上4番にはセラミックかエステニアか?10年以上はもって欲しい
相談者:
シュガーレスさん (29歳:女性)
投稿日時:2014-01-15 09:36:54
セラミックだと割れるのが心配で、エステニアだと柔らかいので徐々に削れていくのが心配で悩んでいます。
セラミックはよく数年で割れたなんて話をききますので怖いです。
特にエステニアの場合なんですけど、少し削れただけでも噛み合わせがおかしくなりませんか?
噛み合わせは気にするタイプなので、もしそうなら、もうセラミックしか選択支がなくなります。
セラミックは硬くて咬合歯を削るらしいし不安です。
エステニアにしても、咬合歯にしても、実際にどのくらい削れるものですか?
噛み合わせに影響が出るレベルですか?
15年以上、保険のメタルクラウンで問題はなかったのですが、メタルクラウンよりもセラミックは咬合歯を削ってしまうものですか?
きいてはないですが見た限り通院してる歯科はオールセラミックが多分ないと思うので・・・。
仮にあったとしたら、オールセラミックなら前述の二点は解消されますか?
どれも一長一短で全く答えがでずに困っています。
出来れば10年以上はもってほしいです。
セラミックはよく数年で割れたなんて話をききますので怖いです。
特にエステニアの場合なんですけど、少し削れただけでも噛み合わせがおかしくなりませんか?
噛み合わせは気にするタイプなので、もしそうなら、もうセラミックしか選択支がなくなります。
セラミックは硬くて咬合歯を削るらしいし不安です。
エステニアにしても、咬合歯にしても、実際にどのくらい削れるものですか?
噛み合わせに影響が出るレベルですか?
15年以上、保険のメタルクラウンで問題はなかったのですが、メタルクラウンよりもセラミックは咬合歯を削ってしまうものですか?
きいてはないですが見た限り通院してる歯科はオールセラミックが多分ないと思うので・・・。
仮にあったとしたら、オールセラミックなら前述の二点は解消されますか?
どれも一長一短で全く答えがでずに困っています。
出来れば10年以上はもってほしいです。
[過去のご相談]
回答1
回答日時:2014-01-15 11:40:22
咬耗に対して、どういった物性がベストなのかは非常に難しい問題ですね。
これは先生や技工士によってもかなり意見が分かれます。
歯にかかる力が過剰に大きい訳ですから、被せ物が壊れるか、咬み合う相手の歯が壊れるか、土台や歯根が壊れるか、歯を支える組織が壊れるか、顎が壊れるか、どれかがおそらく必然なのだと思います。
ここを理解しないことにはたぶんいつまでもありもしない「幸せの青い鳥」を探すことになってしまう様な気がします。
どれを優先したいのかでも選択が変わってくることがあるかも知れませんし、「歯に過剰な力がかからない様にする」ことが出来ればそれがベストでしょうね。
ナイトガードを使うとか、TCH是正指導で行われる認知行動療法などが、そういったアプローチに近いかと思います。
物性面で、専門家の中での一番人気はおそらくゴールドだと思いますが、個人的には懐疑的です。物性も製品によってピンキリですし、審美性や清掃性、生体親和性のデメリットも小さいとは言えません。
最近人気が出てきてるのはオールセラミックだと思います。
オールセラミックも種類が色々あって、近年の二ケイ酸リチウムガラス(e.max)で「時代が変わった」という意見もあり、100点ではないにせよかなり良くなった(天然歯に近づいた)と思いますし、個人的にはこれが好きです。
あとはエステニアの様なハイブリッドセラミックですが、これも製品が色々あり、総じて好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、という感じです。
個人的には大嫌いですが、エステニアもそろそろ古くなりつつあり、新製品の開発もだいぶ進んできている様な印象はありますね。
他にもフルジルコニアクラウン(強いて言うならオールセラミックの仲間?)も最近「安さ」を売りに出てきていますが、これは「よくわからない」と考える人と「硬すぎる」と考える人が大半の様な印象で、個人的にはあまり好きではないです。
逆に昔からあるメタルボンドなどは物性面では不利と考えて良いと思います。
以上、現時点での個人的な意見で、色々な意見があると思います。
おっしゃる様にどれも一長一短で素材は生かすも殺すも料理人の腕次第ですから、一番いいのは信頼出来そうな先生選びに出来るだけ時間と手間をかけて、その先生に得意な方法を相談するのが良いと思いますよ。
お大事にどうぞ。
これは先生や技工士によってもかなり意見が分かれます。
歯にかかる力が過剰に大きい訳ですから、被せ物が壊れるか、咬み合う相手の歯が壊れるか、土台や歯根が壊れるか、歯を支える組織が壊れるか、顎が壊れるか、どれかがおそらく必然なのだと思います。
ここを理解しないことにはたぶんいつまでもありもしない「幸せの青い鳥」を探すことになってしまう様な気がします。
どれを優先したいのかでも選択が変わってくることがあるかも知れませんし、「歯に過剰な力がかからない様にする」ことが出来ればそれがベストでしょうね。
ナイトガードを使うとか、TCH是正指導で行われる認知行動療法などが、そういったアプローチに近いかと思います。
物性面で、専門家の中での一番人気はおそらくゴールドだと思いますが、個人的には懐疑的です。物性も製品によってピンキリですし、審美性や清掃性、生体親和性のデメリットも小さいとは言えません。
最近人気が出てきてるのはオールセラミックだと思います。
オールセラミックも種類が色々あって、近年の二ケイ酸リチウムガラス(e.max)で「時代が変わった」という意見もあり、100点ではないにせよかなり良くなった(天然歯に近づいた)と思いますし、個人的にはこれが好きです。
あとはエステニアの様なハイブリッドセラミックですが、これも製品が色々あり、総じて好きな人は好き、嫌いな人は嫌い、という感じです。
個人的には大嫌いですが、エステニアもそろそろ古くなりつつあり、新製品の開発もだいぶ進んできている様な印象はありますね。
他にもフルジルコニアクラウン(強いて言うならオールセラミックの仲間?)も最近「安さ」を売りに出てきていますが、これは「よくわからない」と考える人と「硬すぎる」と考える人が大半の様な印象で、個人的にはあまり好きではないです。
逆に昔からあるメタルボンドなどは物性面では不利と考えて良いと思います。
以上、現時点での個人的な意見で、色々な意見があると思います。
おっしゃる様にどれも一長一短で素材は生かすも殺すも料理人の腕次第ですから、一番いいのは信頼出来そうな先生選びに出来るだけ時間と手間をかけて、その先生に得意な方法を相談するのが良いと思いますよ。
お大事にどうぞ。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2014-01-15 11:59:28
ハイブリッドセラミックスもe.maxも大好きな櫻井です。
ただ、どちらも一長一短がありますし、その使い分け(位置づけ)が重要だと思います。
クラシック さんがおっしゃられているようにハイブリッドセラミックスはすり減ります。
(個人的には5〜10年程度だと思っています)
逆に言えば擦り減ったり割れたりする事で対合歯や顎関節を守っているとも言えます。
セラミックス系の材料は擦り減ったりしない分、長く使う事が可能です。
当院ではブラキシズムやTCHなど、力のコントロールができている人にしかセラミックス系の材料はお勧めしていません。
二度手間にはなりますが、まずはハイブリッドセラミックスで5年程度、力のコントロールをトレーニングしてもらい、ある程度ご自身でコントロールできるようになってからe.maxに作り替えてもらったりしています。
なので、
>出来れば10年以上はもってほしいです。
と言う事であれば、とにかく、ご自身で力のコントロールができる世に努力された上で、e.maxなどのセラミックス系の材料を選択される事をお勧めいたします。
ただ、どちらも一長一短がありますし、その使い分け(位置づけ)が重要だと思います。
クラシック さんがおっしゃられているようにハイブリッドセラミックスはすり減ります。
(個人的には5〜10年程度だと思っています)
逆に言えば擦り減ったり割れたりする事で対合歯や顎関節を守っているとも言えます。
セラミックス系の材料は擦り減ったりしない分、長く使う事が可能です。
当院ではブラキシズムやTCHなど、力のコントロールができている人にしかセラミックス系の材料はお勧めしていません。
二度手間にはなりますが、まずはハイブリッドセラミックスで5年程度、力のコントロールをトレーニングしてもらい、ある程度ご自身でコントロールできるようになってからe.maxに作り替えてもらったりしています。
なので、
>出来れば10年以上はもってほしいです。
と言う事であれば、とにかく、ご自身で力のコントロールができる世に努力された上で、e.maxなどのセラミックス系の材料を選択される事をお勧めいたします。
相談者からの返信
相談者:
シュガーレスさん
返信日時:2014-01-15 17:20:27
タイトル | 上4番にはセラミックかエステニアか?10年以上はもって欲しい |
---|---|
質問者 | シュガーレスさん |
地域 | 東京23区 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
ハイブリッドセラミッククラウン オールセラミック(陶器の被せ物) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。