口蓋隆起切除の説明の「残念ながら全身麻酔」の意味は何か?

相談者: のーんさん (47歳:女性)
投稿日時:2013-06-06 16:39:52
いつからあるのか覚えていないくらい昔から口蓋正中にしこりがあり、時々食べた物がそれに当たって傷が出来る程度で、あまり気にもしていませんでした。

最近、頻繁に、ちょっとした事でしこりに傷が出来て口内炎になって飲食が困難になり、若干、喋りにくくもなって来たので最寄りの口腔外科で診て頂きました。

口蓋隆起との診断。

はっきり図って頂いたわけではないのですが、写真を見せて頂いた感じでは、直径3センチ程の球状に見えました

その医院で「より安全に切除する為に」と大学病院での切除を勧められて紹介状を書いて頂き、大学病院に行きました。


結果、二ヶ月後に全身麻酔での手術をする事になったのですが(時期的に手術が混んでベッドも空いてないそうです)診察を終えて帰宅してから診察の事を思い出していると気になる事が出てきてご相談したく投稿しました。


大学病院の先生が

「隆起の出来ている場所が喉に近くて難しいこともあり残念ながら全身麻酔になる事をしっかり了解して下さい」

と言われました。

「残念ながら」と言うのはどういう意味でしょうか。

二回、三回と同じ事を言われたので何か深い意味やリスクがあるのか、先生は何が残念だと言いたいのだろうか、もしかして費用の事?

…など、色々心配になってしまいました。
その時にちゃんと聞けなかった私も悪いのですが…

初めて身体にメスを入れますのでとても不安になってしまいます…

それから、骨隆起は、噛む力が強い事が原因で骨が出てくると説明を受けましたが切除しても、その噛む力や癖が変わらなければ
また再発するのでしょうか。

よろしくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-06-06 16:45:00
>「残念ながら」と言うのはどういう意味でしょうか。

もっと手前に有れば侵襲の少ない局所麻酔で出来たんですが、という意味だと思います。



>切除しても、その噛む力や癖が変わらなければまた再発するのでしょうか。

再発するかもしれませんが、今くらいの大きさになるまでには同じ位の年月がかかるかもしれません。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 17:07:06
のーん さん、こんにちは

>「残念ながら」と言うのはどういう意味でしょうか。

骨隆起の手術というのはほとんどの場合局所麻酔で可能なものです。

ただ、のどの奥のほうにあると嘔吐反射が出たりすることもあります。

そういった意味で残念ながらと言われたのではないでしょうか?


>切除しても、その噛む力や癖が変わらなければまた再発するのでしょうか。

再発と言ってもほんの少しずつ出てくる可能性はありますがほとんどないと言ってもよいレベルだと思います。

参考になれば幸いです。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-06-06 17:43:31
のーんさん、こんにちは。
手術に関して、色々と心配なことがでてきてしまったということですね。

私自身、同じ部位の骨隆起の手術を全身麻酔で執刀した経験があります。

担当の先生が言うように、喉に近い部位にある場合は、局所麻酔では、術中に嘔吐反射が出たりする可能性があります。

誤嚥や誤飲の可能性もあるので、安全や患者さんの術中の負担を考えると全身麻酔のほうが良いという判断なのだと思います。

残念ながら、というのはどういった意図かは分かりかねます。

そもそも、骨隆起であれば必ずしも除去する必要はないので、全身麻酔のリスク等と比較して、担当の先生と手術について、納得するまで相談してみることをおすすめします。

私の執刀した患者さんは、総入れ歯を入れる関係で、除去が必要でした。

ご参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: のーんさん
返信日時:2013-06-10 21:37:03
細見先生、畑田先生、黒岩先生、ご回答有難うございます。

「残念ながら」と言う言葉の真意はご本人に確かめないと解らない事ではありますが手術の説明の際、術中に喉に水などが溜まって呼吸が止まってしまう可能性があるとおっしゃっていたので
きっと局所麻酔では出来ない、と言う事をおっしゃりたかったのだろうと思う事にしました。

紹介状を頂いた歯科医院で診てもらった時もただれた骨隆起をみて

「これは切った方がいい」

言われましたし大学病院でも、触診しながら

「なるほどな〜、なるほどな〜」

とおっしゃって私より大きな骨隆起を持っていても切らない人もいるけれど、これだけ食事が困難で痛みを伴うならいかしかたない、と言われました。


手術まで結構な日にちがあるのでそれまでに口内炎が落ち着いて、やはり手術は見合わせる、と言うのも「有り」だと思います、ともおっしゃっていましたが…

私は、普通に食事がしたいと切に願っておりますので予定通り、手術をお願いしようと思っています。


・術中に器具などが当たってセラミック前歯が割れたりしないか

・抜糸、退院の後はすぐに普通の生活に戻れるのか

・費用はどのくらいかかるのか

など、不安な事は他にも色々あるのですが


今度、手術の前に血液検査をする事が決まりましたので再発の事も含め、頑張って質問したいと思います。

大学病院の先生はとても早口でお忙しそうで「患者は貴女だけではないんだからね」みたいなオーラが出ている方なのでちょっとお話をするにも勇気がいるのですが(汗)。

信頼してお任せしようと思います。

先生方、本当に有難うございました。



タイトル 口蓋隆起切除の説明の「残念ながら全身麻酔」の意味は何か?
質問者 のーんさん
地域 非公開
年齢 47歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 舌、粘膜、唇の病気・異常その他
その他(その他)
回答者




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