乳歯Eの抜歯後はインプラントと親知らずの移植どちらが一般的か

相談者: よださん (27歳:男性)
投稿日時:2013-01-19 22:06:13
左下の歯(E)が虫歯になり、その歯は乳歯のみの歯で、永久歯が生えてこない歯なので、インプラントブリッジの治療が必要と歯医者の先生に言われました。

その後、いろいろな話を聞いていると親知らずを移植するという方法もあるということを聞きました。

歯医者の先生に親知らずの長さを計ってもらい、

「長さも合いそうなのでこれなら移植も大丈夫ですね」

という風に言われたのですが、インプラントと移植ではどちらの治療が一般的なのでしょうか?


メリット・デメリット等も含め教えて頂ければと思います。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-19 22:29:25
一般的にはインプラントのような気がします。

インプラントよりも移植の方が手術は困難で成功するのは腕によりところが大きいと思います。

インプラントは既製なのでドリルで骨を手順通りに行えば大抵上手くいくことが多く、多くの先生が行っていると思います。

しかし、移植は歯の大きさが1つ1つ異なるので、骨に空ける穴も異なって、その大きさに掘ることに経験が大分必要になってくると思います。
移植はその後根の治療も必要になってくると思います。

どちらが良いかは、条件や個人の希望によっても異なってきます。

インプラントよりは移植の方が難しいですが、通常は料金は移植の方が安いことが多いと思います。

参考までに。

回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-01-19 22:48:40
移植賛成派の意見としては、やはり’歯根膜’というクッションを持つことでしょうか。

後々に、もし必要があれば矯正治療によって歯の位置を変えることも出来ます。(インプラントは動かせない)

また万一、抜歯が必要となれば、それも比較的容易です。(上手くくっ付いたインプラントの除去は結構大変な場合も)

欠点として、親知らずの根管形態が複雑な場合などには、根管治療が本当に難しいですね。

また、根管治療の期間が通常の場合に比べると長くかかります。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-01-20 00:23:15
虫歯になって抜歯になるEの歯根の長さはそんなに長くはないと思います。

それに合う長さの親知らずだと少し短いような気がします。
前後径左右径が合うという話ならいいとは思いますが。

親知らずを移植するためにある程度骨を削る前提なのでしょうか?

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-01-20 01:43:07
よだ さまこんばんわ。

左下Eの抜歯のあと始末に移植かインプラントかのご質問ですが抜歯空隙に親知らずが合えば移植がいいとは思いますが。

通常親知らずのサイズのほうが大きいので現実的には難しいような気がいたします。
しかしサイズがあえば断然移植がお勧めですが個人的には5番に移植した経験はありません。

しかし技術的には移植のほうが格段に困難な治療方法ですが成功すれば歯根膜がある分インプラントにはないメリットがあります。

もし移植が無理ならインプラントということになってしまいそうですが個人的にはブリッジをお勧めいたします。
それも自費診療で精密なブリッジを作れる技術を持ち合わせたDrに依頼する必要があるのはいうまでもありません。

インプラントをするにしろ移植やブリッジでも下手なDrならなにをやってもうまくいかないと思います。
Dr選びは慎重になさってください、参考になれば幸いです。


参考:歯牙移植 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=196

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-01-20 14:07:28
文面から、サイズ的な問題はなさそうなので移植もアリだと思います。
選択の基準はやはり4番と6番の状況が重要かと思います。


4、6番が全くの健全歯ならブリッジの選択は普通除外だと思います。
逆に要治療歯であれば程度にもよりますが、ブリッジもいいかもしれません。

ただし、歯には予想以上に力がかかるものです。
元々3本にかかる力を2本で負担するのがブリッジの宿命です。
力の負担の面からは第一の選択ではない、と私は考えています。

また、一見綺麗に見えても顕微鏡で拡大するとブリッジの裏側の汚れは想像以上です。


移植の場合、担当医に自信があっても、物理的にインプラントよりも骨の削除量、傷の大きさは大きくならざるを得ません。
手術時は親知らずと移植した部分の骨の間はある意味、ブカブカとも言えます。

インプラントのように手術当初から緊密に骨と接してはいません。



しかし、私見ですが、自己血から採取したPRFと言う物質を手術時に使うようになって飛躍的に成功率が上がり、安心して手術を勧められるようになりました。

これを使わない通常の方法ですと、やはり結果は手術手腕に左右され、インプラントよりは難しい治療と言えると思います。



親知らずの根管の形態は複雑な場合も少なくないですが、反面、抜歯時根の形態は確認できるので、この点では有利です。

移植の結果が良好と判定できるまで、根管治療による刺激も可能な限り加えたくないので、根管治療が即スタート出来ない分、根管治療が終わるまでに長くかかる、と言う事はできますが、移植歯だから根管治療の期間がかかると言う経験はした事がありません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-01-21 15:11:44
手術の難易度から言えば、インプラントより移植の方が難しい、と思います。

移植手術に自信がある方なら、インプラント手術はもっと自信があると思います。

又、地域にもよるかと思いますが、E抜歯同時の移植なら保険で治療出来る所もあると思いますが、それはここでは分かりません。

正確で緻密な治療計画を立てる為に、歯科用CTを撮影されることを強くお勧めします。

お大事に。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2013-01-21 17:33:39
実際に同じような方で相談を受けたことがありますが、僕もインプラントを勧めました。 

滅菌してあって綺麗なものを入れますので、そのほうがいいと個人的に思っています。

また術式もそちらのほうが簡単だと思いますよ。

ただ、得意 不得意がありますので、よく相談されて決めてくださいね。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2013-01-21 17:48:30
よださん、こんにちは

松元先生に同意です。

私は移植もインプラントも行いますが移植のほうが難易度は高いと思います。
でもぴったりとサイズと形態が合えば全く問題なく失った歯がよみがえるように使えます。

ただ、その部分のさじ加減(移植する方向や咬合)によって結果が変わってくる可能性があります。



インプラントは人工歯根を埋め込んでその上に歯を作る方法ですがシステム化されているので簡単です。

ただ、あくまで人工物です。
この違いは大きいかもしれませんね。

いずれにしてもCTの撮影は必須だと思います。

参考になれば幸いです。




タイトル 乳歯Eの抜歯後はインプラントと親知らずの移植どちらが一般的か
質問者 よださん
地域 福岡
年齢 27歳
性別 男性
職業 会社員(事務系)
カテゴリ インプラントその他
親知らずの移植
抜歯:乳歯(子供の歯)
回答者




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