銀歯の詰め物の変色について

相談者: うめももさん (34歳:女性)
投稿日時:2013-10-15 14:26:16
こんにちは。
詰め物の色について質問させて頂きます。

先日、左上5番の治療を終えたので、鏡で確認してみたところ、その歯の銀の詰め物がきらきら綺麗なのに比べて、隣の左上6番の銀が、くすんでいるように見えました。

奥だから暗く見えるのかと思いましたが、左上7番の銀は、5番ほどではないにしても、綺麗な銀色をしています。

気になり、他のインレーも確認すると、右下7番と左下7番も、同じように黒くなっているようでした。

右下7番は、歯のサイドまで「手」のように、銀が伸びている部分があるのですが、銀の真ん中あたりが黒く、端の細い部分は銀色のままでした。

ですから、元から黒っぽい色なのではなく、変色したのだと思います。
歯自体は変色しておりません。

昔から虫歯になりやすく、中学生から歯磨きに気をつけていて、それからほとんど虫歯になっていないので、この変色したインレーが何年前の治療か定かではありませんが、平均使用年数の5年は過ぎていると思います。

その間、歯医者検診にも行っていますが、特に何も言われませんでした。

変色するのは、銀の詰め物の場合普通のことなのでしょうか。
また、アマルガムの可能性があるのでしょうか。
(水銀なので良くないとか、無機なので大丈夫などいろいろ情報があり心配しています。)

妊娠希望しているのもあり、このまま放っておいてよいものかどうか迷っています。

どうぞ、ご回答を宜しくお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-10-15 14:38:18
>変色するのは、銀の詰め物の場合普通のことなのでしょうか。

変色する事は有ります。



アマルガムの可能性があるのでしょうか。

可能性は有ると思います。

因みにアマルガムは非常に優れた材料ですが、取り扱いが難しく使く歯科医が減ってきたように思います。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-10-15 17:27:42
うめももさん、こんにちは。
詰め物の変色に関して不安があるということですね。

>変色するのは、銀の詰め物の場合普通のことなのでしょうか。
>また、アマルガムの可能性があるのでしょうか。


変色することはあります。
銀の詰め物といっても、ほとんどが銀でできているものもあれば、金やパラジウムが含まれているものもあります。
それらを比較すると、銀だけでできている詰め物の方が変色しやすいので、詰め物の素材に違いがあるのかもしれません。

アマルガムの可能性もありますが、実際に診察してみないと、放っておいて良いかは分かりかねます。

変色ではなく虫歯の可能性も否定できないので、きちんと歯医者さんでみてもらったほうが良いかと思います。

妊娠すると、レントゲン撮影に問題が生じるので、気になるようであれば、今のうちに受診することをおすすめします。

ご参考までに。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-10-15 18:37:36
うめももさん、こんばんは。

銀色の詰め物の変色についてですが、同じ銀色でも普段身の回りにある金属、アルミ、ステンレス、鉄などでもわかるように素材によって変色しやすさや変色の違いがあります。

変色が多く起きるのは、特に銀の含有量が多いものが変色しやすいと思います。

同じ健康保険の銀歯でも、ほぼ銀のものもあれば金銀パラジューム合金という混ぜものが多いものもあります。

同じパラジューム合金でも、銀の含有量はが異なるものがあります。

変色=錆です。

あまり体によくなさそうなのはお分かりだと思います。

ただ、古いものならばすでに酸化膜が形成されていて安定していますので特に害はないと思います。

新しく同じ素材を入れるのはお勧めできません。

特に、変色しやすい方もいます。

それは歯磨きが上手でない方、銀がさびやすい食物や飲み物を頻繁に食される方です。

特に歯磨きは妊娠希望の方には非常に大切ですので、歯科医院で妊婦さん向けの指導ができる歯科医院にご相談ください。

治療のやり直しを希望される場合、歯科医師の経験や知識技術などによって結果が大きく異なります。

信頼できる歯科医院を探しましょう!

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-10-15 19:02:29
>変色=錆です。

銀が黒く黒変するのは錆びではなく、硫化のよるものだと思うのですが・・・

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-10-16 13:37:15
井野先生からご指摘いただきましたので、回答3を補足させて頂きます。

「錆」というと酸化物を想像しやすいですね。

銀が酸化すると白くなります。

黒いのは井野先生がおっしゃるように「硫化」による硫化物です。

インターネットで検索して頂くと分かりますが、一般的に銀の黒変は「錆」として認識されていて、シルバーアクセサリーなどの黒変のクリーニングなどは「錆とり」として認識されているため一般お方にわかりやすく回答3のように「変色=錆」として回答させて頂きました。

ちなみに専門家(研究者)の間でも「錆」として扱われるようです。

誤解を招く表現で申し訳ございませんでした。

井野先生ありがとうございます。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: うめももさん
返信日時:2013-10-16 23:27:08
ご回答、大変ありがたく読ませて頂きました。
先生方、ありがとうございます。

変色の可能性はあり、仕方ないけれど、あまりおすすめできる状態ではないようなので、新しい詰め物にするなどの治療をした方がよりいいが、急を要するほどではない。
という認識でよろしいでしょうか。

上記にも書きましたが、ここ数年のうちに2箇所の歯医者検診をしておりまして、2箇所目は先月まで通っておりました。

何も言われなかったので、それは先生がよしと判断した結果なのかな、悪いものなら言ってくれるかな、と思っておりましたが、「信頼できる歯科医院」というのはなかなか素人には難しく、こちらで相談させていただきました。

今までの歯医者で、治療の必要なしで正しいのか、また新たな歯医者を探して、そこで治療ありと言われても、果たして正しいのか、と。

結局、ダメな歯医者かどうかは被害をこうむらないとわからないので。



タイトル 銀歯の詰め物の変色について
質問者 うめももさん
地域 非公開
年齢 34歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 保険のインレー(銀・金属)
詰め物、インレーの変色・着色
妊娠希望・不妊治療中
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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