ブリッジを外して根管治療中、耐久性の良いクラウンについて

相談者: よかろうもんさん (55歳:女性)
投稿日時:2012-11-05 15:30:14
こんにちわ

すばらしいサイトをサポートしていただく先生方ありがとうございます。
クラウンの種類などについて、過去の質問を見せていただきました。



ブリッジをかぶせてある歯をはずして根幹治療をしています。

質問は下記2点です。

1)将来的にはセラミックにしたいですが、裏も表もプラスチック(硬質レジン?)でつなげて4−5年様子を見るのは可能でしょうか? 
保険の歯だと裏が銀歯なので・・・)


2)そもそもクラウンの耐久年数が短いのはなぜでしょうか?

プラスチックだと色が変わるという点はセラミックにすれば解決するでしょうが、10年、15年で作り直すのは経済的、体力的に大変です。

* 歯ぐきが下がって境目がでる
* 虫歯になって根幹治療が必要となる。

というのは思いついたのですが、それ以外の理由を教えてください。


また、セラミック(メタルボンドジルコニア)で虫歯にならなければどのくらい持つか教えていただけますか?


お忙しい中恐れ入りますが、よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2012-11-05 16:17:28
>1)将来的にはセラミックにしたいですが、裏も表もプラスチック(硬質レジン?)でつなげて4−5年様子を見るのは可能でしょうか?

可能かと言えば可能ですが、どちらにせよ自費に成るのなら今回セラミックにしても良いのではないかと思いますが。



>2)そもそもクラウンの耐久年数が短いのはなぜでしょうか?

耐久年数はどの様に使いメンテナンスするかによって変わってきます。



歯ぐきが下がって境目がでる

経年的に歯茎歯周病じゃなくても下がってきます、境目が見えたからと言って交換の必要はないと思います。



虫歯になって根幹治療が必要となる。

これはクラウンの耐久年数とは別の話だと思いますが。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2012-11-05 18:46:27
裏も表もプラスチック(硬質レジン?)のクラウン歯茎が下がりやすいように思っています(私見)。
4−5年様子をみられるのは可能だと思いますが、意義は判りません。


確かに10年〜15年で歯茎が僅かに下がるケースもありますが、境目がすぐに確認出来る程下がるものは、非常に少ないような気がします。

根菅治療も一旦しっかりとやって貰えば、将来やり直す必要性はあまり考えなくて良いと思いますよ。


歯根破折は気をつける必要があります。
悪習癖のチェックはしておいた方が良いと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2012-11-05 20:37:32
ご相談ありがとうございます。

>1)将来的にはセラミックにしたいですが、裏も表もプラスチック(硬質レジン?)でつなげて4−5年様子を見るのは可能でしょうか? 


ブリッジの場所や、ブリッジ以外の歯や噛み合わせがどうなっているか、によっても違います。

単なるプラスチックはとてもやわからいためすり減りやすく、数ヶ月くらいが使用のめどで、硬質レジンはそれよりやや長く使えるかもしれません。


また両方とも強度が弱いために、噛み合わせが厳しいと簡単に割れてしまうこともあります。




>2)そもそもクラウンの耐久年数が短いのはなぜでしょうか?


確かに,巷の治療ではとても短いようです。
そういう治療を選んだことが一番の理由だと思います。




>また、セラミック(メタルボンドジルコニア)で虫歯にならなければどのくらい持つか教えていただけますか?


正しい治療ならば、かなり長く持ちます。
私のところでは,20年,30年は当たり前です。

条件がいい症例ですが、最長では37年くらい使えています。
歯茎も下がっていません。

クラウンを支える歯を,正しく守ってくれるクラウンならば、長くもって当たり前です。
長く使えてこそ、費用をかける価値があり、お釣りが来るくらいの元が取れます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: よかろうもんさん
返信日時:2012-11-06 10:42:58
細見先生
藤森先生
さがら先生

お忙しい中、早速お返事いただきましてありがとうございます。


説明不足で申し訳ございませんでした。
いずれやり直しをしなければいけないのが前提だと思っていたので、今回は自費でも費用がかからない方にしたいと思っての質問でした。


プラスチック(硬質レジンも含めて)だと、変色以外に擦り減ってきたり、弱いので数カ月でよければということですね。

正しい治療と正しいケアが大前提ですが、何十年ももつのですね。
それは保険のクラウンでも同じことでしょうか?
同じケアをした場合、費用(保険メタルボンドセラミック)と耐久年度は比例するのでしょうか?

保険・自費を問わず、やり直しをすると歯に負担がかかるのでしょうか?であれば、考え方としては

* 正しいケアができなかった場合に備えて保険のクラウンにする
  ただしやり直しの際に歯がダメージをうける

* セラミッククラウンにして、30年持たせるつもりで正しいケアをきちんとする。


このポイントをしっかり考えて決めるということでよろしいでしょうか?



さがら先生

巷の治療では耐久年数が短いのは何故だと思われますか?
やはりクラウン装着後のケアが悪いせいでしょうか?
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2012-11-06 12:15:56
ひとつだけ。

根管治療中とのことなので。

失活歯の場合は、突然歯が割れたりします。

これは、予想しようがないことです。

その場合は、適切な処置がされていたとしても、比較的早期に壊れてしまうと言うことになります。



一応、あるデータでは、ブリッジの支台の10年生存率は、インプラントを用いた場合と比べて、大きな差はないという物もあります。

今は、セメントの質が相当向上しているので、より高い生存率の可能性が高いと思います。
もちろん、インプラントも質も技術も向上していますので、こちらの生存率も上がっていると思いますが・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: よかろうもんさん
返信日時:2012-11-09 10:21:17
中山先生

ありがとうございました。



何度かクラウンの入れ替えをしているので、歯が薄くなっているそうです。

次回のやり直しのことを考えず、こまめに受診して指導をうけ、ケアをちゃんとやりたいと思います。

諸先生
ありがとうございました。



タイトル ブリッジを外して根管治療中、耐久性の良いクラウンについて
質問者 よかろうもんさん
地域 非公開
年齢 55歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療の失敗・再治療
クラウン(差し歯・被せ)その他
ブリッジその他
根管治療後の詰め物・被せ物
回答者




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