インプラント術後1年で痛みが出て失敗に。保証のことで医院とトラブルに

相談者: ハミガキさん (35歳:女性)
投稿日時:2013-07-27 02:58:04
前回の質問期限が切れてしまったので、再度質問させて頂きます。

約1年前にノーベルバイオケアで21万円という格安なインプラント治療をある医療法人で受けました。

私は歯ぎしりを時々するため、インプラントを入れるべきかどうかを長らく検討していたのですが、その歯科医でインプラントを入れようと思った理由は、値段もさることながら、ホームページ上で豊富な移植経験を誇っている総院長が手術を行うこと(「総院長か経験を積んだ数人の医師しか」手術を行わないと明記されています)、定期検査を欠かさず受けていれば5年保障、本体は10年保障がつく事に加えて、「インプラントを入れてから数年内に問題が生じた場合は、責任を持つ」という担当医たちの言葉ゆえです。

同意書には「歯ぎしりや殴られた場合には保障の限りではない」という箇所があったので、そこにチェックを入れると私の場合、保障がつかなくなるのは分かっていたので、当時の担当医にも、同意書に記入する際にも、手術直前にも、「マウスピースを使うこと」を約束すると同時に、インプラントを入れて数年内に万が一トラブルが生じたら、それは保証書の内容に限らず「誠意と責任を持ってインプラントのやり直しなど、問題解決に当たる」という医師の約束を再三確認したからです。


手術当日、初めて会う総院長は30分以上も遅刻をしてきました。
(同意書には、患者が20分以上遅刻したら、罰金を払うことになっていました)

手術台に座って待っていると、総院長は息を切らして入ってきて、遅れたことの短い謝罪、説明、同意書確認(と問題があった場合は誠意と責任を持ってインプラントのやり直しなど、問題解決に当たる)を行い、私は目隠しをされ、局所麻酔を打たれました。

が、実際に手術を担当したのは、総院長ではなく、そのクリニックに入って間もない、私はその日まで一度も会った事もなく名前さえも知らない医師二人あることに気づきました。
総院長はというと、オペ中ずっと、ダメ出しをしていました。
大学病院でも予定とは異なる医師や研修医がオペに当たる時は患者からの同意を求めるものなのに、と怒りを覚えましたが、このことについては術後にやんわりとクレームを出すに止めました。

術後約4ヶ月後に、以前の担当医が急にやめてしまったので、例の手術を行った若手医師の手によってクラウンを入れ、マウスピースを作り直し、その後も歯のクリーニングやマウスピースのチェックを含め、何度かその歯科医に通っていました。

術後1年目の定期検診を迎えるころに痛みを覚え診てもらった所、新しく医院に入って間もない担当医に(担当医制を掲げているのに、1年間に担当医が3回も変わった事になります。
総院長には手術の時しか会っていません)診てもらったところ、インプラントがグラついていました。
クラウンを外してみると、ねじの弛みではなく、フィクスチャーに問題があることが分かりました。
CTスキャンを取るとうっすらとフィクスチャーの周囲に炎症が映りました。

その担当医は、経験の浅い自分では判断を下せないので、経験豊富な総院長に診てもらおうと提案しました。
その際、私は当初の担当医らの言葉に背いて、院長以外の医師が手術を行った懸念を示し、今後の治療指針を確認した所、

「前回とは異なり、院長自身が一度フィクスチャーを取り、リカバリーを待った後、インプラントを入れ直す手術を、保障期間内なので、無料で行う」

という返事をもらいました。

約1週間後、総院長とのアポに言ったところ、CTスキャンと同意書を診ながら(私の口の中は一度も診ようともしませんでした)、このように短期間でインプラントが失敗した場合、通常は無償でやり直しを行うのだけれど、私には歯ぎしりがあり、同意書にも歯ぎしりの項目にチェックを入れているのだから、その保障はないと言い出しました。

私が、事前の話とは全く異なる「実験台用」の手術のことを問題にすると、

「新しく(その医療法人に)入った医師の能力をチェックすることに行った事だが、手術自体には落ち度がない。そのことはセカンドオピニオンをとれば分かるはず」

と言われました。
納得ができない私は、今まで医師から聞いてきた情報、約束、治療方針とは異なると反論したところ、そうした「誠意」の言葉は同意書には書いていないのだから、それらを「患者の既得権益」として主張して欲しくないとまで言われました。

私の主張は「既得権益」などではなく、医師のほうから提供された情報や治療方針であると主張し、「院長自身が一度フィクスチャーを取り、リカバリーを待った後、インプラントを入れ直す手術を保障期間内なので、無料で行う」と言った私の担当医をその場に呼んでもらいました。
なんとか呼んではくれたものの、彼の言葉を確認するのではなく、

「同意書の内容を知らない医師が、間違って『誠意』のほうを先に話してしまった」

と繰り返すだけでした。
それではあまりにも話が違うと私が言うと、インプラントを抜く事まで、あるいはぐらついているにも拘らず、私が望めば、ジルコニアンクラウンをつけて元の状態に戻すことまでは無料で行うが、それ以外の治療や保障を望むなら

「代理人を立てて書面でやりとりしてください」

と言い、時間がないという理由で処置室を出て行きました。

あまりの院長の言動にあっけにとられながらも、セカンドオピニオンのためにも、まずは事務の女性にカルテの開示を求めたところ、通常であれば無料でその場で見せてもらえることになっているカルテは見せてもらえず、1週間後ほどに自宅に郵送するから、と拒否されました。
正直、カルテの改ざんが心配です。

まずはセカンドオピニオンを得てから、今後どうするかを考える予定ですが、このように「代理人をたてろ」という形で、実質的に術後1年後のインプラント問題に関する直接の話し合いを拒否することは、許されるものなのでしょうか? 

また、医院に有利な同意書に書かれたことだけが有効であり、同意書が作ることのできない患者が拠り所とする担当医からの口約束が守られず、情報や治療方針を無効とすることは、不実告知、誤った断定的判断の提供になるのではないでしょうか? 

長くなりましたが、ご意見、アドバイスを頂けたら幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-07-27 06:22:44
ハミガキ さん、おはようございます。

インターネット上の歯科相談掲示板ではなく、第三者(歯科医師会、弁護士等)にご相談いただいた方が良いように思います。




タイトル インプラント術後1年で痛みが出て失敗に。保証のことで医院とトラブルに
質問者 ハミガキさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ インプラントに関するトラブル
歯科/医療ミス
歯医者への不信感
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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