歯列矯正の際、2番に似せて丸く削った3番を元の形態に戻したい

相談者: かな子さん (27歳:女性)
投稿日時:2012-10-10 00:53:32
こんにちは。

数年前、上2番の先天欠損を理由に、隙間を埋める歯列矯正を行いました。
治療は成功し、現在犬歯前歯の隣にある状態です。

私が悩んでいるのは、その犬歯を削って小さく丸くしてしまったことです。
矯正の先生は、よかれと思って治療の最後に犬歯の削りを行い、2番のように形を小さく整えてくださったのだと思います。

治療前の私の歯並びは、飛び出た八重歯ではありませんでしたが、犬歯のシャープな形を気に入っておりました。
それがなくなったために、喋ったときや笑ったときの口元がぼんやりしているのが気になります。
(完全に審美的な問題ですみません)

また、先生は同時に4番(犬歯の部分に移動しています)を削って尖らせることで八重歯に近くしてくださったようですが、私は小臼歯が小さいタイプなので元の犬歯のようなボリュームはありません。

ネットで調べてみると、レジン治療ならば歯を削らず歯を大きくすることができるとわかりました。
もしも、歯を削って陶器を被せるしか方法がないのでしたら、犬歯のシャープさは諦めるつもりでおります。

私の希望は4番の歯を、平均的な犬歯の形に似せて、太らせて尖らせることです。
アイドルのように飛び出た形を希望しているわけではないのですが、八重歯ブームの昨今、審美目的で八重歯を希望する女性を歯科医の方は嫌悪されるのではないかと思い、なかなか相談できずにおります。

機能面では全く問題がないことにも引け目を感じています。

ここにいらっしゃる先生方は、もしも審美目的でレジンの犬歯づくりを希望する人間がひょいと来院したらどう思われるでしょうか?

やはり、あまり良い気はされないものでしょうか。
↓このような統計もありますし・・・
付け八重歯ってどうなの?

どうしても気になっているので参考にさせてください。
お願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2012-10-10 05:26:00
かな子 さん、こんにちは

上2番の先天欠損による小臼歯犬歯の擬似化ということであれば、いわゆる付け八重歯とは、チョッと意味合いが違うように思います。


>私の希望は4番の歯を、平均的な犬歯の形に似せて、太らせて尖らせることです

「私は小臼歯が小さいタイプなので元の犬歯のようなボリュームはありません」といった辺りが、矯正医と連携して改善できれば、私だったらレジンの治療するかもしれません。

ただし、ラミネートベニアのような他の治療法も検討してみることもお勧めします。

ご参考まで。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-10-10 08:28:25
私たちは見た目よりもまず健康を第一に考えます。

ただ、審美も大切な要素ですので、
健康に害の無い範囲でできることであれば
当然審美のことも考えます。

どこまでが健康に害の無い範囲なのか?は
実際に診られている先生の判断が一番正確だと思いますので、
まずは担当の先生にかな子さんのご希望をお伝えになり、
相談をされることをお勧めいたします。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-10-10 08:51:30
田尾先生に同意です。

どの程度小さく削られていて、レジン修復するに当たり、どんな事に気をつけなければいけないか…。
これは担当の先生にしか解らない事なので、何とも言えませんが、

咬み合わせに影響しない」
「歯かの歯にダメージを負わせない」

という条件がクリアできるのであれば、ある程度の回復はできるのではないかと思います。


>もしも、歯を削って陶器を被せるしか方法がないのでしたら、犬歯のシャープさは諦めるつもりでおります。

この可能性も十分にあるように思います。

なぜなら、本来、犬歯は咬み合わせの誘導を行う上でとても重要な役割を演じる歯だからです。
もし、矯正治療後の小臼歯がその役割を担っているとした場合、レジンでは強度不足になる可能性があります。
そうするとセラミックスクラウンにせざるを得ないという事も十分に考えられるのです。
ラミネートベニアも同様で、力がかかる場所には不向きです)

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: かな子さん
返信日時:2012-10-12 14:03:36
先生方、大変丁重で素早い回答をありがとうございます。

機能面に影響しない程度であれば、レジンでの審美修復も前向きに検討して頂けるとの回答で安心しました。
ここで相談してよかったです。

確かに、現在の犬歯の役割をしている小臼歯は、櫻井先生のおっしゃるように噛みあわせの誘導ができる位置に移動されていて、顎を動かすとカチカチと上下の歯が触れあいます。

これが顎関節症にならないための大切な歯であることはよくわかります。

この噛みあわせを保ったまま、はりぼてのようなイメージで犬歯の形をつくることが私の理想です。
これは、実際に先生に見て頂かないとできるかどうかわからないことですね。

こちらで相談することで歯科医の先生に相談する勇気を持つことができたので感謝しています。

もしも、削らなければいけない場合は、諦める気持ちは変わっておりません。
ただでさえ、削ってしまったのですし、自分の歯は大切にしたいと思います。

それではありがとうございました。



タイトル 歯列矯正の際、2番に似せて丸く削った3番を元の形態に戻したい
質問者 かな子さん
地域 神奈川
年齢 27歳
性別 女性
職業 自営業・フリーランス
カテゴリ 歯の異常・トラブルその他
詰め物、インレーその他
歯列矯正(矯正歯科)その他
審美歯科治療(人工の歯)
ラミネートベニア
回答者




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