アマルガム除去後の詰め物、固いプラスチックか金属か?

相談者: mahasamutさん (32歳:男性)
投稿日時:2012-08-07 23:48:06
参考:過去のご相談
アマルガムの除去後にレジンを充填するが二次カリエスが心配



詰め物の選択に迷っています。
歯は左下の6番です。

担当医からは、「固いプラスチック」または「金属」のどちらかを選ぶように言われています。
なお、「固いプラスチック」は、自己負担分が2000円程度ということから、保険内の素材と思われます。



私としては、審美性の点から「固いプラスチック」の方に少し傾いています。
ただ、保険外でも、耐久性と審美性を兼ね備えたよい素材があれば、そちらも興味があります。


そこで、以下の点をお伺いします。

1 担当医のいう「固いプラスチック」とは、具体的にどのような素材なのでしょうか。


2 私の場合、ハイブリットインレーは、選択できますか。
担当医のいう「固いプラスチック」と「ハイブリッドインレー」とでは、どのような違いがありますか。
特に、耐久性についてはどうでしょうか。


3 仮にハイブリッドインレーを選んだ場合、高い自己負担の割に、予後が悪いということにならないでしょうか。

担当医は、「ハイブリットもプラスチックの一種で、固いのが混ざっている」というだけで、使用にはあまり積極的ではなさそうです。
また、解答者の先生のコメントには、「ハイブリッドインレーは材料代は非常に安価ですが、隙間が開きやすく、接着もうまく行きにくい材料なので、意外と難しいです」とありました。
担当医の技術に左右されるところが大きいのだとすれば、不安です。



参考まで、以下に、これまでの経緯を記します。

左下の奥歯の6番と7番にアマルガムが入っていました。
金属アレルギーなどの心配から、アマルガムを除去し、他の材料に代えることにしました。
現在、6番のアマルガムを除去し、仮のフタをしています。

6番は頬側がアマルガムで大きく覆われていました。
そのため、アマルガム除去したところ、頬側側に大きく欠けた歯を見ることになりました。

担当の先生は、奥歯で力がかかるという理由から、最初は金属をすすめました。
その後、別の歯の治療した際には、6番はプラスチックでもよいとのことでした。
しかし、実際に6番のアマルガムを除去したあとでは、「型をとりましょうか」と言われ、金属をすすめているかのように感じられました。


プラスチックでもよいのではと尋ねると、

「難しいところです」

との返事がありました。
そして、

「固いプラスチックにしましょう」

と言われました。
担当の先生(歯学部の年輩の先生です)にも、若干の迷いがあるようです。


固いプラスチックと金属とでは、自己負担分は2000円ほどで違いはないとのことでした。
ただ、耐久性という点で、金属が20年もつのに対し、プラスチックは10年しかもたないとのことでした。

なお、神経の治療は必要ないとのことです。


長くなりましたが、お返事おまちしております。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-08-07 23:59:27
>1 担当医のいう「固いプラスチック」とは、具体的にどのような素材なのでしょうか。

俗にいうコンポジットレジンではないでしょうか。



>2 私の場合、ハイブリットインレーは、選択できますか。
>担当医のいう「固いプラスチック」と「ハイブリッドインレー」とでは、どのような違いがありますか。
>特に、耐久性についてはどうでしょうか。

ハイブリットインレーは解りやすく言えば技工所で作るコンポジットインレーです。

耐久性に関しては材質が同じなので変わりません。

ただ口腔内でのコンポジット充填は術者技術がダイレクトに左右します。



> 3 仮にハイブリッドインレーを選んだ場合、高い自己負担の割に、予後が悪いということにならないでしょうか。

これも術者の技術によります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-08-08 00:02:37
こんばんわ。カワサキです。

担当医の先生が、詳しいので、直接聞かれた方がいいとは、思いますが、可能な限り、回答させて下さい。


> @ 担当医のいう「固いプラスチック」とは、具体的にどのような素材なのでしょうか。

※ CR(コンポジット・レジン)だと、想像されます。



> A 私の場合、ハイブリットインレーは、選択できますか。
担当医のいう「固いプラスチック」と「ハイブリッドインレー」とでは、どのような違いがありますか。
>特に、耐久性についてはどうでしょうか。

※ 選択できるでしょう。

一般的に、ハイブリットインレーの方が、CRより、硬度があるので、耐久性も、いいです。



> B 仮にハイブリッドインレーを選んだ場合、高い自己負担の割に、予後が悪いということにならないでしょうか。

※ セットした後の、お手入れ・メンテナンス(予防)によりますので、なんとも、回答しにくいです。


参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-08-08 00:41:14
>、「固いプラスチック」は、自己負担分が2000円程度ということから、保険内の素材と思われます

>固いプラスチックと金属とでは、自己負担分は2000円ほどで違いはないとのことでした。

負担金からは保険のレジン充填ではなくて別のものかもしれないと思います。

後治療は大学病院でしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mahasamutさん
返信日時:2012-08-09 00:11:10
柴田先生、お返事ありがとうございます。

最後に、「後治療は大学病院でしょうか」というお尋ねがありました。
初診から大学病院です。
治療が終了するまで通院する予定です。


担当医のいう「固いプラスチック」が具体的にどのようなものなのか、その場ではききそびれてしまいました。
ただ、担当医とのやりとりの経緯からして、普通のコンポジットレジンとは違うのかなと思っています。
料金は、自己負担分が二千数百円とのことでした。

保険レジン充填ではない別のもの」とは何でしょうか。
何か、思い当たるものがありましたら、教えていただければ幸いです。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-08-09 09:31:40
こんにちは、たぶんレジンのことを言っているのだと思います。

すみません、外野が色々推測だけで話すと今回のように混乱をさせてしまいます^^;



> 私としては、審美性の点から「固いプラスチック」の方に少し傾いています。

固いプラスチックはレジンだと思いますが、レジンはどこのメーカーのものを使用しても、金属並みに強度のあるものはありません。
また保険診療において、レジンはレジンで物性が異なる色々な種類がある訳ではありません。

極一般的には、アマルガム除去後詰める面が小さければレジンを使用することが多いですし、詰める面が大きく直接法で無理なら金属のインレーを使用します。



>金属が20年もつのに対し、プラスチックは10年しかもたないとのことでした。

もの凄い腕の先生ですね^^
ちょっと前の統計になりますが、レジンもインレーも殆ど寿命に差はなくなっています。


分らないことは次回治療が始まる前に先生に聞いてみてくださいね。

おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: mahasamutさん
返信日時:2012-08-11 21:36:04
細見先生、川崎先生、そして、井野先生、お返事ありがとうございます。


担当医は、「プラスチックで硬い材料が混合してあるもの」と言っていました。

臼歯用に強度を高めたレジンがあるとききました。
それが、硬質レジンでしょうか。
 
保険診療で用いるレジンと、保険診療外で用いるレジンとでは、素材としての品質、例えば、強度などに違いがあるのでしょうか。


硬質レジンを奥歯(下の歯の6番)に充填する場合にも、保険が適用されるのでしょうか。

お返事お待ちしております。



タイトル アマルガム除去後の詰め物、固いプラスチックか金属か?
質問者 mahasamutさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ レジン(白いプラスチック)
ハイブリッドセラミックインレー
アマルガム
お勧めの詰め物・インレー
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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