7歳、2本同時にシーラント下が虫歯に…虫歯で無い歯を返して欲しい

相談者: 三姉妹さん (37歳:女性)
投稿日時:2013-06-11 16:20:06
昨年秋に左上下6歳臼歯シーラントをしました。
衛生士により)
その2か月後、右上下6歳臼歯にシーラントをしました。
歯科医師により)



先月、定期検診に行ったところ、

虫歯もなく、お口の中はきれいにしています。
ただ、左上のシーラントが剥がれかかっているので直しておきますね。』

数分後、中に呼ばれ、

『左上のシーラントを取ってみたら、下が虫歯になっていたので、左下も取ってみたら、こちらも虫歯になっていました。』


との事で、初めての虫歯ですし、永久歯ですし、特に小さいころから虫歯には気を付けていたので、ショックでなりません。


その後不在だった医院長より電話があり、治療費をお返しする・姉妹分も含め無料でフッソをする・虫歯の2本に関し、今後2年間治療が必要になった際は無料でする・・・との事。



原因については、

『おそらく、歯茎がかぶっていて、溝が埋まりきっていない状態で経過観察・・という状態だったであろう』

との事ですが、そんなリスクがある状態のまま帰されたとも思えないし、左下に関しては、上が虫歯だったので、下も外してみた・・・とおっしゃっていたし、とても納得出来ないし、まして、リスクの説明(頻繁に定期検診しないと割れたり剥がれたりすると虫歯リスクが高まる)くらいしてくれていれば、よく自分なりに調べて施術しなかったか、もっと早くに検診に行ったのに・・・と、よく調べずに、フッ素と同じような感覚の予防法だと何の気なく施術してしまった自分を責める毎日です。

ネットで調べると、シーラントは賛否両論・・・多分当時調べたら、施術していなかったと思います。



左下はCR、左上は初期の為経過観察という状態なので、食事の後や、たまにしかあげない楽しみにしていたおやつも、虫歯が露出していると思うと、うるさく言ってしまい、本人もかわいそうですし、私もストレスでなりません。


初期であっても、削ってつめてもらった方が良いのでしょうか?
それとも、再石灰化する時はくるのでしょうか?その時は、虫歯が無かった状態と同じと思って良いのでしょうか?

甘いものやジュースなどは、あまり与えてません。
自宅では、食事の後に必ず歯磨きをさせています。




医院長先生は、

『あまりないことなので私もショックを受けています。
それ以上にお母様はショックを受けていると思います。
予防でしたことがこんなことになってしまい・・』

などと言ってくださったので、当初は仕方ないと思っていたのですが、そんなリスクのあることを衛生士にやらせたのは、実は責任感が無いのではないか・・と、日に日に不信感が出てきてしまい、歯科医院に対し、損害賠償を求めたいとまで思うようになってしまいました。


お金なんていりません、虫歯でない永久歯を返して欲しいだけなのです。
ただ、このままでは気がすみません。
しょうがなかったね・・・って思うしかないのでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-06-11 23:48:35
こんにちは、ショックだとは思いますが、医療とは不確実なもので同じ処置をしても結果が良い場合、悪い場合があります。


>初期であっても、削ってつめてもらった方が良いのでしょうか?

これは担当の先生の判断次第だと思います。
初期虫歯は先生毎に治療のタイミングが異なります。

ただ7歳であると虫歯の進行が早い時があるので、治療しないのであれば経過観察は定期的にされた方がいいと思います。



>それとも、再石灰化する時はくるのでしょうか?

これも担当の先生に聞かれた方がいいと思いますよ。

C2まで虫歯が進行していればまずきちんと虫歯を除去しないとC3になり今度は神経を取ることになりますので注意してください。


私見ですが、神経にまで達した虫歯の歯の価値は半分以下になると思っていますので、神経を取らないですむように早目に治療をするのも歯を守る方法の1つではあります。



歯科医院に対し、損害賠償を求めたいとまで思うようになってしまいました。

お気持ちは分りますが、結果が悪いから訴訟となれば誰も医療はしなくなってしまいます。

また担当の先生の対応は私的に見れば行き過ぎているぐらいの対応だと思います。



>治療費をお返しする・姉妹分も含め無料でフッソをする・虫歯の2本に関し、今後2年間治療が必要になった際は無料でする・・・との事。

治療費の返却は分らなくもないですが、他のものはやり過ぎだと個人的には思います。


今回は残念な結果になりましたが、医療とは不確実なものです。
治療をしたから安泰とはなりません。

100年以上前から医療の不確実性は言われています。
『Medicine is a science of uncertainty, and an art of probability.』

http://d.hatena.ne.jp/ublftbo/20111218/p2

今後どれだけ科学が発展しても人が人を治す以上、同じ問題は出てしまうと思います。



今回の虫歯がシーラントをする前に既に見えない裂溝深い部分にの虫歯の卵のような状況があったのかもしれませんし、高名な小児歯科の先生が処置していても同じ状態になったかもしれません。


歯の形状、歯の溝は人それぞれ違います。
・歯の咬む面の溝が浅い子は歯ブラシさえきちんと当っていれば虫歯のリスクも低いでしょう
・歯の咬む面の溝が深い子は歯ブラシをしていても虫歯のリスクも高くなります。

もっと厄介なのが、
・歯の咬む面の溝が深く中で溝が広がっている子などは歯ブラシもまず届きませんし、虫歯も隠れて進行するので治療が後手後手になります。


ただ、今の所この溝の深さを診断できるツールはありません、全て先生の経験則・勘になります。
1日何十人の患者さんの歯の溝1本1本慎重に診断するのが理想なんですが、こと日本の医療システムでそこまでするのは非常に難しいものです。

全てを歯医者、医療のせいにするのではなく今回のことから何を学ぶかが大切になってくるのではないでしょうか!?

お子さんは歯の為に生きているのではありませんし、C1〜初期のC2程度であればきちんと治療をして管理さえすればそうそう2次カリエスにはなりませんよ。



>お金なんていりません、虫歯でない永久歯を返して欲しいだけなのです。
>ただ、このままでは気がすみません。

ここまですると言ってくれている先生に直接この言葉を伝えてみてください。


おだいじに

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-06-11 23:52:47
井野先生に100%同意です。



非常に冷たい言い方をすれば

>しょうがなかったね・・・って思うしかないのでしょうか?

そう思います。


ただ、井野先生も書かれているように

「お子さんは歯の為に生きているのではありませんし、C1〜初期のC2程度であればきちんと治療をして管理さえすればそうそう2次カリエスにはなりませんよ。」

を信じていただければ希望はあると思います。


お大事にされてください。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 三姉妹さん
返信日時:2013-06-12 10:03:23
責めているのは自分です。
きちんと調べ、多少なりともリスクがあるのだから、施術しなければ良かったと、自分を責めています。

ただ、友人の衛生士が、

『自分が信頼していると先生は、シーラントも、とても丁寧に慎重に、必ずご自分でやられる。
きちんとやっていれば、短期間でそんなことは無いのではないか・・・』

と聞いてしまい、不信感が募ってしまいました。



医院長先生は、とてもお人柄もよく素敵な女性です。
お互いに、嫌な思いをするような事をしてはいけませんね。

ご回答本当にありがとうございました。
回答 回答3
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-06-12 10:20:56
少し気になりましたので


>多少なりともリスクがあるのだから、施術しなければ良かったと、自分を責めています。

リスクの無い医療は存在しません、あらゆる医療処置には必ずメリットとデメリットが存在します。

メリットとデメリットを考慮してメリットが多いと考えられる場合に処置に入るんです。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-06-12 10:56:31
>きちんと調べ、多少なりともリスクがあるのだから、施術しなければ良かったと、自分を責めています。

細見先生がおっしゃるように全ての医療行為はリスクが付きまといます。

フッ素塗布もしかりです。


ただ、それにより受けられる恩恵の方が大きいので医療行為を行うわけです。




>友人の衛生士が、
>『自分が信頼していると先生は、シーラントも、とても丁寧に慎重に、必ずご自分でやられる。
>きちんとやっていれば、短期間でそんなことは無いのではないか・・・』
>と聞いてしまい、不信感が募ってしまいました。

よくあるのですが歯科衛生士歯科助手の友人の話は話半分で聞かれた方がいいと思いますよ。

半分自慢が入っており話が誇張されていることもあります。

またその先生が行っても100%うまくいくということはありません。


私の経験上でもシーラントの下に虫歯が出来ているケースはたまにあります。
むしろそんなに珍しいことではないと思います。

あまり深く考えずに普段通りお子さんと接してあげて下さい^^


おだいじに

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回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-06-12 14:30:32
シーラントの下がむし歯だったとのことですが、その理由として


1.虫歯になりにくい人のむし歯でない歯にシーラントをしたせいでむし歯になりやすくなり、その結果むし歯ができた

2.もともとむし歯になりすい状況でシーラントを行ったが防げずに虫歯になった

3.もともとむし歯でシーラントの適応でない歯にシーラントを行った


シーラントを行った半年後にむし歯を発見したとのことから考えて1は考えにくいです。2なら歯科医院側の指導が不十分、3なら最初からレジン充填等を行っていたほうが良かった可能性が高いといったことになるでしょうか。

歯科医院側が結果的にベストな対応をできなかった可能性はありますが、必ずしもそうであったともいいきれませんので、歯科医院側の対応はまったく理解できません。

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タイトル 7歳、2本同時にシーラント下が虫歯に…虫歯で無い歯を返して欲しい
質問者 三姉妹さん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ シーラント
虫歯に関するトラブル
歯医者への不信感
歯医者への不満・グチ
子供(子ども)の虫歯
子供の虫歯予防
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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