歯列矯正中、歯を引き出した場合の寿命について

相談者: ミミガーさん (30歳:男性)
投稿日時:2013-11-22 16:22:37
いつもこちらの掲示板を参照させていただき、大変参考にさせていただいております。


さて、私は現在外科矯正を含めて歯科矯正中です。
症状は受け口傾向および左右非対称の顎変形症です。


■主訴
矯正で歯を短くされた場合(埋められた場合)、引き出す事で骨の状態等元通りになるのか。
元通りになる場合、処置を直にでも行っていただくべきか。


■経緯
前歯数本の神経を失っております。差し歯は前歯一本のみで他の歯については中にレジン?を詰めてしのいでいる状態です。

差し歯について、元々受け口傾向にあり上顎と下あごの前歯がかち合う形となっていたため、本来の歯より短く作られています。
(右の前歯より、左の差し歯が2・3ミリ短い)

矯正歯科の先生とお話をし、矯正終了後に他の歯も含めて差し歯を作る予定となっています。


ですが、上記会話をしたにも関わらず、装置は歯の先端部に均一につけられ、結果として自身の歯が、小さい差し歯に合わせる形で上にずらされ、そのため歯と歯茎の結合部も連動して動いてしまいました。



■その他
現在の状態のまま差し歯を作った場合、前歯の長さが異なり見栄え上支障がありますし、なにより矯正は骨を掘る&埋める仕組みで歯を動かしているはずなので、埋められた前歯の寿命が縮まったのではないかと心配でもあります。

先生に相談したところ、後々当該歯を引き出してやれば良いとの。

現在の状態を改善するために埋められた歯を戻した場合、抜き出して空いてしまったスペースがしっかりと埋まり、歯本来の寿命を全うできるのか、もしできるのであれば埋まったまま長く固定されているより、早く処置したほうが良いのか。


以上を確認させていただければと思います。
宜しくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-11-22 21:35:02
ミミガー さん こんにちは

前歯の状態ですが、歯を埋める(圧下)させる処置は矯正治療の中でもかなり難しく、前歯4本が均一に圧下することはあまりないように思われます。

レントゲンで状態を比べるとわかりますが、歯茎の位置が上にずらされている場合は、一般的に前方に傾かされている(前方傾斜)と思われます。

その為、歯の根の状態に著しい変化が出ることは大変まれな状態です。


どちらかと言うと、”神経を取っている”ということの方が歯の寿命には良くないので、最終的に被せをされる時に、歯が折れないような適切な処置をされる方が望ましいと思われます。


ご参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ミミガーさん
返信日時:2013-11-26 12:50:45
深見先生

ご回答ありがとうございました。

まさに目から鱗が落ちる思いです。
前歯一本が圧下していたものと考えていましたが、思い返してみますと矯正前は右差し歯の厚みがあり、今回左の歯より前方への膨らみがあったと思います。

どちらにせよ前方傾斜の可能性を示唆しない担当医への不信感は増してしまいますが、一度レントゲンを基に話をしたいと思います。

神経については今になっては後悔してもし切れませんが、気をつけて参りたいと思います。



また、一点質問なのですが、前方傾斜であった場合、当該歯の後方移動処置はできるだけ早い方が良いのでしょうか。

現在術前矯正中ですが、担当医は半年程後の手術後に術後矯正にて処置するとの事です。


私としては、直にでも処置を始め、歯ができるだけ長く保定できる環境にしておきたいのですが、医学的判断で難しいのでしょうか。

宜しくお願いします。



タイトル 歯列矯正中、歯を引き出した場合の寿命について
質問者 ミミガーさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
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回答者




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