左上5番抜歯後、ジルコニアブリッジを薦められたが高額で不安も

相談者: rothkomさん (42歳:女性)
投稿日時:2013-03-08 14:31:10
左上5の抜歯をおこない、ブリッジを予定しています。

白い歯にする為にはジルコニアしかないとの事で、4,5,6の3本ブリッジで28万(5が14万、4と6が各7万)と言われました。

4と6は見えない噛み合わせ部分に既に虫歯の為の金属が入っており、無傷の歯を削る訳ではありません。3本ブリッジは合理的と思いますが、素材はジルコニアしかないのでしょうか?
セラミックは何本か入れていますが、ジルコニアは始めてで高額でもあり不安を感じています。




【ブリッジの種類について】
左上4,5,6(抜歯5)を白いブリッジにする場合ジルコニアしか選択肢はありませんか?
セラミック、あるいは5のみジルコニアで4と5の見えない部分は保険等の金属という訳にはいかないのでしょうか?



【ジルコニアブリッジについて】
まだ長期使用事例が少ないようですが、破損等への強度やメンテナンス等、メリット、デメリットをお教え下さい。
また耐用年数は他のブリッジ同様10年位でしょうか?



【金額について】
今回の4,5,6の3本ブリッジの金額は適切な金額でしょうか?

担当医に保証期間を訪ねた所、期間についての回答は頂けず

「私が入れたものは保証します」

ととのみ言われ、それ以上聞けませんでした。
すぐに破損、再制作する事になったりする可能性があれば高過ぎるお買い物なので悩んでいます。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-03-08 14:50:09
>左上4,5,6(抜歯5)を白いブリッジにする場合ジルコニアしか選択肢はありませんか?

メタルボンドオールセラミックす、ハイブリット前装etc色々ありますよ。



>あるいは5のみジルコニアで4と5の見えない部分は保険等の金属という訳にはいかないのでしょうか?

ブリッジは1装置ですので部分的に保険と云う訳にはいきません。



>まだ長期使用事例が少ないようですが、破損等への強度やメンテナンス等、メリット、デメリットをお教え下さい。
>また耐用年数は他のブリッジ同様10年位でしょうか?

ジルコニア自体が破損する事はまずないと思いますが、支えている支台歯がどれだけ持つか等は別問題です。



>今回の4,5,6の3本ブリッジの金額は適切な金額でしょうか?

特に高い様には思いません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-03-08 14:51:32
>左上4,5,6(抜歯5)を白いブリッジにする場合ジルコニアしか選択肢はありませんか?

最上級の審美性を追求しないのであればメタルボンドでも良いような気がしますが…。


セラミック、あるいは5のみジルコニアで4と5の見えない部分は保険等の金属という訳にはいかないのでしょうか?

保険の金属は使用できませんね。

仮に保険と同等の金属を使用したとしても全額自費になります。
(保険との混合診療になってしまうため)



>破損等への強度やメンテナンス等、メリット、デメリットをお教え下さい。
>また耐用年数は他のブリッジ同様10年位でしょうか?

基本的には通常のメタルボンドとほぼ同じと考えてよろしいかと思います。

メリットとしては「金属色が一切ない」と言う事でしょうか。
デメリットとしては「メタルボンドに比べ、ややマージンフィットに劣ると言う感じです。



>5が14万、4と6が各7万
>今回の4,5,6の3本ブリッジの金額は適切な金額でしょうか?

自費の価格設定は各医院さんで自由に設定できますので、適正かどうかの判断はできません。
比較的安いような気がします。



>担当医に保証期間を訪ねた所、期間についての回答は頂けず
>「私が入れたものは保証します」
>ととのみ言われ、それ以上聞けませんでした。

しっかり聞いておいた方がよろしいかと思います。


ただ、個人的には治療法や材料の選択を「○○しか無い」と言う提示の仕方は好きではありませんね。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-03-08 15:12:11
>5が14万、4と6が各7万

という金額設定が少し気になります。

支台歯(4・6)とポンティック(5)の金額が倍も違うことは少ないと思います。



まったくの想像ですが・・・

4・6を冠にしない接着ブリッジ(メリーランドブリッジ)かインレーブリッジなのかもしれません。

歯を削る量は少ないというメリットはありますが、外れやすいというデメリットもあります。


接着ブリッジをするならメタルボンドよりレジンと接着するジルコニアが適しているとも言われています。

このため担当医はジルコニアしかないと考えているのかもしれません。

確認してみてはどうでしょう。



ご参考まで・・・

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rothkomさん
返信日時:2013-03-08 15:46:51
お忙しい中、各先生方に早速のご返答を頂き感謝致します。


◎細見先生、櫻井先生/

部分的保険適用は出来ない旨、理解出来ました。

またメタルボンド等の可能性や保証についてもアドバイス有難うございます。
金額はむしろ安めなのですね。勉強になりました。



◎杉原先生/

ご指摘通り4と6は元々入っている金属も小さく冠ではないと思います。
接着ブリッジならジルコニアが適しているという意見もあるのですね。
この点含め再度担当医に確認してみたいと思います。


皆様ご親切に有難うございました。
広く客観的な意見を聞ける場の少ない歯科治療は不安な事が多く、このサイトは事例含め大変心強いです。
今後も参考にさせて頂きます。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-03-08 16:36:50
rothkomさん、こんにちは

ジルコニアブリッジ治療をするにあたり、不安を感じているということですね。
私なりの回答をさせていただきます。



【ブリッジの種類について】
>左上4,5,6(抜歯5)を白いブリッジにする場合ジルコニアしか選択肢はありませんか?

白いブリッジの選択肢は、メタルセラミックスハイブリッドセラミックコンポジットレジン)前装冠、レジン前装冠などがあります。
これらの中で、現在ジルコニアが金属を使わず体に優しく、強度、耐久性があるブリッジになります



セラミック、あるいは5のみジルコニアで4と5の見えない部分は保険等の金属という訳にはいかないのでしょうか?

残念ながら保険のルール上できません。



【ジルコニアブリッジについて】
>まだ長期使用事例が少ないようですが、破損等への強度やメンテナンス等、メリット、デメリットをお教え下さい。
>また耐用年数は他のブリッジ同様10年位でしょうか?

専門的になりますが、ジルコニア単体のブリッジが、ジルコニアにポーセレンを盛りつけたものかで、破損への強度は大きく変わります。

ジルコニア単体のブリッジはほとんど破損することがありません。
ポーセレンを盛りつけたものは、知識を持って治療していれば、メタルセラミックスと同等に破損しにくいものです。


メンテナンスはジルコニアやセラミックは汚れにくい材料なので、他の歯と同じようにブラッシング歯医者さんでの清掃を受けてください。

今回はブリッジということなので、ブリッジのつながっているところはスーパーフロスという特別なフロスで掃除することをおすすめします。

耐用年数はブリッジ自体はそれ以上持つと思われますが、ブリッジをかぶせる歯や、歯の根、歯ぐきの状態によって変わってきます。



【金額について】
>今回の4,5,6の3本ブリッジの金額は適切な金額でしょうか?
>担当医に保証期間を訪ねた所、期間についての回答は頂けず
>「私が入れたものは保証します」
>ととのみ言われ、それ以上聞けませんでした。
>すぐに破損、再制作する事になったりする可能性があれば高過ぎるお買い物なので悩んでいます。

金額については同じジルコニアブリッジという呼び方でも、いろいろな種類、治療内容がるのでなんとも言えません。
保証については、期間、内容、条件(定期健診の頻度など)を確認されたほうが良いと思います。
保証をしていない歯科医院も多くあります。


rothkomさんが満足できる治療が受けられますように!

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: rothkomさん
返信日時:2013-03-08 19:38:54
秋馬先生/
ご丁寧な回答を有難うございます。

ジルコニアの強度、体への優しさ、歯茎が下がっても金属が見えないのは魅力です。

また、メンテナンスについて詳細情報大変助かります!
現在左下にもセラミックの2本ブリッジが入っていますが特に何もしておらず(焦)、スーパーフロスについて調べます。


保証については、お世話になっている先生だけに大変聞き辛いのですが、頑張って確認してみます。


ご配慮の行き届いた回答に心より感謝致します。



タイトル 左上5番抜歯後、ジルコニアブリッジを薦められたが高額で不安も
質問者 rothkomさん
地域 非公開
年齢 42歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:5番(第二小臼歯)
ブリッジ治療法
ブリッジの治療費・費用
ブリッジその他
ジルコニアクラウン
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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