいだから詰めますと言われ、詰める前に針金で何回か掃除。

前歯から血がにじんだのが見えたのでこのまま詰めて大丈夫かと思った。
が、詰めて終了。

レントゲンは撮らなくていいだろうかとも思った。


7/20

夜中に歯をぎりぎりさせながらかなり泣く。
歯茎の前よりももっと上の方の鼻の下、横あたりが腫れている。
触ると痛いと言う。


再び受診

「まだきれいになっていなかったのか」

と言い、詰め物をはずし、何度か針金を通す。

「んー膿が出てこないな」

と言い、洗浄の薬を奥まで差し込むと膿が出た。

先生の話を聞くと、こんなことはめったにない、2〜3年に1回あるかないかだ、きれいになったと思ったから詰めたが結果的には消毒が足りなかった。

レントゲンを撮らずに削ったことに対しては、まだ2歳だからうまく撮れないかもしれないし、撮ってもよく見えないかもしれないからとのこと。

不信感でいっぱいになり、信用してもいいですかと聞いてしまいました。
そしたら、今度はしっかりとやろうと思うと言われました。

受付の方が前回お金をもらいすぎてるので今回は要りませんとのこと。
それも不信感を抱く。

ケフラール4日分をもらい飲ませる。


7/21 

前医が信用できず、主人と相談して別の小児歯科
かなり腫れていて膿も出るところがないので詰めたところを半分穴をあけておきますとのこと。

主人がネットでいろいろ調べていて、最悪抜歯になるかもしれない、虫歯菌が原因で死に至ることもあるなど、とても心配になりました。


7/23 

腫れがひかず、痛いと言うので再診。
穴に食べ物がはさまっていて取り除いて穴の入口あたりを消毒。

レントゲン撮影。

骨まで炎症がきています。
ちょうど永久歯のところ辺りで膿がたまっています。
奥の方なので、膿が出にくいです。
永久歯に影響するかもしれません。

最悪は抜歯ですかと尋ねるとそれもないとは言えませんとのこと。

これだけ腫れていると大人だったら切開です。
ただ2歳ではそれは負担が大きすぎます。
このまま少しずつ膿が出るのを待って、薬も継続して飲んで様子をみましょうと言われました。



ここから質問になります。


1.このまま膿にさらされた状態で永久歯にも体にも良くないのではないでしょうか。

2.どのような治療が最善でしょうか。

@先生の言う通り、2歳という年齢から負担の少ない様子見。

A大学病院など行って切開して膿を出す。

B東京など根管治療を専門としているところへ行く。

C上記以外
 
  
新しい先生はとても感じが良くて説明してくれて話も聞いてくれます。
ただ、根管治療を専門にしているところへ行った方がいいかという質問には答えてくれませんでした。

長野県には根管治療を専門としているところ、マイクロスコープラバーダムでの治療を行っているところがないように思います)

こんなことなら削る治療を即決するのではなかったと悔やみ、自分を責めています。
子供の腫れた顔を見ていると胸が締め付けられる思いです。

子供を守る為ならどこへでも行くつもりです。

どうすべきが最善なのかご教授いただけますよう、心よりお願い申し上げます。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-07-23 18:33:32
>このまま膿にさらされた状態で永久歯にも体にも良くないのではないでしょうか。

長期になると永久歯に影響が出るかもしれません。



>どのような治療が最善でしょうか。

普通に感染根管治療で良いと思います。

現在解放にしている様ですが個人的にはあまり好みじゃありません。


追伸

2歳でDにまで虫歯を作った事自体にかなり問題が有ると思います。
食生活を含め生活習慣の見直しが必要だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もりけんさん
返信日時:2012-07-23 18:45:55
早速のご回答ありがとうございます。

虫歯にしてしまった私の責任です。
虫歯が発見されてからは、甘いものを極力避け、食後の歯磨き
徹底しております。

しばらく様子見でなく、すぐにでも根管治療を始めてもらい、ふさいだ方が良いということですよね。

ということは根管治療を専門にしているところで治療した方が確実でしょうか。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-07-24 09:20:45
マイクロスコープでの治療は、患者さんが治療中にじっとして動かないことが前提になります。
また、通常の治療よりも1回の処置時間が長くなる傾向にあります。

したがって2歳のお子さんの治療には適さないと思います。

根管治療専門医よりも、大学病院小児歯科か、小児歯科専門医(単に「小児歯科」と看板に書いてある医院とは違います)を受診することをお勧めします。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もりけんさん
返信日時:2012-07-24 13:38:22
堀先生ありがとうございます。

マイクロスコープでの治療は適さないのですね。
分かりました。
ありがとうございます。

最初に行ったのが、日本小児歯科学会HPの専門医・認定医に載っている歯医者さんでした。

説明もあまりなく、淡々と治療をしていました。
衛生士さんも黙ったままでした。

自信があるからなのかもしれませんが、いつも不安でした。

今通っているところは、今年4月に開業したばかりで、専門医ではないようですが、小児歯科と掲げているところです。

本日、腫れが若干ですがひいてきました。

午前中に再度受診してきました。

穴を開けてある入口のところを少し消毒してもらい、穴を開けたままだと食べ物が入ってしまう為細い綿を入れてもらいました。
まだ炎症があるから針金を通す治療は先だと言われました。

やはり炎症が取れてから、針金を通す治療が良いのでしょうか。
それとも、一刻も早く切開や針金で通して膿を除いた方が良いのでしょうか。

それによって少し遠くの大学病院の小児歯科へお願いするべきか否か悩んでおります。

それと、抗生剤をあと3日飲むように言われました。
計7日飲むことになりますが、2歳の体に影響は大丈夫でしょうか。

ご教授いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-07-24 14:15:07
>やはり炎症が取れてから、針金を通す治療が良いのでしょうか。
それとも、一刻も早く切開や針金で通して膿を除いた方が良いのでしょうか。

実際に診察してみないと何とも言えないですし、治療に関しては担当医の考え方も色々あるのでどちらが正しいとは言えません。

ただ、現在の担当医に特に不満がないのであれば根管治療中に頻繁に転院することは治療の経過が分かりにくくなるため避けた方が良いと考えます。

抗生剤に関しては7日飲んだからといって体に大きな影響は出ないと思われます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: もりけんさん
返信日時:2012-07-24 15:08:51
堀先生、お忙しい中ご回答いただきありがとうございます。

そうですね。
子供も泣かずに落ち着いて治療ができるようになってきましたので、現在の担当医を信じてお任せしたいと思います。

抗生剤についても安心しました。
ありがとうございます。

最後に、どうしてもすっきりしないのですが、前の小児歯科医ではやはり削ったことによる刺激で神経が死んでしまったのでしょうか。
ぶつけたりなどは全くありませんでした。

また、レントゲンを撮らずに削ることは妥当だったのでしょうか。

今回のような結果になる可能性の説明はする必要はないのでしょうか。

また神経治療完了後に詰め、翌日にまた腫れるというのは、どういうことでしょうか。
最後の針金での掃除の際、私の目には前歯の隙間から出血が見られたのですが、その出血は何だったのでしょうか。

前医を訴えるとかクレームをつけるというわけではありません。
今後も子供の歯の治療に携わっていくにあたって、私にも多少なりとも知識や見極めができればと思っております。

よろしくお願い申し上げます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-07-24 17:52:29
乳歯はとても小さいため、ちょっと削っただけでもすぐに歯髄腔(神経が入っている空洞)まで達してしまうことが多いです。

削ったために神経が死んでしまった可能性も否定できませんが、元々神経まで届いていた、あるいは非常に近いむし歯だったのかもしれません。

子どもの場合そこまでむし歯が深くても痛みを訴えないことも珍しくありません。


レントゲンはできれば撮っておいた方が良かったかもしれませんが、「レントゲンを撮らなかったから削りすぎて神経が死んでしまった」とは考えにくいです。



>今回のような結果になる可能性の説明はする必要はないのでしょうか。

私であればむし歯が深くて神経に届いた、あるいは届きそうなときには神経に症状が出る可能性について説明しますが、ひょっとしたら担当医もそこまで予想していなかったのかもしれません。


>最後の針金での掃除の際、私の目には前歯の隙間から出血が見られたのですが、その出血は何だったのでしょうか。

もし根管からの出血であれば、そのまま蓋をすることは通常考えにくいので、歯肉からの出血だったのかもしれません。
ハッキリ言って処置をした当事者にしか分かりません。




タイトル 2歳児。虫歯治療後に神経が死に根管治療後も排膿が続き心配
質問者 もりけんさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 子供(子ども)の虫歯
乳歯の抜髄、根管治療
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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