14歳、歯列矯正2期治療前に反対咬合経過観察中、顎関節症を発症

相談者: hirokaさん (14歳:女性)
投稿日時:2013-09-09 19:17:35
初めて質問させて頂きます。
14才(もうすぐ15才)の娘のことです。

経緯)
幼児期より前歯のみ反対咬合で、今からできることはないのかとかかりつけ医に相談していましたが、様子を見ることに。
7才、永久歯生えかわる時に左右上1番は前に自力で前に出したものの2番が捻って生えてきて、後ろへ。
9才、3番が上の方から出てきて、慌てて他の矯正歯科一般歯科を回って精密検査をしない床矯正だけの医院では不安になり、1期治療だけで終わるかもということで、精密検査をする一般・矯正歯科に決めました。
現時点は正中線ズレなし。

上顎を広げる装置をいれて頂くと、あっという間に2番が前にでて、3番も綺麗に配置して、感謝していました。
11才になった頃、上左右123番をワイヤーしました。
捻ってた2番が綺麗になりました。

ですが、半年くらいで外してしまいました。
奥歯の永久歯が生えてきたから2期治療の範囲だと。
何度かこれでは戻ってしまうのではないか、もう少しつけて欲しいと言いいましたが、もう先生も変わり、いいのかなあと思っているうちに、左上の2番は後戻り。
左の下2番にカツンと当たって逆に噛みこむようになりました。
(下顎が左に抜ける感じ)
正中線は下が右に3ミリ程ずれています。


中学に入っても、反対咬合だったから高校になってからワイヤーをすればいいと言って現在に至ります。

カツンカツンと左にずらして噛んでるうちについに右側がカクカクとなり顎関節症になってしまったようです。
歪みもあります。
マウスピースを夜はめ、様子を半年見ていました。
数年前に、右の永久歯が出てないからよく噛んでと言われてからか、ほとんど右で噛んでいたようなのでそれでゆがんだのかなと思い、最近は左でも噛むようにしてました。

顎の歪みがあまりわからなくなってきたような、、と少しホッとしていた矢先、朝、顎が開かないと、、。


悩みが増えていくばかりで困っています。
今通ってる歯科医の方針を信じていていいのでしょうか。
経過観察とは言っても、矯正の先生がみてくれるわけでもなく。
何もせず、3年この状態でいて良かったのか、親として責任も感じています


今思うと、治療方針と精密検査の詳細や資料は何ももらっていません。
5万円以上支払っていますが。こんなものなのでしょうか?

1期治療は保定しないのでしょうか。
せっかく上顎を広げたのに小さくなってしまったようです。

矯正専門医に一度相談に行きましたが、右側噛み合ってないですよ。
といわれましたが、いまの歯科医は噛み合ってますよと言います。。
マウスピースは左側が割れたままの状態で使っています。
修理してもすぐ割れてしまったためそのままでいいとのこと。

顎が開かないのは口腔外科になるのでしょうか?
どこに相談に言って、どうして進めばいいのかわからなくなっています。

娘も私もなかなか話を聞いてくれない近くにいても覗きにきてもくれない先生に助けてもらえると言う気持ちが薄れています。

本当に長くてすみません。
読んで頂きありがとうございます。
宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-09-09 20:51:01
矯正治療中に顎関節症症状が出現したり,もともとあった症状が悪化してしまうこということは,ときどき見受けられます.

ただ,この時にさらに矯正治療を進めて顎関節症を改善させようと考えるよりは,一度矯正治療は中断して顎関節症の治療に専念したほうがよいと考えています.

顎関節症症状,特に痛みや開口障害があるとそれによって顎の動きが正常ではなくなってしまいます.
そんな中で良いかみ合わせを作ってゆくのは難しいのではないでしょうか.

顎関節症を改善させてから(音は残ってもそれほど問題にはなりません),再度矯正を再開というのがよいと私は考えます.

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hirokaさん
返信日時:2013-09-09 22:37:20
西山先生、ご回答ありがとうございます。

マウスピース顎関節症が改善されていくものと思っていたものですから、顎が開かないと言われてびっくりしました。
高校になるまでにまた悪化するのではないかと不安になってしまいました。

下顎の成長があとどれくらいあるのか分からないのですが、(チンキャップ等何もしていません)顎は出ていますが、ほとんど見た目は分からないので矯正せずにこのまま、と言う選択肢もあると他院で言われましたが、このままの噛み合わせですと、やはりずっと顎関節症と付き合って行くことになるのでしょうか?

治療するとなると、どちらを中心に考えて医院を選ぶのでしょうか?

また質問になり申し訳ありません。。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-09-09 23:35:57
マウスピース顎関節症が改善されていくものと思っていたものですから

同じ治療を1か月以上続けたにもかかわらず,症状に良い変化がなかった場合は,他の治療を検討したほうがよいと思います.


>このままの噛み合わせですと、やはりずっと顎関節症と付き合って行くことになるのでしょうか?

噛み合わせの問題で顎関節症が持続するかということについては様々な意見はありますが,強い関連があるとはあまり考えなくても良いのではないでしょうか.
噛みあわせにこだわらなくても顎関節症を改善することは可能な場合は多いですよ.

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-09-10 11:35:27
まず反対咬合顎関節症は一旦、切り離して考えられてもいいと思います。
反対咬合の方で顎関節症の症状が無い方は多数おられます。

出っ歯噛み合わせが深い方や前歯が咬み合っていない方よりも、むしろ、その発症比率は低いように思います。
(私見)

また、反対咬合を矯正的に改善することが、必ずしも顎関節症の治癒に繋がるとも思えません。

顎関節症の発症に何らかの生活習慣の要因があることが予測されるとしたら、その是正は意味あるものだと考えます。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hirokaさん
返信日時:2013-09-10 14:10:03
西山先生、藤森先生、
お忙しいところありがとうございます。

今現在はカツンと当たって顎を左にずらして噛むようにしています。
上左2番が捻っていることで、下の左2番があたって横に抜けでてる交叉咬合になっている状態です。
正中線ズレ。
歪み。
これが、顎関節症になった原因では無いのでしょうか?

高校になってから治療と言われていますが、今は左側が半分かけてるマウスピースだけです。
チンキャップも上顎拡げる事もしないでいくしかないのですね。
いずれ手術になりそうで、、心配ばかりしています。

本人には両側で噛むこと、寝る時に同じ側ばかり横向きで寝ないこと、鼻炎もちなので最初は苦しがっていましたが、舌を上顎にしっかりつけ歯は離すように意識させています。
他にありますでしょうか?

まだ成長期なので、いい方向に向かうようにしたいです。

どこか信頼できる先生にみていただけるといいのでしょうが…。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hirokaさん
返信日時:2013-09-10 14:30:59
すみません。追記です。

マウスピースせずに寝てしまった日と夕方うたた寝中に歯ぎしりしていました。

以前はなかったです。
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-09-10 16:11:39
>正中線ズレ。歪み

これらがあっても、顎関節症でない方は多くおられるはずです。
また、これらを改善しても顎関節症状が軽減するかどうかは判らないと思いますよ。


>左側が半分かけているマウスピース

今後も、これを使用し続けるかどうかは、もう一度担当の先生と話し合わる方が宜しいかと思います。


>手術

「手術して良かった」と言われる方も少なくないはずです。
将来の選択肢の一つにはなると思います。


>両側で噛むこと

実際に診られた先生の御指示でしたら良いです。
しかし、無理強いしない方が無難なケースもあると思います。


歯ぎしり

必ずしも、「行なったから異常である」とは言えないと思いますよ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-09-10 21:38:34
>舌を上顎にしっかりつけ歯は離すように意識させています。

これはどなたかに指導を受けたのでしょうか、それとも自己流なのでしょうか。

覚醒時のかみしめやTCHの様な行動是正指導においては、上記のような指導をすべきだとは示されていないと思います。
むしろ、疲れたり、より顎に負担が加わる可能性も考えられます。

一度、顎関節症について専門的にみることが出来る医療施設を受診された方が、心配は軽減するのではないでしょうか。
ただし、噛み合わせ治療で治そうというところではなくて。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-09-11 08:33:19
>舌を上顎にしっかりつけ

西山先生も書かれていますが意識して付け続けるのは無理がある様に思います。

治療の結果、舌の位置がそうなるだけです。
ですから、
「いつの間にかついている」方が無理がありません。
     

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hirokaさん
返信日時:2013-09-11 12:29:28
藤森先生、西山先生、児玉先生、
ご回答ありがとうございます。

顎関節症の症状が出るまでは、いつも口を開けて舌は上に無く、同じ方向に向いて寝ていて、それも下顎の歪みにつながったのかと。
拡げた上顎も並んだ歯が戻ってしまったので。。
日常生活口を開けていないように言ってました。
ご指摘ありがとうございます。

今は夜はマウスピースがあるので、入れている時は口は閉じない。あいてていいと言われています。
片側噛みをしていた旨を伝えたら両方で噛むこととなりました。

手術は顎を切るかも、成長はわからないと言われているので、それを心配していました。


顔の割に歯(特に下の歯)が大きく、倒れている歯もあり、抜歯、非抜歯矯正を軸に受診先を考えていましたが、顎関節症を専門的にみてくれるところが、まずは優先ということでしょうか。

ネットで調べましたが、どちらかが専門ではあるがどちらも対応していて、顎関節症に力を入れているが矯正(ワイヤー、マウスピース)もしているというところがありました。

顎関節だけ見てもらうために行くのはいいのでしょうか。

以前相談に行った矯正専門医もまずは顎関節からだねとは言ってくれましたので対応はしてくれそうですが。
(歯の治療はしていません)
その時は、右顎カクカクだけでした。
触診してもらうと右顎関節に負担があり、顎が開きにくくなってると。
精密検査をするにも5万程で、決めてから来てくださいねと言われて、抜歯の件もあり、迷っていた矢先の「口が開かない(左顎を押さえて)」でした。


まずは顎関節症専門の先生に診ていただいた方がいいでしょうか。
先の方向性も決まってくるのでしょうか?

口腔内全般の先生でも詳しい先生もいますか?

今は普通に食べています。
一時的なものだったのでしょうか。。


また色々書いてすみません。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: hirokaさん
返信日時:2013-09-15 19:39:22
西山先生、藤森先生、児玉先生、

あれから少し落ち着きました。
自分が顎関節症になったことがないので、慌ててしまいました。
お忙しい中、ご回答頂きありがとうございました。



タイトル 14歳、歯列矯正2期治療前に反対咬合経過観察中、顎関節症を発症
質問者 hirokaさん
地域 非公開
年齢 14歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
噛み合わせに関するトラブル
顎関節症
子供の歯列矯正
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

歯磨きをしても虫歯になる原因 デンタルフロスは効果無し? 歯ブラシとデンタルフロスどっちが先? 歯科衛生士が就職前に絶対に知っておきたい

Total total
今日 今日
昨日 昨日