右下6番を抜歯後、インプラント?ブリッジ?

相談者: くーーまさん (32歳:女性)
投稿日時:2013-01-07 22:25:46
こんばんは。

右下6番抜歯後、一週間経過しました。
その後の処置について、通院中の歯科医院ではブリッジインプラントどちらてもいいが、インプラントに力を入れているためかインプラントを強く進められました。

私としては隣の7番はクラウン、5番はインレーとすでに削られているのと、どちらも虫歯があるので、これから治療してさらに削られるのでブリッジがいいと考えています。

今回歯科医院に通院したきっかけが、金属アレルギーで皮膚科から紹介状を出された為でした。
幼い頃から虫歯になりやすく、ほとんどの歯に保険治療の金属があります。

6番をインプラント、5番7番をハイブリッドセラミック、さらにそれ以外の虫歯も多数あり、その歯も治療とともに金属を取りたいと思っているので、インプラントにすると金銭的に厳しい状況にあります。

インプラントとブリッジ、それぞれメリットデメリットいろいろありますすが、隣の歯がもともとクラウンをするくらい治療で削った歯でも、インプラントにした方がいいのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-01-07 22:34:30
くーーま さん、こんばんは。

>隣の歯がもともとクラウンをするくらい治療で削った歯でも、インプラントにした方がいいのでしょうか?

噛み合わせに参加する数が多い方が歯列全体を保護するという予防的な観点から、もし、お口の中の状況や経済的なことが許せば、私だったらインプラントをお勧めすることが多いような気がします。

もちろん、何らかの修復物が既に装着なされていたり、失活歯だったりするとインプラントではなくブリッジを選択するという考えの先生も、未だにいらっしゃるかも知れません。

しかしながら、ブリッジを選択し削ってしまった歯は、二度と元には戻ることがありません。

安易に歯を削ったりするのではなく、ご自身のお口全体の予防について考えてみませんか。

ご参考まで。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-01-07 23:04:12
ご相談ありがとうございます。


私も第一選択肢はインプラントです。
他の歯を守ることができるからです。

もし予算に限界があり、今できないならば、ブリッジ入れ歯も次の選択肢ですが、将来インプラントにスムースに移行できるよう、そして前後の歯をそのまま使えるような設計にしておく方法もあり得ます。

その理由はまだお若いからです。

他の歯のことを考えると、6番を根元から回復する方法が、天然の状態に最も近づけられる唯一の方法だからです。

もっとも、その方法はインプラントに限りません。

近い将来、歯の再生医療が実現するでしょうから、自分の歯そのものを根元から再生できるでしょう。
その時にはインプラントは廃れているかもしれません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-01-08 00:50:06
こんばんわ。
カワサキです。

理想を言えば、インプラントが、いいと思います。
やはり、周りの歯に負担を掛けずに、(根から)治せるからです。

ただ、金属アレルギーや両隣の歯が、インレークラウンが入っているのでしたら、ブリッジも、選択肢としては有力です。

インプラント以外にも、

@ 自家歯牙移植(8番など)。
A 7番を矯正で、6番の位置に動かす。

なども、ケースによっては、可能です。

色々な、バリエションを含めて、メリット・デメリットを、聞いてみましょう。



>幼い頃から虫歯になりやすくほとんどの歯に保険治療の金属があります。

『治療』も大切ですが、一番必要な事は、“虫歯や歯周病になりにくい口腔環境を維持する”ことです。

@ プロケア(歯医者さんでのPMTC定期健診
A セルフケア(ご自宅での日々の歯磨き
B 生活習慣・食生活

などを注意して、『予防』にも、力を入れましょう。


インプラントorブリッジ……、治療も大切ですが、『予防に勝る、治療なし』であります。


ご参考までに。
お大事になさって下さい。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-01-08 04:16:12
くーーまさま、おはようございます。

右下6番抜歯後の補綴方法についてのご相談ですね、両燐在歯がすでに削ってあるとの事なので、仰るようにブリッジが一番いいように思います。

インプラントに力を入れている医院との事ですが、得てしてこのようなところは無理やりインプラントを勧める傾向があるようです、また根管治療も軽視しがちだとの印象を個人的には持っています。

できたらこのようなところは、避けていただいたほうがいいのではないでしょうか。

最近は禰子も釈子もインプラントを勧める傾向があるように感じます、このままインプラントが増え続けていくとインプラントをしたためにおきる医原性疾患が増えていくような気がしてなりません。

個人的には将来を大変憂慮しています。


>インプラントにした方がいいのでしょうか?

ブリッジでの補綴をお勧めいたします。

参考になさってください。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-01-08 16:48:11
くーーま さん、今日は


総合的な治療計画がよくわかりませんが、もし、金属アレルギーのためにメタルフリーの治療を希望されるなら、インプラントも金属でできていて、しかも金属の部分が体内に埋め込まれ、直接骨と接触しますので、十分に検討が必要です。

骨と結合したインプラント体を取り除くのは、かぶせものやブリッジを外すより、格段に大変です。

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-01-12 18:09:21
金属アレルギーがある場合、チタンがダメならインプラントもダメでしょう。

その場合、ジルコニアとかのブリッジとか海外輸入物のジルコニアのインプラントで治すしかないかも知れません。


山田先生の

>最近は禰子も釈子もインプラントを勧める傾向があるように感じます、このままインプラントが増え続けていくとインプラントをしたためにおきる医原性疾患が増えていくような気がしてなりません。

>個人的には将来を大変憂慮しています。

のご意見には諸手を挙げて賛成です。

それでも、実際のお口の状態で、ブリッジよりインプラントの方が安心かも知れない、と言うこともあるのではないでしょうか。

非常に難しい判断になりますので、信頼の置ける先生を探されることを第一に始めてはいかがでしょうか?

お大事に。

後、余談ですが、インプラント撤去に関しては、最近凄く改善されているので、そこに関しては万が一の場合でも、専門家にお任せ下されば、そこまで大変ではないのでは、と思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2013-01-13 09:42:29
くーーまさん

こんにちは

僕もインプラントを第一選択に勧めます。
経済的な事由やチタンが使用できないなどの場合は、ブリッジを選択します。


>隣の歯がもともとクラウンをするくらい治療で削った歯でも、インプラントにした方がいいのでしょうか?

既に削られているのであれば、インプラントにこだわる割合は減ると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: くーーまさん
返信日時:2013-01-17 14:46:36
先生方、丁寧な説明ありがとうございます。

やはりいろいろな考え方があるのですね。
自分でも、もっと歯の事を勉強して選択したいと思います。

ありがとうございました。
回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2013-01-18 00:34:38
歯は、もともと一本一本独立して生えてきます。
それを人間のエゴで繋げてしまうのがブリッジ治療です。

このような治療を行うと、それぞれの歯の独立した動きが制約されてしまい、歯の周囲の血流などに悪影響を及ぼします

また、本来はある程度の可動性を示すはずの歯を繋いでしまうことで、かみ合わせの調整も難しくなります。

だからといって、インプラントがいいのか?というと、それも疑問です。

歯は顎の骨とガチガチにくっついているわけではなく、歯と骨の間には歯根膜という組織を介しています。

それに対してインプラントは、顎の骨とガチガチにくっついています。
そのため、歯のような可動性はありません。
そのことが様々な問題を引き起こすことがあります。

だからといって入れ歯も好き好んで使おうとは思えないかもしれません。

となるとそのまま放置か・・・・と悩みは尽きないかもしれません。

でも、それでいいのです。

正解の治療法は存在しないので、どういう治療がいいのか親身になって相談してもらえるのが一番いい環境かもしれません。




タイトル 右下6番を抜歯後、インプラント?ブリッジ?
質問者 くーーまさん
地域 非公開
年齢 32歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:6番(第一大臼歯)
インプラント治療法
ブリッジ治療法
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい