パーフォレーションのためヘミセクションまたは全部抜歯後の処置

相談者: nyoromojaさん (27歳:男性)
投稿日時:2013-12-10 00:25:08
お世話になります。

左下6番の近心根にパーフォレーションが見つかり、根管治療を行いましたが、良くならず、担当医の話では、ヘミセクション又は、歯全部を抜くかどちらかだということのなりました。


もし、左下6番の近心根のヘミセクションすると、抜いた場所はそのままにしておくか、5番と6番の遠心根でブリッジをするかどちらかだというお話です。
ただ担当医としては5番の歯に異状はないのでブリッジはお勧めできないということです。

また、もし、6番を全部抜歯する場合は、5番、7番に異状が無いため、インプラントが望ましいということを言っていました。



そこで2点質問なのですが、

@ ヘミセクション後の処置として、ブリッジ等をせずにそのままにしておくことに問題が無いのでしょうか?

A ヘミセクション後、ブリッジ以外に部分入れ歯やインプラント等の何か手段はあるのでしょうか?


また、これ以外にも何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2013-12-10 01:41:33
ヘミセクション後の処置として、ブリッジ等をせずにそのままにしておくことに問題が無いのでしょうか?

ヘミセクションをする意味が殆どなくなってしまいます。



>ヘミセクション後、ブリッジ以外に部分入れ歯インプラント等の何か手段はあるのでしょうか?

個人的にはヘミセキションをするのはブリッジを前提にしています、部分入歯、インプラントを考えているのならヘミセクションの意味は有りません。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-12-10 07:09:49
nyoromoja さん、おはようございます。

ヘミセクション後の処置として、ブリッジ等をせずにそのままにしておくことに問題が無いのでしょうか?

7番が傾斜して来ることが想定される為、私だったら、お勧めしません。

少なくとも、何らかの保隙対策が望まれるかと思います。

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-12-10 08:17:46
ご相談ありがとうございます。


>@ ヘミセクション後の処置として、ブリッジ等をせずにそのままにしておくことに問題が無いのでしょうか?


6番の働きはいろいろあります。
例えば他の歯を一生守るとか、健康のためとかですが、その働きは思い切り強く噛める状態でしかかないません。

したがって、6番だけが大事で飾りのようにそのまま放置して、働かない6番はあまり意味が無いことになります。



>A ヘミセクション後、ブリッジ以外に部分入れ歯インプラント等の何か手段はあるのでしょうか?


パーフォレーションの位置によっては、どちらも抜歯せずに歯根を二つに分けただけにして、6番だけで二つつなげたクラウンにする方法があります。
当院でもこれで30年くらいはまだ使えています。

あとは歯の再生医療が近々応用されるでしょうから、完全に抜歯してもう一度歯を生やせるまで、つなぎの治療をするという選択肢もあります。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-12-10 09:44:13
いろいろな選択があると思います。

私の患者さんでも、
1)そのまま放置して様子をみるケースもありますし、
2)ヘミセクションしてブリッジをするケースもあり、
3)また抜歯してブリッジやインプラントを行うケースもあります。

1)〜3)にはそれぞれの治療法の「適応症」というのがあり、ご自身の口の中の噛み合わせタイプ、前後の歯の状況や年齢、清掃状態その他を考慮して、その適応症であると確認したうえで、何を期待するのか?を考えて患者さんに提示します。

ですので、ご自身の担当医がどんな治療ができるのか?
をよく知ったうえでnyoromojaさんの希望をだし、その上でそれぞれのメリット、デメリットを訊いて、最終的に決めた治療法が最適だと思います。


このケースに関しては方程式はないというのが私の意見です。

お大事にどうぞ。

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-12-10 11:20:28
こんにちわ。

パーフォレーションが見つかって抜歯ヘミセクションを提案されたようですね。


>これ以外にも何かご意見等ありましたらよろしくお願いします。

個人的には意図的再植の手法を使ってパーフォレーションリペアを考えます、そうすれば保存は可能だと思います。

保存できれば悩まなくてもすむと思います。

パーフォレーションリペア http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2691
その後 http://yamadashika.jugem.jp/?eid=2780

回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-12-10 13:54:26
個人的な考えで書きます。

まず、

「医療と言えども経済的な観点からも考えなければならない」

と言う前提があります。
簡単に言えば「理想的な治療を提供したいけれど、健康保険の範囲ではカバーされない場合がある」と言う事です。


もし、nyoromoja さんが「保険のみで」と言う事であれば

 「ヘミセクション+5番を削ってブリッジ
または
 「ルートセパレーション→66連結クラウン」(さがら先生のアイディア)

と言うのが妥当な気がします。


逆に「自費でも構わない」と言う話になると、僕なら2ステップで考えると思います。

 1 パーフォレーションリペアを試みる

 2 上手く行かなければ抜歯をしてインプラント

です。


参考にされてください。




タイトル パーフォレーションのためヘミセクションまたは全部抜歯後の処置
質問者 nyoromojaさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ ヘミセクション(トライセクション)
根の穴・穿孔(パーフォレーション)
根の穴・穿孔(パーホレーション)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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