下顎骨区域削除後の再建について

相談者: ノボルノフさん (46歳:男性)
投稿日時:2014-01-14 15:20:22
こんにちは

昨年、エナメル上皮腫の治療のため下顎左4〜右3までの合計7本の区域削除を行いました。

区域削除した部分は現在プレートのみで固定しています。
今後の治療方針として悩んでいるのは以下です。

インプラントで再建する
 再度、骨移植を行った後、インプラントを実施する

義歯で再建する
 再度、骨移植を行った後、義歯(ボーンアンカーブリッジなどによる)を作成する。
 

どちらも、1年くらいかかる計画ですがどちらがメンテナンス性、耐久性が良いのか?
 
現在の状態(骨がなくプレートのみ)は回避したいが、その先をどうすべきか悩んでいます。


現在は、義歯(カギとバネがある一般的な)を装着していますが、食事のたびに、バネがゆがんだり、調整が必要にあるので、食事の時は外しています。

個人差などは多々あると思うのですが、年齢的にもまだまだハードなスポーツを楽しみたいので耐久性を一番に考えたいと思っております。

 
また、人工骨による再建は日本で可能でしょうか?


※昨年、海外で83歳の女性が、3Dプリンターで作成した人工骨の移植に成功したっという報道がありました。

すでに1度、腸骨の移植を行いましたが、感染症にかかってしまったため、現在はプレートのみとなっています。

身体へのダメージを考えると、このような技術は患者にとって非常にうれしい内容です。

すでに日本で認可され実施されている、またはいつ頃認可される、などの情報があれば、合わせてご教授のほどお願いします。

 

  


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2014-01-14 15:39:59
ノボルノフ さん、こんにちは

まず再建の方法ですが。

インプラント義歯では治療期間が全く異なるものと思われます。

インプラントの場合は骨移植を行ってそれが母床骨(現在残っている骨)と一体化し成熟してから治療開始となると思います。

ただ、義歯の場合はある程度移植骨が生着すれば制作することが可能です。



また、3Dプリンターで作成した人工骨の移植というのは詳細はわかりません。

ただ、区域切除となると移植する骨の量は非常に多くが必要で、それが簡単に生着するとは思えません。

最も良い材料は自家骨ですが人工骨では困難な可能性が高いです。


参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ノボルノフさん
返信日時:2014-01-14 17:05:20
畑田さん
回答ありがとうございます。

まずは、夏前に再移植を行ってからだと思います。

インプラントなり、アンカーなりが打てるまでは、通常の義歯で我慢しなくてはならないのですが・・・

100%同じ状態(発病前)にならないと思いますが、せめて普通に会話して食事ができるようにないたいそう願います。



余談ですが、3Dプリンターは以下記事を見ました。

「医療でも3Dプリンター 人工骨をカスタムメイド 」

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK0300H_T01C13A2000000/


平成26年度(今年)には実用化する動きもありそうです。



タイトル 下顎骨区域削除後の再建について
質問者 ノボルノフさん
地域 非公開
年齢 46歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 口腔外科関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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