過去にアマルガムを交換する際に大きく削られた。歯医者でのトラウマ

相談者: ちこたんさん (48歳:女性)
投稿日時:2012-10-12 17:21:07
10年ほど前通っていた歯医者さんで、アマルガムが良くないので詰め替えましょうと言われ、4本の歯をインレーレジンにやり変えました。

私は、やりかえる際に自分の歯も削ることになるのではと不安を訴えたのですが、ほんの少しですからと言われ、他の歯の治療途中に勝手に処置されてしまいました。

結果、詰めたところはもとのアマルガムより大きくなり、銀のインレーを入れたところに至っては、もともとほんの少ししか詰めてなかったのに、歯の半分ぐらい削られてインレーになってしまいました。

また、レジンを詰めなおしたろころに関しては、1本がその後欠けたりしてやり直しになり、大きな詰め物になってしまいました。

そのことも含め、歯医者さんでのトラウマがフラッシュバックのように思い出されて、現在も精神的にかなり参っています。

少しでも前向きになりたいので、以下ご回答いただけるとありがたいです。


1.詰め替えた銀のインレー(左上7番)ですが、メンテナンスを怠らなければ、この先何十年も持つ可能性はありますか?

2.欠けなかったレジンを詰めたところ(左下4番5番)は、かなり磨り減ってきてしまっていますが、やり替えが必要になりますか?
その場合、さらに歯を削ることになりますか?

よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-10-12 17:31:02
>1.詰め替えた銀のインレー(左上7番)ですが、メンテナンスを怠らなければ、この先何十年も持つ可能性はありますか?

銀のインレーと云う事なので、保険材料だと思いますが。

一般的には7年位が平均のようです、物によっては何十年ももつかもしれませんが可能性はかなり低いと思います。



>2.欠けなかったレジンを詰めたところ(左下4番5番)は、かなり磨り減ってきてしまっていますが、やり替えが必要になりますか?

これは実際に診てみなければ判断できません。




>その場合、さらに歯を削ることになりますか?

その可能性は当然有ります。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2012-10-12 17:37:56
こんにちは、

アマルガムが良くないので詰め替えましょう

個人的にはアマルガムが良くないとは思いませんね^^;
変色、見た目を除けば良い修復材料だと思いますよ。


>自分の歯も削ることになるのではと不安を訴えたのですが、ほんの少しですからと言われ、歯の半分ぐらい削られてインレーになってしまいました。

患者さんの少しと、歯科医師の少しは「少し」と言うものに違いがある時がありますね^^;

基本的には、治療の度に健康な部分は減って行きます。
顕微鏡を使いこなしている先生がレジンを行えば削除量は小さくできますが、それでも健康な部分は1層削ることになります。

また治療する材料にもより、便宜形態と言って詰め物を入れる為に健康な部分を犠牲にして削り込むものもあります。

*アマルガム、レジンは便宜形態があまり必要ありませんが、インレーは必ず便宜形態が必要になります。

そういった面から私はインレー修復辞めちゃいましたけど・・・


>1.詰め替えた銀のインレー(左上7番)ですが、メンテナンスを怠らなければ、この先何十年も持つ可能性はありますか?

きちんと中の虫歯が取りきれていれば、可能性は十分ありますよ。


>2.欠けなかったレジンを詰めたところ(左下4番5番)は、かなり磨り減ってきてしまっていますが、やり替えが必要になりますか?

これは治療してもらっている先生に聞いてみてください。


>その場合、さらに歯を削ることになりますか?

少なくとも1層は削りますが、先生の腕による部分も大きいです。
短時間で効率を重視すれば大き目に削った方がいいですし、小さく少しずつ削るとどうしても時間が必要になり手間が非常にかかってしまいます。


色々悩むとおもいますが、歯を削りたくなければ毎日の歯磨きや定期的なチェックなどはしてもらった方がいいですよ^^

おだいじに

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-10-12 21:10:51
>1.詰め替えた銀のインレー(左上7番)ですが、メンテナンスを怠らなければ、この先何十年も持つ可能性はありますか?

問題なくインレーが詰められ、メンテナンスもきちんとしていれば、可能性はありますがかなり低いとは思います。


>2.欠けなかったレジンを詰めたところ(左下4番5番)は、かなり磨り減ってきてしまっていますが、やり替えが必要になりますか?
>その場合、さらに歯を削ることになりますか?

必要かもしれませんが、レジンではすり減りは続く可能性が高いですが、歯をレジンの場合は削らずに出来ることが多いかと思います。

アマルガムは欧米ではすでに使用されておらず、日本のみ未だに保健も適用されている水銀の材料です。
水銀は安全性が高いとは言いにくい材料なので、私はオススメ出来ない材料です。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちこたんさん
返信日時:2012-10-13 17:39:04
細見先生、

早速のご回答、ありがとうございます。

>一般的には7年位が平均のようです、物によっては何十年ももつかもしれませんが可能性はかなり低いと思います。

そうなのですね。
だめになるときと言うのは、外れてしまうと言うことなのでしょうか?
その場合は、下記のような負の連鎖になってしまうのでしょうか?

アマルガムインレー抜髄クラウン抜歯


井野先生

ご回答ありがとうございます。

>*アマルガム、レジンは便宜形態があまり必要ありませんが、インレーは必ず便宜形態が必要になります。

知っていれば、絶対にやり変えてもらったりしなかったのにと思うと残念です。


>きちんと中の虫歯が取りきれていれば、可能性は十分ありますよ。

可能性はあるのですね。
ちょっと希望が持てました。
もう10年持っていますので、今後もこのまま持ってくれると良いなと思っています。


>少なくとも1層は削りますが、先生の腕による部分も大きいです。
>短時間で効率を重視すれば大き目に削った方がいいですし、小さく少しずつ削るとどうしても時間が必要になり手間が非常にかかってしまいます

先生の腕で違ってくるんですね。
今度は慎重に先生を選びたいと思います。
また、レジンで詰めている面積が歯の半分より少し多いのですが、今度やりかえるときもレジンで対応出来ますか?


加藤先生

ご回答ありがとうございます。

>レジンではすり減りは続く可能性が高いですが、歯をレジンの場合は削らずに出来ることが多いかと思います。

レジンが一番歯を削らずにすむのですね。
今後は出来るだけ、レジンにて処置してもらうようにしたいと思います。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-10-13 21:56:04
こんばんわ。カワサキです。

> 外れてしまうと言うことなのでしょうか?
>その場合は下記のような負の連鎖になってしまうのでしょうか?
アマルガムインレー抜髄クラウン抜歯

※ 2次カリエスになる(歯と詰め物の境目から虫歯になる)ということです。
外れたり、痛みが出たりします。

※ アマルガム → インレー → アンレー → 5分の4冠 → 抜髄 → クラウン → 感染根管治療 → 再クラウン → 抜歯(多少の前後、繰り返しの治療あり) の、ような、負のスパイラルです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちこたんさん
返信日時:2012-10-14 17:08:06
川崎先生、

ご回答ありがとうございます。

必ず2次カリエスになってしまうものなのでしょうか?
2次カリエスにならなければ、長持ちする可能性はあると考えてよいでしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2012-10-14 17:34:30
ちこたん さん、こんにちは。

>必ず2次カリエスになってしまうものなのでしょうか?

どんな治療方法で修復を行っても、永遠という訳にはいきません。
だからといって、必ずしも2次カリエスになるとは限らないと思います。


>2次カリエスにならなければ長持ちする可能性はあると考えてよいでしょうか?

そう思います。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2012-10-15 08:30:13
ご相談ありがとうございます。


>必ず2次カリエスになってしまうものなのでしょうか?


保険であろうと,無かろうと、それはおかしいことです。
しかし、巷ではそうなっていることが普通のようです。

虫歯の穴埋めをするときに、将来を考えて2次カリエスにならないようにする治療を、予防の考えに基づいた治療と言います。
治療前の考えを確認しましょう。


>2次カリエスにならなければ長持ちする可能性はあると考えてよいでしょうか?


そうならなければ、普通は長持ちします。
20年30年はざらに歯を守れます。

ただし、初めからそういう目的で治療した場合だけです。
もしそうであれば、治療終了後も安易に削り直したりせずに、削らない治療を選ぶことが大事です。

もちろん、カリエスだけではなく,歯周病対策も重要です。
この二つの病気を予防すれば、ふつう、一生歯を残すことは十分に可能です。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2012-10-15 10:19:49
これだけ、

レジンで詰めている面積が歯の半分より少し多いのですが、今度やりかえるときもレジンで対応出来ますか?

先生次第ですね^^;

教科書的には、あまり大きな詰めものは適応症ではないことになっています。

ただ、昨日参加したセミナーの講師の先生の話では、海外の方では大きな詰めものもコンポジスト(レジンを詰める先生)はレジンで詰めているそうです。

先生による部分が大きいので、ある程度歯科医院を選んで頂き、治療前に可能かどうか先生に聞いてみてください。

おだいじに

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ちこたんさん
返信日時:2012-10-15 20:40:58
小林先生

ご回答いただきありがとうございます。
今のところ、2次カリエスにはなっていないようなので、このまま持ってくれればと思っています。


さがら先生

ありがとうございます。
2次カリエスにならなければ、20年30年持つ可能性があるのですね。少し希望が持てました。

これからは、安易に削ったりしないよう、また、歯磨きも含め、メンテナンスをきっちり行って、一生歯を残せるように頑張ります。

ありがとうございました。


井野先生、

ご回答ありがとうございます。

先生次第なのですね。
すぐにやりかえる必要はないようなので、歯医者さん選びから慎重に考えたいと思います。

どうもありがとうございました。



タイトル 過去にアマルガムを交換する際に大きく削られた。歯医者でのトラウマ
質問者 ちこたんさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ アマルガム
詰め物、インレーその他
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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